2024年2月6日更新

全「ダイ・ハード」映画のあらすじ・見る順番を解説! シリーズのキャスト・時系列は?

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『ダイ・ハード』ブルース・ウィリス
© 20TH CENTURY FOX/zetaimage

1988年に第1作目が公開され、大人気シリーズとなった「ダイ・ハード」。ブルース・ウィリス演じる"最もツイてない男”ジョン・マクレーンが孤軍奮闘する、今までにないアクション映画として話題になりました。 この記事では、2013年までに5作が公開された人気シリーズの時系列やあらすじを紹介していきます!

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「ダイ・ハード」シリーズを見る順番・あらすじ早見表

「ダイ・ハード」シリーズの順番
『ダイ・ハード』(1988年)
『ダイ・ハード』(1988年)
  • 休暇中のはずだった……。ロサンゼルスでテロリストと対決!
  • キャスト:ブルース・ウィリス , アラン・リックマン , ボニー・ベデリア
『ダイ・ハード2』
『ダイ・ハード2』(1990年)
  • ワシントンDCの空港でテロリストに立ち向かう
  • キャスト:ブルース・ウィリス , ウィリアム・サドラー , フランコ・ネロ
『ダイ・ハード3』
『ダイ・ハード3』(1995年)
  • 爆弾テロを防ぐため、ニューヨークを奔走!
  • キャスト:ブルース・ウィリス , サミュエル・L・ジャクソン , ジェレミー・アイアンズ
『ダイ・ハード4.0』
『ダイ・ハード4.0』(2007年)
  • アナログ親父×ハッカー青年がサイバーテロリストと対決!
  • ブルース・ウィリス , ジャスティン・ロング , ティモシー・オリファント
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』
『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(2013年)
  • ロシアの元大物政治家の陰謀を暴く!
  • ブルース・ウィリス , ジェイ・コートニー , セバスチャン・コッホ

「ダイ・ハード」シリーズの公開順・時系列

「ダイ・ハード」シリーズは1998年から2013年までに5作が公開され、30年以上つづいた人気シリーズです。「ダイ・ハード」シリーズの時系列は、公開順と同じになっています。 1作目で別居中だった妻ホリーとの関係が進展したり、息子が登場したりと、マクレーンの周囲の人間関係などが変化していくので、公開順に観るのがおすすめです。 また作品ごとにマクレーンは歳をとっていきますし、その時代を反映した敵が登場するので、そういった意味でも、やはり公開順に鑑賞するのがもっとも違和感がないでしょう。

『ダイ・ハード』(1988年)のあらすじ

“最もツイてない”男のクリスマス

『ダイ・ハード』(1988年)ポスター
©︎ 20TH CENTURY FOX/All Star Picture Library/Zeta Image
公開年 1988年
上映時間 132分
監督 ジョン・マクティアナン
キャスト ブルース・ウィリス , アラン・リックマン

別居中の妻が務めるロサンゼルスのナカトミ・プラザのクリスマスパーティに招かれた、ニューヨーク市警のジョン・マクレーン刑事。 しかしそこで、保管されている「6億4千万ドルの無記名債権」を狙ったテロが発生します。運良くテロリストたちから逃れたマクレーンは、人質に取られている妻ホリーや他の人命を助けるべく、たった1人でテロリストたちとの戦いに挑むことになるのでした。

吹き出し アイコン

アクションや爆発など、ハリウッドアクションらしいド派手さもありながら、細かい伏線を回収していくストーリーもしっかりしている。アラン・リックマン演じるテロリストも素晴らしい!

(30代男性)

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『ダイ・ハード2』(1990年)のあらすじ

悪夢のようなクリスマス再び!今度は空港でテロリストと対決!

