2017年7月6日更新

ディズニー『わんわん物語』のあなたの知らなかった事実17選

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わんわん物語

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1.レディは実在した!?

『わんわん物語』のプロジェクトは1937年、ディズニーのライター“ジョー・グラント”がウォルト・ディズニーにレディという名の飼い犬(スプリンガースパニエル)のスケッチを見せたことが始まりだと言われています。 ウォルトはグラントのスケッチに感銘を受け、ストーリーボードを製作するように指示したそうです。

2. 『わんわん物語』のベースになった物語が存在する!?

ウォルトが仕上がったストーリーボードに満足できなかったため、『わんわん物語』のプロジェクトは一時中断を余儀なくされます。 それから数年後、ウォルト・ディズニーがワード・グリーンの著書『Happy Dan, the Whistling Dog』の物語を気に入り、グラントのアイデアと合わせれば素晴らしい作品が出来あがると確信しました。そして『わんわん物語』の製作が本格的に開始されることになったそうです。

3.レディに逃げられていた!?

アニメーターたちはレディを描くため、たくさんのスパニエル犬を参考にしていたと言われています。 あるアニメーターはレディのモデルとしてピッタリのスパニエル犬を近所で見つけたものの、犬がとても素早く逃げられてしまったそうです。

4.トランプは捕まえた!?

レディのモデル犬に逃げられた後、そのアニメーターはトランプのモデルとしてピッタリの犬を発見したそうです。 今度は犬に逃げられなかったため、アニメーターは散歩に連れていくなどしてトランプの参考にしていました。その後犬はディズニーに引き取られ、ディズニーランド裏のプライベートエリアで飼われていたと言われています。

5.『わんわん物語』公開が遅れた理由は第二次世界大戦!?

『わんわん物語』のプロジェクトが開始されたのは1937年でしたが、完成したのは1955年のことでした。 なぜこれほどまでに時間がかかったかというと、第二次世界大戦中、本作のアニメーターたちがプロパンガンダ作品にフォーカスせざるを得なかっためだと言われています。

6.ウォルトの兄のおかげで『わんわん物語』は公開された!?

戦争の影響もあり『わんわん物語』はある時期まで忘れられていた存在でした。 映画製作が再開されたきっかけはウォルト・ディズニーの兄ロイ・O・ディズニーが製作再開をウォルトに促したためだと言われています。

7.自分の顔を参考にしていた!?

動物たちのリアルな表情を生み出すため、アニメーターたちは鏡で自分の表情を研究していたそうです。

8.帽子の箱のエピソードはノンフィクション!?

ジム・ディアが帽子の箱に入れたレディを妻にプレゼントするシーンはウォルト・ディズニーの実体験がベースになっていました。 あるクリスマスの時期、ウォルトは子犬を帽子の箱に入れて妻にプレゼントした経験があるそうです。

9.ディズニーのホームタウンが舞台!?

本作の舞台となった小さな町は、ウォルト・ディズニーのホームタウンミズーリのマーセラインを参考にしてデザインされたと言われています。

10.スタジオにネズミがいた!?

本作のアニメーター“ウルフギャング・ライザーマン”はネズミシーンを描くため、実際スタジオにネズミを持ち込んで動作を研究していたそうです。

11.声優、作詞、歌唱を務めた有名ジャズシンガー!?

本作でペグの声を吹き込んだペギー・リーは有名なジャズシンガーです。 彼女は本作で声優を務めた他にも、本作のオリジナルソングの作詞や『彼がトランプさ』『ララルー』の歌唱も務めています。

12.アニメーターとして最後の作品!?

『わんわん物語』はディズニーの伝説的存在“ウルフギャング・ライザーマン”がアニメーターを務めた最後の作品です。 その後、ウルフギャングは『101匹わんちゃん』『ジャングル・ブック』など監督業へキャリアを移しました。

13.『わんわん物語』幻のキャラクター!?

本作には元々、隣人のペットのカモや”トリルビー”という名前のカナリアのキャラクターが登場する予定でしたが、最終的にカットされたそうです。

14.トランプの幻の曲!?

また、本作には『I’M FREE』というトランプをテーマにした幻の曲があったそうです。 トランプをブラッシュアップするうちにキャラクターと楽曲の世界観が合わなくなったためカットされることになりました。

15.トラスティが死ぬ可能性もあった!?

映画のクライマックス、トラスティはヒロイックな行動をした後何とか助かることになりますが、トラスティが命を落とすバージョンのプロットも考えられていたそうです。

16.シャム猫の名前はサイ&アムではなかった!?

本作に登場するシャム猫サイとアムは元々”ニップとタック”という名前が付けられていたそうです。 また、シャム猫の飼い主セーラおばさんは元々“マムシー”という名前だったと言われています。

17.アイコニックな場面にディズニーは反対だった!?

レディとトランプがスパゲティを食べる場面は本作で最もアイコニックな瞬間ですが、元々ウォルト・ディズニーはこのロマンティックなシーンに反対していたと言われています。 フランク・トーマスの見事なラフ画を見た後、ウォルト・ディズニーは考えを変えたそうです。