2017年7月6日更新

歌手が役者として活躍しているおすすめ映画12選

ドリームガールズ

ミュージシャンとして活躍するスターが役者としても活躍する映画。ストレートに音楽をテーマにした作品もあれば、人間ドラマを描いた物語もあります。様々なジャンルの作品の中からピックアップした12選をご紹介します。

1:人気ミュージシャンにより実現した大島渚ワールド【1983年】

fmofmojimo 人としての尊厳、軍人としての矜持。正しいと思う信念、自分の正義に従い抵抗する力。 勝利が、つらく思えるときがあります。 メリークリスマス、ミスター・ロレンス。
southpumpkin それほどうまいとは言えない俳優陣の演技を逆手に取った奇妙な映画。無骨なまでの力技で映画としての魅力を高めていっている印象です。この主演四人と坂本龍一の音楽がなければただの戦争映画として終わっていたように思います。戦闘シーンも全くないためにただの戦争映画にもなりきれなかったのではないでしょうか。大島渚の力量によってほとんど演技経験もなさそうな坂本龍一が一周回った感じがあります。これほどまでにWikipediaを読んでから観たほうがいい映画はあまりないのではないでしょうか。

原作は、ローレンス・ヴァン・デル・ポストの『影の獄にて』。作者の体験を基に書かれた物語を、大島渚監督が映画化しました。舞台は1942年のジャワ、日本軍の浮虜収容所。そこでは様々な国を祖国に持つ男たちが暮らし、“統治軍”と“俘虜”の関係の中で生まれた奇妙な形の友情や愛情を描いた作品です。

物語の鍵となる美しい英国陸軍少佐ジャックを、イギリスのロックスターであるデヴィッド・ボウイが務め話題となりました。

また、俘虜収容所所長のヨノイ大尉には「YMO」として活躍していた坂本龍一、その部下であるハラ軍曹にビートたけしという異色のキャスティング。トム・コンティが日本語を話し通訳的な役割をする俘虜の英国陸軍中佐ジョン・ロレンスを演じています。

坂本は音楽も担当し、英国アカデミー賞作曲賞を受賞。『Merry Christmas Mr.Lawrence』は、坂本の代表曲のひとつとなっています。これを機に、数々の映画音楽を手がけるようになったとか。

2:トップスターとボディガードの切ない恋物語【1992年】

obaover ホイットニーヒューストンの歌唱力が改めて凄いと感じた。。恋愛系映画が苦手な私ですが、感動しました
arapanda やはりこれはホイットニーのための映画 途中、彼女の葬儀でケビン・コスナーが彼女のために述べた弔辞のことを思い出して涙が出そうになった

I will always love you は本当は別離の歌だということを今更知りました

もともとスティーブ・マックイーンを想定し書かれたローレンス・カスダンの脚本を、ミック・ジャクソン監督により映画化。大統領の警護経験もある優秀なポディガードのフランク・ファーマーは、人気スターのレイチェル・マロンの護衛をすることに。実は、レイチェルには殺人予告まできていて、彼女の周りで様々な事件が起こり……。

ケビン・コスナーがボディガードのフランクを、人気歌手のホイットニー・ヒューストンが作品中でも大スターとなりレイチェルを務めました。

サスペンス要素もありながら、トップスターとボディガードとの恋を描き大ヒット。同時に主題歌も爆発的に売れ、ホイットニー・ヒューストンが歌う『I Will Always Love You』はグラミー賞、アメリカン・ミュージック・アワードなどの賞を総なめにしています。

3:ノリノリの讃美歌、圧巻のコーラス【1992年】

ayamilky 何回も見てます! ストーリーも展開もライトなわりにちゃんとしててテンポも良くて、でもちゃんとゴスペル聞ける! しかもアレンジ最高! 友人の結婚式の余興で歌ったりもしたので本当にお世話になってます笑
igagurichan 聖歌隊がドロリスの力でどんどん上達していく過程が楽しかった。 ラストのゴスペルでは涙。 歌っていいね!と心から思える作品。

