『スラムダンク』多くのファンの心をわしづかみにした三井寿を一つずつ紹介!

2017年7月6日更新

90年代の日本にバスケットボールブームを広めた伝説的なバスケット漫画『SLAMDUNK』。今回は湘北最強の3Pシューターで、屈指のイケメン、ここぞというときに決めてくれるゲームメーカーの「三井寿」の魅力についてご紹介していきます。

三井寿はスラムダンクの名言メーカー?!

三井寿 天才

スラムダンク屈指のイケメン、湘北高校最強の3Pシューターである三井寿。

三井は要所要所で名言を多く持つキャラクターとして有名でファンが非常に多いです。今回は三井の言った数々の名言とともに彼の活躍をご紹介します。

三井寿のプロフィール

三井 中学時代

出典: cryful.com

三井寿は、身長184cm。誕生日は5月22日。武石中学校出身で湘北高校に通っています。ポジションはシューティングガードで背番号は「14」。

中学時代からエースとして活躍していた彼がバスケに対して本気になったのは安西に言われたある一言でした。

神奈川県大会決勝でチームメイトに「この天才三井がいるからには負けない」と言われつつ、本心では試合には負けると思っていた三井寿。ルーズボールの先に偶然いた安西の「あきらめたらそこで試合終了だよ」という言葉で戦う勇気をもらい善戦します。そしてチームの得点源となり神奈川県大会優勝に大きく貢献。最優秀選手を獲得しました。

原作者の井上雄彦によると、当初の三井は不良のまま終わる予定でしたが、過去を描いたことにより情が移ったこととファンの急増によりレギュラー化したとのことです。

三井寿のモデルとなったマーク・プライス

マークプライス

出典: festy.jp

三井のモデルとされているマーク・プライスは、1986年にクリーブランド・キャバリアーズにトレードされて入団しチーム史上最高のポイントガードと称された名選手です。そのキャリアは凄まじく、通算90.4%という驚異的な数字のフリースローの成功率。3ポイント成功率も40%以上と三井のモデルに何ら遜色もない人物です。

クリス・マリンも三井寿のモデル

クリス・マリン

クリス・マリンも三井のモデルとされています。大学3年生の時に、アメリカ代表としてマイケル・ジョーダンらと共にロサンゼルスオリンピックに出場し金メダルを獲得しています。卒業後ゴールデンステート・ウォーリアーズに入団し、89.6という新人史上2位を誇る高いフリースロー成功率の持ち主でした。

一時期アルコール依存症の問題を抱え監督の勧めにより治療のプログラムを受け復帰したこともありましたが、現役時代は「ゴッド・ハンド」と呼ばれるほどのシューターで、1998年にはフリースロー成功率93.9%を記録しています。

不良から立ち直るシーンはまさに感動的!

三井入部

中学時代に感銘を受けた安西に恩返しするために強豪校の誘いをけって湘北のバスケ部へ入部します。しかし1年生同士の紅白戦で左膝に怪我をおい入院。入院中でも病院を抜け出してバスケをしてしまい怪我が再発します。

中学MVPという実績から少々自惚れがちでもあり、同級生の活躍(特に赤木)をみて挫折し、不良化してしまいます。それからの2年間は不良仲間とつるんで過ごしていましたが、タバコだけはいっさい吸っていませんでした。

三井 湘北乱入

出典: festy.jp

あるとき、三井寿含む不良仲間が湘北のバスケ部を襲撃。木暮により三井の過去が明らかにされ、不良仲間からも「本当は戻りたいのではないか」と言われますが耳を貸すことはなく自暴自棄になる一方でした。

宮城リョータはそんな三井を見て「一番過去にこだわってるのは三井(アンタ)だろ?」と発言。そこに中学時代感銘を受けた安西も現れ、捨てきれずにいたバスケへの思いが溢れ出ます。

