2017年11月16日更新

『パルプフィクション』キャストの現在

ジョン・トラボルタやブルース・ウィリスなど豪華俳優が出演した、クエンティン・タランティーノ監督の『パルプフィクション』。当時活躍していた俳優達は今どうしているのでしょうか?

『パルプフィクション』出演者が豪華すぎる!

パルプフィクション

出演者でもあるクエンティン・タランティーノが監督をつとめた映画『パルプフィクション』は1994年に公開されたバイオレンスアクション映画です。登場する人物たちの短編ストーリーによって構成された映画で、主人公とボスの愛妻、ボクサー、主人公と相棒の行動が時間軸や順番を入れ替わりながらストーリーが進んで行きます。

複雑に見えますが実は単純で、まるでパズルの様です。中身があるようでない、重たい話もあれば笑える話もある、それが『パルプフィクション』。伏線の作り方がユーモラスで、多くのファンがいる作品ではないでしょうか。ちなみに映画のタイトルである『パルプフィクション』の意味は“くだらない話”だそうです。

ヴィンセント・ベガ/ジョン・トラボルタ

パルプフィクション ジョン・トラボルタ

主人公、ヴィンセント・ベガを演じたジョン・トラボルタは1954年2月18日生まれ、アメリカの俳優でニュージャージー州出身です。5歳からタップやダンスを習っていました。高校を中退後、ブロードウェイのミュージカルに出演。その後、ロスに移住し1975年のTVドラマ『Welcome Back, Kotter』にレギュラー出演、1976年には『キャリー』で映画デビューしています。

ジョン・トラボルタ

1977年には『サタデー・ナイト・フィーバー』一躍スターになるも、続編が酷評され一時は役に恵まれませんでした。その後、『パルプ・フィクション』で見事な復活を果たし、数々の賞を受賞しました。

1998年に公開された『フェイス/オフ』では、ニコラス・ケイジとアクション大作を演じ大ヒットを飛ばしました。2007年の『ヘアスプレー』では特殊メイクで母親役に出演し、役柄を限定しない存在感でファンを圧倒しました。日本でも1984年に「タカラ canチューハイ」のCMに出演しています。近年では2013年に『キリングゲーム』に出演しています。また、無類の航空機マニアとしても知られています。

ジュールス・ウィンフィールド/サミュエル・L・ジャクソン

パルプフィクション ジュールス・ウィンフィールド/サミュエル・L・ジャクソン

主人公ヴィンセントの相棒、ジュールス・ウィンフィールドを演じたサミュ・エル・ジャクソンは、 1948年12月21日生まれアメリカのワシントンD.C.出身です。1972年の映画『Together for Days』から俳優デビューしました。『パルプ・フィクション』をでアカデミー賞アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた事をきっかけに一気に注目される事となりました。

サミュエル・L・ジャクソン

『ダイ・ハード』『スター・ウォーズ 』『アイアンマン』などのアクションものから『交渉人』など幅広いジャンルの作品に出演し、俳優として活躍し続けています。スターウォーズではサミュエル自身の希望で紫色のライトセーバーを持つことになったんだとか。

近年では『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』に出演し、まだまだ俳優として現役です。千葉真一の熱狂的なファンであり、初めて会った時にサインを下さい、と頼んでいたそうです。

ミア・ウォレス/ユマ・サーマン

パルプフィクション ミア・ウォレス/ユマ・サーマン

ヴィンセントたちを取り仕切るボス、マーセルスの妻を演じたユマ・サーマンは 1970年4月29日生まれ、マサチューセッツ州ボストン出身の女優です。16歳からモデルの仕事を始め、1987年に映画『ミッドナイト・ガール』で女優デビューしています。

ユマ・サーマン、第3子の女児出産

出典: www.asahi.com

本作以外には映画『ガタカ』『アベンジャーズ』『キルビル』シリーズに出演しています。近年では2013年の映画『二ツ星の料理人』や、2015年にドラマ『The Slap』に出演。2015年のレッドカーペットに現れた時は別人のような顔をしており、「整形したのでは」と、人々に衝撃を与えました。

ブッチ・クリッジ/ブルース・ウィリス

ブッチ

ボクサー、ブッチ・クリッジを演じたブルース・ウィリスは1955年3月19日生まれ、ドイツ出身のアメリカ人です。父がアメリカ人で母親がドイツ人です。1957年にアメリカへ移住し、俳優になるまで様々な職業についています。1984年、テレビシリーズ『特捜刑事マイアミ・バイス』に出演、1985年には『こちらブルームーン探偵社』に出演しました。

『こちらブルームーン探偵社』ではコメディ役者としての地位を得ました。1988年に出演した映画『ダイ・ハード』は世界的に大ヒットし、一躍人気スターとなりました。『ダイ・ハード』はその後のシリーズでもヒットを飛ばし続けています。

ブルース・ウィリス

その後も、『フィフス・エレメント』『シックス・センス』『アルマゲドン』など、数々の有名作品に出演。また、日本でも馴染みのある俳優として多くのCMに出演しており、2014年には興和の「コーワパワードコーヒー」CMに出演しています。

ファビアン/マリア・デ・メディロス

マリア・デ・メディロス

ボクサー、ブッチの恋人ファビアンを演じたマリア・デ・メデイロスは1965年8月19日生まれ、ポルトガル・リスボン出身の女優で映画監督もしています。15歳で映画デビューし、1994年の映画『Três irmãos』ではヴェネツィア国際映画祭 女優賞を受賞しています。

英語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語と4か国語を話す事ができ、フランス映画で演技をすることが多い女優です。映画では『死ぬまでにしたい10のこと』『あたたかな場所』などに出演しています。近年では2011年に『チキンとプラム あるバイオリン弾き、最後の夢』に出演しました。

