2017年7月6日更新

トビー・ジョーンズ、『SHERLOCK』悪役俳優の豆知識や出演映画まとめ

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トビー・ジョーンズ
©AAPimages/Panckow/picture alliance / AAPimages/Pan/Newscom/Zeta Image

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トビー・ジョーンズって誰?

トビー・ジョーンズはイギリス、ロンドンのハマースミス出身の俳優です。163cmの小柄な体型で、性格俳優として知られています。1967年9月7日、俳優の両親のもとに生まれました。 ジョーンズは地元の大学に進学した後、マンチェスター大学で演劇を専攻。大学卒業後の1992年、ヴァージニア・ウルフの小説を原作とした映画『オルランド』でデビューしています。 その後はテレビ、映画、舞台など幅広く活躍し、2003年にはケネス・ブラナー演出の舞台『The Play What I Wrote』に出演し、ローレンス・オリヴィエ賞助演賞を受賞。トニー賞にもノミネートされました。

人気ドラマ『SHERLOCK』シーズン4に悪役として出演!

ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンが主演している英BBCの人気ドラマ、『SHERLOCK』のシーズン4が2016年末から2017年初めごろ放送される予定です。その最新シーズンにジョーンズが悪役として登場することが発表されました。 クリエイターのスティーヴン・モファットは、「原作者のアーサー・コナン・ドイルが描いた、最高の悪役の一人を生き返らせる」とコメントしており、ジョーンズが演じるのは『瀕死の探偵』に登場するカルヴァートン・スミス役のようです。 ジョーンズも自身のツイッターに「とてもわくわくしているし、『SHERLOCK』で演じる役に興味をそそられているよ」と投稿しており、期待が高まっています。

ハリーポッターのドビーの声を担当!

トビー・ジョーンズは、『ハリー・ポッター』シリーズに登場する屋敷しもべ妖精のドビーの声を担当していることでも知られています。 ドビーを演じたことについて、ジョーンズはあるインタビューで次のように語っています。
「つまらない答えですが、この作品に参加できたことをとても誇りに思っています。特にこのキャラクターは、俳優が1人で演じたものではなく、素晴らしい特殊効果や造形のスタッフと一緒に作り上げたものです。原作を読んだ人たちの期待に応えることができたと思います。ドビーはとても素晴らしいキャラクターになりました」
引用:youtube.com

父親のフレディ・ジョーンズも性格俳優として活躍していた!

トビー・ジョーンズの父フレディも、1960年代からテレビや映画で活躍した俳優です。様々なジャンルの作品で、善人・悪人問わず幅広い役柄を演じた性格俳優として知られています。 1981年の『エレファント・マン』のバイツ役や、『炎の少女チャーリー』(1984)のジョセフ・ワンレス博士役、『デューン/砂の惑星』(1984)のスフィル・ハワト役などで有名です。

『キャプテン・アメリカ』シリーズのドクター・ゾラ役で光る個性

トビー・ジョーンズは人気マーベル映画『キャプテン・アメリカ』シリーズで、悪の秘密組織ヒドラの科学者、アーニム・ゾラ博士を演じています。 ドクター・ゾラは、ヒドラの前身となったナチスの将校シュミットの部下で、新兵器の開発に関わった人物です。ジョーンズはこの役で『キャブテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)と『キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー』(2014)に出演しています。不気味な雰囲気のキャラクターを見事に演じ、存在感を示しています。

トビー・ジョーンズのその他の主な出演作

アカデミー賞7部門ノミネートのヒューマンドラマ【2004】

ジョニー・デップ主演の2004年の映画『ネバーランド』は、劇作家ジェームズ・マシュー・バリーがピーター・パンのモデルとなった少年と出会い、物語を完成させるまでの実話をもとにした作品です。 この作品でジョーンズは、フック船長の部下スミーを演じています。

二重スパイを探す本格スパイ映画【2011】

元MI6の諜報員だった作家ジョン:ル・カレの小説『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を原作とした映画『裏切りのサーカス』は、イギリスの調教機関「サーカス」を舞台にソ連の二重スパイ「もぐら」を探す本格スパイ映画です。 ジョーンズが演じたのは「サーカス」のリーダーで「もぐら」と思われる4人のうちのひとり、パーシー・アレリンです。

大ヒットSFアクションシリーズにも出演!【2012・2013】

スーザン・コリンズによるベストセラー小説を原作とした『ハンガー・ゲーム』シリーズを映画化したものです。近未来の独裁国家パネムで繰り広げられる「ハンガー・ゲーム」。選ばれた男女24人が最後のひとりになるまで殺しあうというこのゲームに、妹の代わりに参加することになった少女カットニス(ジェニファー・ローレンス)が、知力・体力のすべてを使って生き残ろうとする物語です。 この作品に、ジョーンズはゲームの司会者、クラウディウス・テンプルスミス役で出演しています。 様々なジャンルの作品で個性を発揮するトビー・ジョーンズから、今後も目が離せませんね。