三井寿

「安西先生…!! バスケがしたいです……」

三井は涙ながらに安西に告げ、二度と喧嘩をしないことを条件に更生への一歩を踏み出しました。

対綾南戦で困難に直面

③なぜ俺はあんな無駄な時間を

インターハイが近づき出場できるのは2校のみ。神奈川県王者の海南大付属は順当に権利を獲得し、もう一つのイスをライバルである陵南と争うことになった湘北。

先の海南戦で安西先生が倒れて不在、また赤木が足を痛めているといった不安要素がある中で試合開始となります。

序盤は赤木を中心とした戦いが描かれますが、痛めた足を気にするあまりミスを連発し陵南にリードを許します。このままでは戦えないと三井がタイムアウトを取り、桜木渾身の頭突きで赤木を立ち直らせました。

立ち直ったのも束の間、今回から新たに陵南に加わった福田が大活躍し一気に陵南ムードになってしまいます。そんなピンチの中でも前半終了間際に三井が得意の3Pシュートを決め、「26-32」と陵南リードで前半が終了。

前半終了間際の活躍により三井が警戒され、陵南はディフェンス力に定評のある池上を投入し後半がスタート。後半戦は前半であまり出番がなかった流川が活躍します。

流川対仙道

肝心の三井は、池上のディフェンスに苦戦し3Pがなかなか決まりません。ファウルを3つも取られ退場の危機へ。一時は湘北が10点以上の差を付けてリードしますが陵南のエース仙道が本領を発揮。

何とか仙道を止めようと奮戦するも赤木と宮城がファウルを連発してしまいます。仙道の勢いは止まらず、7点を追加し残り3分を切ったところで三井が貧血をおこしついに倒れてしまいます。

その後は、三井の交代で入った木暮の3Pという見せ場もあり「70-66」で湘北が勝ちましたが、2年間のブランクにより中学までの体力しかなく最後まで戦えない自分を悔やみ、ベンチ裏でスポーツドリンクを飲みながらこう呟いています。

「なぜオレはあんなムダな時間を」

三井の最高潮、対山王戦

山王戦 三井

『スラムダンク』史上最大の戦いで原作者も描きたかったという湘北vs山王戦。高校生No.1と呼び声の高い山王工業との試合は、名言や名シーンの宝庫です。今回は、三井と周りの人たちの名言をピックアップして紹介します。

オッケー しかし今日の三井寿はいいぜ 山王よ

今日の三井寿はいいぜ山王よ

出典: festy.jp

原作の「224話」に登場した三井の調子の良さを表した名言です。

開始早々、湘北の攻撃は宮城と桜木による奇襲から幕をあけます。1回戦の対豊玉戦で失敗した「アリウープ」を決めて観客の度肝をぬきますがすぐに同点へ。

豊玉戦での活躍から赤木と流川がマークされると読んだ安西は、三井を序盤の軸にする作戦で行きます。赤木からボールを受け取った三井は3Pを決めて湘北サイドが喜んでいたのも束の間、すぐに山王に2点を返されてしまいます。

そんな時に発しました。今までよりも自信に満ち溢れていることがうかがえ、224話は終了します。

落とす気がしねえ

三井 落とす気がしねえ

「225話」で試合開始早々にはなったセリフ。自身の調子の良さをさらにアピールし三井は大丈夫だと読者に思わせる名言です。

今の君はもう十分あの頃を越えているよ

安西 今の君は十分あのころをこえているよ

出典: festy.jp

上記の2回のシュートで三井を軸にしていることが山王に見破られ集中マークをうけてしまいます。そんな中で半ば強引に放った3Pも決まり、湘北ベンチサイドが騒ぎます。

中学時代はもっとすごかったのかという問いに対し、「三井は後悔が強い分過去を美化している」と木暮が返答し、安西監督が後に続いた台詞です。

「自分の重要性を今一つ信じきれないでいた……いや復帰当初は信じていたかもしれないが…」「ブランクの重さを実感するたびに自分を信じられなくなっていったんじゃないかな……」「……だがそろそろ 自分を信じていい頃だ…」「今の君はもう十分 あの頃を越えているよ」

