2018年6月19日更新

『エクス・マキナ』の面白いエピソード15選!【アカデミー賞視覚効果賞】

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エクス・マキナ

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2016年6月11日公開『エクス・マキナ』

イギリスのSF映画『エクス・マキナ』が2016年6月11日ついに日本公開になります。本作はアカデミー脚本賞にノミネートされるなど高く評価されている作品です。2015年に公開された『リリーのすべて』でアカデミー賞助演女優賞を獲得したアリシア・ヴィキャンデルが女性型AIを演じています。 今回は知ってたらより楽しめるエピソードを15選、厳選してご紹介します。

1.アカデミー賞受賞作品!?

本作は2016年アカデミー脚本賞にノミネート、視覚効果賞を受賞しました。 また、エイヴァを演じたアリシア・ヴィキャンデルはゴールデングローブで助演女優賞にノミネート、イギリスアカデミー賞で助演女優賞を獲得しています。

2. イギリスとノルウェーで撮影された!?

2013年、本作の撮影はイギリスの有名スタジオ“パインウッドスタジオ”で4週間、ノルウェーのジュヴェー・ランドスケープホテルで2週間敢行されました。

3.優しい光が特徴の1つ!?

本作はSF映画でよく使用される蛍光灯の光を意図的に避けて、タングステンの豆電球を1,5000個使用していたそうです。

4.オープニングのロケーション場所とは!?

本作のオープニングのオフィスシーンはロンドンのフィンズバリースクエアに位置するブルームバーグ本社で撮影されました。

5.暗号が隠されていた!?

ケイレブがネイサンのコンピュータにタイプしていたコードが“エラトステネスのふるい”という名のアルゴリズムでした。 このアルゴリズムが導き出した素数が“9780199226559”。この数字が“ISBN”(国際標準図書番号)の人工知能の歴史について書かれた本の番号と一致します。

6.10分後の未来!?

監督アレックス・ガーランドは本作の未来を“現在から10分後”というコンセプトで描いたそうです。

7.タイトルの由来!?

本作のタイトル“エクス・マキナ”はラテン語の“Deus Ex-Machina”が由来。“Deus Ex-Machina“はギリシャ悲劇のフレーズ“a god from the Machine”(機械仕掛けの神)から来た言葉です。

8.原爆の父との繋がり!?

本作にネイサンがヒンズー教のギーター聖典の一節を暗唱する場面があります。 この一節は原爆の父として知られるロバート・オッペンハイマーが原爆実験に失敗した数日前に暗唱した節です。

9.聖書が由来の名前!?

本作に登場する3人のメインキャラクターは聖書に関連する名前が付けられています。 エイヴァは人類最初の女性“イブ”、ネイサンは予言者“ダビデ”、ケイレブはモーゼに命じられて約束の地を視察するスパイとなった“カレブ”が由来だと言われています。

10.アンドロイドの通知音!?

本作のキーカードでドアを開ける時の効果音に“アンドロイド・オペレーティング・システム”の通知音が使用されていました。

11.シェークスピア作品の語り直し!?

本作はウィリアム・シェークスピアの戯曲“テンペスト”の現代版リテリング(語り直し)だと言われています。 テンペストは父親以外の男性を知らない美しい娘が、若い男と出会い心を奪われる話です。

12.オスカー・アイザックが参考にした人物とは!?

オスカー・アイザックはボビー・フィッシャー(チェスの世界チャンピオン)とスタンリー・キューブリックを参考にネイサンの役作りをしたそうです。

13.よく似たイギリス映画が公開されていた!?

『エクス・マキナ』と2013年公開のイギリス映画『ザ・マシン』のタイトルやプロットが酷似しています。また、『ザ・マシン』にはエヴァという女性型ロボットまで登場します。

14.『スターウォーズ』で共演していた!?

ドーナル・グリーソン(ケイレブ)とオスカー・アイザック(ネイサン)は2015年公開『スターウォーズ/フォースの覚醒』でも共演していました。 グリーソンはファースト・オーダーのハックス将軍、アイザックはレジスタンスのパイロット“ポー・ダメロン”を演じています。

15.ケイレブはAI役を演じていた!?

2013年、ドーナル・グリーソン(ケイレブ)は“Black Mirror: Be Right Back”というテレビ作品で人型AIを演じていました。