『遊戯王』伝説のデュエリスト、武藤遊戯と闇遊戯の知っておきたいこと

2017年7月6日更新

漫画やアニメ、ゲームでも人気を博した『遊戯王』。伝説のデュエリスト、初代主人公の武藤遊戯と、彼に宿った別の人格である闇遊戯についてご紹介します。

武藤遊戯と別人格闇遊戯

武藤遊戯

出典: prcm.jp

高橋和希による少年漫画『遊☆戯☆王』。1996年から2004年まで週刊少年ジャンプに連載されました。

漫画の中で登場したカードゲーム「マジック&ウィザーズ」がトレーディングカードゲームとして発売され、子どもたちを中心に人気となった他、アニメ化もされています。

この漫画の主人公が武藤遊戯です。

6月4日生まれ、双子座の高校一年生。身長153cm、体重42kgと小柄で、物語の初期にはいじめられっこでした。

祖父からもらった「千年パズル」を8年かけて完成させたときに別人格・闇遊戯が現れました。いじめられていたため、どんな時でも裏切らない親友が欲しいという思いを込めてパズルを完成させます。闇遊戯の人格は表の遊戯がピンチになると出てきて、臆病な性格の表遊戯にはできない悪人の制裁をするのです。

しかし、表遊戯は臆病なだけではありません。実家がゲーム屋を営んでいることもあり、ゲームに必要な鋭い観察眼を持っています。

切り札はブラック・マジシャン

ブラック・マジシャン

遊戯が「マジック&ウィザーズ」で使うのはブラック・マジシャン。遊戯が使っているデッキの中でも一番信頼しているカードで、ここぞという時に使われます。

カードゲームにおいて、ブラック・マジシャンのカード自体には特別な能力は無いのですが、サポートや派生が多く、うまく使えば優位にバトルを進めることができます。

数少ない敗戦経験

遊戯王

原作漫画とアニメで多少設定が異なりはしますが、ほとんど負けたことがありません。

ライバルである海馬コーポレーション社長の海馬頼人には一度だけ負けたことがあります。負けたら死ぬと宣言した海馬に、遊戯が勝つことを躊躇して負けてしまいます。

表遊戯にも、闇遊戯は最後には負けているのです。闇遊戯の敗北は通算3回のみなのです。

闇のゲームとは

遊戯王

遊戯王の中で出てくるゲームは、ただのゲームではありません。負けた方が命を落としかねない危険なゲームです。その為、闇のゲームと呼ばれています。

闇のゲームで負けた方は精神的にダメージを負ってしまいます。闇遊戯は闇の番人となって悪人たちに闇のゲームを挑み、勝利して相手を恐怖に罰ゲームで懲らしめるというダークヒーローなのです。

表遊戯vs闇遊戯

遊戯王

見るからに気の弱いタレ目で、優しく穏やかな表遊戯。対して、祖父の双六からもらった千年パズルを完成させた時、パズルに宿っていた魂が覚醒し生まれたのが闇遊戯です。

闇人格は古代エジプトの王の魂であり、エジプト神話の太陽神アテンに由来して名前はアテムと言います。この名称はゲーム版で使われました。初めは認識されていなかったアテムですが、物語が進む内にアテムの存在を受け入れ、お互いの意思で人格を交替できるようになりました。

しかしアテムが失っていた王の記憶を思い出して冥界に帰ることになり、遊戯と戦いの儀としてデュエルを行うことに。激闘の末に遊戯が勝利してアテムは去り、遊戯はそれ以降1人で戦っていくことになるのです。それでも一貫してアテムのことをもう1人のボクだと呼び続けました。

遊戯の名言

遊戯王

仲間たちとの絆も熱い遊戯王。数々の名言も生まれています。

バトルシティ準決勝の局面で海馬とデュエル中、海馬が自分の過去を否定した時には、こんな名言が飛び出しました。

過去が積み重なって今があり、そして未来へ続いていく。 どんな過去も無意味なんかじゃない。全ては今の、そして未来の自分へと繋がっているんだ!

また、第62話でブラック・マジシャンとのデュエルで自分のターンに挑むときのアテムの言葉、

闘いの結末はカードだけが知っている

もデュエルの神髄を表すような名言ですね。

また、闇遊戯が「相棒」と呼び、遊戯が「もう1人のボク」と返すところも名シーンです。

担当した声優は誰?

緒方恵美

アニメの1作目『遊☆戯☆王』で遊戯の声優を担当したのは緒方恵美。『幽☆遊☆白書』の蔵馬や『新世紀エヴァンゲリオン』の碇シンジなど数々のアニメで主役や名脇役を担っています。

2作目以降の『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX』『10thアニバーサリー 劇場版 遊☆戯☆王 〜超融合!時空を越えた絆〜』『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』ではジャニーズJr.の風間俊介に変更になりました。

風間はアニメは遊戯だけですが、映画や舞台などでも活躍しています。

プレイステーション・ポータブルのゲーム版『遊☆戯☆王ARC-V TAG FORCE SPECIAL』では、鯨井康介が遊戯を担当しました。鯨井は『Get Ride! アムドライバー』の主人公ジェナス役で声優デビューし、舞台『ミュージカル・テニスの王子様』に海堂薫役で出演した実績もあります。