マーセルス・ウォレス/ヴィング・レイムス

ヴィング・レイムス

出典: ameblo.jp

ヴィンセントたちを取り仕切るギャングのボス、マーセルス・ウォレスを演じたヴィング・レイムスは1959年5月12日生まれの俳優です。学生時代から演劇を学び、卒業後にはブロードウェイの舞台に立っています。

『デーヴ』『パルプ・フィクション』でその名が知られるようになりマシた。映画では『ミッション:インポッシブル』『コン・エアー』『ドーン・オブ・ザ・デッド』など、話題作に出演しています。『ミッション:インポッシブル』には全シリーズ出演しており、2015年の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でも引き続きルーサーを演じました。

2017年には『ミッション:インポッシブル6』の公開も控えています。

パンプキン/ティム・ロス

パンプキン

カップル強盗の彼氏、パンプキン役を演じたティム・ロスは1961年5月14日生まれ、イギリス出身の俳優、映画監督です。高校時代に学校劇で主役を演じた事から演技に興味を持ち、その後大学を退学して俳優を志します。1983年にデビューするも長年売れない時代が続きましたが、1992年の『レザボア・ドッグス』1994年の『パルプ・フィクション』で注目されるようになりました。

ティム・ロス

1995年公開の『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』では英国アカデミー賞 助演男優賞を受賞しています。映画『海の上のピアニスト』『PLANET OF THE APES/猿の惑星』『インクレディブル・ハルク』などに出演しています。近年では、2015年に『或る終焉』に出演しています。

『PLANET OF THE APES/猿の惑星』に出演した時、実は、『ハリー・ポッターと賢者の石』のセブルス・スネイプ役が来ていたそうですが、オファーを断ったそうです。

ハニー・バニー /アマンダ・プラマー

ハニー・バニー

パンプキンの彼女、ハニー・バニーを演じたアマンダ・プラマーは、1957年3月23日生まれ、ニューヨーク市出身の女優です。父親は俳優のクリストファー・プラマー、母親は舞台俳優のタミー・グライムズで幼いころから舞台に出演していました。1981年にブロードウェイデビューしました。

アマンダ・プラマー

本作の他には、映画『バタフライ・キス』『ノストラダムス』『死ぬまでにしたい10のこと』などに出演。近年では日本映画にも出演しており、2012年公開の『新しい靴を買わなくちゃ』では、主人公と同じアパートに住む友人役をしています。

ジミー/クエンティン・タランティーノ

クエンティン・タランティーノ

ジュールスの友人ジミーを演じたクエンティン・タランティーノは1963年3月27日生まれの映画監督です。母親の影響で幼少期から映画を見て育ちました。高校中退後、レンタルビデオ店の店員となり、その時に膨大な数の映画を見ていました。

その後、脚本を書く様になり、ハリウッドのパーティでローレンス・ベンダーの目に留まった事がきっかけで映画監督としてデビューしました。その作品は『レザボア・ドッグス』で、クエンティン・タランティーノの脚本家・映画監督デビュー作品です。その後も、『ジャッキー・ブラウン』『キル・ビル Vol.1』などを手掛け2015年には『ヘイトフル・エイト』で監督を務めています。

また、俳優として作品に出演することも多く『パルプフィクション』の他、1996年の『フロム・ダスク・ティル・ドーン』にも出演しています。

ザ・ウルフ/ハーヴェイ・カイテル

ハーヴェイ・カイテル

紳士的な掃除屋、ザ・ウルフを演じたハーヴェイ・カイテルは1939年5月13日生まれ、ニューヨーク・ブルックリン出身の俳優です。俳優になるまでに様々な経験をしており、演劇は友人の誘いで始めたのがきっかけでした。1967年に『ドアをノックするのは誰?』で映画デビューしています。

しかし、なかなか注目を浴びる事がなく、1979年には『地獄の黙示録』で主役に抜擢されたものの、監督の意見の相違などのトラブルで降板となってしまいました。その後地道に出演を重ね、たハーヴェイ・カイテルは1991年の『テルマ&ルイーズ』役で復活の兆しを見せ、同年公開の『バグジー』でアカデミー助演男優賞にノミネートされました。

その後は映画、『レッド・ドラゴン』『ナショナル・トレジャー』などに出演し、幅広い役を演じるようになりました。近年では2014年の映画『グランド・ブダペスト・ホテル』に出演しています。

クーンツ大尉/クリストファー・ウォーケン

クリストファー・ウォーケン

捕虜として抑留されていた軍人クーンツ大尉を演じたクリストファー・ウォーケンは、1943年3月31日生まれの俳優です。幼い頃から演劇を学んでおり、兄弟と共に子役で出演していました。1971年に『ショーン・コネリー/盗聴作戦』でデビューし、1978年には『ディア・ハンター』でアカデミー助演男優賞を受賞しています。

その他の映画では『007 美しき獲物たち』『デッドゾーン』『バットマン リターンズ』に出演、2002年『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』では英国アカデミー賞助演男優賞を受賞しています。近年では2014年に公開されたフォー・シーズンズの伝記映画『ジャージー・ボーイズ』でジップ・デカルロを演じました。

バディ・ホリー/スティーブ・ブシェミ

スティーブ・ブシェミ

無愛想なウエイターバディ・ホリーを演じたスティーブ・ブシェミは1957年12月13日生まれの俳優です。学生時代に演劇を学び、1980年代に映画デビュー、個性派俳優として活躍し90年代に最も仕事をした俳優、というランキングで4位に輝いています。

映画『レザボア・ドッグス』『イジング・サン』『ファーゴ』などに出演し、それぞれの作品で独特な印象を与える俳優となりました。近年では、2014年に『靴職人と魔法のミシン』に出演しています。