2026年6月5日更新

映画『グーニーズ』キャストの現在&撮影秘話を紹介!アベンジャーズで知られるあの俳優も?

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グーニーズ
(C)Warner Bros. Entertainment Inc.

少年たちのひと夏の冒険を描いた『グーニーズ』は、『スタンド・バイ・ミー』(1987年)と並び称される冒険映画の定番かつ名作です。 この記事では、本作に出演していたキャストの気になる現在の様子や、知られざる撮影裏話を紹介していきます!

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まずは『グーニーズ』に出演したキャストの現在をチェック

『グーニーズ』で大冒険を繰り広げた7人の子供たちは、現在どうしているのでしょうか。俳優を続けている人もいれば、まったく別の道へ進んだ人もおり、なかにはアカデミー賞に輝いた人物までいます。それぞれのその後を、ひとりずつ見ていきましょう。

「グーニーズ」のメンバー

まずは伝説の海賊「片目のウィリー」の財宝を探して、大冒険を繰り広げた悪ガキ集団「グーニーズ」のメンバーと、その現在を紹介しましょう。

マイケル・ウォルシュ(マイキー)役/ショーン・アスティン

父から毎晩のように海賊ウィリーの話を聞いて育った、本作の主人公マイキー。彼は海賊や冒険に憧れを抱く少年です。 マイキーを演じたショーン・アスティンは、本作出演後も学業と両立しながら俳優活動を続けました。2001年には、「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズでサム役を演じ再び注目を集めます。 2017年には、Netflixの人気オリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』シーズン2に出演しました。

クラーク・デヴリュー(マウス)役/コリー・フェルドマン

お調子者でダジャレ好きのクラークは、口が災いのもとになることが多いため「マウス」というあだ名で呼ばれています。悪ぶって大人の口真似をする彼は、メキシコ人のいとこがいるためスペイン語が堪能です。 マウスを演じたコリー・フェルドマンは、本作の翌年に公開された『スタンド・バイ・ミー』にも出演。90年代には、人気コミックの実写映画化作品『ミュータント・ニンジャ・タートルズ』(1990年)と『ミュータント・ニンジャ・タートルズ3』(1993年)に出演しました。 その後も映画やテレビを中心に、幅広く活動をつづけています。

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ローレンス・コーエン(チャンク)役/ジェフ・コーエン

腹踊りが得意なチャンクは、食いしん坊でおっちょこちょいの少年。また虚言癖があり、周囲を困らせることもしばしばです。 チャンクを演じたジェフ・コーエンは、子役としていくつかの映画やドラマに出演したのち、芸能界を引退。カリフォルニア大学バークレー校を卒業後、UCLAのロースクールへと進みました。 現在は、ロサンゼルスでエンターテインメント業界を専門とする弁護士として活躍しています。

リッキー・ワン(データ)役/キー・ホイ・クァン

中国系のリッキー・ワンは、いじめっ子を撃退するための発明に明け暮れる少年です。もっとも、その大半はまだ実験段階。大人顔負けの知識を武器にすることから、仲間内では「データ」と呼ばれています。 演じたキー・ホイ・クァンは、ベトナム・サイゴンに生まれ、幼くして家族とともにアメリカへ渡りました。『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984年)で見いだされ、翌年の本作で一躍人気子役に。その後はいったん表舞台を離れ、南カリフォルニア大学で映画制作を学びながら、スタント・コーディネーターや助監督として裏方の経験を積んでいきます。 転機が訪れたのは2021年でした。Netflix映画『オハナ ~ハワイに伝わる秘密~』で俳優業に復帰すると、翌2022年の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』で評価が一気に高まります。そして第95回アカデミー賞では、見事に助演男優賞を受賞。アジア系俳優による同部門の受賞は、1985年のハイン・S・ニョール以来38年ぶりという快挙となりました。 その勢いは受賞後も衰えません。ディズニープラスのドラマ「ロキ」シーズン2(2023年)にO.B.役で登場したほか、2025年には初主演を飾ったアクション『ラブ・ハーツ』や『エレクトリック・ステイト』にも出演し、ハリウッドの第一線へ完全に返り咲いています。

