低迷から復活したジョン・トラボルタのおすすめ映画!
1954年2月18日生まれのアメリカ人俳優、ジョン・トラボルタ。演技講師だった母親の影響で幼少期から演技を学び、高校卒業後ニューヨークに渡ると、ブロードウェイの舞台役者として活動しました。
1975年『魔鬼雨』で映画デビューを果たし、1977年の『サタデー・ナイト・フィーバー』でブレイク。その後しばらく低迷期に入りますが、1994年のタランティーノ監督作『パルプ・フィクション』に抜擢されたことを機に再浮上し、ハリウッドスターとして盤石の地位を手に入れました。
新興宗教サイエントロジーの信者であり、大の航空機マニアで、2010年のハイチ地震の時に、保有している旅客機ボーイング707に支援物資とサイエントロジーのボランティア技師を積んで駆けつけたそうです。
今回はそんなジョン・トラボルタのおすすめ映画をご紹介します。
1.高校生役のスリムなジョン・トラボルタ【1976年】
yubinashi
映画のはじまりはシャワールームでの初潮シーン、初っ端から既に様子がおかしい。
宗教狂いの母親が娘の生理を悪魔のせいとして罰を与える。異常極まりない。
プロムパーティーの残酷さ、煌びやかさ。
ダンスシーンでのカメラワーク。
クライマックスの衝撃は、してやられた。
tetsuaki
ホラー映画だと思い観るのを敬遠していたが鑑賞。
悲しい少女の青春映画でビックリ。
絶頂からどん底に落とされるキャリー…
可哀想で切なくて…
シシー・スペイセクの熱演に圧巻!
ジョン・トラボルタの細さにビックリ!!
容姿へのコンプレックスと内向的な性格でイジメられている主人公キャリーが、ある出来事をきっかけに超能力を覚醒し、クラスメイトに復讐するホラー映画の名作。
キャリーに残酷ないたずらを仕掛ける高校生ビリーを、若き日のジョン・トラボルタが演じています。
2.ジョン・トラボルタを一大スターにしたヒット作!【1977年】
Keimiyazato
トラボルタの有名なポーズとか軽薄なタイトルで軽い映画かと勘違いしそうだけど意外としっかり作られた青春映画、ビージーズの楽曲も良くて楽しめます。
s_p_n_minaco
70年代ディスコはダサい、としばらく思い込んできたものの、今観ると随分スタイリッシュな映画だったんだと思う。サントラ重視のビージーズの使い方とか、凝った構図とか、ナウい感覚だったんだなあ。しかも勝手に能天気なパーティ映画と誤解してたけど、とても切なくてほろ苦いお話。トラヴォルタが10代設定だったのにはビックリだが、橋を渡るか残るかの岐路、青春映画の普遍的なテーマを丁寧に汲んでいて説得力あり。『マジック・マイク』の原型ね。終わり方はちょっと物足りないけど、むしろ当時だからこそ持ち得た繊細さとイノセントな部分が魅力。タンゴなどを取り入れたステップのディスコダンスもあなどれず、こっそり真似したくなる!
70年代のアメリカを舞台に、庶民の町ブルックリンと大都会マンハッタンの対比を描きつつ、踊りで発散するだけが生きがいのペンキ屋トニーが、自立してブルックリンから抜けだそうと努力するステファニーに感化されて生き方を変えようとする物語。
トニーを演じるジョン・トラボルタの華麗なダンスシーンは必見です。
3.ジョン・トラボルタの人気を更に倍増させた一作【1978年】
ririri511
トラボルタ、若い頃は痩せててイケメン(笑)
歌もダンスも楽しくて良かった。
個人的にはラストでトラボルタのためにイメチェンして登場したオリビア・ニュートンジョン可愛かった♪
irisshoko
かっこいい!!!あのかんじを体験したい!あんな青春にあこがれ!私も残りの大学生活をエンジョイしよう!笑
ウェストサイドストーリーの次に好きなミュージカル。
ダンス、歌、演技すべてがかっこいい!
