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- 『ワイルドスピード』シリーズのトリビア21選
- 1:人気シリーズ誕生のきっかけは1つの雑誌記事
- 2:原題が『The Fast and The Furious』になった経緯
- 3:レースシーンは本物
- 4:運転免許を持っていないのにキャスティングされた
- 5:最初はキャスティングされていなかったミシェル
- 6:影響を与えた日本のアニメとゲーム
- 7:『ワイルド・スピードX2 』に出てきたビーチハウスの持ち主
- 8:東京ロケでのエピソード
- 9:土屋圭市が出演
- 10:ヴィン・ディーゼルの出演条件
- 11:出演“車”をオーディションで募集
- 12:密輸シーンでCGはごく一部だけ
- 13:『ワイルド・スピード MEGA MAX』のロケ地は
- 14:Facebookでアイデアを募集
- 15:戦車シーンの撮影現場
- 16:実は2部作の予定だった『ワイルド・スピード EURO MISSION』
- 17:ラストシーンは5作目に登場する予定だった
- 18:実際は超長かった滑走路
- 19:まだ幼い娘に車をプレゼント
- 20:ゲーマー、ヴィン・ディーゼルの影響
- 21.『ワイルドスピード』の総損害額がすごい!
『ワイルドスピード』シリーズのトリビア21選
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『ワイルド・スピード』シリーズは、ストリート・レーシングをテーマにした、カーアクションが人気の映画シリーズです。2000年に公開された第一作目を皮切りに、2015年4月時点で7作目までが公開されています。
そんな人気シリーズにまつわる知られざる21の事実を紹介します。
1:人気シリーズ誕生のきっかけは1つの雑誌記事
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1998年5月、アメリカのヒップホップ雑誌の老舗“Vibe”に違法でありながら歴史あるストリート・レーシングに関する記事が掲載されました。ニューヨークのクイーンズで行われていたこのレースの記事に感化されたプロデューサーによって映画『ワイルド・スピード』シリーズが誕生しました。
2:原題が『The Fast and The Furious』になった経緯
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『ワイルド・スピード』の原題は『The Fast and The Furious』です。
第一作目の撮影中、映画はカーレースにおける最高速スピードを意味する『Redline』が仮題としてつけられていました。後に『The Fast and The Furious』にタイトルを正式決定する流れになりましたが、同じタイトルでロジャー・コーマンが1955年にカーレースの映画を制作していました。
タイトルを購入するという製作陣の申し出をロジャーは断り、代わりに制作スタジオであるユニバーサルスタジオが保有する映像のいくつかをももらうことでタイトルの使用を許可したそうです。
3:レースシーンは本物
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シリーズ1作目の監督であるロブ・コーエンは、撮影にあたり実際にカーレースが行われている現場に赴きました。
そこでスカウトされた200人もの実際のアマチュアレーサーが、レースシーンに協力しています。
4:運転免許を持っていないのにキャスティングされた
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1作目に出演したジョーダナ・ブリュースターとミシェル・ロドリゲスは、2人とも運転免許を持っていないにも関わらずキャスティングされました。
ジョーダナは映画出演の為に免許取得に挑戦し、一発で試験に合格したそうです。ミシェルも撮影の為に免許を取得しましたが、映画の影響でついスピードを出しすぎてしまうことがあるとコメントしています。
5:最初はキャスティングされていなかったミシェル
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1作目で主人公の恋人であり女性レーサーのレティというキャラクターは、最初は存在していませんでした。しかし、制作陣が2000年公開の『ガールファイト』で女性ボクサーを演じたミシェル・ロドリゲスの演技に感動し、彼女の役を作って出演オファーしたそうです。
6:影響を与えた日本のアニメとゲーム
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2003年に公開されたシリーズ2作目の『ワイルド・スピードX2 』を監督したジョン・シングルトンは、日本のアニメとゲームから作品に対するインスピレーションを受けたそうです。
その作品とは、60年代の人気アニメ作品『マッハGoGoGo』とプレイステーションのゲームシリーズ『グランツーリスモ』だそうです。
7:『ワイルド・スピードX2 』に出てきたビーチハウスの持ち主
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『ワイルド・スピードX2 』は、マイアミのフロリダで撮影されました。作中に登場するビーチハウスの歴代オーナーは名立たる人物がリストアップされています。
『ワイルド・スピードX2 』で悪役カーターを演じた俳優、コール・ハウザーやシルベスタ・スタローンが持ち主だった時もありました。映画が撮影された当時は、監督のシングルトンの友人が保有しており、撮影には無償で協力してくれたそうです。
8:東京ロケでのエピソード
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2006年公開のシリーズ3作目『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』は、東京での撮影も行われました。
主役のショーンを演じるルーカス・ブラックが人ごみ溢れる渋谷を徘徊するシーンなどは、ごくわずかな撮影クルーのみで行われました。結局、警察に見つかってしまった為に撮影は中止になりますが、監督のジャスティン・リンは、制作プロデューサーを身代りに建てることで逮捕を免れたそうです。
9:土屋圭市が出演
