『古畑任三郎』登場してくる刑事たちはどういうキャラクターの持ち主?

2017年7月6日更新

人気ドラマシリーズ『古畑任三郎』。主人公の古畑任三郎はじめ、個性的なキャラクターが多数登場します。そんなキャラクター達の性格や特徴を一人ひとり紹介します。

古畑任三郎

ドラマシリーズのタイトルでもある主人公古畑任三郎。演じるのは田村正和ですが、実は中学時代は山田涼介が演じています。

古畑は警視庁刑事部捜査一課の刑事。役職は警部補で、常に黒い衣装を着ており、事件現場には自転車で登場します。

優れた推理力の持ち主で、わずかな証拠や手がかりから犯人を突き止めていきます。また、巧みな話術により、犯人の裏をかくことも得意です。紳士的な性格ですが、細かいことにこだわったりする幼稚な一面も持ち合わせています。おでこに指をあてながら、しゃべる前に「え~」と言うのが特徴。

今泉慎太郎

右側に写っている人物・今泉慎太郎は、古畑の部下の巡査。西村雅彦が演じています。

すでに40代のいい年頃ですが祖母と二人で暮らしています。性格は単純でおっちょこちょい。捜査の際は直接役に立つことはありません。しかし今泉の何気ない行動が、古畑が事件を解決するためのヒントになることも多いのです。

古畑はよく今泉をからかっており、彼のおでこを頻繁に叩くコミカルなシーンでお馴染み。シリーズ中、二度ほど自律神経失調症を発症し、休職するという場面もあったりします。

今泉を主人公にしたスピンオフドラマ『巡査・今泉慎太郎』も1996年に制作されており、『古畑任三郎』シリーズを支える人気キャラクターですね。

西園寺守

西園寺守は『古畑任三郎』第3シーズンから登場した刑事です。演じるのはお笑いコンビ・アリtoキリギリスとしても活躍している石井正則。

とてもまじめな性格で、事件が起きると必要なデータを一挙に収集し古畑を助けていきます。古畑からも一目置かれており、今泉の嫉妬の対象になっています。

身長が低く、古畑からは「優秀な小男」と呼ばれているキャラクター。

向島音吉

向島音吉は、古畑を「最高の刑事」と呼んで尊敬している巡査です。小林隆が演じました。

古畑が訪れる事件現場には必ずおり、よく彼からも声をかけられますがなかなか名前を覚えてもらえません。なぜなら、向島は頻繁に結婚や再婚などで名字をころころ変えてしまうのです。

古畑とは実は中学時代からの知り合いで、彼のクラスに古畑が転校してきた際にいろいろと世話したことから友人となっていきました。当時古畑からプレゼントされた、コナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』の小説本を今でも大切に持っていますが、古畑自身はそのことを忘れてしまっているようです。

『古畑任三郎』ファイナルシリーズでは、メジャーリーガーのイチローと腹違いの兄弟であるという衝撃の事実が明かされています。

脚本は三谷幸喜!

三谷幸喜は1961年生まれの脚本家です。舞台演出や映画監督としても活躍しており、俳優としての一面も持っています。

三谷は大学在学中の1983年に、劇団「東京サンシャインボーイズ」を結成し、自身も役者として活動していました。『古畑任三郎』シリーズで今泉役を演じている西村雅彦は、同劇団の劇団員でもあります。

劇団と並行して放送作家としての活動もスタート。アニメ『サザエさん』の脚本も手がけたことがあります。1989年から、フジテレビで放送されていた深夜ドラマ『やっぱり猫が好き』の脚本を多く担当し、脚本家として注目されるようになっていきます。

連続テレビドラマの脚本家としてのデビュー作は、1993年の『振り返れば奴がいる』です。三谷は当時、コメディ専門でしたが、そのことを知らないプロデューサーがシリアスな医療ドラマの脚本を依頼します。結果としてコメディ部分はスタッフによりすべて変更されてしまいましたが、作品自体は成功します。

デビュー作の成功を受け、1994年に三谷は『古畑任三郎』の脚本を担当することになりました。

その後も『王様のレストラン』や『竜馬におまかせ!』など、脚本家として多数のヒット作を生み出していきます。その後の活躍も目覚ましいものでしたね。