「ワイルド・スピード」シリーズの名言・セリフまとめ 「別れの言葉はなしか?」の元ネタ解説も
タップできる目次
- ワイスピ名言「別れの言葉はなしか?」の元ネタ解説
- 『ワイルド・スピード』の名言・名シーン
- 『ワイルド・スピード X2』の名言・名シーン
- 『ワイルド・スピード TOKYO DRIFT』の名言・名シーン
- 『ワイルド・スピード MAX』の名言・名シーン
- 『ワイルド・スピード MEGA MAX』の名言・名シーン
- 『ワイルド・スピード EURO MISSION』の名言・名シーン
- 『ワイルド・スピード SKY MISSION』の名言・名シーン
- 『ワイルド・スピード ICE BREAK』の名言・名シーン
- 『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の名言・名シーン
- 「ワイスピ」シリーズの名言・名シーンをおさらい!
ワイスピ名言「別れの言葉はなしか?」の元ネタ解説
隣の知らない車に「別れの言葉はなしか?」と質問するネットミームが流行しましたが、その元ネタは『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)での会話です。
おい、別れの言葉はなしか?
(ブライアン・オコナー)
フルスピードで走るのが俺の人生だった。だから、お前と俺は兄弟だった。お前も同じだったから。
(ドミニク・トレット)
ブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーが撮影期間中に事故でこの世を去りました。*このシーンは弟が代役となりCGも駆使した合成だったのです。 セリフとともに名曲『See You Again』(2015)が流れます。作曲者の1人チャーリー・プースは、ポールとは知り合いではなかったものの亡き友への思いも重ねて作曲したと明かしています。 2人は枝分かれの道で別れました。そして「ポールに捧ぐ」という文字で終演、映画史に残る名シーンです。
『ワイルド・スピード』の名言・名シーン
「どんなレースでも、1インチ差で勝とうが1マイル差で勝とうが、関係ない。勝ちは勝ちだ」/ドミニク
『ワイルド・スピード』(2001年)で、レースに負けたブライアン・オコナーへ言ったセリフ。 何としてでもドミニクに勝ちたいと思っていたブライアンでしたが、彼の走ることへの並々ならない情熱と勝つことへのこだわりに負けてしまいました。
「ゼロヨンだけに生きる人生。先のことは考えず、借金も店もチームも気にしない。10秒足らずの時間だけ、オレは自由だ」/ドミニク
『ワイルド・スピード』(2001年)でのセリフです。 ドミニクにとって、仕事やチーム以上に今を走ることが生きるすべてであること、そしてどれほどの熱意を持っているのかがこの言葉から分かります。恐らく、ドミニクは走っているときにこそ、自分が生きているんだということを実感するのかもしれませんね。
「ツナサンドを頼む。耳は落としてくれ。」/ブライアン
『ワイルド・スピード』(2001年)でのセリフです。 潜入捜査としてドミニクらに近づいたブライアンがドミニクの妹ミアにサンドイッチをオーダーしたセリフですが、ドミニクとブライアンの、つまり『ワイルド・スピード』シリーズのはじまりのセリフと言っても過言はないでしょう。
「もう少しで勝てた。」/ブライアン
『ワイルド・スピード』(2001年)で、ドミニクとのレースに負けた際のセリフです。 このセリフがあってこそ、前述の「勝ちは勝ちだ」というドミニクのセリフが生きてきますよね。
『ワイルド・スピード X2』の名言・名シーン
「前を見て運転しないと、プレイボーイさん。」/モニカ
女性FBI捜査官モニカがブライアンの運転する車の助手席で言ったセリフです。 出会って間もないブライアンは謎多き女性、モニカに興味津々。「俺は危険だと思う?」の問いに「どうかしら」とあしらわれたブライアンは彼女の目を見つめながらフルスロットルで運転を始めます。Sっ気の強いモニカの性格が際立つシーンでした。
『ワイルド・スピード TOKYO DRIFT』の名言・名シーン
「人生は単純だ。行き先を決めたら振り返らなきゃいい」/ハン
このセリフは、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)で、ハンが主人公のショーン・ボズウェルに向かって言ったものです。シンプルなセリフですが、胸を打つものがありますよね。
「証明できるのは速さだけだ。もっと大切な目的が無ければ走る意味がない」/ハン
