2017年10月5日更新

高橋努が脇役で輝く秘密!舞台などでも活躍していた強面俳優について知りたい!

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『クローズZERO』の牧瀬役で脚光を浴びた俳優・高橋努。名脇役として知られる彼ですが、サッカー全国制覇、お笑い芸人、舞台俳優兼演出と実は様々な経歴をもっているんです。そんな彼の魅力を深堀りしていきます。

目次

名脇役俳優として知られる高橋努

高橋努は東京都江東区出身、1978年8月23日生まれの俳優で身長182cm、体重70kgあります。高校を出て国士舘大学に進学。在学中はサッカー部に所属していました。 大学卒業後はサッカー部時代の先輩に誘われて、お笑いコンビを組んでいたこともあるんですよ。 その後は小劇場の舞台に立つためにアルバイトで何とか喰いつなぎ、26才で蜷川幸雄演出の舞台に参加したのをきっかけに俳優業を本格化させました。 2007年に立ち上げた劇団チーム・渋谷ハチ公前では演出も手がけています。 2007年公開の『クローズZERO』で注目を集め、『S-最後の警官-』では主人公の同僚・梶尾役、『エンジェル・ハート』では野上冴子の部下・小宮山役と“なんだか気になる”バイプレーヤーとして活躍中です。

高橋努のブレイク作は「クローズZERO」

『クローズZERO』とは

少年チャンピオンで連載された高橋ヒロシ原作の「クローズ」。原作の世界観をそのままに完全オリジナルストーリーで2007年に実写映画を作りました。 原作から時間をちょっとだけ遡り鈴蘭男子高校を舞台に不良たちが抗争を繰り広げます。 本作の主人公は小栗旬演じる転校生の滝谷源治。過去誰も成し遂げられなかった鈴蘭制覇を狙っています。 いくつものグループが存在する中、最大勢力と目されているのが芹沢多摩雄率いる芹沢軍団。滝谷も徐々に頭角を現し自分のグループを作っていきます。

高橋努の役どころは?

本作で高橋が演じた牧瀬隆史は3年C組の頭でG.P.Sのナンバー3。G.P.SとはGENJI PERFECT SEIHA/源治完全制覇の略で、その名の通り滝谷を筆頭に鈴蘭制覇を目指す新興集団の名前です。 顔に十字傷をもつ強面キャラで義侠心厚い男として仲間に慕われているのですが女の子にはからっきし。ストレートで分かりやすい愛されキャラなんです。 強面の面構えとピュアな性格のギャップが堪らないんでしょうね。そんな牧瀬を高橋努が魅力的に演じきっています。『クローズZERO』は彼の出世作となりました。

もともと芸人をしていた!?

高橋の俳優仲間である若葉竜也、ムロツヨシと大学時代のサッカー部の先輩に誘われてお笑いをやっていたことがあるとか。 コンビ名は「アフロドッグ」。相方は3つ年上で事務所には所属せずにフリーで活動していたそうです。当時は金髪のアフロヘアにしていたのでコンビ名に取り入れたんでしょうね。 芸人をしていたのはいつ頃のことでしょうか?在学中は部活が忙しくてお笑いとの両立は難しいでしょうから卒業後の22才くらいかと思われます。小劇場の舞台に立ちながら25才で本格的に俳優を目指し始めているので、お笑いから俳優に転じるまでの2~3年というところですね。

高橋努は強面な役が似合いすぎる!

『ROOKIES』東出役【2008年】

甲子園を目指し東東京大会を勝ち進む主人公・安仁屋たちニコガクメンバー。次の対戦相手・目黒川高校の偵察を出かけたところ不良たちに絡まれケガを負わされます。 高橋努が演じたのはニコガクに喧嘩をしかける目黒川高校OB集団のトップ・東出。市原隼人演じる安仁屋に肋骨骨折の重傷を負わせる悪いヤツです。

『天地人』加藤清正役【2009年】

大河ドラマ『天地人』での、豊臣秀吉子飼いの家臣で賤ヶ岳の七本槍・加藤清正役としても有名な高橋。映像化する時にはいつも無骨でストレートなキャラクターとして描かれています。 高橋努が武断派のトップ加藤清正を演じたのに対し、『クローズZERO』で共に戦った小栗旬は文治派のトップ石田光成役を演じていますよ。

『勇者ヨシヒコと悪霊の鍵』第6話ボルカノ役【2012年】

勇者ヨシヒコの冒険を描いた同シリーズ。低予算で制作していることでも話題になりました。主人公・伝説の勇者ヨシヒコを山田孝之が好演、『勇者ヨシヒコと魔王の城』の次の作品ですね。 左頬に十字傷をもつこの男、どこかで見た覚えがあります。 それもそのはず、高橋努演じるボルカノは『クローズZERO』の牧瀬のパロディです。特技は牧瀬と同じく頭突き。 とことんクローズを引用しまくるボルカノ。挙句の果てには百獣の王・芹沢激似のヨシヒコに向かって「やっと会えたな、セリザワ!」なんて言う始末です。

