妖怪ウォッチの人気キャラクターを紹介
子どもだけでなく、大人も楽しめるアニメ『妖怪ウォッチ』。
テレビにかじりついている子どもたちとは違って、大人たちは片手間に見る機会も多いかもしれませんね。
妖怪ウォッチのキャラクターたちは、一人一人にストーリーがあるので、少し知っているだけでも妖怪ウォッチをより楽しむ事が出来ます。今回は妖怪ウォッチの可愛くて魅力的なキャラクターについてまとめました。
ジバニャン
妖怪ウォッチの主要キャラクターの一人で、プリチー族の妖怪です。
生前は「アカマル」という名前でしたが、トラックに撥ねられて死んだ猫が地縛霊になったのが現在の姿。
かつてはエミちゃんという女子高生に飼われていて、エミちゃんの事は今でも大好きですが、トラックに撥ねられた際にエミちゃんから「車に轢かれて死ぬなんて… ダサっ」と言われた事から、トラックへの復讐を誓いました。
一人称は「オレっち」で、語尾に「〜ニャン」とつけるのが特徴。必殺技は"ひゃくれつ肉球"です。
ウィスパー
およそ190年前に、僧侶により一方的に悪霊とみなされ封印されたニョロロン族の妖怪で、自称"妖怪執事"。主人公のケータとフミちゃんに妖怪ウォッチを渡した重要な存在です。
幽霊のような白い体と紫の唇が特徴ですが、その姿は変幻自在で、あらゆる姿に変化する事が出来ます。
また、常にハイテンションな性格のため、ケータやジバニャンからは鬱陶しがられる事も多いです。一人称は「わたくし」、口癖は「うぃす」。
USAピョン
『妖怪ウォッチ3』の主人公・未空イナホの相棒で、宇宙服を着たウスラカゲ族のメリケン妖怪。一見ウサギのような容姿をしていますが、生前の姿はカワウソで、毎日ウサギたちから虐められていたそうです。
また、生前は宇宙開発機関NASUで実験動物として「初めて宇宙に行く小動物」になるそうだったとのことで、NASUに働くヒューリー博士の事を友達と慕っています。真面目で意地っ張りな性格ですが、寂しがりやな一面もある妖怪です。
コマさん
狛犬の妖怪で、生前は神社を守る狛犬でしたが、神社が取り壊される事になり、田舎から都会へと引っ越してきます。モグモグバーガーでソフトクリームを食べて暮らしていました。
一人称は「オラ」で、語尾は「~ズラ」や「もんげー」など岡山訛りがあります。頭に葉っぱを乗せる事で、色白の青年男性に化ける事が出来るので、人間と話す時には変身している事も。
コマじろう
コマさんの双子の弟。都会に憧れており、素朴な兄・コマさんとは反対に、しっかり者で、方言を封印してクラブで友達や彼女を作ったりとどんどん都会的になっていきます。
本心では田舎への愛もなくしておらず、都会で出会った友達に田舎者とバカにされた時にはひどく怒っていました。葉っぱを載せると色黒で茶髪の男性に変身出来ます。
フユニャン
『妖怪ウォッチ2』で登場するジバニャンの亜種で、イサマシ族の浮遊霊です。必殺技は"ど根性ストレート肉球"。浮遊霊の妖怪なので、常に地面から少し浮いています。
アニメでは第112話『3年Y組ニャンパチ先生 学級崩壊学園』 にデカニャンとして、第123話『妖怪三国志 最終回』 ではフユニャン曹操として登場しています。
ブシニャン
ジバニャンのご先祖様で、鎧を装備している剣の達人の妖怪です。話し方は侍口調で、「ブシャシャシャ!」という笑い方が特徴的。
アニメの初回登場時では、ケータやウィスパーからジバニャンが侍のコスプレをしていると勘違いされていました。武士らしい出で立ちでありながら、ジバニャン同様、ニャーKB48のファンでもあります。
初登場は第10話「レジェンド妖怪!ブシニャン見参!」で、ブシニャンをジバニャンと勘違いしたケータの誤解をとくエピソードが放送されました。
他には19話「妖怪バク」では、妖怪バクの攻撃で眠らされてしまい、天下統一を果たす夢を見たり、37話「運動会には妖怪がいっぱい!」 では運動会の大玉ころがしで、大玉を真っ二つに斬るなど、その後も定期的に登場しています。
トゲニャン
ゲーム版ではジバニャンと、妖怪イガイガグリが合体した姿。
アニメ版ではジバニャンが風邪を引くとトゲニャンに変化するという設定で、ジバニャンの体が緑色になり、頭と尻尾にトゲが生えた姿に変化します。必殺技は「チクチク肉球」。くしゃみをすることで頭に生えているトゲを放ち、このトゲが刺さると風邪がうつってしまう事もあります。
初登場は45話「風邪とともにトゲニャン」で、風邪を引いたジバニャンが、トゲニャンに変化してしまい、トゲニャンの風邪を治すため、ウィスパーが氷を食べさせたり、レモン汁を鼻の穴にかけて奮闘しました。
その後の登場は98話「イナウサ不思議探偵社 CASE6 トゲトゲ妖怪襲撃事件」。イナホ・USAピョン・ハっくんの三人にトゲを飛ばした犯人として疑われる、というエピソードがありました。