『ダイ・ハード2』
©︎ 20TH CENTURY FOX/All Star Picture Library/Zeta Image
公開年 1990年
上映時間 124分
監督 レニー・ハーリン
キャスト ブルース・ウィリス , ウィリアム・サドラー

ナカトミ・プラザの事件からから1年後のクリスマス。ジョン・マクレーンはロサンゼルスから戻る妻のホリーを迎えに、ワシントン・ダレス国際空港へやって来ました。 しかし時を同じくして、元アメリカ特殊部隊のスチュワートが部下たちとともに管制機能を奪います。彼らの目的は南アフリカの麻薬王、エスペランザ将軍の奪還。またしても不運にも巻き込まれたマクレーンは、無能な空港警察とは別行動で一人テロリストに立ち向かうことになります。

吹き出し アイコン

前作のキャラクターもしっかり活かしながら、アクションの迫力や緊迫感がすごくて飽きずに観られる。前回より壮大な舞台になっているけど、伏線をちゃんと回収していくあたりはやっぱり良い。

(30代女性)

『ダイ・ハード3』(1995年)のあらすじ

孤高の悪運刑事に初のバディ登場!

『ダイ・ハード3』
©︎ 20TH CENTURY FOX/All Star Picture Library/Zeta Image
公開年 1995年
上映時間 128分
監督 ジョン・マクティアナン
キャスト ブルース・ウィリス , サミュエル・L・ジャクソン , ジェレミー・アイアンズ

ニューヨーク市内で爆弾テロが発生。「サイモン」と名乗る犯人は、警察に電話をかけ、ジョン・マクレーンを指名します。酒浸りの生活を送っていたマクレーンは、黒人が多く住むハーレムで差別的な看板を掲げさせられ、黒人ギャングに半殺しにされていたところを電気屋のゼウスに助けられました。 それを知ったサイモンは2人に一緒に行動するよう指示します。第2、第3のテロを防ぐため、マクレーンとゼウスは犯人の要求に従って、ニューヨーク中を奔走させられることに。やがて「サイモン」は、かつてマクレーンが殺したテロリスト、ハンス・グローバーの兄であることが判明します。 これまで孤独な戦いをつづけてきたマクレーンですが、本作ではゼウスとのバディ・ムービーの要素が強くなっています。

吹き出し アイコン

不死身の男ジョン・マクレーン刑事の活躍を描く、ノンストップアクションシリーズ第3弾。今回はニューヨーク全体が舞台になっていて、サミュエル・L・ジャクソン演じる相棒がいい味出してる。敵役のジェレミー・アイアンズもかっこいい。クリスマスじゃなくなったのだけ、ちょっと不満かも。

(40代男性)

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『ダイ・ハード4.0』(2007年)のあらすじ

アナログ親父がハッカーの手を借りてサイバーテロリストに立ち向かう!

『ダイ・ハード4.0』
©︎ 20TH CENTURY FOX/All Star Picture Library/Zeta Image
公開年 2007年
上映時間 129分
監督 レン・ワイズマン
キャスト ブルース・ウィリス , ジャスティン・ロング , ティモシー・オリファント

アメリカ独立記念日の前夜、何者かがFBI本部にある全米のインフラ監視システムがハッキングされる事件が発生。犯人特定のため、FBIから全米のハッカーを保護する指令が発令されました。マクレーンはニュージャージー州在住のマシュー・ファレルを連行する途中で、何者かに狙撃されてしまいます。 時を同じくして、全米で7人のハッカーが狙撃され、24時間以内に死亡していました。完全にアナログ親父のマクレーンは、ハッカーであるファレルの力を借りて、トーマス・ガブリエル率いるサイバーテロリスト組織に挑みます。

吹き出し アイコン

もはやダイ・ハードっぽさはほとんどなくなってしまたけど、アクション映画として普通に面白い。アナログ親父がハイテク集団相手に大暴れ!っていう構図が好き。助っ人のオタクくんもいいキャラだった。

(30代男性)

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』(2013年)のあらすじ

音信不通だった息子の隠された任務とは?