強面だけじゃない!こんな出演作も

映画『想いのこし』【2014年】

岡田将生演じる主人公・ガジロウは金と女にしか興味がない遊び人。ある日交通事故に遭遇しガジロウは軽いケガで済んだものの、相手が亡くなり最後の願い(想いのこし)を叶えるよう頼まれてしまいます。 ポールダンサーのルカは結婚を目前に控えていました。 幽霊になったルカは金庫にある700万円と引き換えに結婚式を挙げてほしいと言います。お金に目が眩んだガジロウはルカの代わりにウエディングドレスを着て、新郎・達夫と挙式を挙げました。 新郎・達夫を演じたのが高橋努、岡田将生とのキスシーンもありますよ。

ドラマ『S-最後の警官-』梶尾竜一役【2014年】

警視庁のSIT、SATに続いて警察庁に設立されたNPS(警察庁特殊急襲捜査班)。向井理演じる元ボクサーの神御蔵一號、綾野剛演じる冷静沈着なスナイパー・蘇我伊織、個性的なNSPのメンバーの目的は犯人を生きたまま確保すること。 高橋努が演じる梶尾は警察犬のハンドラーで、相棒のポインター3号と常に行動をともにしています。大の犬好きとしても知られ自分のケガや食べ物よりポインターを優先させるほどです。マザコンという噂も……。

ドラマ『空飛ぶ広報室』槙博巳役【2013年】

綾野剛演じる主人公・空井大祐はブルーインパルスに憧れる元戦闘機パイロット。交通事故によるケガが原因で夢を断たれ畑違いの広報室に異動になりました。 そこへ取材に訪れた帝都テレビディレクターの稲庭リサ。リサもまた報道から情報へと左遷されてきていたのです。 スクープをものにして報道復帰を目論むリサと無気力な空井。リサと空井を軸に航空自衛隊の広報室の面々を描いた作品です。高橋努は1人の女性を想い続ける生真面目な広報官・槙博巳役を演じています。

舞台経験も豊富な高橋努

26歳の時には蜷川幸雄演出の舞台を経験しています。高橋努が出演した「メディア」は有名なギリシャ悲劇で1978年の初演以来何度も上演され、平幹二郎、大竹しのぶといったそうそうたる顔ぶれが主役を務めています。 当時「お前はバイトばっかりやってるから、フリーターみたいな顔しているんだよ」と、蜷川幸雄からこう言われたそうです。夢を売る商売の難しいところですね。 芝居をするために懸命に働いているのにそれが顔に出ると芝居の足を引っ張ってしまう――。きっと役者で食べていく覚悟を決めろということだったんでしょう。 妙に納得した高橋努は次の日にはバイトを辞めてしまったとか。その後も何度か蜷川幸雄の舞台に呼ばれ、2014年の「海辺のカフカ」にも出演。お前が楽しんでればいい、お前の場なんだからお前が演出しろと任せてくれたとか。「メディア」から10年近く蜷川作品に関わってきたんですね。

演劇チーム「渋谷ハチ公前」を率いる

2007年に高橋努が立ち上げた演劇チーム「渋谷ハチ公前」。始めた時は1人でしたが現在は7人が所属し、高橋は“劇団というよりは俳優集団”と表現しています。 役者の仕事を始めた頃には仕事がなくて2回だけ人が作った舞台に立った後25才の時に劇団を作ることにしました。 父親にそろそろ人生について考えるようにアドバイスされたのが響いたとか。現在も事務所に所属しながら劇団の仕事をこなしています。「渋谷ハチ公前」では演出も担当してますよ。

高橋努のサッカー経験がすごい!

あまり知られていない事実ですが、すごいサッカー経歴をもっているのです。高橋努が所属していた国士舘大学サッカー部といえば、多くのJリ-ガーを輩出する名門校として知られていますね。高橋が国士舘大学サッカー部に入部したのは1996年のことでした。 これまで全日本大学サッカー選手権大会、通称インカレで過去4回の優勝経験をもつ国士館ですが、そのうちの3回はなんと高橋が在籍している時のことなんですよね。1、2、4年の時に全国制覇しています。 高橋が卒業してからも幾度となく決勝に駒を進めていますが優勝には至らず苦戦を強いられています。出身中学や高校は公開されていませんが、子供の頃からサッカー一筋に励んできたんでしょうね。