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2003年)で、ショーンに「ドリフトキング(D.K)」の異名を持つタカシと走れば自身の強さの証明ができると言われた際にハンが言ったセリフ。 他人と比べるのではなく数値や事実こそが自分の力の証明である、というこの言葉は、まだ半人前のショーンにとって深く残る言葉になったでしょう。
「俺が今欲しいのは信用できるやつだ。心を開けるかどうかを見極めるのは難しい。車一台潰してでもそいつの真価が分かるのなら惜しくはない。」/ハン
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2003年)で、ショーンが壊れることがわかっているのに何故自分に車を与えたのかをハンに聞いた時の返答。 この人が信用できるかどうかを判断することはなかなか難しいですが、それを見分けるためなら自分が熱意を注いでいる車をつぶすことも厭わない、という仲間のことを大切にする人柄だということが分かりますね。
「ドリフトに決まりはない。人それぞれよ、みんな指紋が違うようにね。スピードも運転の仕方も自由でいいの。」/ニーラ
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)で、ヒロインのニーラが言ったセリフ。 走っているときとは、つまり彼らが何かにとらわれずありのままの姿であるときということであり、その時は何かの制約や決まりなどはなく、自由な生き方であれ、ということです。 とても素敵なセリフですが、日常生活では皆さん交通ルールを守ってくださいね。
「大事なのはどこで生きるかじゃない。自分のやりたいことを自覚して、それを追うことだ。」/ショーン
『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006年)で、本作の主人公で東京の走り屋、ショーン・ ボズウェルによるセリフ。 生きていくことで重要なのは場所ではなく、何をやりたいのか、そしてそれへの情熱の深さ、ということですね。
『ワイルド・スピード MAX』の名言・名シーン
「まだガキの走りだな。」/ドミニク
『ワイルド・スピード MAX』(2009年)で、ブライアン・オコナーの純粋な運転に対してドミニクが言うセリフです。 ドミニクと道でレースをしていたブライアンは自分より速く走っていたドミニクにあと少しで追いつくというところで、ドミニクに当てられて再び差をつけられます。 その時にドミニクがニヒルな笑みを浮かべながらつぶやきます。 正統派な運転をしていたブライアンに対して、ドミニクがどんな運転をし、またどんなスタイルでいるのかが分かる一言です。
「本物の飛ばし屋は 自分の積み荷を知って走る。」/ドミニク
『ワイルド・スピード MAX』(2009年)で、運び屋を選ぶレースをすることを決めた麻薬密売組織の一員カンポスに際して、何を運ぶのか教えない彼にドミニクが言ったセリフ。 彼がいかに走ることへ情熱を持っているのかがわかりますね。
「ドライバーが2人要る。プレッシャーに強く、くじけないヤツだ。」/ドミニク
『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011年)で作戦を一緒に練っている際、ブライアン・オコナーへ言ったセリフです。 その後に「それなら二人いる」と即座に答えたブライアンの回答もお見事です。
「ホントにネガティブだな。精神を病んでるんじゃないのか?」/テゴ
『ワイルド・スピード MAX』(2009年)で、テゴ・レオが相棒のリコ・サントスに言った言葉。 何かとネガティブな思考をするリコをいつも心配しているテゴですが、「ネガティブな考え=精神を病む」という単純な発想が、二人の凸凹コンビっぷりを表現していますね。
『ワイルド・スピード MEGA MAX』の名言・名シーン
「金は所詮儚い存在だ。1番大切なのは仲間の存在。 今、ここにいるファミリーに乾杯。」/ドミニク
『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011年)でのセリフ。 今作は警察を出し抜き悪徳実業家から金を奪うというストーリー。大金を得たところで結局一番大切なものはお金ではないし、お金では買えないもの、ということですね。
「修羅場をくぐり抜けると“何が大切なのか”が分かるのよ」/ジゼル