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ブランドン・ウォルシュ(ブランド)役/ジョシュ・ブローリン

アベンジャーズ エンドゲーム
ⓒ2018 MARVEL

マイキーの兄で面倒見のいいブランド。喘息持ちの弟を心配し、成り行きで冒険に同行することになります。 ブランドを演じたジョシュ・ブローリンは本作で俳優デビューし、その後も映画作品をメインに活躍中。主な出演作にはコーエン監督の『ノー・カントリー』(2007年)や『メン・イン・ブラック3』(2012年)、『デッドプール2』(2018年)などがあります。 またマーベル・シネマティック・ユニバースのサノス役としても知られています。

アンドレア・カーマイケル(アンディ)役/ケリー・グリーン

ブランドの恋人でチアリーダーのアンディ。幼い頃にピアノを習っていた彼女も、恋人のブランドにつられるように、成り行きで「グーニーズ」の冒険へ加わります。 演じたケリー・グリーンは、本作の翌年に公開された『ルーカスの初恋メモリー』でメインキャストに抜てきされました。その後も女優としての歩みを止めず、現在にいたるまで数多くの映画やテレビシリーズに顔を見せています。

ステファニー・スタインブレンナー(ステフ)役/マーサ・プリンプトン

眼鏡をかけた少女ステフは、アンディの友人でマウスとよく口ゲンカをしています。ブランド、アンディと同じく、彼女も成り行きで悪ガキたちの冒険について行くことに。 ステフを演じたのは、10歳でデビューしたマーサ・プリンプトン。インディペンデント映画や舞台、テレビシリーズへのゲスト出演など、幅広く活躍しています。2002年には、人気シリーズ『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』へのゲスト出演でエミー賞にノミネートされました。 『グーニーズ』以降の主な出演作としては、『イングリッシュマンinニューヨーク』(1988年)や『旅立ちの時』(1988年)、ドキュメンタリー映画『デブラ・ウィンガーを探して』(2002年)などがあります。

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そのほかのキャストたち

フラッテリー・ママ役/アン・ラムジー

自身の3人の息子を率い、ギャングとして違法行為に手を染める女ボスが、フラッテリー・ママです。息子たちとともに、マイキーたちと財宝をめぐって激しい争奪戦をくり広げます。 演じたアン・ラムジーは、舞台女優としてキャリアを歩みはじめ、1970年代からは映画にも進出しました。 独特の存在感で性格俳優として評価を高め、1987年公開のブラックコメディ『鬼ママを殺せ』では、ゴールデングローブ賞とアカデミー賞の助演女優賞にダブルノミネート。 しかし惜しくも翌1988年、がんのため59歳でこの世を去りました。亡くなった翌年には、遺作となった『ライフ・オン・ジ・エッジ』と『天使が降りたホームタウン』が公開されています。

フランシス・フラッテリー役/ジョー・パントリアーノ

フラッテリー一家の次男フランシスは、長男のジェイクと仲が悪く、非常に短気な性格です。カツラを着用していますが、本人はそのことを決して認めません。 フランシスを演じたジョー・パントリアーノは、1970年代後半からテレビに出演しはじめ、1983年の『卒業白書』をきっかけに、映画にも数多く出演するようになりました。 『グーニーズ』以降も、「バッドボーイズ」シリーズや『マトリックス』(1999年)、『メメント』(2000年)など、50本以上の映画に出演し、名バイプレイヤーとして親しまれています。 2003年にはテレビシリーズ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』でエミー賞を受賞。現在も精力的に活動を続けています。

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ロトニー・フラッテリー(スロース)役/ジョン・マトゥザック