中学時代からずっと見続けてくれた恩師だからこそ言える名言でしょう。このセリフの直後、三井がディフェンスをかわしてパスをだし赤木のダンクをアシストします。

オレの名前を言ってみろ…!! オレは誰なんだよ

三井 俺は誰なんだよ

出典: festy.jp

後半戦、山王のセンター「河田」に苦戦をしいられてついに倒れてしまう赤木。その態度を見るに見かねて陵南の魚住が乱入します。板前の格好に扮し大根をむきながら「泥にまみれろよ」とアドバイスして去っていきます。

「河田は河田、赤木は赤木」と解釈し赤木にそう答えた三井。じゃあ俺は?と思った時に山王の松本に対しなげかけた問いです。読者としては答えはわかっていますが、問われた松本はただ困惑するだけでした。

おうオレは三井 あきらめの悪い男

④山王戦 あきらめの悪い男 三井

上記の問いの後パスボールを受け取りだした答えですが、今にも倒れそうなため鬼気迫る表情になっています。

「諦めたらそこで試合終了」と言っていた恩師の言葉を胸に秘め、どんな状況でも諦めない不屈の男であるとそう教えてくれました。そして、シュートをきっちり決め「さすが三井」と思わせてくれます。

2年間も待たせやがって

木暮 2年間も待たせやがって

赤木のフォローにより3Pを決めた三井。その時ふと2年前まだ1年生だった時を思い出すのです。

スタメン組との練習試合で、勝てばスタメンといきがる三井と赤木。ところが単独プレーのあまり結局敗れてしまいます。2人の実力を認めていた木暮は「協力すれば勝てるのに」と残念がりました。

そんな思いを抱き続けて2年。山王戦でようやく実現した連携に、赤木と三井はただただお互いの拳をあわせ健闘を称えあいます。そんな2人を見続けていたからこそ出た思いです。

もうオレにはリングしか見えねえ

三井 もう俺にはリングしか見えねえ

あまりにも疲労困憊で視力も危うくなっていた三井。そんな中でもバスケットマンの魂がリングの位置を教えてくれる。ただシュートを決めればいいとそう割り切った名シーンです。

もうオレは腕も上がんねーのによ

もう俺は腕も上がんねえのによ

出典: festy.jp

流川vs沢北の両エースの対決の途中で流川からパスを受け取る三井。

三井がどんなに疲れていても山王の松本は、絶対にシュートを打たせまいと必死にカットしようとします。三井が、赤木へパスし得点のアシストをした後でふと漏らした台詞です。

静かにしろい この音が……オレを甦らせる。何度でもよ

この音が甦らせる何度でも

出典: festy.jp

三井の腕が上がらないことを身近で見ていたせいか、真に受けた松本。流川から再度パスを受け取った時に「奴は打てねえ」と叫びます。しかし流川は信じておらず、三井はそのままシュートを放ちます。

実際腕は上がるはずもない状態でしたが、勝利に対する執念と今まで何回も聞いていたゴールネットを揺らす音が、不死鳥の如く何度でも力を呼び覚ましてくれました。バスケットをしていてよかったと思わせる名言です。

三井寿の声優は誰?

置鮎龍太郎

三井寿の声は置鮎龍太郎が担当しています。1969年11月17日う生まれのO型。

名前の読みは、「りゅうたろう」ではなく「りょうたろう」で、坂本龍馬にちなんでということです。

1991年放映『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の「フランツ・ハイネル」役で初レギュラーを獲得し、1996年放映の『地獄先生ぬーべー』の「鵺野鳴介」役で初主役を演じることになります。

クールな低音ボイスや、爽やかなイケメンボイスで二枚目の青年役を演じる事が多いのですが、その高い演技力から三枚目のキャラや熱血漢を演じる事もあります。

置鮎の代表作に、テニスの王子様』の「手塚国光」や『トリコ』の「トリコ」があげられます。