2019年11月18日更新

【ドラゴンボール】バーダックは伝説のスーパーサイヤ人?戦闘力や活躍ぶり、家族構成を振り返る

バーダック ドラゴンボール

連載終了後も根強い人気を誇り、現在まで数々の映画・テレビアニメが放送されている、大人気作『ドラゴンボール』。中でも特に注目を集めた、「エピソード オブ バーダック」の主人公、バーダックについて詳しく見ていきたいと思います!

目次

まずはバーダックのプロフィールを解説!下級戦士の生まれからエリートに

『ドラゴンボール』の主人公、孫悟空の実の父親にあたるのがバーダックです。彼は、惑星ベジータ星に暮らしていた戦闘民族、サイヤ人のひとり。ベジータ星は当時、フリーザの支配下にあったため、命令の下で他の惑星を襲撃する任務に就いていました。 戦闘における勇猛さから、並々ならぬ戦闘力を持つ仲間たちの中でも、バーダックの闘いぶりは非常に有名でした。下級戦士の生まれにも関わらず、エリートサイヤ人に劣らない戦闘センスを持ち、その戦闘力は10,000前後だったそうです。 これは、熾烈な闘いをくり返す中で成長し、戦闘力を上げていった結果なのだとか。その一方で、サイヤ人の中では珍しく“仲間を助ける”ことがあり、一部の下級戦士からは強く慕われていました。 今回は、バーダックについて徹底解説!彼の知られざる一面や強さ、活躍ぶりを振り返っていきたいと思います。

実はアニメで人気が急上昇したキャラクターだった

バーダックはもともと、原作漫画には未登場のテレビアニメ版オリジナルキャラクター。初登場は、『ドラゴンボールZ』のテレビアニメSP、「たったひとりの最終決戦~フリーザに挑んだZ戦士 孫悟空の父~」でした。 本作はバーダックがフリーザと敵対し、たった1人で強敵と戦い、散っていく様を描く大人気エピソードです。「冷徹に見えて実は仲間想いだった」というギャップも、ファンからの人気を集める要因になったのかもしれませんね。 このエピソードを原作者の鳥山明が気に入ったこともあって、後に漫画本編に逆輸入されました。コミックス26巻に収録されている、フリーザの回想シーンに登場しています。

バーダックは、孫悟空とラディッツの父親

ファンにとっては言わずもがなですが、バーダックは孫悟空とラディッツの父親です。 彼らを見比べると、髪型などの容姿は悟空に瓜二つで、血のつながりを感じる部分も。それ以外の部分、主に鋭利な目つきなどは、兄のラディッツに受け継がれたようですね。 性格面では、心優しく大らかな悟空とは正反対で、好戦的かつ冷血な“サイヤ人らしい”人物。悟空の誕生時、バーダックは戦闘力「2」だった息子を見限り、親子の情を向けることはありませんでした。子どもへの愛情深さという点でも、悟空とはあまり似ていません。

未来を知り、フリーザに立ち向かった姿が感動を呼んだ

惑星カノッサを陥落させた際、バーダックはカノッサ星人の生き残り、トオロの不意打ちに遭い“幻の拳”を受けてしまいました。その影響によって、フリーザがサイヤ人を滅ぼす未来、息子・悟空が未来でフリーザと対決すると知り困惑します。 しかしその直後、次の任務地・ミート星でフリーザの配下に仲間が殺され、未来への確信を持つことに。他の仲間に協力を仰ぐも、好待遇に満足していたため誰も信じようとはしません。失望したバーダックは、フリーザの部下を次々となぎ倒し、たった一人で強敵と対峙するのです。 最後は、未来が変わると信じて放った渾身の攻撃が全く通じず、反対にフリーザの「デスボール」を喰らってまうバーダック。成長した悟空の姿を夢で見て、後を託しながら惑星ベジータと共に宇宙へと散っていきました。 バーダックは粗野で口も悪いですが、仲間の命を奪った相手に怒りを向け、たった一人でも惑星を守ろうとする仲間想いの一面もあります。こうした性格については、親友のクリリンたちを想う息子の悟空と、どこか通じる部分があるかもしれませんね。

実は死んでいなかった!時空間移動でチルドと戦う

バーダックがメインとなる作品は、『ドラゴンボール エピソード オブ バーダック』というものもあります。この作品では、フリーザに倒されたと思われていたバーダックが、実はその直前に時空の歪みによって過去に時空間移動して生きていたという話が描かれているのです。 バーダックがたどり着いた時代は、惑星プラント(のちの惑星べジータ)でした。バーダックは宇宙海賊に襲われていた惑星プラントの親子を助けますが、そこに現れたのはフリーザにそっくりな格好をした宇宙海賊のボス・チルド。 実はこのチルドという人物は、フリーザの祖先にあたるキャラクターでした。最初はチルドに圧倒されてしまうバーダックでしたが、ここで彼は力を覚醒させることになります。

バーダックは伝説のスーパーサイヤ人?チルドとの戦いで覚醒!