『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011年)でのジゼル・ヤシャによるセリフです。 何かと困難や修羅場に遭遇すると振り回されたり混乱したりしますが、それがあったからこそ分かったことや見えてくるものがあります。かつては麻薬組織の一員であったジゼルが言うからこそ、深みが増すセリフですね。
『ワイルド・スピード EURO MISSION』の名言・名シーン
「仲間に背は向けない、たとえ向けられても。」/ドミニク
仲間を信頼する代わりに自分のことも裏切るな、ではなくどう思われようが何をされようが、仲間を絶対に裏切らない、という強い信念が感じられるひと言ですね。
「臨機応変に対応するんだ」/ブライアン
『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013年)でのセリフ。 計画通りに事が運ぶかと思いきや、戦車の登場など予想外の出来事が起きて自分たちがあらかじめ考えていた計画が行き詰まり慌てるドミニクたちでしたが、どんなことがあっても出来る限りのベストを尽くすべきだ、ということですね。
『ワイルド・スピード SKY MISSION』の名言・名シーン
「俺には友達なんていない。いるのは家族だけだ。」/ドミニク
『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)でのこのセリフ。 2013年11月にブライアン・オコナー役のポール・ウォーカーが自動車事故で死去しているため、よりこのセリフには重さを感じます。 映画の中ではもちろん、撮影現場でもキャストや制作陣、皆が家族なんだという思いが伝わってくるセリフのひとつですね。
「サヨナラはいらない。」/ドミニク
『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)でのセリフ。 長年ドミニクのライバルにして相棒的な存在であったブライアン・オコナ―。彼を演じていた俳優のポール・ウォーカーが2013年11月30日に交通事故で逝去しました。 ファンだけでなく『ワイルド・スピード』シリーズのキャストも深い悲しみを負いました。 映画の中でブライアンは生きているという設定ですが、子供と遊ぶブライアンを遠目に見ながらのドミニクのこのセリフには、グッとこみ上げるものがあります。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』の名言・名シーン
「俺とお前でタイマンする時は、お前のケツを太鼓のように叩いてやるよ。」/ホブス
ホブスが刑務所でデッカード・ショウとの口論の際に放ったセリフ。 この後ミスター・ノーバディの助けもありホブスはパワー、デッカードはスピードで脱出を試みるシーンは圧巻です。ちなみにドウェイン・ジョンソンがプロレスラー時代に言った「Boot To Asses(ケツを蹴り飛ばすぞ)」という名言のオマージュとも言われています。
「人の命を救うより大切なことはたった1つ、娘の身だ。」/ホブス
ホブスが娘のサッカーのコーチをしている最中に仕事の話をされた際に言ったセリフ。 このセリフの前には「ドラゴンズが負けたらテイテイ(テイラー・スウィフト)のコンサートに連れて行かなければ」と言っており、娘の流行を理解しようとする普通の父親らしい一面も垣間見えます。そして試合後は仕事へと切り替え世界を救うミッションに挑戦していきました。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』の名言・名シーン
「車はドライバーを作らない」/ドミニク
回想シーンでドミニクが弟のジェイコブにストリートレースを挑んだ際に言ったセリフ。 ドミニクは刑務所内でジェイコブが父の事故死に関係していると気付き、出所直後に会いに行きます。ジェイコブはレースを挑まれて「バディの古い車で?」と半笑い。ドミニクはストリートレースでジェイコブに勝利、有限実行してみせました。
「人生で知らなければならいことは、すべてこのレース場で学んだ」/ドミニク
物語の終盤、父が死んだレース場で息子に言ったセリフです。 「パパもここでレースした?」と聞かれたドミニクは「いや」と答え、このセリフを言いました。思い出のレース場で父、そして弟との家族の絆を思い出しているのでしょう。ジェイコブとは一度別れましたが、またどこかで共闘する姿が見たいと思わせる終わり方でした。
「ワイスピ」シリーズの名言・名シーンをおさらい!
あなたのグッとくる「ワイスピ」名言はありましたか?長寿シリーズ化した「ワイスピ」だからこそシリーズを通して鑑賞することで活きてくるセリフがたくさん存在します。 まだ観ていない作品がある方は、この機会に配信で鑑賞してみてはいかがでしょうか。