エミール・アルドリーノ監督作品。ネヴァダ州のカジノで歌うクラブ・シンガーのデロリスは殺人事件の現場を目撃してしまい、修道院に匿われることになります。新米シスターとして生活しながら聖歌隊のリーダーを引き継ぐなど、陽気なデロリスを中心に巻き起こる笑いと感動のストーリー。

主役のデロリスを演じたのは、ウーピー・ゴールドバーグ。歌手・女優・コメディエンヌなど多彩な顔を持つ実力者です。

『ゴースト/ニューヨークの幻』でも有名ですが、本作の大ヒットで、ウーピー・ゴールドバーグの人気は不動のものとなりました。1993年に続編の『天使にラブ・ソングを2』が公開。

4:“円”に囚われてしまった人々の、成功と挫折【1996年】

omame 間違いなく評価MAX。中高生のときに岩井俊二作品にどハマりして、その頃からだからもう何年ぶりだろう。色褪せない作品。渡部篤郎がとってもクールで、山口智子も出てたり俳優陣豪華すぎる。岩井俊二作品は見た後のやるせなさとか、落ちる感じが好き。暗い気分のときに暗い映画を見るのが好きで、わりとそういう気分だったのかも。中国語と英語と少しの日本語が混ざる映画。ほんまに名作だと思います。今の時代はこんな映画たぶんスレスレすぎて作れないんだろうな。
527tun4100 主題歌が大好きなのに観たことなかったので、観てみた。 不思議な世界。ホントにあるような、絶対にないような。 あのあとお兄ちゃんはそのまま進んじゃったのかな…

岩井俊二監督作品。“円”が世界で一番強かった時代、“円都(イェンタウン)”という街に円を求めてたくさんの人々が集まり、日本人はそれらの移民を“円盗(イェンタウン)”と呼び蔑みました。円が全ての街“円都”での“円盗”たちの生々しく激しい日常を描いた物語です。

上海出身の円盗で娼婦のグリコを、ミュージシャンのCHARAが演じました。共演は、 三上博史、伊藤歩、 江口洋介、山口智子など。グリコがボーカルを務める無国籍バンド「YEN TOWN BAND」としてリリースした『Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜』は、オリコンシングルチャート1位を獲得。

CHARAは女優としても認められ、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞しています。

5:あまりにも残酷な運命を受け入れた母の想い【2000年】

hkrsan 評価はわかれると思う。 ラストシーンは賛否両論だけどこれはこういう映画。 ビョーク、トムヨークどちらも好きなので音楽の面でも楽しめた
a07k13 二度と自ら見ることはできないと思う。 一度見ただけで残る衝撃が重すぎた。 ただ、最後に一筋の光を残してくれたことは本当に救いだった。

ラース・フォン・トリアーが監督と脚本を務めた、ミュージカル仕立ての作品。アメリカの片田舎で暮らすセルマと息子のジーン。セルマは病気のため視力が弱まり、息子のジーンも遺伝によりいずれ手術が必要でした。そんな中、セルマは手術費として貯めていたお金を盗まれ、殺人の疑いまでかかってしまい……。

主役のセルマを演じたのは、アイスランドの人気歌手ビョーク。セルマの生きがいがミュージカルであるという設定のため、空想の歌唱シーンが効果的に使われています。

本作は、第53回カンヌ国際映画祭においてパルム・ドールを受賞。ビョークは主演女優賞を獲得しました。また、ビョークは主題歌『I've seen it all』も担当し、グラミー賞とアカデミー賞にノミネートされ高い評価を得ています。

6:難病を抱えたシンガーと少年の純愛【2006年】

Miri_Noda YUIが凄く合っていた。 映画化すること自体が、本人とっていいことか分からないけど、私はこの作品を観れてよかった。

舞台の鎌倉、いいよね。

UKYO_A_28 YUIさんが全て演じる事でギターも弾いて歌も歌ってたのでそれが良かった。歌いたくて仕方がない人が書く曲ってイイな。最近映画を観ると自分の悩みなんてちっぽけだなと思える。飯が食える、生きてるだけで何か初められる。

