仮面ライダー出身のイケメン俳優・要潤
1981年2月21日生まれの香川県出身俳優、要潤。
1999年10月に『笑っていいとも!』の素人参加コーナーにイケメンとして出演したことをきっかけに芸能界入りしました。2001年に『仮面ライダーアギト』で俳優デビューし、イケメンヒーローブームを牽引する存在となりました。
1:ドラマ『仮面ライダーアギト』【2001年】
2001年1月28日から2002年1月27日にテレビ朝日系で放送された、平成仮面ライダーシリーズの第2作です。
本作には既に仮面ライダーである男と仮面ライダーになろうとする男、仮面ライダーになってしまった男の3人の仮面ライダーが登場します。
要潤はこの仮面ライダーになろうとする氷川誠・仮面ライダーG3の役を演じました。既に仮面ライダーである男、津上翔一・仮面ライダーアギトを賀集利樹が、仮面ライダーになってしまった男、葦原涼・仮面ライダーギルスを友井雄亮が演じています。
特撮番組出身の芸能人の中には、有名になると出演経歴を黙殺してしまう人もいますが、要潤は有名になった今でも経歴を隠さず積極的に出演時のエピソードを披露しています。
2:ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』【2004年】
2004年1月6日から3月23日放送のフジテレビ系列ドラマでは、主演の草彅剛が演じる小柳徹朗の部下岸本肇の役を演じました。小柳徹朗と時に反発しつつも尊敬しているという役どころ。
僕シリーズと呼ばれる『僕の生きる道』『僕の歩く道』『僕と妻の1778の物語』の2作目である本作は、絆をテーマに離婚して娘を暮らし父親としての自覚を持つ小柳と娘を中心に描かれています。草彅剛のヒット作であり、娘役の美山加恋の知名度をあげた作品にもなっています。
3:ドラマ『タイヨウのうた』【2006年】
2006年7月から9月にTBS系列で放送されたドラマです。
色素性乾皮症にかかっており、昼に眠り夜にストリートライブをする雨音薫と、そのライブを見ていたことがきっかけに彼女と出会う藤代孝治の物語で、映画にもなっています。
ドラマでは薫を沢尻エリカ、孝治を山田孝之が演じています。要潤は、薫が憧れる歌手のプロデューサーの役で登場しました。
4:ドラマ『探偵学園Q』【2007年】
『金田一少年の事件簿』を描いた天樹征丸・さとうふみやによる漫画が原作のドラマで、2007年7月3日から9月11日に日本テレビ系で放送されました。
神木隆之介が演じるキュウが探偵学園の仲間たちと共に難事件を解決していくストーリーで、要潤はキンタを演じています。原作では中学生のキュウに対しキンタは高校生でしたが、25歳になっています。遠山の金さんの末裔という設定で、キュウたちのボディーガードのようなキャラ付けです。
5:ドラマ『流星の絆』【2008年】
TBS系列で2008年10月17日から放送されました。東野圭吾の同タイトルの推理小説が原作となっています。
3人の兄妹が流星を見に行っている間に両親が殺害されてしまい、不遇な子供時代を送り、犯人と思われる人物と出会って敵討ちをしようと企む復讐劇です。
三兄妹を二宮和也、錦戸亮、戸田恵梨香が演じます。要潤の役どころは、3人から事件の真犯人と目される戸神行成です。
原作とドラマは基本的な流れは同じですが、脚本を宮藤官九郎が担当しており、登場人物の正確や設定が変わりコミカルになり、結末は原作とは異なっています。
原作を事前に読み込んでいた要潤は、自分が持ったイメージとかなり違った為台本に自分の持ってしまった役を合わせていくのに苦労したようです。
何か一つのことに周りが見えないほど集中して取り組む戸神行成の姿勢は、自分と似ているとも語っています。
6ドラマ『アタシんちの男子』【2009年】
2009年4月14日から6月23日放送のフジテレビ系列のドラマです。
堀北真希演じる峯田千里がホームレスから大蔵新造社長夫人となり、大蔵家で6人の養子と出会い同居することになるというコミカルなストーリー。
要潤は大蔵家長男の風役でした。無職でいい加減に見えるが実は真面目というキャラクターです。弟たちは岡田義徳、向井理、山本裕典、瀬戸康史、岡山智樹が演じ、千里たちと対立する時田修司の役は山本耕史が演じました。
7:映画『すべては海になる』【2010年】
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愛が分からなくて複数の男性と関係をもってしまう書店員と、家庭が崩壊している男子高校生の話。ちょっとしんどいときに観たので染みました。たぶん普通に何も考えてないときの自分やったら観るの疲れるかも。なんか、人間味のある映画でした。本屋さんも本も大好きなので、手作りのポップが映る度に一時停止して内容読んで今度この本読んでみよ……ってしてたらなかなか進まなかったですが(笑)
主役の佐藤江梨子さん、スタイルいいなーと思ってたら元グラビアなんですね。柳楽優弥さんも目力すごかったです。
あと要潤とか何気に吉高由里子とか福くんとか出ててびっくり!!