フラッテリー一家の末っ子であるスロースは、母親や兄たちの虐待によって顔がひどく歪んでいます。怪力の持ち主ですが優しい性格で、後にチャンクと仲良くなりました。 スロースを演じたジョン・マトゥザックは、アメリカンフットボール選手として活躍した後、1979年に映画『ノース・ダラス40』で俳優デビュー。 『グーニーズ』出演以降も活躍をつづけ、俳優としての地位を確立していきましたが、1989年に38歳の若さで心不全で亡くなりました。

『グーニーズ』の意外な撮影裏話&トリビアを紹介

撮影はストーリーの順番通りに行われた

映画の撮影は効率を考えて、ストーリーとは関係なく様々なシーンをバラバラに撮影するのが一般的です。しかし本作は、「順撮り」というストーリーの流れ通りに撮影する方法が採用されていました。そのため、トータルで5ヵ月間も撮影が続いたそうです。 これは、演技経験が少ない子役たちの自然な演技を引き出す工夫の1つ。製作総指揮を務めたスピルバーグは、自身の監督作『E.T.』でも同じ方法で撮影を行っています。

初めて海賊船を見たときのリアクションに隠された秘密

海賊船セットを建てるあいだ、子役たちはセットに入ることを一切禁止されていました。そのため、彼らが初めて海賊船を見た時のリアクションは、演技ではなく本物だそうです。

キャストはプロットを知らされていなかった!?

本作の脚本は何度も書き直されていたため、役者たちは撮影するまでどんなプロットになるかほとんど分からない状態でした。子どもたちは、長いあいだチャンクがどこにいるのかさえ知らなかったそうです。

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撮影後のお楽しみは……

監督のリチャード・ドナーを含む本作スタッフは、撮影終了後、海賊船の洞くつに忍び込み、巨大ウォータースライダーを滑ることが習慣になっていたそうです。

「グーニーズの日」が存在する

本作は、アメリカオレゴン州のアストリアで撮影されました。2010年、本作の25周年を記念して、アストリア市長が6月7日を「グーニーズの日」に制定。 毎年その日、アストリアでは『グーニーズ』のロケーション場所を廻るツアーが行われるそうです。

『デッドプール2』に「片目のウィリー」が登場!?

デッドプール2,ケーブル
©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

本作で俳優デビューを果たしたジョッシュ・ブローリン。彼はその後も活躍をつづけ、2018年には『デッドプール2』に出演しました。 同作で彼が演じたケーブルは、片目が機械になっているキャラクターです。それを見たデッドプールが、ケーブルを「片目ウィリー」と呼ぶシーンがあります。

35年ぶりにスタッフ&キャストが大集結!

『グーニーズ』の公開から35年経った2020年4月、本作のキャスト陣やスタッフが一堂に会する奇跡のイベントが行われました。 これは「アナ雪」シリーズのオラフ役などで知られるジョシュ・ギャッドが、新型コロナウイルスで生活が困窮する人々を救うため、YouTubeで始めた「リユナイテッド・アパート」の第1回企画として実現したもの。リモートでの同窓会が開かれたのです。 本作に出演した当時の子役7人が全員参加というだけでも驚きですが、さらに監督のリチャード・ドナー、脚本のクリス・コロンバス、製作総指揮を務めたスティーブン・スピルバーグ、そして主題歌を担当したシンディ・ローパーまで登場。 かつての「悪ガキ集団」で軽口をたたきあったり、ハリソン・フォードやクリント・イーストウッドが見学にやってきたという裏話が明かされたりと盛りだくさん。 最後には全員で主題歌「グーニーズはグッドイナフ」を歌うなど、ビューアーに楽しい時間を提供しました。

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映画『グーニーズ』に出演したキャストの多くが現在も活躍中!

少年たちの冒険物語として、世代を超えて愛される映画『グーニーズ』。その出演者たちには、現在も活躍をつづけている人が多くいます。 惜しくもこの世を去ったキャストもいますが、彼らの勇姿をもう1度映画で確認してみるのもいいのではないでしょうか。