坂東賢治のオリジナルストーリーを小泉徳宏監督により映画化。太陽の光にあたることができない病気、XP(色素性乾皮症)。ミュージシャンの雨音薫はそのXPを患い、昼夜逆の生活を送っていました。不自由ながらも音楽を楽しんでいた薫は、いつの頃からか藤代孝治に恋をし……。

主人公の雨音薫を務めたのは、シンガーソングライターのYUI。本作が女優デビューとなったYUIは、過去に余命宣告を受けたことがあるそうです。最終的な診断は違ったのですが、YUIと薫の境遇は重なるところがあります。

その熱演により、第30回日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞。主題歌『Good-bye days』も担当しました。相手役の藤代孝治は塚本高史。そのほか、 岸谷五朗、 麻木久仁子、 山崎一らが共演しています。

7:伝説のブロードウェイ・ミュージカルを感動の映画化【2006年】

ayamilky サントラだけでも楽しめるほど音楽が良い! キャラクターがハッキリしてるから展開もテンポよくて見やすかったです
ririri511 ビヨンセの大ファン!でもジェニファー・ハドソンの存在感は完全にビヨンセを圧倒していた。 サウンドトラックもCDを購入しましたが素晴らしいです。

黒人女性グループ「スプリームス」のメンバーをモデルとしたブロードウェイ・ミュージカルをビル・コンドン監督が映画化。1962年のアメリカ・デトロイト。

「ドリーメッツ」という3人のヴォーカルグループは、車関係の仕事をするカーティスにスカウトされ地元のスターであるジミー・アーリーのバックコーラスになります。順調に名を売るドリーメッツでしたが、メンバー内に亀裂が入り……。

野心家のカーティスをレイ・チャールズの伝記映画『Ray/レイ』でアカデミー主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスが、ドリーメッツのメンバーのディーナをグラミー賞の常連・ビヨンセが演じています。

また、地元スターのジミーをエディ・マーフィ、ドリーメッツで一番の歌唱力を誇るエフィーをジェニファー・ハドソンが務めるなど、人気と実力を兼ね揃えたスターが揃い、圧巻のパフォーマンスのミュージカル映画となっています。

8:衝撃内容を約4時間に詰め込んだ傑作【2009年】

EllyMimy これはとんでもない映画です! 園子温監督の名前は知っていましたが、どう読むかも知らなかった私、映画ファンとして失格ですね…^^; 盗撮、宗教、暴力、同性愛など一般的にタブーな要素がてんこもりなのですが、どの人も、この人も、そしてストーリーも全部ぶっ飛んでいて面白かった! 四時間という長い映画ですが、目が離せませんでした。 タイトル通り、どの登場人物も愛をむきだして、そして精一杯生きてました。 この監督作品、これから要チェックです。
YukiSato メッセージ性とか、芸術性とかよくわからないけど、メチャクチャ面白い。 最初の30分よくわからない、次の30分だんだん面白くなる、あとの3時間は夢中で観た。4時間引き付ける力がある映画。 満島ひかり、安藤サクラは圧巻の演技。この二人無くして、この映画無し。西島隆弘というキャスティングにも納得。

実話を基に執筆された小説を、園子温監督が映画化。幼い頃母を亡くし、クリスチャンを父に持つユウは、懺悔のために盗撮を趣味にするようになってしまいます。そんな日々を過ごすうち、運命の女性・ヨーコと出会ったユウ。宗教問題を交えながら、激しくまっすぐな愛を描いた衝撃作。

主演はパフォーマンスグループ「AAA(トリプル・エー)」の西島隆弘、そして抜群の演技力の満島ひかり。新興宗教団体のコイケを、奥田瑛二と安藤和津の娘・安藤サクラが務めました。

西島は第83回キネマ旬報ベスト・テンにおいて新人男優賞を受賞。満島は助演女優賞を獲得しています。

9:幸せを見つけるためのロード・ムービー【2007年】

pupil_f27 ふと観たくなる映画ナンバーワン。心地よいサウンドと、二人が徐々に溶けあっていく感覚が絶妙。プロモーションビデオのようなおされな雰囲気も。新しい恋をしたいときに観たくなるのかも知れない、、です。
Haruka_Fukuda 恋愛映画かとおもったら、失恋をきっかけにしたロードムービー。 恋の痛手に共感することを前提に見れば楽しめる。 なかなかおもしろかったけど、個人的にはイマイチ印象に残るところがないかな。しいていえばジャケットのシーンくらいか。