ワルニャン
ジバニャンと、どんなに真面目な人もグレさせてしまう妖怪・グレるりんが合体した姿。紫色のリーゼントで黒いサングラスをかけた容姿です。
アニメ版ではジバニャンがグレるりんに取り憑かれた事でワルニャンになりました。必殺技は「ひゃくれつリーゼント」。
初登場は3話で、ジバニャンがグレるりんに取り憑かれてグレてしまい、チョコボーを2本同時に食べはじめる、というエピソードでした。
また、35話「妖怪タイタニック」では海賊船の船長・キャプテンワルニャンとして登場したり、67話「ご主人様はフミちゃん」では、ヒキコウモリの代わりに居候しはじめた人物として登場しています。
キュウビ
妖怪の中では最上位の九尾の狐で、ゲーム版ではさくらニュータウンの守り神として慕われている存在でした。
アニメ版では、人の心をキュンとさせると得られる"キュン玉"を集めて上級キュウビになろうとしていて、同年代の美少年に化けてフミちゃんたちに近づきます。ですが、変身はあまり得意ではないようで、感情が乱れる事があると耳や尻尾が出て来ることも。
31話「妖怪西遊記」でケータやジバニャン達と初対面した際には、そのナルシストっぷりにジバニャンからは「面倒くさい」という扱いを受けており、続く32話「イケてる妖怪対決!」では、妖怪・イケメン犬とどちらが女の子にモテるか、という勝負を始めるエピソードが放送されました。
その後119話「開幕!妖1グランプリ!」でレーサーとして登場したり、129話「妖怪デモネード」ではイケメン妖怪としてケータから呼び出されるというエピソードに登場しており、イケメンながらネタ要員として扱われる事が多いキャラクターです。
オロチ
大蛇を彷彿とさせる容姿で、自分のオーラで生み出した龍のマフラーを身にまとっているエリート妖怪。
ゲーム版では、主人公を手助けする役割でしたが、その正体は実はエンマ大王の側近でした。アニメ版では、オロチは本来人間だった事が判明し、生前大切なものを奪われた憎しみによって、オロチに変化してしまった過去を持ちます。
第50話「さすらいのオロチ」では単独シリーズの主役として初登場し、最強の妖怪・レッドJと闘うべく、ケータ達の住む町・さくらニュータウンを訪れる、というエピソードでした。
また、第94話『イナウサ不思議探偵社 CASE5 はなほじ連続殺人事件』 では、イケメン妖怪たちが鼻の穴に指を突っ込んだまま魂を奪われる、という事件の被害者として登場。第109話「妖怪家政婦ガッテンマイヤー」ではミサイル発射を企てる妖怪・ガッテンマイヤーを阻止するためにケータによって召喚されます。
第119話「開幕!妖1グランプリ!」ではカーレース・妖1グランプリのレーサーとして登場し、第131話「トムニャンとジェリー」ではケータの隣に引っ越してきたアメリカンなトムニャンとジェリーについて行けず呆れてしまう妖怪たちの一人として登場しました。
じんめん犬
人面犬の妖怪で、会社をリストラされた事で自棄になって酔っぱらって事故に遭ったサラリーマンが、プードルと合体して今の姿になったようです。女の子からモテたい!という野望を抱いていましたが、人面犬のため怖がられています。
初登場は第3話「妖怪じんめん犬」。妖怪でありながら、普通の人間からもその姿が見えるため、可愛い犬だと思って近づいてきた女の子達を怖がらせているところ、ケータと出会い、友達になるというエピソード。
その後も定期的に登場し、ネタ要員としての力を発揮しています。
ツチノコ
幸運パワーを浴びすぎてツチノコ化してしまった妖怪。よく人間に目撃されており、隠れるのが下手です。
アニメ版では、妖怪・お金ナイダーが貧乏パワーを吸収してゴージャスセレブになると、ツチノコに変化します。力を使いすぎると体が痩せていく、というのが弱点。
初登場は第3話で、ケータの家に大量発生した際に仲良くなりました。第46話「妖怪お金ナイダー」では、人々を貧乏にする妖怪・お金ナイダーに幸運パワーを与えて貧乏パワーを吸収する、という話が放送されました。
りゅーくん
頭に乗せた水晶で、人の持つ秘めた力を見抜く事が出来る龍の子どもです。甘えん坊で人懐っこい性格の持ち主で、「~なのだ!」が口癖。
また、現在はゲーム版「妖怪ウォッチ2」で登場しているのみで、アニメ版には登場していないキャラクターですが、非常にファンからの人気の高いキャラクターの一人です。
犬神
キュウビと色違いで、珍しい種類の九尾の狗神です。キュウビとは正反対で、冷静沈着な性格をしており、日ごろからキュウビとは仲が良くありません。
犬神は現在、ゲーム版「妖怪ウォッチ」とちゃお版に登場しており、アニメ版にはこれから登場するようです。