ミュージカルって人を惹きつける魅力があるなあー!
夏休みに避暑地で知り合って恋に落ち、再会を約束した高校生のダニーとサンディ。しかしダニーは、札付きの不良グループ「T・バーズ」のリーダーで……。
当時の「イケてる不良高校生」という役柄であるダニーをジョン・トラボルタが演じています。
4.悲鳴を集める男【1982年】
ブライアン・デ・パルマが『殺しのドレス』(1980)の後に撮った作品です。同作が完全にヒッチコック作品にインスパイアされた映画なのに対し、本作はアントニオーニの『欲望』(1967)にヒントを得ています。
ジョン・トラボルタの役はB級ホラー映画の音響効果マン、ジャックです。ネタとなる音を採集中に、偶然自動車事故を目撃し、サリー(ナンシー・アレン)という女性を救出します。
ところが、ジャックのテープレコーダーには銃声が録音されていて、事故を装った暗殺だったことが判明します。しかも、裏には政治的陰謀が……。
非常に皮肉な結末が待っていますが、デ・パルマらしい映画愛に満ちています。
5.トラボルタがコメディアンとしても開眼!?【1988年】
『初体験/リッジモント・ハイ』(1982)など、コメディーを得意とするエイミー・ヘッカーリング監督作品。赤ちゃんが精子の段階から大人の会話を聞いていたら、というアイディアから作られました。
公認会計士のモリー(カースティ・アレイ)は、得意先の社長(ジョージ・シーガル)の子を妊娠します。ところが、社長とは不倫関係で、モリーはシングルマザーとして生きていくことを決心するのです。
モリーが産気づいたとき、通りがかったタクシー・ドライバーのジェームズ(ジョン・トラボルタ)に助けられ、無事にマイキーを出産します。モリーは次第にジェームズに惹かれていって……。
赤ん坊のマイキーの声を『ダイ・ハード』(1988)のブルース・ウィリスが担当しています。
6.ジョン・トラボルタの低迷を救った、タランティーノ監督作【1994年】
matzsara
クエンティン・タランティーノ監督作。
冒頭の音楽がすごい。ハチャメチャなことが起こるぞっていう気分になる。よくよく考えると浅いんだか深いんだかわからないエピソードなのに、スゲェ!カッケー!!とテンションのままに感じて楽しめた。気取らずバカになって、どうしようもない登場人物たちをリスペクトしながら見る。不思議な高揚感があった。
ストーリーはオムニバス。ギャングが幅を利かせる街で起こる複数のイベントが、時系列をシャッフルして描かれる。主人公たる主人公はおらず、エピソード毎に主要キャラクターが入れ替わる仕掛け。前半複数のエピソードで語られたり影だけが登場するギャングの最恐ボス、マーセルス。イメージばかり膨らんでしまってからの登場シーンが絶妙に抜けててツボに入った。
あと個人的に初かっこいいジョン・トラボルタに遭遇できて少しドキッとした。はじめましてがヘアスプレー(女装して巨漢ママを演じてた)だったのがいけない(笑)。あとサミュエル・ジャクソンの聖書の暗唱がずるい、声が大塚明夫さん(ブラックジャックの声優さん)とか本当にずるい!何言ってるかわならないけど説得力と貫禄と鋭さがあって震える
ボスの女の世話を任されたマフィアのヴィンセント。レストラン襲撃を目論むチンピラカップル、パンプキンとハニーバニー。マフィア子飼いのボクサー、ブッチ。これら3つの視点が時系列をずらして語られ、交錯する物語。
ジョン・トラボルタがマフィアのヴィンセントを演じ、人気を一気に回復しました。
7.マフィア役が板に付く、ジョン・トラボルタ【1995年】
Satoko_Suzuki
こういうオフビート・コメディ、すごく好きです。ギャングの取り立て屋(トラボルタ)がひょんなことから映画を作っちゃおうぜ、っていうお話です。テンポもよくて、シャレが効いてて、キャストもバッチリ。
ただ、ラストがちょっと物足りなかったかな?
