「遊戯王」のペガサスって誰?
高橋和希による少年漫画『遊☆戯☆王』に登場するペガサス・J・クロフォード。カードゲーム「マジック&ウィザーズ」を創りだした天才ゲームデザイナーです。 アメリカ人で「千年眼」というアイテムを持っています。 このアイテムを使って人の心を読み取ることができるため、絶対的王者として決闘界の頂点に君臨しています。 またゲーム企業「インダストリアル・イリュージョン」の名誉会長でもあり、「決闘者の王国」というゲーム大会を主催した人でもあります。
好きな食べ物は?嫌いな食べ物は?
ペガサスが好きなものはワインとゴルゴンゾーラチーズです。いかにもアメリカ人企業家が好みそうな食べ物です。登場シーンでは遊戯たちのバトルを見ながらワインを飲んでいることがしばしばありました。 嫌いなものはイカだそうで、これは嫌いというよりはアレルギーなのではという説がファンの中では囁かれています。
千年眼「マインド・スキャン」とは
『遊戯王』では千年アイテムと呼ばれる古代エジプト時代から伝わる7つのアイテムが登場します。主人公の武藤遊戯はこの千年パズルの持ち主。 ペガサスが持っている千年眼はミレニアム・アイと読みます。他の千年アイテムは自分が持つことで能力を使用できるのですが、千年眼は自分の左目を失った代わりに得られるというアイテム。 人の心を読み取る力「マインド・スキャン」により、相手の持っているカードがわかるのでバトルを優位に運ぶことができました。その眼からは光線を発射することもできるのだとか。
トゥーンって何?
トゥーンとはペガサス・J・クロフォードが使用するカードのカテゴリのことです。 トゥーンモンスターが持っている効果のことをトゥーンと呼びます。「トゥーン・ワールド」が発動している場合に、トゥーンモンスターたちは能力を発揮することができるのです。 しかもトゥーンにはトゥーンでしか攻撃ができないので、最強とも言えます。 実はトゥーン・ワールドのカードはペガサスが自分が使うために作ったカード。大好きなアメリカンコミックの『ファニーラビット』を元にして作り、相手からの攻撃は身を隠したり避けたりして避けることができるようになっています。 漫画、つまりカートゥーンのトゥーンなのですね。
最愛の女性、シンディア
ペガサスには父親を通じて知り合った少女、シンディアがいました。金髪の美しい女性で、2人は将来を誓い合ったのですが、シンディアは病気のために17歳という若さで亡くなってしまいます。 実はペガサスはシンディアともう一度会いたい、その為には古代エジプトの魂の言い伝えの中にその方法があるのではないかと思ってエジプトを訪れたのが、千年眼を手に入れるきっかけになったのです。
ペガサスは生きてるの?死んだの?
ペガサスは遊戯との対戦で敗北を喫します。 その後、闇獏良という少年に千年眼を奪われてしまいました。左目の代わりに入れていた千年眼を奪われたペガサスは、目から血を流しており消息不明となってします。 ただこれは漫画でのストーリー。アニメでは一度消息不明になった後再登場しています。 千年眼は失ったままですが、インダストリアル・イリュージョン社で活躍していました。千年眼を失っても決闘者の実力派あるようです。 また、文庫版ではペガサスは死んでおり、天国でシンディアと再会したことになっています。
ペガサスの名言
人の未来を切り開く無限の可能性それはイマジネーションなのデース。
アメリカ生まれであるため、片言口調の日本語で印象的に話します。 第181話で遊戯と城之内と再会したペガサスが2人に3体のドラゴンについて話しているときのセリフがこちらです。
私はユーの手札をすべて把握しているのデース!
千年眼を使用してマインド・スキャンの種明かしをする際には、この発言がお決まりのようです。
トゥーンはトゥーンでしか倒せない。トゥーンは完全なる生命体なのデース
また、幼いころから漫画(カートゥーン)を愛好しているが故、トゥーンという自分の専用カードを作ってしまうほどのペガサス。自身のデッキに対して深い愛情があるとわかるセリフがこちら。
「遊戯王」ペガサスを担当した声優は誰?
アニメでペガサスの声を担当したのは高杉'Jay'二郎。吉本興業所属で、吉本ではただ1人のスポーツDJやラジオDJをしているようです。 そのほかナレーターや声優、俳優業もこなし、師匠の桂三枝(六代桂文枝)から名前をもらって三枝亭二郎の名前で落語家としても活躍しています。