2020年11月6日更新

映画「ハリー・ポッター」シリーズの吹き替え声優一覧!豪華なメンバーが勢ぞろい

ハーマイオニー ロン ハリーポッター
©︎Warner Bros./Photofest/zetaimage

シリーズ完結後も『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』から、また新たに新シリーズがスタートした「ハリー・ポッター」シリーズ。そんなシリーズを盛り上げてくれる、日本語吹き替え声優陣を一挙に紹介します。

目次

「ハリー・ポッター」シリーズの吹き替え声優を一挙紹介!

ハーマイオニー ロン ハリーポッター
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大人から子供まであらゆる世代にファンをもつ「ハリー・ポッター」シリーズ! 2011年7月公開の『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』をもってシリーズ完結しましたが、2016年から「ファンタスティック・ビースト」がスタート。その人気は衰えることを知りません。 そんな本シリーズは、オリジナルキャストだけではなく、日本語の吹き替えを務めた声優陣もかなり豪華です。

ハリー・ポッター/小野賢章

ハリー・ポッター

ハリーポッター
©Warner Bros Pictures

主人公であるハリー・ポッター。記憶のない幼児期に両親をヴォルデモートに殺され、何も知らされないままダーズリー家で育てられました。伯母の家で孤独に生きてきたハリーですが、11才になると魔法学校から招待状が届きます。 魔法界からやってきたハグリットに、初めて知る両親のことや自分が魔法使いであること、額にある傷はヴォルデモートから付けられたものであることを教えてもらいました。そして、自分が闇の魔王ヴォルデモートを倒す存在として人々から期待をかけられていることを……。 1人前の魔法使いを目指して、ハリーのホグワーツでの生活が始まるのでした。 心から信頼できる友人、尊敬する先生との出会い。中にはいけ好かないヤツもいますが、新鮮で充実したも毎日を送ります。“世界一安全”とされるホグワーツ魔法魔術学校でしたが、そんなホグワーツにも闇の魔王の手は伸びていました。

小野賢章

ハリー・ポッターの吹き替えを担当したのは、1989年10月5日生まれの小野賢章。劇団に所属し子役の仕事をしていた彼は、2001年『ハリー・ポッター』シリーズのオーディションを受け見事合格します。以降10年間、ハリー・ポッター役を務めることになったのです。 応募のきっかけは原作ファンの母親でした。原作を読んだことがなかった小野は母親の勧めでオーディションを受け、役を射止めてからも積極的に向き合うことはありませんでした。自分の意思を持たないままに言われた通りに演じていたのです。 そんな中、声変わりの時期に差し掛かったことで転機が訪れます。叫び声を出すシーンで声が出せず大変苦労することになりました。何とか収録を終えたものの、演じること表現することの難しさを思い知り、役者という仕事と向き合うようになったのです。 本シリーズ以外にもダニエル・ラドクリフが演じた役の吹き替えを担当、他にもアニメの声優、舞台役者と活動の幅を広げてきました。 「黒子のバスケ」の黒子テツヤ役や『マギ』(2012年)の練白龍役、「ダイヤのA」の轟雷市役など出演作が多数あり、活躍には目を見張るものがあります。

ロン・ウィーズリー/常盤祐貴

ロン・ウィーズリー

ロン 『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
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主人公、ハリーの大親友ロン。自虐ネタを得意とするムードメーカーとしてお馴染みのロンですが、本当は人一倍繊細で揺らぎやすい性格をしているのです。 純血一族の六男に生まれたロンは両親や5人の兄の愛を一身に受けて育ちますが、学業やスポーツに秀でた兄たちの才能にばかり気を取られ、自分に自信が持てずにいました。そんなロンがホグワーツ魔法魔術学校に入学して最初に出来た友人がハリーです。 魔法界中が注目するハリーを親友に持っていることを内心自慢に感じていたのですが、付き合いが深まるに連れハリーの苦悩を肌で感じ、親友として支えていくことを心に誓うのでした。 ロンはハリーを支える生涯の友であると同時にハリーの未来の妻、ジニー・ウィーズリーの実兄なので、義理の兄に当たります。

