2017年7月6日更新

一松の闇が深そう...。『おそ松さん』イチ謎なキャラを徹底紹介!

赤塚不二夫生誕80周年を記念して2015年に放映されたアニメ『おそ松さん』。その中でも主要人物である松野家の四男、一松は一体どんな人物なのか?いつも猫背で気だるげな一松の魅力についてご紹介します!

けだるい四男、一松

『おそ松さん』に登場する松野一松は、紫色をイメージカラーに持つ松野家の六つ子の四男です。個性豊かな他の五人の兄弟に負けず劣らず、アクの強い性格のキャラクター設定となっています。

猫背で髪の毛はボサボサ、常にだぼっとしたトレーナーやスウェットを好んで着ているその容姿は、6人の兄弟の中でも一番ニートらしいと言えるのかもしれません。半目で生気がなく無気力な見た目に加えて、根暗でネガティブな思考を持っています。

たびたび自虐的な言葉を口にし、自分のことは「クズ」「燃えないゴミ」扱い。兄弟たちと同じように女性に興味はあるようで、リア充を見ると羨ましさからか「人体自然発火」している描写もありますが、基本的には他人と必要以上に関わりを持たない排他的な性格です。

一松を演じる声優は?

そんなけだるげな松野一松を演じるのは、人気声優の福山潤です。広島県出身の大阪府育ちで、1996年にラジオCMナレーションでデビューして以来さまざまな役をこなしてきました。2013年に台湾で行なわれた年明けイベントに招待されるなど、国外の知名度も高い人物です。

『コードギアス 反逆のルルーシュ』のルルーシュ・ランペルージや『しろくまカフェ』のパンダくん、『暗殺教室』の殺せんせーなど幅広い役柄を演じてきた福山潤ですが、一松のようなキャラクターをやるのは珍しいと話しています。2015年に行なわれた上映会で登壇した際には「しれっと毒を吐くところが(共通点として)採用されたのかなあ?(笑)」と自分を分析していました。

一松とは違ってアクティブな性格で、体を鍛えるという趣味が転じて2015年には『福山ッスル!』というバラエティ番組が組まれ、自身も顔出し出演してトレーニングを行っている姿が放映されています。

猫好きが行き過ぎ自分自身も猫に!

何に対してもやる気が感じられない一松ですが、実は無類の猫好き。猫については珍しく高い関心を示します。近所に住むノラ猫とはとても仲が良く、家の中にまで連れてきて猫じゃらしで遊んだりしている描写があります。「(兄弟がいるから)友達は要らない」という考えを持っていますが、猫は「親友」という認識のようです。

そして猫好きが行き過ぎてしまったのか、なんと自分自身も猫になれる能力を持っています! 頭身は人間のままですが猫耳と尻尾が生えて、軽やかな身のこなしでビルの壁面を駆け上がることもできるようです。

猫カフェのアルバイトの面接に行った際は、店員ではなく猫として働きたかったようで、お店の人に「そっち!?」と驚かれています。またチビ太のおでん屋で代金を猫の足跡で払おうとしたり、大きなトラを手懐けていたりと一松の猫好きはとどまるところを知りません。

F6バージョン

伝説とも称される『おそ松さん』の第1話では、6つ子たちが「F6」というアイドルユニットを突然結成します。F6バージョンでの一松の肩書きは「カリスマ的求心力、ミステリアスクール」。一松を演じる福山潤の代表作『コードギアス 反逆のルルーシュ』のネタをパロディとして取り入れながら、8頭身のイケメンへ変身を遂げています。

しかし、アイドルになっても猫好きは変わらない様子。イケメンでいるのに疲れたからと、一人だけ『おそ松くん』当時の白黒で頭身が低い昭和な姿に戻ってしまうなど、一松らしいマイペースっぷりを発揮しています。

