2021年6月21日更新

ジョン・ファヴローの魅力を解説!『アイアンマン』から『マンダロリアン』までマルチにこなす才人

ジョン・ファヴロー
©Hahn Lionel/Sipa USA USA/Newscom/Zeta Image

ジョン・ファヴローの基本プロフィール

ジョン・ファヴローは1966年10月19日生まれ、ニューヨーク市クィーンズ出身のアメリカの俳優、映画監督です。 彼は1984年にThe Bronx High School of Scienceを卒業し、ニューヨーク大学クィーンズ校に進学しました。1987年に大学を中退し、ウォール街の投資銀行で短期間働いた後大学に戻りますが、コメディアンを目指して1988年にシカゴに移住しました。 その後、映画やテレビシリーズへの出演を経て自ら脚本や製作を兼任するようになり、監督業にシフトしていくことになります。

ディズニー、マーベル、スターウォーズ……超大作に引っ張りだこのワケ

ジョン・ファヴロー
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これまでにマーベル、ディズニー、スター・ウォーズで一大プロジェクトや超大作に携わってきたジョン・ファヴロー。その貢献度の高さから、2019年には「ディズニー・レジェンド」の称号を授与されたほどの人物です。 彼がビッグコンテンツで起用され続ける理由は、俳優、監督、脚本、プロデューサーとどんなポジションでもマルチに才能を発揮することができるから。加えて彼の人柄からにじみ出る明るさやポジティブさが、エンタメ性を求める娯楽作にぴったりハマっているからでしょうか。 「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」からディズニー実写映画『ジャングル・ブック』と『ライオン・キング』、そして「スター・ウォーズ」シリーズで活躍してきましたが、現在すべてディズニー傘下に入っているため、彼が手がけた大作は「ディズニープラス」で観ることができます。

「アベンジャーズ」シリーズの監督&製作総指揮を担当!

「アイアンマン」

アイアンマン
© Walt Disney Studios Motion Pictures/ Zeta Image

1996年に『スウィンガーズ』で監督デビューしたジョン・ファヴローは、その後いくつか監督作を成功させ、2008年に『アイアンマン』の監督を務めました。 『アイアンマン』は、その後3作続くことになる人気シリーズの1作目で、マーベル・コミックのスーパーヒーロー映画がクロスオーバーするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)1作目でもあります。 巨大軍事企業の社長で天才発明家のトニー・スタークが、自ら開発したパワードスーツを身につけ、スーパーヒーロー・アイアンマンとなるこの作品は大ヒットを記録しました。 ファヴローは続編『アイアンマン2』の監督にも決定し一躍ヒットメーカーとして有名になりました。また、自身も主人公トニー・スタークの運転手ハロルド・“ハッピー”・ホーガン役で出演しています。

「アベンジャーズ」

アベンジャーズ
© Walt Disney Studios Motion Pictures/Photofest/zetaimage

「アベンジャーズ」シリーズでは、『アベンジャーズ』(2012年)、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)と4作すべてで製作総指揮として手腕を発揮しました。 「アベンジャーズ」シリーズは、MCU1作目『アイアンマン』から登場してきたヒーローたちが集結するオールスターキャストの一大プロジェクト。シリーズを通して、宇宙の脅威となるスーパーヴィラン・サノスとアベンジャーズとの戦いを描いています。 シリーズで最高の興行収入を記録したのは「エンドゲーム」の27.98億ドル。世界歴代興行収入の2位に付けており、他3作もその11位以内にすべて入っています。

SWファン歴40年!『マンダロリアン』では製作総指揮を務める

マンダロリアン ペドロ・パスカル
©Disney +/Photofest/zetaimage

「スター・ウォーズ」シリーズ初の実写ドラマとなった『マンダロリアン』。シーズン1が2019年、シーズン2が2020年に配信され、批評家も視聴者も絶賛する人気作となっています。このシリーズの製作総指揮を務めたのも、ジョン・ファヴローです。 10歳の時に観た『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』からのSWファン歴を持ち、「クローン・ウォーズ」や「ハン・ソロ」などで声優を務めたこともある思い入れの深い「スター・ウォーズ」シリーズ。その熱い想いが「マンダロリアン」シリーズに込められているようです。 特に旧三部作への思い入れが強かったため、当時ジョージ・ルーカスが黒澤明作品から受けた影響を参考に制作したといいます。そのためか、旧三部作からのSWファンにも大いに好意的に受け入れられたようです。 孤独な賞金稼ぎのマンダロリアンと、相棒となるザ・チャイルドとの旅路を描いた本作。確かに『子連れ狼』の影響を感じさせ、時代劇と西部劇の要素をうまく融合させています。ザ・チャイルドの可愛さにも注目が集まりました。

インディー映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』を監督

『シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜』ジャン・レノ、ミカエル・ユーン
© COHEN MEDIA GROUP/zetaimege

ジョン・ファヴローは、2014年のインディペンデント映画『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』で再び高い評価を受けました。 一流レストランをクビになった元シェフがフードトラックで絶品のキューバサンドイッチを売り歩き、人生を取り戻していく姿を描いたこの作品は、ファヴロー自身の経験を描いていると言われています。 『アイアンマン』などビッグバジェット作品に携わってきたファヴローは、プレッシャーと作品の内容に口を出す映画会社の人々の間で妥協することが多かったと言います。 そんな監督が自ら製作・脚本・監督・主演の4役を務めたことで、のびのびと創作することができたそうです。

ジョン・ファヴローはマルチな才能で世界から愛される男

コメディアンから俳優、そして脚本家や監督を経て、ビッグプロジェクトに製作総指揮として携わるようになったマルチな才能を持つジョン・ファヴロー。 マーベル、ディズニー、スター・ウォーズと人気の大作を手がけて大ヒットに導き、エンタメ界の重要人物となりました。 これから先もその愛される多才さを武器に、どんな作品を生み出していくのか注目していきましょう!