常盤祐貴

ロン・ウィーズリーを演じたのは、1991年8月16日生まれの常盤祐貴です。兵庫県出身の俳優、声優で劇団ひまわりに所属し活動を始めました。6才の時に俳優、声優、吹き替えの仕事をほぼ同時に開始していることから、飲み込みの早い、器用な役者であることがうかがえます。 常盤の出演作の中で特に目を引くのがディズニーの仕事!『ピノキオ』のピノキオ役、「トイ・ストーリー」シリーズのRC役、「ピーターパン」シリーズのカビー役と多くのディズニー映画に起用されているのです。 その実績が高く評価され、ディズニーパーク内にあるアトラクションの“声”を担当することになりました。「ピノキオの冒険旅行」、「ピーターパン空の旅」は常盤祐貴が吹き替えを担当した作品のアトラクションです。 その他に「スパイキッズ」シリーズのジュニ・コルテス役、『ホーム・アローン4』(2005年)のケビン・マカリスター役。ディズニー作品では、「ラマになった王様」シリーズのティポ役、「ジャングル・ブック」シリーズのハチ夫役などがあります。

ハーマイオニー・グレンジャー/須藤祐実

ハーマイオニー・グレンジャー

ハーマイオニー ハリーポッター
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主人公ハリーのもう1人の親友、ハーマイオニー・グレンジャー。頭脳明晰で努力家のハーマイオニーは、3人の中のブレイン役で、後のロン・ウィーズリー夫人です。 知識、情報面でハリーの手助けとなるよう、常日頃から知識習得を怠らないようにしています。そんな頼れる友ハーマイオニーですが、初めから仲が良かった訳ではありません。彼らの出会いはホグワーツに向かう汽車の中でした。 仲良く会話するハリーとロンの前に、ハーマイオニーが割って入ったのです。聞いてもいない呪文をひけらかした上に、着替えた方がいい、鼻に泥がついていると勝手に世話を焼き“感じの悪い女”という印象を刻みつけます。入学してからもその印象は変わりませんでした。 しかし、2人がトロールの襲撃からハーマイオニーを救ったことをきっかけに、徐々に親睦を深めていきます。勉強熱心で生真面目な性格は変わりませんが、ハリーやロンのことを友人としてとても大切にするようになりました。

須藤祐実

ハーマイオニーを担当した須藤祐実は、神奈川県出身の1988年2月3日生まれ。劇団ひまわりから洋画の吹き替えを得意とする青二プロダンクションに移籍していることからも分かるように、同世代の声優と比べると吹き替えの出演本数が圧倒的です。 小学1年生の時から声優の仕事をしている須藤は、『ハリーポッター』のオーディションを受けた時には既に8年目のベテラン!演じる役もしっかり者のハーマイオニーですが、声優仲間同士でもリードする立場だったのかもしれませんね。 ハーマイオニーの他には、同じエマ・ワトソンが演じた『バレエ・シューズ』(日本未公開)のポーリーン役や『ブリングリング』(2013年)のニッキー役。また、『ハンナ』(2011年)のソフィ役、『ブレイド』(1999年)のシャーロット役も演じています。

ドラコ・マルフォイ/三枝享祐

ドラコ・マルフォイ

マルフォイ ハリーポッター
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主人公、ハリーのライバルとして登場するドラコ・マルフォイ。生い立ちから性格までハリーとはまるで対照的なキャラクターです。ドラコ・マルフォイは純血の名家のマルフォイ家の長男として生まれ、両親から溺愛されて育ちました。 何不自由なく成長した彼は家柄や両親、資金力を誇りとし、周囲の人間からちやほやされて当たり前と信じて疑いません。マルフォイはクラッブとゴイルという少年2人を従えて歩いていますが、実は父親たちの力関係をそのまま反映したものだったのです。 入学してすぐハリーに「友達になってやる」と声をかけたマルフォイ。「友達は自分で選ぶ」とあっさり断られてしまいます。ここからハリーとマルフォイの敵対関係がスタートしました。

ハリーポッター アズカバンの囚人
© 2005 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights J.K.R.

