2017年7月20日更新
『ジュラシック・パーク』から学ぶ人生の教訓15
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巨大恐竜が相手!サスペンス映画の名作
『ジュラシック・パーク』は1990年に出版された小説を原作とし、1993年に映画化された作品です。
原題に蘇った巨大恐竜たちのテーマパークを舞台に、制御しきれなくなった恐竜たちが次々と人を襲うパニック・サスペンスですが、本作品から学ぶことができる人生の教訓はたくさんあります。
1:命に不可能はない
化石から採取したDNAをもとに恐竜が再現されるように、命に不可能なことはないのです。しかし、結果として悲劇を生んでしまうことはあります。
2:車は常に最高の状態にしておく
いつ何時に、怪物に追いかけられるかは分かりません。万が一のシチュエーションでも、逃げ切れるように車は常に整備しておきましょう。
3:敵を欺く方法は必ずある
ある敵が現れ、それが自分よりも大きく強くて、早く動けたとしても必ず欺く方法が見つけられるはずです。キッチンへ襲ってきた恐竜を冷凍庫に閉じ込めてしまうように、頭を回転させて考えるようにしましょう。
4:ティラノサウルスが最強
もし現代にティラノサウルスが存在していたら、それこそが世界の支配者となることでしょう。人間は巨大な恐竜の前では、ただおびえる存在でしかないのです。
5:白い衣装の人を信じない
ジュラシックパークの設立者であるジョン・ハモンドは、その見た目から信用できそうな好印象のおじいちゃんに見えます。しかし、彼がパークで犯した失態の数々を考えると、見た目だけでその人を信用するのは良くないことだという教訓が思い浮かびます。
6:大切な人を使って新設備や商品を試さない
ジュラシックパークを設立したハモンド博士は、自分の可愛い孫達をプレオープンの状態の施設で遊ばせます。
その結果、彼らはとんでもない事態に巻き込まれてしまいますが、ここから学べる教訓は、不備が発生するような可能性のある施設や製品を大切な人を使ってテストするべきではないという事です。
7:大雨の中の運転は死を招く
ハーバードのシステムエンジニアのネドリーは、ジュラシックパークの運営会社であるインジェン社から共有の胚を盗んでスパイ会社へ渡そうと企みます。しかし、嵐の中を運転しようとして道に迷った結果、ディロフォサウルスに襲われて命を落としてしまいます。
例え直接の死因が車によるものでなくても、周囲を見ることもできない大雨の中を運転しなかったら、彼の運命も変わっていたのではないでしょうか。
8:プレハブトイレは信用できない
When you gotta go, you gotta go! Caption this moment and tag it #JP3D! pic.twitter.com/fqyZEwy68z
— Jurassic World (@JurassicWorld) February 21, 2013
プレハブトイレに入っているところをティラノサウルスに襲われる経験はなかなかないと思います。しかしそれでもプレハブトイレは避けたほうがいいでしょう。
なぜなら、ほとんどのものが衛生的ではないからです。プレハブトイレを使うよりは、限界まで我慢してみるか、茂みに駆け込んだ方がいいでしょう。
9:性別は流動的なもの
人間社会においては、性別に対してお堅い考えを持っている人がほとんどで、それが流動的なものだという認識は薄いです。
『ジュラシック・パーク』に登場する両生類のDNAを持つ恐竜は、雌から雄に変化することができます。このように、性別は自分の意思によって定義できるものなのです。
10:危険に対して敏感に反応する
ティムの様に、電力が落ちた有刺鉄線に上った時に突然電力が戻ってきたという経験をする人はなかなかいないと思います。
しかし、ここから学べる教訓は、一見安全なように見えても突然危険はやってくるという事です。少しでも危険なことが発生しそうな事態に直面した時は、気を張って行動し、危険が発生した時に素早く反応することが重要です。
11:危険な状況下では子供嫌いも治る
グラント博士は、映画『ジュラシック・パーク』において子供嫌いという設定です。
しかし、襲ってくる恐竜から共に逃げているうちにグラント博士は子供たちと分かりあうようになり、ジョークを言ったり、大切な恐竜の爪を手放しても彼らを守るようになります。
とてつもない災難を一緒に経験すると、子供嫌いな人の考えにも変化が訪れることでしょう。
12:恐竜の爪は凶器とみなされない
21世紀現在、飛行機に登場する際は、ナイフや銃、鋭い刃物といった凶器に値するものすべて没収されます。
しかし、約15cmの長さの鋭い恐竜の爪は、凶器とはみなされないようです。金属探知機に引っかかることもないので、グラント博士は簡単に爪を機内に持ち込んでいます。
13:家畜の犠牲は不可欠
時に人間は、私欲の為に家畜を犠牲にすることがあります。
『ジュラシック・パーク』では生きた牛をそのまま恐竜の檻に入れるという残酷なエサのやり方をしています。そのように残酷な方法ではなくても、動物園のライオンは家畜動物の肉をエサにしていることは事実です。
14:子供を魅了するのは恐竜よりも小さなマシン
ジュラシックパークで恐竜ツアーに出かけることになったレックスが一番感激したのは、車に搭載された園内の地図を表示するモニターでした。
時に子供は、巨大なティラノサウルスよりも小さな機械に魅了されることもあるようです。
15:お金をかけたからといって成功するわけではない
私たちは、ついお金をかければかけただけ良いもの、価値があるものが作れると思ってしまいがちです。
しかし、何十億もの資金を賭して建設したであろうジュラシック・パークも失敗に終わったように、自然の力をお金でコントロールすることはできないのです。使ったお金の額が成功に比例するということでは決してありません。