何か言うべきところを無言でスルーする性格も相変わらずで、兄のチョロ松に「せめて何か言って!」とつっこまれます。アニメの後半では、すぐに脱ぎたがる癖が顔を出し、トト子ちゃんをメロメロにしている描写があります。

F6バージョンになると他の兄弟たちの性格はだいぶ変化しているのに対し、一松はどこまでも一松なようです。

じょし松バージョン

松野家の6つ子が女の子になって仲良しグループとしてつるんでいる、という世界観の「じょし松さん」。一松は女性らしい色気がありながらも相変わらず闇を抱えた雰囲気の「一子」として登場しています。

黒髪のロングヘアーにゆったりとしたワンピースを着ていて、たくさんのアクセサリーを身につけている姿はまるで占い師のよう。しれっと毒を吐く性格やジト目など、一松との共通点が見受けられます。

インプラントを使用しているせいで口がドブのように臭いらしく、カラ松もといカラ子に「内臓悪いんじゃない?」と心配されています。

十四松とは兄弟一番の仲良し

ひねくれた性格のために素直に気持ちを表すことはないものの、実は兄弟のことを一番大事に想っている一松。中でもすぐ下の弟である五男・十四松とはとても仲が良く、一番一緒にいる時間が長いようです。

『おそ松くん』で描かれている幼少期の二人は大人しい性格で、その頃から一緒に行動している様子が描かれていました。『おそ松さん』では真面目だった一松は根暗な性格へ、泣き虫だった十四松は明るい狂人へと成長します。正反対の人格を持つ二人は一見そりが合わないように思えますが、実際はとてもうまくやっているようです。

二人でプロレスごっこをして寝ようとしているチョロ松に怒られたり、パフェを食べながら漫才したり、いまだにサンタを信じている十四松に一松が毎年こっそりプレゼントをあげていたりなど、仲の良さが表れている描写がたびたびあります。

一松と十四松の関係性について、キャラクターを演じている福山潤と小野大輔は「口数の少ない一松にとって、十四松は(体のぶつかり合いや感情で会話をするので)言葉を交わさなくていいぶんうまく付き合えている」「足りないものを補い合う関係性」と考察しています。

カラ松へのあたりが強い

十四松と仲が良い一方、一松があからさまに嫌悪感を示す人物がいます。六つ子の次男、カラ松です。

ナルシストでイタい発言が目立つカラ松ですが、根は優しく一松のことも大事な弟として気にかけます。しかし、そんなカラ松に対して一松は攻撃的な態度を崩しません。兄であるのにも関わらず「クソ松」と呼び、カラ松のサングラスを仲良しの猫に壊させたり、石臼を投げつけたりしています。

「殺すぞクソ松」「カラ松って誰」と実の兄に対してあたりの強い一松ですが、カラ松が寝ている間に洋服を拝借して着ている描写もあります。ひねくれた性格ゆえに素直になれないだけで、本当は自分に自信のあるカラ松のことが羨ましいのかもしれません。

一松の闇は深い?

容姿からして陰を背負っているように感じる一松ですが、一松の素顔が明かされれば明かされるほど闇が深くなっていく一方だとファンの間で話題を呼んでいます。

アニメの放送開始当初は根暗で目立ちたがらないキャラクターだったはずなのに、脱ぎたがる癖がたびたび顔を出すせいでいつの間にかケツ出し要員に。一度タガが外れると恥を忘れて暴走するタイプで、変顔もたびたび披露しています。

ドMという性癖を持っていて、自分から進んでバットに括りつけられ、十四松の素振りに付き合っている描写も。

その反面、風邪をひいた兄弟を看病と称して調教したり、トラを操ってイヤミとチビ太を拷問したりなどドSな一面を見せることもあります。注射が大の苦手なようで異常なほどの恐怖を示しているかと思いきや、お尻に旗を刺されて快感を感じている様子。結局ドMなの?ドSなの?とファンから困惑の声が挙がっています。

一体何があって彼の人格を作り上げてしまったのか。一松の持つ闇に謎は深まるばかりです。