ボスの急死によって悪党レイの下で働くことになったマフィアの取り立て屋チリ・パーマーは、取り立てを命じられてやってきたベガスで、B級映画プロデューサーのハリーと意気投合してしまい……。
映画好きの取り立て屋チリをジョン・トラボルタが演じ、ゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞しました。
8.屈指の人気を誇るトラボルタ作品!【1997年】
gonbe73
2015/07/21
ジョントラボルタもニコラスケージもかっこいいな。鏡ごしに撃ち合うシーンがしびれる!!顔を入れ替えるってとんでも設定だけどそれがうまく機能していたと思う。音楽かっこいい!
harry
いかにも王道という感じのハリウッド・アクション映画。
若干SFチックな設定もあるけれど、アクション映画としてはストーリーよし、演技よし、音楽よし。純粋にアクションを楽しみたいときにおすすめ。
ニコラス・ケイジとジョン・トラポルタ、やはりよいね!
ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジが互いの顔を入れ替えたという設定のアクション映画。ふたりの名優によるひとり二役の演技は必見です。
9.冷徹な天才的犯罪者【2001年】
ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、ジョン・トラボルタら、豪華キャストによる犯罪映画です。どんでん返しに次ぐどんでん返しで、結末は全く予想がつきません。
スタンリー(ヒュー・ジャックマン)は世界的なハッカーでしたが、当局に逮捕されて以来、妻には離婚され、その日暮らしの生活を送っていました。そこに謎めいた女、ジンジャー(ハル・ベリー)が95億ドル強奪の話をもちかけます。
首領は、天才的犯罪者で冷酷なガブリエル(ジョン・トラボルタ)です。彼は、「テロリスト撲滅のために戦っている。そのためには資金が必要だ」と言います。
ところが、ジンジャーは潜入捜査官で……。犯罪者同士の騙し合いが始まります。
10.米兵版「羅生門」と評された、ジョン・トラボルタ主演作【2003年】
Marronxx
ジョントラボルタやっぱりかっこいい♡
女装が趣味でもいい!
このお話はある軍人のお話。
少し登場人物が多くて名前と人物を結びつけるのが難しかったけど、すごくおもしろい、ストーリーだった♡
arsktm
面白かった。騙された。しかも1回だけのどんでん返しかと思ったら大違い。森の中での場面は画面が暗めだから顔が少し分かりづらい。だけどちゃんと名前と顔は覚えながら見ないと少し分からなくなるかも。サミュエル・L・ジャクソンとジョントラボルタの演技がよかった。90分程だからさっと見れる。
パナマにある米軍基地から訓練に出た7人のレンジャー隊員が嵐の密林地帯で失踪。3人が発見されるも、味方同士で殺し合っていたことが判明し、尋問官ジュリーが尋問を行うが、各々の証言にはズレがあり……。
麻薬取締官で元レンジャー隊員のトム・ハーディを、ジョン・トラボルタが演じています。
11.ジョン・トラボルタが女装メイクで登場!【2007年】
mazda620
60年代がベースの超ポップなミュージカル映画。
見ていてこんなに楽しい映画は久しぶり!!見ているうちにどんどんこの世界観に取り込まれて終盤にかけての高揚感がすごい!最初は普通に映画を観る感覚で観ていてもだんだん観てるだけで楽しくなってくるからクオリティやツッコミどころとかがもうどうでもよくなってくる、それくらいテンションをもってかれるパワーがある。とくにラストのシーンがものすごく好きでアンコールしたくなる。笑