杖を使っての飛行術の授業中のこと。マクゴナガル先生が目を離した隙に、ハリーとマルフォイのいさかいが勃発します。マルフォイがネビルの水晶玉を奪ったため、ハリーは飛行術を覚えたばかりにもかかわらず、それを取り返そうとしたのです。 このシーンはハリーの卓越した運動能力・魔力と正義感、マルフォイの悪質ではあるもののただならぬ存在感を表しており、シリーズ最初の見せ場となりました。 その一方で、ユニコーンの血を啜るヴォルデモートを見て本気で怖がったり、ハーマイオニーに自分から喧嘩を仕掛けておいて反撃されると尻尾を巻いて逃げ出したり……。権力を笠にきた嫌なヤツではありますが、小物っぷりを見せられると憎めなくなりますよね。 しかし終盤は、ダンブルドア校長を暗殺するという大変な役目を背負わされました。命令のままダンブルドアを殺して闇の人生を歩むのか、それとも?!マルフォイが苦悩、葛藤するのです。何不自由生きていたマルフォイが懐かしくなります。

三枝享祐

ドラコ・マルフォイを演じた三枝享祐は1989年5月29日生まれの俳優で、出身は神奈川県。「ハリーポッター」シリーズのオーディションを受けた時は小学6年生でした。 身長165cm、体重51kgと体格はやや小柄ですが、特技がピアノ、書道、野球、卓球と文武両道の才能を持ち合わせているようです。 三枝はドラマ『~夢見るサッカー少年たちへ~中村俊輔物語』で主人公・中村俊輔役に抜擢されました。3才でサッカーボールを初めて蹴った中村俊輔が、小学校で本格的にサッカーを始め、スター街道を歩き出すまでを綴ったストーリーです。 早くから才能を開花させながらも、苦悩の多かった中村俊輔の半生。エースだからこそ味わう挫折と葛藤を描いています。サッカーの技術もさながら高度な表現力を必要とするので苦心したことでしょうね。 本作は『中村俊輔物語-Legend of the athlete』というタイトルで、月刊少年ジャンプに読み切り掲載されたものが単行本化されました。その他の出演は、『教師びんびん物語スペシャルⅡ』(2001年)のクラスメイト役、『氷の家族』(放送年不明)の若松役があります。

ネビル・ロングボトム/上野容

ネビル・ロングボトム

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ネビル・ロングボトム
©︎Warner Bros Pictures/LMK

ネビル・ロングボトムは、主人公ハリーと同じグリフィンドール寮に所属。初登場時から中盤くらいまで、ぼっちゃりとした小太り体型でした。 初期の作品では飛行術の授業で誤って箒から転落してしまったり、魔法薬学の授業中にスネイプに怒られたりと、ダメキャラの印象を強く残すネビル。彼は心配性な性格が災いして、後に教授として就任する「薬草学」以外は失敗を連発してしまうのです。 ハリーが三大魔法学校対抗試合に出場した時のこと。課題を解けずに悩むハリーにネビルは鰓昆布を手渡しました。鰓昆布を食べると一定時間水の中でも鰓呼吸ができるのです。(原作ではネビルではなくドビーからもらっています) 薬草学のエキスパートのネビルに助けられ、ハリーは“水中で呼吸する”という命題を解くことができました。前半は目立ちませんが中盤以降徐々に自信をつけ、後半では闇の魔王からの誘いを毅然とはねつけ、最後の分霊箱を破壊するほどの重要なポジションを占めます。

