タップできる目次
- 1:トムとジェリーという名前ではなかった
- 2:2匹はアカデミー賞の常連
- 3:映画だけでなくテレビでも大人気
- 4:他にもトムとジェリーがいた??
- 5:ジェリーには甥っ子がいる
- 6:アメリカ以外で作られていたこともある
- 7:ジーン・ケリーと共演したことがある
- 8:トムとジェリーという言葉は永遠のライバルという意味として使われている
- 9:トムとジェリーというカクテルが存在する
- 10:めったに喋らない2匹が喋るエピソードもある
- 11:今までに一度も血が出るシーンがない
- 12:製作者はアニメ界ではとても有名な2人
- 13:今でも毎年映画が製作されている
- 14:最終回の結末はとてもさみしいものに…
- 15:実は友達になったこともある
1:トムとジェリーという名前ではなかった
トムとジェリーという名前はアニメーションスタジオ内の公募で決まりました。元々の名前はトムはジャスパー、ジェリーはジンクスだったそうです。
ちなみに2匹の名前の発案者、ジョン・カーが受け取った賞金はたったの50ドルだったといいます。
2:2匹はアカデミー賞の常連
トムとジェリーシリーズはアカデミー賞の短編アニメ賞部門でなんと!13回ものノミネートを果たしています。そのうちの7つはアカデミー賞を受賞しており、この部門においてはあのディズニーより受賞回数が勝っています。
さらにアカデミー受賞回数は他のどのキャラクターより多いんだそうです。
3:映画だけでなくテレビでも大人気
映画でデビューした2匹ですが、のちにテレビシリーズも制作され、たくさんのエピソードが作られました。
そして2000年にはタイムマガジンが選ぶ傑作テレビ番組のひとつにも選ばれたこともあります。
4:他にもトムとジェリーがいた??
トムとジェリーという名前のアニメキャラクターはこの2匹が初めてではなく、1931年にヴァン・ビューレン・スタジオが作成した背の高い男性ジェリーと、背の低い男性トムの2人組のアニメの方が実は先に作られていたのです。
5:ジェリーには甥っ子がいる
たびたびお話に出てくる小さい灰色のねずみがジェリーの甥っ子のニブルス。おむつをつけている所がとてもキュートなねずみです。
エピソードによってはタフィーという名前やいとこ、孤児として登場したりすることもあるようです。
6:アメリカ以外で作られていたこともある
長い階段や暖炉があるアメリカらしい大きな家で追いかけっこをしているトムとジェリーはアメリカの象徴という印象ですが、60年代には当時のチェコスロバキアで制作されていたそうです。
しかしやはり国が違えば印象も変わり、暴力的な表現やエコーのかかった音響などいつものトムとジェリーとは少し印象の違ったエピソードになっているようです。
7:ジーン・ケリーと共演したことがある
1945年に公開された映画『錨を上げて』で、ミュージカル映画の大スター、ジーン・ケリーと共に映画に出演しています。さらにジェリーはジーンと一緒に息の合った踊りを披露しています。
ミュージカルとアニメの大スターの共演はファンにとってはたまらないですよね。
8:トムとジェリーという言葉は永遠のライバルという意味として使われている
英語では「永遠のライバル」といった意味を持つ"Cat and mouse fight"という言葉がありますが、まさにトムとジェリーそのもの。
長年続くシリーズのおかげで近年ではこの言葉に代わって永遠のライバルのことを「トムとジェリー」ということもあるそうです。
9:トムとジェリーというカクテルが存在する
泡立てた卵にラムやブランデーなどを加えて作るホットカクテルがトムアンドジェリーという名前で親しまれています。
古くからクリスマスドリンクとして飲まれていたこのカクテルはジェリー・トーマスというバーデンダーによって発案されました。元々はコペンハーゲンという名をつけようとしたのですが、すでにその名が使われていたため、自分の名前にちなんでこの名前をつけたそうです。
ですので、アニメのトムとジェリーとは全く関係はないですが、ファンとしては一度試してみたいカクテルです。
10:めったに喋らない2匹が喋るエピソードもある
いつもは何も話さず表情と声だけで楽しませてくれる2匹ですが、ときどき人間の言葉を話すときもあります。
先程ご紹介した『錨を上げて』ではジェリーはジーン・ケリーと会話をしていますし、トムはギターを弾き語りしたこともあります。そして1992年に公開された『トムとジェリーの大冒険』では2匹とも思う存分人間の言葉を話しています。
11:今までに一度も血が出るシーンがない
激しいけんかや追いかけっこなどの暴力シーンがたびたび批判されてきましたが、驚いたことに今まで一度も血が出るシーンは出てきたことがないそうです。
12:製作者はアニメ界ではとても有名な2人
トムとジェリーを作り出したウィリアム・ハンナとジョセフ・バーべラは他にもたくさんのアニメキャラクターを作り出しています。スマーフやスクービードゥーなどのアニメもこの2人によって制作されていたんです。
2人がいなければこんなにかわいいキャラクターたちに出会えなかったんですね。
13:今でも毎年映画が製作されている
トムとジェリーといえば1話10分ほどで終わるテレビシリーズでおなじみですが、実は今も毎年映画が作られています。
最新作は2011年に公開された『トムとジェリー オズの魔法使』の続編となる、『トムとジェリー すくえ!魔法の国オズ』です。
14:最終回の結末はとてもさみしいものに…
トムとジェリーの最終回ではなんと、トムもジェリーも線路で電車に轢かれて亡くなってしまいます。
それまでのコメディの内容からは想像もできない結末ですよね。
15:実は友達になったこともある
いつもケンカばかりしている2人ですが、友達になって世界中を旅したこともあるんです。
2人でスポーツで競い合ったり、ミステリーを解決したりといつもの2人とは思えないほどの仲良しぶりです。でもやっぱり長くは続かず元の関係に戻ってしまう2匹でした。