『ダイ・ハード/ラスト・デイ』
©︎ 20TH CENTURY FOX/All Star Picture Library/Zeta Image
公開年 2013年
上映時間 98分
監督 ジョン・ムーア
キャスト ブルース・ウィリス , ジェイ・コートニー , セバスチャン・コッホ

音信不通だった息子のジャックがロシアで殺人事件を起こして身柄を拘束されたことを知ったマクレーン。彼はジャックが出廷する裁判所にやってきましたが、裁判所が爆破されてしまい、混乱の中ジャックは脱走。そこでマクレーンと再会します。 裁判に証人として出廷していた政治家コマロフを連れて逃走したジャックは、実はCIAのスパイであり、コマロフの救出、警護の任務を負っていたのでした。コマロフは、ロシアの大物政治家チャガーリンの犯罪の証拠を握っており、政治犯として捕えられていたのです。 ジャックが犯罪の証拠と引き換えに、アメリカへの逃亡を持ちかけると、コマロフは娘のイリーナを同行させることを要求しました。

吹き出し アイコン

ド派手なアクションが楽しめる、マクレーン親子のスパイ映画。これまでのシリーズよりだいぶシリアス路線になっていて、軽薄なジョン・マクレーンがしっかり父親してるのが面白い。

(20代女性)

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第6作『マクレーン (原題)』は公開される?

ブルース・ウィリス
©Dennis Van Tine/ABACAUSA.COM/Newscom/Zeta Image

2018年にプロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナベンチュラがEmpire誌のインタビューで語ったところによると、「ダイ・ハード」シリーズ6作目『マクレーン(原題)』は、20代のジョン・マクレーンとブルース・ウィリス演じる60代のマクレーンも登場し、過去と現在を交互に描く作品になると言われていました。 しかし2021年、ボナベンチュラはディズニーによるFOX買収によって、新作の計画が頓挫したことを米Polygonに明かしました。ディズニー傘下となったFOXで、「ダイ・ハード」シリーズについて「彼らの計画がどうなっているのかわからない」と語っています。 さらに2022年、ブルース・ウィリスが失読症と診断され、俳優業を引退したことで、新作制作の可能性は完全になくなってしまいました。

「ダイ・ハード」の魅力は主人公にあり?シリーズの凄さを解説

『ダイ・ハード』ブルース・ウィリス
© 20TH CENTURY FOX/zetaimage

1作目『ダイ・ハード』が画期的だった理由とは

第1作目『ダイ・ハード』が公開された1988年当時、アクション映画の主人公は、シルヴェスター・スタローンやアーノルド・シュワルツェネッガーのような、筋骨隆々の俳優が演じるのが主流でした。 そこに彗星の如く現れたブルース・ウィリスの演じるジョン・マクレーンは、どこまでも不運で、「なんで俺がこんな目に……」とぼやき、ボロボロになりながらも必死に戦う主人公。これが新たなアクション映画の主人公像として大いに受け、大ヒットを記録したのです。

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「もっともツイてない男」主人公・ジョン・マクレーンってどんな人物?

本シリーズの主人公、ジョン・マクレーンはニューヨーク市警本部の刑事です。「最も不運なタイミングで、最も不運な場所に居合わせる、しかし簡単には死なない(不死身の)男」というのが、彼のキャラクター設定。 無鉄砲な一面もありますが、刑事としての洞察力は抜群で、銃撃などの技術面や爆弾を製造するなどの工作面にも優れています。

「ダイ・ハード」シリーズのあらすじ・見る順番を復習しよう

ブルース・ウィリスを一躍アクション・スターへと押し上げた「ダイ・ハード」シリーズは、その画期的な設定とマクレーンのキャラクターで大人気となりました。 シリーズを追うごとにさらに進化していったマクレーンですが、その運の悪さは相変わらず。そんなところが、他のアクション・ヒーローとは違った魅力となっています。