“惑星プラント”にたどり着いたバーダックを、医者の親子が助けます。はじめこそ警戒していた彼も、次第に心を開き始めていくことに。しかしそれと同時に、宇宙海賊のボスでありフリーザの先祖、チルドが惑星プラントを襲撃しました。 バーダックはチルドに敵わず、村人を守れない自分の弱さへの怒りと悔しさを爆発させ、初めて超サイヤ人へと覚醒!強力なエネルギー弾で倒されたチルドは、「金色に変化するサイヤ人には気を付けろ」という一族への遺言を残し、息絶えてしまいました。 どうやらこの出来事が、未来の“スーパーサイヤ人伝説”のもとになった模様。ただし、ナレーション曰く「定かではない」そうで、バーダックが伝説のスーパーサイヤ人なのかは不明です……。

バーダックの戦闘力は?ほかのサイヤ人より強いのか

バーダックの戦闘力は10,000程度であることが明らかになっています。この数値はエリートサイヤ人にもひけをとらないもの。しかしバーダックの生まれは下級戦士なので、子どもの頃の戦闘力でエリートと下級兵士に分かれるサイヤ人では異端の存在でした。 実際に他のサイヤ人と比べてみると、ラディッツの戦闘力が1,500、ナッパの戦闘力が4,000、べジータと戦っていたときの悟空(界王拳を使っていない状態)で8,000となっていて、バーダックの10,000というのがサイヤ人としてはかなりの強さだったことがうかがいしれます。 ちなみに下級兵士だったバーダックがこれだけの強さを得た理由は、星を征服する過程でいつも最前線に立ち幾度もの死地を乗り越えてきたことです。瀕死から回復すると戦闘力が向上するサイヤ人の特性によって強くなっていった、叩き上げのサイヤ人でした。

バーダックの妻はギネという人物

鳥山明のコミックス「銀河パトロール ジャコ」には、「ドラゴンボールマイナス DRAGONBALL- 放たれた運命の子供」という物語が収録されています。幼い悟空たちがバーダックの元にいた頃の物語で、アニメ版のストーリーとは異なり、悟空に優しく接しているバーダックも見ることができます。 そしてここで初登場したのが、バーダックの妻で悟空たちにとっては母親のギネです。ギネはサイヤ人としては穏やかな気性を持つ女性で、戦闘には向かないとされていました。 しかしその分家庭の仕事をしっかりとこなし、バーダックとの関係も良好です。ギネはどことなくラディッツを彷彿とさせる見た目で、悟空が父のバーダック似、ラディッツが母親似という親子だったようです。 ちなみにこの話は、『ドラゴンボール超 ブロリー』で映像化もされています。ギネの声を演じるのが、チチを演じていた渡辺菜生子だというところもおもしろいですね。

バーダックの名言を紹介!

オレが、この、オレが……!未来を変えてみせる!

フリーザがサイヤ人を滅ぼすという未来をみたバーダック。彼はこの運命を絶対に変えたいと思い、そしてたとえ協力してくれる仲間がいなくともたった一人で格上のフリーザに向かっていく、と命がけの決意をあらわしたのです。 「オレが、この、オレが……!未来を変えてみせるッ!」 そのころ、戦闘力はサイヤ人の中でも最下級だった悟空。それゆえ悟空を冷遇していた部分もあったものの、圧倒的な強さを誇っていたフリーザと息子を戦わせたくないという、「父親」としての思いもあったのかもしれません。

これで最後だあああーー!!

フリーザの部下をバーダックがなぎ倒してついにようやくフリーザの元へたどりついたときに、残る力で全力のエネルギー波を撃ったときの名言です。 結局この攻撃はフリーザに通じず、逆にバーダックは命を落とすことになってしまいます。 しかし、仲間のために自らを犠牲にしてでもフリーザに挑むバーダックの意志は、悟空を見ているとしっかりと引き継がれているように感じます。 こういった経緯を踏まえて、悟空がフリーザを倒したことを思うと、このシーンの感動もひとしおです。アニメオリジナル屈指の名シーンだったのではないでしょうか。

バーダックを演じた声優は野沢雅子!3代にわたる演じ分けがスゴイ

バーダックの声優を担当しているのは野沢雅子。1960年代以降、常に第一線で活躍を続けているベテラン声優の一人です。主人公・孫悟空をはじめとする、孫悟飯・孫悟天にバーダックも加え、親子3世代に渡って演じ分けています! 1939年、3歳の頃から子役として活動する一方、声優業には草創期から携わってきました。そのため、野沢本人でも正確なデビュー作は不明なのだとか。 初のテレビアニメ出演作は『鉄腕アトム(第1作)』で、溌剌とした少年役に定評があります。 その他の代表作は、『銀河鉄道999』星野鉄郎役や『ド根性ガエル』ひろし役、『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎役など多数。