ゼンデイヤ、「スパイダーマン」新作でMJ役を射止めた女優に熱視線!
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「スパイダーマン」新作でヒロインMJを演じるゼンデイヤ
1996年、カリフォルニア州オークランド生まれのゼンデイヤ。彼女の名前はショナ語(ジンバブエの主要言語)で「感謝を表す」という意味で、ジンバブエでは女の子の名前にとてもポピュラー。彼女の父親はアフリカ系アメリカ人、母親はドイツ系・イングランド系の血を引く白人です。
ゼンデイヤのキャリアはモデルからのスタートでした。メイシーやオールド・ネイビーの広告モデルとして活躍しながら、次第にダンス・音楽関係のオーディションも受けるようになります。セレーナ・ゴメスのバックダンサーやケイティ・ペリーのPVでダンスをパフォーマンスしたことも。
人気コメディドラマ『シェキラ!』に出演!
そんな彼女が人気者になったきっかけが、2010年からディズニー・チャンネルで放送が開始されたTVドラマ『シェキラ!』。ダンサーを夢見る2人の女の子を描いたコメディです。
ゼンデイヤが演じたのは、主役の片方ロッキー。明るく物怖じしない性格で、TV番組のオーディションでもひるまずにダンスを見せました。一方ロッキーの親友、シーシー(ベラ・ソーン)はちょっと天然な女の子で、オーディションで緊張して落選してしまいます。シーシーと一緒にTVに出演したいロッキーは奇想天外なアイデアを思いつきます。
元々は『ハンナ・モンタナ』の代わりに作られた番組でしたが、2013年の最終シーズンではディズニー・チャンネル史上最も観られた番組になるほどの人気を博しました。
『ティーン・スパイ K.C.』では主役に大抜擢!
『シェキラ!』の後にゼンデイヤが出演したのは、ティーンドラマ『ティーン・スパイ K.C.』。2015年から放送が開始されたこのドラマで、彼女は主役の高校生スパイ、ケーシー・クーパーを演じています。
このドラマはゼンデイヤにとって2度目のディズニー・チャンネル番組での主演となりました。実はこれを達成したのは彼女で6人目だったのだそう。
歌手としての才能も開花
『シェキラ!』で見せたかっこいいダンスパフォーマンスだけではなく、歌も得意なゼンデイヤ。『シェキラ!』のサウンドトラックがビルボードチャートに何度も入っています。2013年にはソロアルバム『Zendaya』を発売し、その後も歌手として活動を続けています。
『スパイダーマン:ホームカミング』MJ役で益々注目のゼンデイヤ!
2017年8月公開の『スパイダーマン:ホームカミング』。若手俳優トム・ホランドがスパイダーマンを演じています。
ゼンデイヤはミシェルという名前の役で登場。ネタバレになりますが、映画のラストでミシェル・“MJ”・ジョーンズという名前であることが判明します。そう、「スパイダーマン」シリーズのヒロインMJ役を演じていたのです。
『グレイテスト・ショーマン』で世界を魅了!
2018年に大ヒットを記録したミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』で、空中ブランコを専門とするサーカス団員アン・ウィーラーをゼンデイヤが演じました。
個性的なサーカス団員たちのなかで特に目立つ女性キャラクターで、ザック・エフロン演じるフィリップ・カーライルと恋に落ちる役どころです。
歌がうまい、パフォーマンスも一流、女優としての華もある、そんな印象を見るものに抱かせた、ゼンデイヤの出世作と言えるでしょう。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』に引き続きMJ役で出演!
2019年6月28日全国公開の映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で、「ホームカミング」にひき続きMJ役を演じています。前作ではあまり出番のなかったゼンデイヤですが、本作では出番が増えるよう。トム・ホランド演じるスパイダーマン(ピーター・パーカー)とのラブシーンらしき映像も予告編で確認できます。
夏休みにヨーロッパを訪れたピーター・パーカーたちでしたが、ニック・フューリーによってトラブルに巻き込まれ……。
ゼンデイヤの今後
2020年全米公開予定のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作品『Dune(原題)』にゼンデイヤが出演することが決定しています。
『Dune(原題)』はアメリカのSF作家フランク・ハーバートによる小説が原作で、かつてホドロフスキーによって1970年代に映画化が企画されましたが、配給が決まらず未完になった作品。
2020年版にはレベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック、ジェイソン・モモアなど豪華キャストが終結しているようです。