黒人差別がまだのこるアメリカで、見られ方を気にしないというテーマから主人公はプクプクのおデブ。デブと黒人の見られ方というのは意味が変わってくるのではと最初思ったのだけど、そもそも本作にでてくる人物(すくなくとも中心人達は)デブっちょであることも気にしてなければ黒人であることもそこまで気にしていない。ただ周りや世の中に勝手によくない目で見られるという話。
体格を気にしているのと肌の色を気にしているのでは一緒にしないでほしいと思うけど 変化を問う作品ではなく、他人から悪い風に指摘される見た目のことを気にせずに堂々とおおらかでいることを描いているんじゃないかなと思った。
彼等は気にしていないどころかその容姿や肌の色を望んでいるし好んでいるようにみえる、そんな彼等のありのままの楽しそうな姿を見て気にしている人間も「気にしなくていいんだ」という明るく影響される。だからこういうハッピーな結末なんだと思う。
この60年代の世界観がすごく魅力的、それはビジュアル的にもそうだけど時代の流れがこれから変わるっていう駆け出しが見えて、楽しい時代がやってくるというのを感じる。
何かを気にせずに楽しむことって意外とできないことなのでそれをミュージカルで表現したこの映画はとても素晴らしいです。
個人的には主人公トレーシーと相手役リンクのおちゃめなデブとイケメンの仲が大好きでした。みんながキラキラしてて全力でハッピーがつまった作品。
黒人差別が残る1962年のボルチモアを舞台に、ダンスとお洒落を愛する太っちょのトレイシーが、ダンス番組のオーディションに挑むが、体型を理由に落とされてしまい……。
ジョン・トラボルタが特殊メークで大柄な女性になり、トレイシーの母エドナを演じています。
12.初のアニメーション出演【2008年】
ピクサーのジョン・ラセターが製作総指揮を務めたアニメーション。ジョン・トラボルタ、マイリー・サイラス、『時計仕掛けのオレンジ』(1971)のマルコム・マクダウェル、クロエ・グレース・モレッツなど、声優陣が豪華です。
ボルトは、テレビ番組で活躍するシェパードで、自分にはスーパーパワーが備わっていると思い込んでいます。ある日、スタジオを飛び出して外の世界で迷子になってしまうのです。
ボルトは様々な動物に出会いながら、現実の世界では自分がスーパーヒーローではないと悟り、成長していきます。
13.見応えのある悪役、ジョン・トラボルタ【2009年】
ririri511
賄賂を受け取った罪を払拭するように犯人との交渉に燃えるデンゼル・ワシントンが良かった。
ジョン・トラボルタの悪役も中々ハマっていた。
kanameandit
面白かった~ちょっと古いけど、デンゼルワシントンのいい人像がよく描けてるよ!
あまり言ったらネタになるけど、賄賂、税金の無駄遣い、みんなも悪いことしてるじゃん、俺が地下鉄のっとって金を要求してきたことになんやかんや言うんじゃねぇみたいな
謎のグループに地下鉄をジャックされ、ニューヨーク地下鉄の職員ウォルターが、犯人グループとの交渉で事件の解決を図ろうとする物語。
犯人グループの頭の切れるボス「ライダー」を、ジョン・トラボルタが演じています。
14.ジョン・トラボルタが元・特殊工作員の自動車修理工を熱演!【2016年】
『マスク』(1994)のチャック・ラッセル監督が手がけた、いわゆる「ナーメテーター」(キンディ小林さん命名)映画。この場合、さしずめ「なめてた自動車修理工が殺人マシーンでした」というところでしょうか。
主人公スタンリー(ジョン・トラボルタ)は特殊工作員でしたが、今は引退して自動車修理工として、妻のビビアン(レベッカ・デモーネイ)と平凡に暮らしていました。
ところが、ある日、妻を強盗に殺された上、警察はその強盗を釈放してしまいます。復讐の鬼と化して立ち上がるスタンリー。
まさしく『ジョン・ウィック』(2014)を思わせる展開ですが、トラボルタが”I am WRATH”(「我こそは怒りなり」)という聖書の引用の刺青を背中に彫るところは、新機軸かもしれません。