2019年10月15日更新

『スラムダンク』三井寿は誰よりも熱い男!人気の理由を徹底解説

スラムダンク

90年代の日本にバスケットボールブームを広めた伝説的なバスケット漫画『SLAMDUNK』。今回は湘北最強の3Pシューターで、屈指のイケメン、ここぞというときに決めてくれるゲームメーカーの「三井寿」の魅力についてご紹介していきます。

目次

『スラムダンク』三井寿(みついひさし)について解説!数々の名言を生んだ?

『SLAMDUNK』は1990年代に『少年ジャンプ』で連載されたバスケットボール漫画。神奈川県立湘北高校を舞台に、不良少年の桜木花道のバスケへの挑戦と成長を追った作品です。井上雄彦(いのうえたけひこ)により描かれた本作は、単行本の国内累計発行部数が1億2000万部を突破しており、大人気漫画として親しまれています。 三井寿(みついひさし)は、身長184cm、体重70kg、5月22日生まれ。3ポイントシュートを得意とする湘北の選手で、抜群のバスケセンスの持ち主です。中学時代は天才シューターとして名を馳せ、湘北に入学。しかし、怪我を原因に部活を離脱。その後不良化してしまいますが、バスケへの思いを捨てきれず、復帰して活躍を見せます。 波乱万丈な高校生活を送っている彼ですが、非常に熱い一面を持っていて、特にバスケに関しては別格です。また、数々の名言も残しているため、主人公の桜木花道に並ぶほどの人気キャラです。今回は三井寿の名言やストーリーを交えて、彼の活躍を紹介します。

三井寿のプロフィールを紹介!性格やバスケの上手さは?

基本プロフィール!中学MVPで優等生?

三井寿は、身長184cmで誕生日は5月22日。武石中学校出身で湘北高校に通っています。ポジションはシューティングガードで背番号は「14」。得意としているのは、3ポイントシュートですが、天性のバスケセンスを持ち合わせています。 中学生時代は、天才的なシュートで自身のチームを神奈川県大会優勝へと導き、大会の際優勝選手(MVP)に選ばれています。大会の決勝戦で、追い込まれた三井のチーム。しかし、来賓として試合会場にいた安西先生の「あきらめたらそこで試合終了ですよ……?」という言葉に感化され逆転シュートを決めます。

なぜ弱小の湘北高校に?

中学時代に安西先生の言葉でMVPを獲得した三井。感銘を受けた彼は、安西先生の下でバスケをすると決めます。その後、いくつかの強豪校から誘いが来ますが、それらを蹴って弱小である湘北高校に入学します。恩返しをするために、弱小校に入るという非常に熱い男です。

なぜグレた? 波乱万丈の3年間!

怪我が原因で部活を離れる

安西先生に恩返しするために強豪校の誘いを蹴って湘北のバスケ部へ入部した三井。しかし入学初日の1年生同士の紅白戦で、左膝に怪我を負い入院してしまいます。入院して治療していましたが、完治する前に病院を勝手に抜け出して、練習に参加。それにより、怪我が再発し、より悪化します。 中学MVPという実績から、少々自惚れがちなところがあった彼。大会の見学に行った際に、同級生の活躍(特に赤城)を目の当たりにし、挫折してしまいます。三井はバスケから離れ、部活にも来なくなってしまいます。

グレて、不良に

同級生の急成長を目撃した三井は、挫折。それによりグレて、その後の2年間は不良仲間とつるんで、不良化してしまいます。そして湘北バスケ部を逆恨みするようになります。 ある時、不良仲間とバスケ部を襲撃し、部員たちを次々と殴り倒します。抵抗するために部員側が手出しをすれば、それを理由に廃部に追い込むことができるからです。結局は、桜木軍団に返り討ちにあってしまい、襲撃は失敗に終わります。

バスケを諦められず、復帰

桜木軍団に返り討ちにあった三井は、木暮により過去が明らかにされます。不良仲間からも「本当は戻りたいのではないか」と言われますが、耳を貸すことはなく自暴自棄になる一方でした。 宮城リョータは、そんな三井を見て「一番過去にこだわってるのは三井(アンタ)だろ?」と発言。実は、不良化してもタバコには一切手を出していなかった彼。そこに中学時代感銘を受けた安西も現れ、捨てきれずにいたバスケへの思いが溢れ出ます。 「安西先生……!!バスケがしたいです……」 三井は涙ながらに安西に告げ、二度と喧嘩をしないことを条件に更生への一歩を踏み出しました。このセリフはスラムダンクをあまり知らない人でも知っている有名なものです。

三井寿は名言メーカー?!