上野容

ネビルを演じた上野容は1991年9月24日生まれの俳優・声優です。以前はジョビィキッズプロダクションに所属していました。全国11カ所に養成所を持つジョビィキッズには、元・天才子役の芦田愛菜が所属しています。 ネビルの他に演じたのは、『ピーター・パン』(2004年)のトゥートルス役、『101匹わんちゃんⅡパッチのはじめての冒険』(2003年)のローリー役など。 現在は「YOH」というダンサー名でアーティストのバックダンサー、JAZZやHIPHOPの振付師、スタジオのインストラクターとして活動しているようです。

チョウ・チャン/川床美雪

チョウ・チャン

ハリーポッター 炎のゴブレット チョウ・チャン
© 2005 Warner Bros. Entertainment Inc. - Harry Potter Publishing RightsJ.K.R.

ハリーが一目惚れした上級生チョウ・チャン。チョウ・チャンはレイブングロー寮の寮生で、ハリーよりも1学年上の生徒です。名前から分かるように東洋系の容姿に艶やかな黒髪を靡かせた美少女でクィディッチ代表チームのシーカーを務めています。 クィディッチの試合中にチョウ・チャンに一目惚れしたハリーは、翌年の三大魔法学校対抗試合のダンスパーティーの相手に誘いますが、断られてしまいました。 5年生になりやっとチョウ・チャンと交際を始めたハリーでしたが、チョウ・チャンがダンブルドア軍団の存在をアンブリッジ先生に密告したことが原因で仲違いしてしまったのです。(原作ではチョウ・チャンの友人が密告しています) こうして、ハリーの初恋はあえなく終了しました。

川床美雪

チョウ・チャンの吹き替えを担当した川床美雪は1月30日生まれ、茨城県出身の声優です。声優事務所の大手・青二プロダクションに所属し、2004年に活動を開始しました。海外ドラマや洋画の吹き替えをメインにアニメ、ナレーションの仕事もしています。 主な出演作は、短編アニメ「ガッ活!」シリーズの主人公・高千穂ちほ役や『CLANNAD~AFTER STORY~』(2008年)のサキ役、『機動戦士ガンダム00』セカンドシーズン)(2008年)のヒリング・ケア役などです。

ルーナ・ラブグッド/三村ゆうな

ルーナ・ラブグッド

ルーナ ハリーポッター
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ハリーの同級生でレイブングロー寮に所属するルーナ・ラブグッド。ダークブロンドのロングヘアを腰まで垂らし、不思議な雰囲気を放つ美少女です。 ルーナはライオンの被り物をするなど言動が空想的で、あまりにマイペースなため周りからは変人と言われています。彼女のファーストネームをもじって、“おかしなラブグッド(ルーニーラブグッド)”と呼ぶ人も。 親友のジニーの紹介でハリーたちとも仲良くなり、後にダンブルドア軍団として活躍しました。魔法省の戦いやホグワーツの戦いにも参戦し、最後まで生き残ったメンバーの1人です。

三村ゆうな

ルーナ役を担当した三村ゆうなは1990年12月12日生まれ、大阪府出身の女優・声優。劇団ひまわりに所属し、洋画の吹き替えをメインに活動中です。 主な代表作は、「アイカツ!」シリーズの一ノ瀬かえで役や『宇宙戦争』(2005年)のレイチェル・フェリエ役、『ラブリーボーン』(2010年)のリンジー・サーモン役があります。

