テレビアニメやwebアニメ、ゲーム、舞台、ラジオ、テレビなど、多くの場で活躍している梅原裕一郎。 彼は2016年第10回声優アワードで新人男優賞を受賞してましたが、『ヤングブラック・ジャック』への主演が決まる前から、随分と話題になっていました。理由は完璧なルックスのためと考えられるでしょう。様々なあだ名で親しまれることも、人柄の良さを感じますね。 それでは、いまをときめく声優・梅原裕一郎に迫っていきましょう!
1:『ロード・オブ・ザ・リング』が声優を目指すきっかけに
梅原裕一郎は1991年3月8日生まれ。静岡県出身のイケメン若手声優です。 梅原が声優を目指すきっかけになったのは、中学1年生の頃に見た映画『ロード・オブ・ザ・リング』。主人公フロドを助ける仲間の1人、アラゴルンに魅せられたといいます。吹き替えを担当していた大塚芳忠を良い声だと思ったそうです。 また、大学浪人中には息抜きとして洋画をよく見ていた梅原。これがきっかけで外国映画の吹き替えという仕事にも興味を持ちました。大学入学後もその気持ちに変わりはなく、アルバイトで学費を捻出して2年生の時に養成所に通い始めます。1年後にアーツビジョンに所属。声優としての道を歩き始めました。
2:声優の山下大輝とは同期
梅原と山下大輝は、同じアーツビジョンに所属する同期。 山下は『銀の匙 Silver Spoon』や『弱虫ペダル』などの人気アニメに出演しています。 山下も静岡県出身で、ディズニー映画『アラジン』のジーニー役山寺宏一に憧れて声優と仕事を知りました。年齢も2歳違いと近い為か梅原と山下は仲も良いようです。 他にも『弱虫ペダル』『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』などで共演しています。
3:『オレん家のフロ事情』でテレビアニメ初レギュラーを果たす
2014年10月から12月に放送されたテレビアニメ『オレん家のフロ事情』。5分枠の短編アニメーションでした。 一人暮らしの男子高校生、龍己がある日助けた美青年、若狭が実は人魚で、龍己の家の風呂に住み着いてしまうというストーリーで、梅原はこの人魚の若狭役に抜擢されました。本作が初のレギューラー声優となり、美形で我儘な役を見事に演じ切ります。
4:『美男高校地球防衛部LOVE!』で共演した西山宏太朗と仲良し過ぎる
2015年1月から3月まで第1期が放送されたテレビアニメ『美男高校地球防衛部LOVE!』では、地球防衛軍の由布院煙の役を演じました。同じく防衛軍の鬼怒川熱史を演じたのは西山宏太朗。2人は役の上でも中学からの付き合いで親友同士という設定で、実際も仲が良いそう。 「梅ちゃん」「西山」と呼び合い、Twitterでも頻繁にやりとりがあるのがファンからも注目されています。 『美男高校地球防衛部LOVE!ニコ生!~バトルナマァーズ~』で山本和臣が地球防衛軍のメンバーにリップクリームをプレゼントするシーンがありましたが、梅原と西山はこのキャップを交換して持ち帰ったそうですよ。
5:2016年、声優アワードで新人男優賞を受賞
2016年03月12日、その年最も印象に残った声優や作品を表彰する声優アワードの第10回で、梅原裕一郎は新人男優賞を受賞しました。 『ヤングブラック・ジャック』で主役の間黒男の青年時代、『赤髪の白雪姫』では近衛兵団の1人ミツヒデ・ルーエンミツヒデ、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』ではユージン・セブンスタークなどを演じた実績が認められました。若手ながら大役を演じきったことが評価されたのです。
6:イケメンだけど運動音痴?特技はピアノとギター
音楽が好きだという梅原裕一郎。ピアノは8年、ギターは3年も習っているほどです。ピアノは特にクラシックが好きなんだとか。 また軽音部に所属し、ボーカルとギターを担当していました。 音楽は得意なのに比べて、運動は全くできないそうです。過去にはウィンタースポーツの経験が全くないと、Twitterでつぶやいていました。 ファンからはスキーは楽しいと勧められていましたが、音楽にはまりすぎて運動をする機会があまりなく、体を動かすことは苦手だということです。
7:ドラマCD『愛の密に酔え!』でBL作品に挑戦!