三井は要所要所で名言を多く持つキャラクターです。ここでは、三井の言った数々の名言とともに彼の活躍をご紹介します。

中学時代

「このスーパースター三井がいる限り!!武石中は絶対勝ァつ!!」 中学時代の神奈川県大会決勝戦中、負けそうだったチームを奮い立たせるために放った言葉です。言葉の通り、この試合で三井は逆転シュートを決め、武石中を勝利に導きました。

対翔陽戦

「こういう展開でこそ、俺は燃える奴だったはずだ……!!」 神奈川県予選の決勝リーグへの進出を懸けて、インターハイ常連校である翔陽高校との対戦の最中に放った言葉。劣勢だった湘北でしたが、中学MVPをとった時を思い出し、そういう状況でこそ自分は燃えると闘志を再燃させたのでした。 後半、三井は4連続で3ポイントを決め、チームを勝利に導きます。この試合で三井は、バスケに復帰してから初めて、活躍を見せました。

対海南戦

「オレは“最後まであきらめない男”三井だ!!」 決勝リーグに進んだ湘北の初戦、ぶつかったのは「神奈川の王者」と呼ばれている海南大附属高校でした。劣勢のまま試合終了を目前とした時に、三井が発したのがこの言葉です。 安西先生に教わった、最後まで諦めないことの重要さ。一度バスケを諦めてしまった彼だからこそ、もう絶対に諦めないという強い思いが伝わってきます。 「落す気がしねえ」 インターハイ出場を果たした湘北、インターハイ3連覇を果たている秋田県代表校の山王工業高校と2回戦目で三井が放った言葉です。前戦で活躍した赤木と流川へのマークを見越し、三井は序盤で活躍を期待されます。彼は、その期待に応えるように次々とシュートを決めるのでした。 「オレの名前を言ってみろ……!!オレは誰なんだよ」 後半戦、山王のセンター「河田」に苦戦をしいられてついに倒れてしまう赤木。その態度を見るに見かねて陵南の魚住が乱入し、「泥にまみれろよ」とアドバイスして去っていきます。 「河田は河田、赤木は赤木」と解釈し赤木にそう答えた三井。じゃあ俺は?と思った時に山王の松本に対しなげかけた問いです。読者としては答えはわかっていますが、問われた松本はただ困惑するだけでした 「おうオレは三井、あきらめの悪い男……」 上記の問いの後パスボールを受け取りだした答えですが、今にも倒れそうなため鬼気迫る表情になっています。 どんな状況でも諦めない不屈の男であるとそう教えてくれました。そして、シュートをきっちり決め「さすが三井」と思わせてくれます。 「もうオレにはリングしか見えねえ」 体力の限界を感じ、視力も危うくなっていた三井。そんな中でもバスケットマンの魂がリングの位置を教えてくれる。ただシュートを決めればいいとそう割り切った名シーンです。 「静かにしろい、この音が……オレを蘇らせる。何度でもよ。」 三井の腕がもう上がらないことを身近で見ていた山王の松本。彼は、三井が流川から再度パスを受け取った時に「奴は打てねえ」と叫びます。しかし流川は三井を信じており、彼もそのままシュートを放ちます。その際彼が心のなかで呟いたセリフです。 パツンと音を立てて、ゴールネットをくぐるボール。実際彼は腕は上がるはずもない状態でした。しかし、勝利に対する執念と何回も聞いていたゴールネットを揺らす音が、不死鳥の如く何度でも力を呼び覚まします。

三井寿のその後

原作者の井上雄彦は山王戦が最後と決めていたようで、『スラムダンク』は山王戦の後すぐに連載が終了します。 そして連載終了から8年後の2004年、コミックス版単行本日本国内発行部数が1億部を突破したことを記念して、現在は使われていない神奈川県立三崎高等学校(現・神奈川県立三浦臨海高等学校)校舎において「1億冊ありがとうファイナル」というイベントを開催。各教室の黒板に漫画「スラムダンク−あれから十日後」が描かれました。 その中には、三井が選抜に向けて練習をしている姿が描かれています。また全国で活躍して、大学から推薦をもらおうと意気込んでいるようです。あきらめないという信念が強く伺えるワンシーンとなっています。

モデルとなった人物は?

三井のモデルになったとされている人物はマーク・プライスです。彼は、1986年にクリーブランド・キャバリアーズにトレードされて入団しチーム史上最高のポイントガードと称された名選手です。そのキャリアは凄まじく、通算90.4%という驚異的な数字のフリースローの成功率。3ポイント成功率も40%以上と三井のモデルに何ら遜色もない人物です。

三井寿をアニメ『スラムダンク』で演じた声優は誰?

アニメの三井寿の声は、声優の置鮎龍太郎(おきあゆりょうたろう)が担当しています。1991年放映『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』の「フランツ・ハイネル」役で初レギュラーを獲得し、1996年放映の『地獄先生ぬーべー』の「鵺野鳴介」役で初主役を演じました。 クールな低音ボイスや、爽やかなイケメンボイスで二枚目の青年役を演じる事が多いのですが、その高い演技力から三枚目のキャラや熱血漢を演じる事もあります。本作の三井は正にそのイメージです。 他にも、『テニスの王子様』の「手塚国光」や『トリコ』の「トリコ」を演じています。 また最近では、『ワンピース』の2代目黄猿役となったことで話題になりました。

最後まで諦めなかった男!三井寿

中学MVPから怪我をして不良となり、一時はバスケから離れるも、バスケへの思いを捨てきれず復帰して大活躍。諦めないという思いが人一倍強く、誰よりも熱い男、三井寿を紹介しました。 『スラムダンク』は連載が終了していますが、作者は続編について「描きたくなった時に描く」と、自身の公式サイトで発言しています。三井の新たな活躍を見れる時が来ることに期待です。