『ドラゴンボール』今注目のバーダックを詳しく見ていこう!

2017年7月6日更新

連載終了後も根強い人気を誇り、現在まで数々の映画・テレビアニメが放送されている、大人気作『ドラゴンボール』。中でも特に注目を集めた、「エピソード オブ バーダック」の主人公、バーダックについて詳しく見ていきたいと思います!

反響を呼んだ『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』

『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』

秘法・ドラゴンボールを探す旅に出た、主人公・孫悟空を中心として、冒険・友情・努力・バトルなどを描いた漫画『ドラゴンボール』。1984年、「週刊少年ジャンプ」51号から1995年25号まで、約10年半にわたって長期連載された大ヒット作です。

連載終了後も、その人気が衰えることはなく、映画やテレビアニメが次々と制作され続けています。そんな中、バーダックを主人公とした、『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』は特に反響を呼びました。

さて、そもそもバーダックとは、一体何者なのでしょうか。彼の正体、またどうしてその生き様が反響を呼んだのかなど。今注目されているバーダックの詳細について、順番に見ていきましょう!

バーダックのプロフィール

バーダック『ドラゴンボール』

バーダックは、惑星ベジータ星に住んでいる戦闘部族、サイヤ人の一人です。ベジータ星は当時、フリーザの支配下にあったため、命令の下で他の惑星を襲撃する任務に就いていました。

戦闘における勇猛さから、並々ならぬ戦闘力を持つ仲間たちの中でも、バーダックの闘いぶりは非常に有名でした。下級戦士の生まれにも関わらず、エリートサイヤ人に劣らない戦闘センスを持ち、その戦闘力は10000前後だったそうです。

これは、熾烈な闘いをくり返す中で成長し、戦闘力を上げていった結果なのだとか。その一方で、サイヤ人の中では珍しく”仲間を助ける”ことがあり、一部の下級戦士からは強く慕われていました。

主人公孫悟空の父親

孫悟空『ドラゴンボール』

実はバーダック、主人公・孫悟空とその兄・ラディッツの父親だったのです!

実際に見比べると髪型などの容姿は悟空に瓜二つで、血のつながりを感じる部分も。それ以外の部分、主に鋭利な目つきなどは、兄のラディッツに受け継がれたようですね。

性格面では、心優しく大らかな悟空とは正反対で、好戦的かつ冷血な”サイヤ人らしい”人物。悟空の誕生時、バーダックは戦闘力「2」だった息子を見限り、親子の情を向けることはありませんでした。子どもへの愛情深さという点でも、2人の間には大きな違いが見られます。

未来を知り、フリーザに立ち向かった姿が感動を呼んだ

バーダック&フリーザ『ドラゴンボール』

惑星カノッサを陥落させた際、バーダックはカノッサ星人の生き残り、トオロの不意打ちに遭い”幻の拳”を受けてしまいました。その影響によって、フリーザがサイヤ人を滅ぼす未来、自分の息子が未来でフリーザと対決すると知り困惑します。

しかしその直後、次の任務地・ミート星でフリーザの配下に仲間が殺され、未来への確信を持つことに。他の仲間に協力を仰ぐも、好待遇に満足していたため誰も信じようとはしません。失望したバーダックは、フリーザの部下を次々となぎ倒し、たった一人で強敵と対峙するのです。

最後は、未来が変わると信じて放った渾身の攻撃が全く通じず、反対にフリーザの”デスボール”を喰らってまうバーダック。成長した悟空の姿を夢で見て、後を託しながら惑星ベジータと共に宇宙へと散っていきました。

バーダックは粗野で口も悪いですが、仲間の命を奪った相手に怒りを向け、たった一人でも惑星を守ろうとする仲間想いの一面もあります。こうした性格については、親友のクリリンたちを想う息子の悟空と、どこか通じる部分があるかもしれませんね。

実はアニメで人気が急上昇したキャラクターだった

バーダック『ドラゴンボール』

元々バーダックは、原作漫画には未登場のテレビアニメ版オリジナルキャラクター。初登場は、『ドラゴンボールZ』のテレビアニメSP、「たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父~」でした。

先述したように、バーダックが未来とフリーザの真意を知り、たった一人で強敵と戦い散っていく様を描く大人気エピソードです。「冷徹に見えて実は仲間想いだった」というギャップも、人気を高める要因になったのかもしれませんね。

その高い人気ぶりや、原作者の鳥山明が気に入ったこともあって、後に漫画本編に逆輸入されました。コミックス26巻に収録されている、フリーザの回想シーンに登場したそうです。

伝説のスーパーサイヤ人?

バーダック『ドラゴンボール』

鳥山明原作・監修の下、フリーザとの戦い直後を描いた「エピソード オブ バーダック」。死亡したはずのバーダックの生存や、時空の歪みに巻き込まれ、過去の世界に飛ばされていたことが判明します。

辿り着いたのは、バーダックが未来で暮らしたベジータ星の過去、“惑星プラント”でした。最初は警戒するものの、救ってくれた医者親子に心を開き始めます。しかしそれと同時に、宇宙海賊のボスでありフリーザの先祖、チルドが惑星プラントを襲撃するのです。

チルドに敵わず、村人も守れない自分の弱さへの怒りと悔しさを爆発させ、初めて超サイヤ人へと覚醒!強力なエネルギー弾で倒されたチルドは、「金色に変化するサイヤ人には気を付けろ」という一族への遺言を残し、息絶えてしまいました。

どうやらこの出来事が、未来の”スーパーサイヤ人伝説”の基になった模様。ただし、ナレーション曰く「定かではない」そうで、バーダックが伝説のスーパーサイヤ人なのかは不明です。

バーダックの声優は誰?

野沢雅子

出典: mantan-web.jp

バーダックの声優を担当しているのは野沢雅子。1960年代以降、常に第一線で活躍を続けているベテラン声優の一人です。

1939年、3歳の頃から子役として活動する一方、声優業には草創期から携わってきました。そのため、野沢本人でも正確なデビュー作は不明なのだとか。初のテレビアニメ出演作は『鉄腕アトム(第1作)』で、溌剌とした少年役に定評があります。

その他の代表作は、『銀河鉄道999』星野鉄郎役や『ド根性ガエル』ひろし役、『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎役など多数。『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空役は特に有名で、孫悟飯・孫悟天、バーダックも加え、親子3世代に渡る演じ分けはもはや伝説の域です!