ジニー・ウィーズリー/山田千晴、高野朱華

ジニー・ウィーズリー

純血の名家ウィーズリー家の末娘、ジニー・ウィーズリー。ジニーは魔法界のヒーローであるハリー・ポッターに憧れる少女でした。 2年生の新学期が始まる前、ハリーは親友のロンの誘いを受け夏の休暇をウィーズリー家で過ごしていました。憧れのハリーが自分の家に滞在している!と、ジニーが舞い上がったのは言うまでもありません。 ジニーはこの幸運を与えてくれたロンに心から感謝するのでした。ところが、肝心のハリーの前では緊張で一言も声を発することができないのです。 こうした状態は4年ほど続き、ジニーは友人となったハーマイオニーの助言通り他の男の子と付き合うことで、ハリーとも普通に会話できるようになったのです。しかし、ハリーにとっては顔を赤くしたりもじもじしたり、まともに会話したこともない存在でした。 ハリーはジニーと友人として付き合うようになり、彼女が聡明な女性であることに改めて気付かされることに。気がつけば彼女を目で追いかけ、他の男と一緒にいることにやきもきするようになり、こうしてジニーの4年越しの恋は実ったのです。

山田千晴

「賢者の石」でジニーを演じた山田千晴は、1990年7月26日生まれの俳優・声優。「ハリーポッター」シリーズ以外では、ドラマ『君の手がささやいている』(1997年)の少女時代の美栄子役やアニメ『マドレーヌ』(2000年)のフィーフィー役などを演じました。 1995年に制作された映画『ベイブ』の吹き替えを担当し、20年以上経った今でも根強い人気を誇りますが、残念ながら山田の吹き替え版はDVD化されていないようです。

高野朱華

第2作目『ハリー・ポッターと秘密の部屋』以降、ジニーの声を担当した高野朱華は1988年5月19日生まれの女優・声優です。1998年に『ライオン・キング』の続編として制作されたディズニー映画『ライオン・キング2 シンバズ・プライド』では、子供時代のキアラ役を演じました。

ルビウス・ハグリッド/斉藤志郎

ルビウス・ハグリッド

ハリーポッター 秘密の石 ハグリッド
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魔法使いと巨人族の両親の間に生まれたルビウス・ハグリッド。人間界に住むハリーに入学許可証を届けてくれた魔法使いで、粗野な風貌にそぐわない純粋で優しい心を持っています。 ホグワーツのグリフィンドール生として過ごした時期がありましたが、トム・リドルの謀略で殺人の容疑をかけられ、退学処分になってしまいました。 天涯孤独の身の上であったハグリッドは、ダンブルドアの計らいにより何とかホグワーツの森番として残ることができたのです。それ以来ダンブルドアに全幅の信頼を置き、ダンブルドアのために働くことを誓いました。 ハリーやロン、ハーマイオニーの3人とは年齢は離れていても友人関係にあります。

斉藤志郎

ハグリッドの吹き替えを担当した斉藤志郎は1956年8月31日生まれ、山形県酒田市出身の俳優・声優。大学卒業後に地方公務員として6年半勤務したのちに、役者になったという異色の経歴を持っています。 声優として演じるのは悪役の方が多いですが、クレジットされない役や端役が多いため役名付きの出演作を探すのは一苦労です。主な出演作は、『キック・アス』のフランク・ダミーコ役、『トランスフォーマー』シリーズの機械技師キュー/ブレインズ役など。

シリウス・ブラック/辻親八

シリウス・ブラック

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 シリウス・ブラック
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ハリーの父ジェームズ・ポッターの無二の親友でハリー自身の後見人。ハリーの両親を裏切ったピーター・ペティグリューを捕らえようとして逆に殺人の濡れ衣を着せられ、アズカバンに収容されました。 12年間の獄中生活の後にペティグリューの魔の手がハリーに近づいていることを知り、ハリーを救うために脱獄を決意します。若い頃は誰もが認める美男子でしたが、長いアズカバン生活で髪は伸び放題、頬は痩せこけて見る影もないほど変わり果てていました。 ハリーのことを心から大事に思い、そんなシリウスを父親のように慕っていたハリー。魔法省の戦いでシリウスを亡くした時は、手がつけられないほど荒れてしまいました。