樋口美沙緒原作の『愛の密に酔え!』は、蝶や蟻を擬人化したBLファンタジーです。 主人公はクロシジミチョウの黒木里久。彼は絶滅危惧種なのでクロオオアリの有賀綾人の家に保護されています。綾人のことを好きになった里久ですが、綾人が寮制の高校に行ってからは疎遠になってしまいました。そこへ綾人が一度怒ると怒りを制御出来ない病にかかってしまい、その治療に自分が必要なのだと聞いて綾人に会いに行くのですが、綾人の態度は冷たく……と言うストーリーです。 の元に急ぐ。けれど、再会した綾人は別人のように冷たく、「治療」だと称し無理やり里久の体を奪い...。擬人化チックファンタジー再び登場。 梅原は寮生の役。仲良しの西山宏太朗も、有賀家分家の有塚という役で出演しています。
8:梅原裕一郎の彼女は佐倉綾音?
昔は女性の目を見て話すことができなかったと言う梅原。学生時代は彼女がいたことを明かしています。 好きなタイプは背が高くて脚が綺麗な人。ヘアスタイルはショートが好きなようです。男性に夢を持ち過ぎず、さばさばした友達のように話せる人が良いそうです。 声優になってから噂になったのは地下アイドル。Twitterで仕事関係の人しかフォローしていなかったはずの梅原が、そのアイドルと相互フォローをしていたことが話題になりました。騒ぎになってからフォローははずれており、実際お付き合いがあったのかは明らかになっていません。 次に噂になったのは声優の佐倉綾音。2015年7月から12月に放送されたアニメ『アクエリオンロゴス』で共演しており、仲が良いようです。Twitterでで2人のデートの目撃情報が投稿されるなどして話題になりましたが、単なる仲の良い友達同士である可能性も、投稿がデマである可能性もあるのでこちらも明らかにはなっていません。 今は仕事で忙しく、特定の恋人はいないという可能性もありそうですね。
9:梅原裕一郎が急性散在性脳脊髄炎で入院、治療のため休業へ
梅原裕一郎が、急性散在性脳脊髄炎の治療のため、休業を発表しました。放送中のアニメ「銀河英雄伝説」「重神機パンドーラ」などにも参加していた梅原の突然の知らせに、ファンには動揺が走っています。なお、急性散在性脳脊髄炎とは一種のアレルギー性の脱髄疾患(神経疾患の一種)とのこと。細かい病状や復帰時期については、続報を待ちましょう。
10:梅原裕一郎おすすめアニメ4選
2015年『赤髪の白雪姫』(ミツヒデ・ルーエン)
2006年から2011年まで連載された少女漫画『赤髪の白雪姫』は、2015年にアニメ化され1stシーズンと2ndシーズンが放送されました。物語ではリンゴのように赤く美しい髪を持つ少女白雪が、生まれ育った国の王子に気に入られ愛妾の座を用意されますが拒否し、国を出ます。隣国の第二王子ゼンとの出会いにより、白雪の運命が変わっていく王宮を舞台にしたファンタジー作品です。 梅原裕一郎が演じた、ミツヒデ・ルーエンはゼンの側近で近衛兵団の1人です。ゼンへの忠誠心が高く、ゼンからも厚い信頼を寄せられています。
2015年『アクエリオンロゴス』(空篠翼人)
『アクエリオンロゴス』は、2005年に放送されたロボットアニメ『創聖のアクエリオン』の「アクエリオン10周年記念作品」として2015年に放送されました。物語は文字の世界「ロゴスワールド」を舞台に展開されます。アクエリオンシリーズではおなじみのロボットの合体アクションや、漢字を利用した必殺技など、文字や声がテーマの作品となっています。 梅原裕一郎が演じる空篠翼人は、ベクター伍号機に乗る政治家を目指す大学生です。クールで、理屈っぽい性格で弁は立ちますが、上がり症なので大勢が集まる場所では緊張して満足に演説できません。
2015年『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』(ユージン・セブンスターク)
「ガンダム」シリーズの1つ、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は、2015年にアニメ化されました。今までのガンダム作品を知らなくても楽しめる作品で、若い世代からアジアまで新世代のファン層を獲得することがテーマとなっているようです。物語では、少年兵やテロなどの現実的でシビアなストーリーが題材となっており、戦場で生きる少年兵たちの成長の物語が描かれています。 梅原裕一郎が演じるユージン・セブンスタークは、「参番組」という生活難のため志願入隊してきた隊員で多くを構成する部隊に所属しています。
2015年『ヤングブラック・ジャック』(間黒男)
手塚治虫の『ブラック・ジャック』を原作とした漫画『ヤングブラック・ジャック』は、ヤングチャンピオンにて連載中で、2015年にアニメ化されました。作中では、主人公のブラック・ジャックこと間黒男の若い頃が舞台となっており、医大で医師免許を取得するために勉強に励む様子や、ブラックジャックとして活動する経緯、活動後のストーリーなどが描かれています。 梅原裕一郎はブラック・ジャック、間黒男の青年時代を演じ、本作が初の主演作となりました。