歴代ワトソン博士まとめ【シャーロック・ホームズ一番の相棒は誰だ!】

2017年7月6日更新

『シャーロック・ホームズ』シリーズに欠かせない存在といえば、名探偵の相棒ワトソン博士ですね。今回は、数多くのホームズ作品から”最高の相棒”と名高いワトソン博士を演じた俳優をご紹介します。

シャーロック・ホームズの相棒、ワトソン博士

作家コナン・ドイルが生み出した名探偵シャーロック・ホームズ。その相棒でホームズが解決した事件の記述役として知られるのが、ジョン・H・ワトソン博士です。

元軍医の経歴を持ち、天才で奇人のホームズに振り回されながらも、よき理解者・親友として、ともに難事件に挑むワトソン博士は、『シャーロック・ホームズ』シリーズには欠かせない存在ですね。

ホームズ役とワトソン役の相性によって、作品の良し悪しが決まると言っても過言ではない重要な役回りを演じた俳優たちをご紹介していきましょう。

ナイジェル・ブルース(1939)

ナイジェル・ブルースは、1939年から1943年の間に計14本が公開されたホームズ映画シリーズで、ワトソン博士を演じた俳優です。ドジでとぼけた人物としてワトソンを演じ、原作のファンからは批判が上がったものの、愛すべきワトソン像を作り上げました。

同シリーズでホームズを演じたベイジル・ラスボーンとは、私生活でも親友だったそうです。

ロバート・デュヴァル(1976)

(写真左)

ロバート・デュヴァルがワトソンを演じた映画『シャーロック・ホームズの素敵な冒険』は、ドイルのシリーズをもとにアメリカ人作家ニコラス・メイヤーが創作した小説を原作とした、一風変わった作品。

デュバルが演じたワトソンは、コカイン中毒のため精神を病んだホームズ(ニコル・ウィリアムソン)を騙し、精神分析の権威フロイトに会わせることにします。

フィクションと実在の人物が両方登場する作品で、ホームズにはおよばないものの、ワトソンも優秀な人物であることを表現しました。

ジェームズ・メイソン(1979)

映画『名探偵ホームズ・黒馬車の影』でジェームズ・メイソンは、『サウンド・オブ・ミュージック』などで知られるクリストファー・プラマー演じるホームズの相棒ワトソンを演じました。

『名探偵ホームズ・黒馬車の影』は、フィクションと歴史を混ぜた創作物で、実在した殺人鬼・切り裂きジャックをホームズと共に追うというものです。

この作品でメイソンが演じたワトソンも優秀な医師ではありますが、彼がフォークでうまく豆を刺せずホームズが手伝うというチャーミングなシーンが印象的です。

ベン・キングズレー(1988)

1982年の映画『ガンジー』で、アカデミー賞主演男優賞を受賞したことで知られるベン・キングズレーも、ワトソン博士を演じています。

キングズレーが出演したのは『迷探偵シャーロック・ホームズ/最後の冒険』というコメディ映画。マイケル・ケイン演じるホームズは実はただの飲んだくれで、ワトソンこそが名探偵であったという奇抜な設定の作品です。

キングズレーのワトソンはそれまでのイメージとは大きく異なり、ホームズを演じさせるために雇った俳優であるレジナルド・キンケイド(ケイン)とのコミカルなやり取りが魅力となっています。

エドワード・ハードウィック(1986〜1994)

名作と名高いジェレミー・ブレット主演の『シャーロック・ホームズ』シリーズで、エドワード・ハードウィックは2代目ワトソンを演じています。

当時の間抜けなイメージを払拭したのが本シリーズ。原作に忠実な正直で信頼でき、退屈ではありますが聡明な人物としてワトソンを演じ、好評を博しました。

ジュード・ロウ(2009〜)

ガイ・リッチー監督のハリウッド版『シャーロック・ホームズ』シリーズでワトソンを演じているのが、ジュード・ロウです。

どちらかといえば名探偵の相棒というよりただのルームメイトで、ロバート・ダウニー・Jr.が演じる破天荒なホームズの予測不可能な行動に、知らないうちに巻き込まれるというかわいそうな立場の人物です。

しかし、このコンビは世界中で人気を獲得し、映画第3弾の制作が待たれています。

マーティン・フリーマン(2010〜)

BBC制作の大ヒットシリーズ『SHERLOCK』でワトソンを演じるマーティン・フリーマン。現代版にアップデートされた同シリーズでフリーマンが演じるジョンは、原作に忠実でありながら彼の人間性を大きくふくらませたものになっています。

身勝手で社会病質者を自称するシャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)を自由にさせながら、危険を承知でついてまわるジョンをときにコミカルに演じ、高い人気を得ました。

2017年にはシーズン4が放送される予定で、世界中のファンが待ちわびています。

ルーシー・リュー(2012〜)

『シャーロック・ホームズ』を描いた多くの作品のなかでもっとも変わったワトソンは、2012年からアメリカで放送が開始された『エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY』でルーシー・リューが演じている”ジョーン”・ワトソンです。

ワトソンを女性が演じることは当初議論を呼びましたが、リューはホームズとワトソンの友情を傷つけることなく演じ、相棒としてもシリーズを通して成長し続けています。

本国アメリカではすでにシーズン4が放送され、シーズン5の制作も決定しています。