辻親八

シリウス・ブラックの声を担当した辻親八は、1956年10月20日生まれの俳優・声優です。シリウス以外のゲイリー・オールドマンが演じた『赤ずきん』(2011年)のソロモン神父役、『欲望のバージニア』(2013年)のフロイド・バナー役も担当しました。 また、海外ドラマ「スタートレック」シリーズのマイルズ・オブライエンの声でもお馴染みです。

ヴォルデモート/江原正士

ヴォルデモート

ヴォルデモート
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ハリー・ポッターの宿敵であり、闇の魔王の支配を望まない者たち共通の敵。本名はトム・マールヴォロ・リドルです。父と同じ名を名乗ることを嫌悪したトムが、名前を並べ替えて“ヴォルデモート卿”という名を使うようになりました。 魔法界ではヴォルデモートを恐れるあまり「名前を言ってはいけないあの人」、「例のあの人」、「闇の帝王」、「我が君」と言い換えて呼んでいます。 ヴォルデモートはハリーが1才の時、魔法使いの予言に従ってハリー・ポッターを襲った結果思わぬ反撃に遭い、自らの肉体を失いました。

江原正士

ヴォルデモート卿の吹き替えを担当したのは江原正士。江原は1953年5月4日生まれの声優、俳優、ナレ-ターです。1973年に俳優デビューしますが、その後声優の仕事の割合が大きくなったため劇団を退団し、声優の仕事一本に集中しました。 洋画の吹き替えの担当は多く、トム・ハンクス、ウィル・スミス、ロビン・ウィリアムズなど陽気な役からシリアスな役まで幅広い演技をこなします。 「フォレスト・ガンプ」の主人公や『ダ・ヴィンチ・コード』(2006年)のロバート・ラングドン役、『グッドモーニング、ベトナム』(1988年)のエイドリアン・クロンナウア上等兵役。そして、『ターミネーター2』(1991年)のT-1000役と、一部紹介するだけでも多彩さが分かるラインナップです。

アルバス・ダンブルドア/永井一郎

アルバス・ダンブルドア

ハリー・ポッターと謎のプリンス ダンブルドア
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アルバス・ダンブルドア校長は父親を知らずに育ったハリーにとって、保護者であり父であり魔法の師匠でもありました。大きながっしりとした体躯に、銀色の長い髪と同じくらい長い髭を靡かせています。20世紀で最も偉大な魔法使いとされ、実力、人望ともにピカイチ! 人々に尊敬される有名人でありながら、ハリーの周辺にいる学生とも気軽に接する大らかな人柄をしています。ハリーが闇の魔王に取り入られないようにいつも見守ってくれていました。

永井一郎

アルバス・ダンブルドア校長の吹き替えを担当したのは永井一郎です。演じる俳優は第1、2作目のリチャード・ハリスから第3作以降はマイケル・ガンボンと交代しましたが、吹き替えは第1作目から変わっていません。 永井は1931年5月10日に大阪府で生まれ、2014年1月27日に82才で逝去しました。 若い頃から年配の役を演じることが多く、『サザエさん』の磯野波平役は特に有名です。38才から亡くなる年まで44年間のライフワークとなりました。

ミネルバ・マクゴナガル/谷育子

ミネルバ・マクゴナガル

マクゴナガル ハリーポッター
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ホグワーツの変身術の先生、副校長を兼任するミネルバ・マクゴナガル。ひっつめ髪で笑顔が少ないため厳しい先生に見えますが、実は生徒のことをよく考えてくれています。 ホグワーツの卒業生であり、学生時代はグリフィンドール寮に所属。クィディッチの選手としても活躍していました。 教師の中でもダンブルドアからの信頼が篤く、ハリーが大人になるまで猫に姿を変えてマグルの世界を偵察していました。1年生の飛行術の授業でハリーのクィディッチのセンスを見抜き、グリフィンドールの代表チームに推薦します。 ハリーのために「1年生はチームに入れない」という規則を変更したり、質のいい箒を自ら買い与えたりしました。日頃は規則を重視しますが、時と場合によっては自ら規則を変更してでも環境を整えるのです。