ウォン・カーウァイ監督によるラブ・ストーリー。ニューヨークのカフェのブルーベリーパイに日々癒されていたエリザベスでしたが、失恋の心の傷は深く、ふとあてのない旅に出ます。旅先で様々な人と出会い、次第に自身を取り戻していくエリザベス……。

本作は、第60回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映されました。主役のエリザベスを務めたのは、映画初主演の世界的な人気歌手ノラ・ジョーンズ。

主題歌も担当し『THE STORY』を書き下ろしています。カフェのオーナーであるジェレミーは、ジュード・ロウ。そのほか、ナタリー・ポートマン、レイチェル・ワイズ、デヴィッド・ストラザーンらが共演しています。

10:魂を揺さぶられる母の愛【2011年】

1uhya Coccoが演技してるというよりは魂をぶつけてると感じた。彼女のための映画。 ぐちゃぐちゃの琴子だけど、その歌声は他のなによりも誰よりも強く美しい
thee_greco Cocco主演。母親って偉大だけれど、子どもを産んだ瞬間に偉大な母親が生まれる訳ではなくて、精神的にぎりぎりのところを綱渡りしている人だっている。結構入り込めるまでは見ていてきついものがありましたが、それでも半分がくらいはCoccoちゃんの感覚とリンクしてると思うと鬼気迫るものがあります。見終わった時よりも、見て1か月位経つと心にしっくりくる映画です。

塚本晋也による脚本・監督作品。幼い息子を女手ひとつで育てる琴子は、息子を愛するあまり精神を病んでしまいます。ついには幼児虐待を疑われ、息子と引き離されてしまう琴子の前に、優しく手を差し伸べる小説家の田中が現れ……。

シンガーソングライターとして絶大な人気を誇るCoccoが主演。息子への愛が思わぬ方向へずれてしまった琴子を、自身も息子を持つCoccoが迫真の演技で臨み、エンディングテーマ『Lolly­pop』も担当しました。

塚本監督はキャストも務め、小説家の田中役で出演。第68回ベネチア国際映画祭にてグランプリを獲得した作品です。

11:黒木華、単独初主演映画【2016年】

Sayaka_Ikezaki ほんとうに、ずっと絵本を見ているような感じだった。 すこし疑問にのこるところもあったので、小説を読むことにします。。
chiho Cocco!! 彼女の演技をはじめてみた。 3時間長く感じてしまった。 透明感、光り、痛み。 ああ、岩井俊二だなぁ。

岩井俊二が黒木華をイメージして執筆した小説を、岩井自身が脚本と監督を務め映画化。

派遣教員である皆川七海はSNSで知り合った鶴岡鉄也と結婚しますが、新婚早々追い出される羽目に。結婚式での代理出席を「なんでも屋」に依頼した縁から、「なんでも屋」の安室より好待遇のメイドの仕事を紹介され……。

主演はもちろん黒木華、「なんでも屋」の安室は綾野剛が務めました。また、メイド仲間の個性的な里中真白をシンガーソングライターのCoccoが演じ、主題歌も務めています。共演は、原日出子、地曵豪、元タカラジェンヌの毬谷友子など。

12:お互いを想い合い、時をかけるラブストーリー『君と100回目の恋』【2016年】

大島里美脚本のオリジナルストーリーを、月川翔監督が映画化。

誕生日に事故に遭い命を落としてしまった大学生の日向葵海。どうしても彼女を救いたい幼なじみの長谷川陸は、時間を遡ることができるレコードを使い何度もタイムリープを重ねますが、タイムリープには重大な秘密が……。

日向葵海を演じるのは、人気シンガーソングライターのmiwa。物語で重要な役目を果たすラブソングも担当するそうです。ダブル主演となる幼なじみの長谷川陸を務めるのは、坂口健太郎。

作品中でmiwaと坂口はバンドを結成するため、坂口は初めてのギターを練習中だとか。2017年2月公開予定です。