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日本が誇るレーシングドライバー、土屋圭市が『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』にカメオ出演しています。
土屋が出演しているシーンは、主人公のショーンが魚市場の近くでドリフトを練習するシーンです。青いジャケットを着て、漁師に扮した土屋がショーンを茶化しています。
10:ヴィン・ディーゼルの出演条件
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『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』には、アメリカの黒人俳優、ヴィン・ディーゼルがカメオ出演しています。
ヴィンは、出演に際して、ギャラの代わりにユニバーサル・スタジオが保有するキャラクター“リディック”の使用権を求めました。リディックは2000年の『ピッチブラック』、2004年の『リディック』2作に登場したダーク・ヒーローで、両作品ともヴィンが演じています。
最終的にスタジオはそれを許可し、ヴィンは2013年にリディックが登場する新作『リディック: ギャラクシー・バトル』を制作しました。また、『ワイルド・スピード』においてもメインキャラクターに昇進して出演しています。
11:出演“車”をオーディションで募集
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2009年公開の『ワイルド・スピード MAX』が撮影された際は、人だけでなく車のオーディションが行われました。
監督のジャスティン・リンは自慢の車を出演させたいという人が集まる機会を作り、そこから製作陣が背景などに映り込んでもいい車とドライバーを選んだそうです。
12:密輸シーンでCGはごく一部だけ
『ワイルド・スピード MAX』に登場するトンネルでの麻薬密輸シーンは、ほとんどCGを使わず撮影しています。このシーンは実際にメキシコのグアナフアトで麻薬密輸組織が使用している手口を元に制作されました。
撮影はカリフォルニアのサン・ペドロの道路を封鎖して行われたそうです。そこで撮影された映像に、トンネルの壁や柱、ほこりなどだけCGで足しています。
13:『ワイルド・スピード MEGA MAX』のロケ地は
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2011年に公開された『ワイルド・スピード MEGA MAX』の舞台設定は、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロです。
しかし、制作費や交通規制の問題で、実際にはプエル・トリコのサンフアンやアトランタでほとんどのシーンが撮影されています。
14:Facebookでアイデアを募集
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制作にあたり、ヴィンは彼のFacebookを通じて『ワイルド・スピード』の新作についてのアイデアをファンから募集しました。そこで、ファンの一人が、アメリカの俳優でありプロレスラーのドウェイン・ジョンソンを悪役でキャスティングすることを提案し、見事アイデアは採用となりました。
15:戦車シーンの撮影現場
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『ワイルド・スピード EURO MISSION』に登場する戦車のシーンは当初ロンドンに、架空の通りのセットを12個設置して撮影される予定でした。しかし撮影当初、ロンドンオリンピックが行われていたため、ロンドン市内での撮影は許可されず、実際はスコットランドのグラスゴーで、通りを舞台にしたシーンが撮影されました。
最終的に制作チームは、撮影現場をスペインのカナリア諸島に位置するテネリフェ島に移します。そこでは一般公開前の高速道路でのロケが許可され、本物の戦車を使って撮影することができたそうです。
16:実は2部作の予定だった『ワイルド・スピード EURO MISSION』
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2013年に公開された『ワイルド・スピード EURO MISSION』は、原題で『The Fast』と『The Furious』という2部作品で制作される予定でした。
戦車のシーンを持って1部が終わるはずでしたが、制作が進むにつれて1つの映画までに収まる長さに収まりました。
17:ラストシーンは5作目に登場する予定だった
ラストの滑走路のシーンは『ワイルド・スピード MEGA MAX』のエンディングシーンとして予定されていました。
ストーリーボードにも描かれていたにも関わらず、予算的な理由で5作目からはカットされてしまいました。しかし、前作の制作段階でイメージが固まっていたため、そのまま6作目で採用されました。
18:実際は超長かった滑走路
滑走路でのラストシーンの撮影は、3週間にも及んだそうです。また、映像で見るとそこまで長く見えませんが実際の滑走路は約46キロありました。
19:まだ幼い娘に車をプレゼント
ヴィン・ディーゼル演じるドミニクは、赤い1970年製のシボレーに乗っています。1作目のラストシーンで初登場したこのシボレーは、4作目で再登場していますが、実は複数存在しているそうです。
そして、少なくとも保有しているシボレーの一つを4作目の撮影中に生まれた自身の娘にプレゼントしてしまったとヴィンは語っています。
20:ゲーマー、ヴィン・ディーゼルの影響
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ヴィンは大のゲーム好きとして有名です。ファンタジーテーブルトークRPGの名作『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の大ファンであるヴィンは、『ワイルド・スピード』シリーズの監督に、より神話的なエピソードを入れることを提案したそうです。
21.『ワイルドスピード』の総損害額がすごい!
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イギリスの保険会社が、第1作から第7作『ワイルドスピード スカイミッション』までに、破壊された車や建物の数を基に劇中の推定損害額を算出しました。その保険会社によると、その総額は約600億円にも及ぶと言われています。