谷育子

ミネルバ・マクゴナガル先生の吹き替えを担当したのは、1939年4月9日生まれの谷育子です。谷は女優、声優、ナレーターとして活躍。過去に演じた役は、地位の高い厳格な女性や高齢の婦人の役が相当数を占めています。 吹き替えではミネルバ・マクゴナガル先生役を演じたマギー・スミスの他に、ローズマリー・ハリスの吹き替えを担当しています。トビー・マグワイア主演の「スパイダーマン」シリーズのメイ・パーカー役と言えば、知っている人も多いかもしれません。

セブルス・スネイプ/土師孝也

セブルス・スネイプ

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 スネイプ
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「ハリー・ポッター」シリーズ全編に登場する暗くて意地悪なスネイプ先生。果たしてハリーの味方なのか敵なのか、物語が進むに連れて1番の謎となっていました。スネイプはハリーが入学したホグワーツ魔法魔術学校の教授として登場します。 物語の途中、スネイプがホグワーツの卒業生でハリーの両親、ジェームズとリリーの同級生であることが判明します。スネイプが学生時代に1番憎んだ男と1番愛した人の間に生まれた子供、それがハリー・ポッターだったのです。 父親に良く似た面差しに母親譲りの緑の瞳。スネイプはハリーを見る度に複雑な思いをしたことでしょう。その愛憎渦巻く複雑な気持ちは、シリーズ終盤まで続くのでした。

土師孝也

スネイプの吹き替えを担当したのは1952年9月8日生まれの土師孝也です。舞台、ドラマ、声優と幅広い活躍を見せる土師孝也ですが、近年は若手の育成のため声優養成所の講師を務めています。土師孝也はスネイプ以外にもアラン・リックマンが演じたキャラクターの吹き替えを担当していて、『ロビン・フッド』のノッティンガムの司法官ジョージ役、『アリス・イン・ワンダーランド』のアブソレム役が有名。

ドビー/高木渉

ドビー

ハリー・ポッターと死の秘宝 ドビー
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ドビーは屋敷しもべ妖精と呼ばれる魔法生物で、奇妙な見た目をしています。ボールのように丸く突き出た目と長く垂れ下がった耳、やせ細った小さな体にボロボロの布を巻きつけているのです。 魔法使いの家に仕え、代償を求めず一生忠誠を尽くすものとされる屋敷しもべ妖精。しかし、ドビーは他の妖精とは違った考えを持っていました。 “働いた分だけ対価がほしい。自由でいたい”と。そんなドビーの考えに賛同してくれる者はなかなか見つかりませんでしたが、ハリーの協力を得て前の主人から解放されます。自分自身の自由な意思で、ホグワーツに就職することができました。 ドビーは見た目も考え方も一風変わっていますが、喋り方はもっと独特なのです!

高木渉

ドビー役を演じたのは1966年7月25日生まれ、千葉県君津市の高木渉。声優、舞台として活躍しており、デビュー作は1987年『ミスター味っ子』の作業員役です。 高木は『ドラえもん』(2005年)の先生役、『ゲゲゲの鬼太郎』(2007年)のねずみ男役など、リメイク版の後任に就くことがよくあります。 その他に『機動新世紀ガンダムX』のガロード・ラン役、『GTO』鬼塚英吉役を代表に、アニメ、ゲーム、吹き替えと多くの作品に出演。2016年にはNHK大河ドラマ『真田丸』の小山田茂誠役で、テレビドラマ初出演作を果たしました。

「ハリー・ポッター」シリーズは吹き替え声優も豪華!

今回は、「ハリー・ポッター」の日本語吹き替え声優を紹介しました。第一線で活躍している豪華声優陣が集結しているので、ぜひ日本語吹き替え版でも本シリーズをチェックしてみてくださいね。