山田あかねによる同タイトルの小説を、作者自らが脚本監督を務めて映画化しました。
高校生の頃、ひどい失恋をしたことがトラウマになっている書店員千野夏樹を佐藤江梨子が、客で夏樹と同じように本を支えに生きている大高光治を柳楽優弥が演じています。
要潤は夏樹の恋人鹿島慶太の役で、エリートサラリーマンの役がはまっており、佐藤江梨子とのツーショットが似合っていると話題になりました。
8:映画『神様のカルテ』【2011年】
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医療というのをあまりゴテゴテと飾らずに普通に見せてくれる映画。エンターテイメント性はそれほど高くないけれど終末期医療というものの大変さがじわじわと伝わってくる。医者だって人の子つらい気持ちを持ちつつ頑張っていたりするものなのだなと。またこうやってお医者さんにきちんと信頼関係をもって接してもらえるというのは幸せだなと思う映画でした。都会の病院では難しいだろうけど自然豊かなところだったから余計に良かったのかも。
夏川草介の同タイトルの小説を映画化。
現役の医師である作者が描く内科医の話で話題になりました。
主人公の栗原一止を櫻井翔が、妻でカメラマンの栗原榛名を宮﨑あおいが演じ、要潤は一止の友人砂山次郎を演じました。
映画では先輩の設定に変わっており、大学病院の医局に行くべきか迷っている一止と共に本庄病院で勤務する医師を好演。続編の『神様のカルテ2』にも出演しました。
9:ドラマ『花燃ゆ』【2015年】
2015年のNHK大河ドラマでは、2013年の八重の桜に続いて女性が主人公ということで話題になりました。
松下村塾を興した吉田松陰の妹、文を井上真央が演じています。要潤は松下村塾の熟成の1人、入江九一の役でした。
入江九一は久坂玄瑞、高杉晋作、吉田稔麿と並んで四天王と吉田松陰に讃えられた秀才です。要潤は入江を演じるに当たり、無口で冷静なキャラクターと解釈。左手を常に懐に入れる癖で、斜に構えたような態度を表現しました。
10:映画『あやしい彼女』【2016年】
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元映画の良さを残しつつ、多部未華子さんの魅力があふれる。邦画のコメディは苦手なんだけど、これならOK。内容は知っているので安心して観ながら、多部さんの歌唱力に癒される。歌謡曲の力を感じた。
前髪、切りたくなる。
2014年公開の韓国映画『怪しい彼女』をリメイクした作品。
73歳のおばあちゃんが20歳に若返ってしまい騒動を起こすコミカルな映画です。ヒロインを演じるのはの多部未華子と倍賞美津子。人生をリスタートさせようとのど自慢大会に出演したヒロインをスカウトするプロデューサーを要潤が演じました。
11:映画『OVER DRIVE』【2018年】
2018年6月1日公開の、自動車競技「ラリー」を題材にした映画『OVER DRIVE』。要は選手のマネジメント会社の本部長役を努めます。 天才ドライバー檜山直純(新田真剣佑)は兄でメカニックの檜山篤洋(東出昌大)と意見が合わず、衝突を繰り返していました。そこに、直純の新しいマネージャーとして遠藤ひかる(森川葵)が配属されます。 兄弟間の確執、やがて訪れるチームの危機に対して、篤洋、直純、ひかるはどのように立ち向かっていくのでしょうか。