1.スポンジボブを生み出したのは海洋生物学者!?
スポンジボブを生み出したステファン・ヒーレンバーグは海洋生物学者としての一面を持ち、オレンジカウンティの海洋施設で教鞭をとっていた経歴があります。
絵を描くことが好きだったヒーレンバーグはその施設のためにコミックを制作。そのコミックが現在知られる『スポンジボブ』シリーズのベースとなったものでした。
2.元々はスポンジボーイだった!?
アニメシリーズ化が決定した時、元々スポンジボブというキャラクターには”スポンジボーイ”という名前が付けられていました。
しかし、“スポンジボーイ”はモップとして商標権が登録されていたため断念することになったそうです。
3.スポンジボブはコメディアンがモデル!?
『スポンジボブ』のクリエイティブディレクター“デレク・ドライモン”によると、スポンジボブのパーソナリティはジェリー・ルイス、ポール・ルーベンス、スタン・ローレルなど伝説的コメディアンから多大な影響を受けて生まれたものだと言われています。
また、ヒーレンバーグはスポンジボブの声優トム・ケニーに“半分子供で半分大人”のようなキャラクターだと説明していたそうです。
4.タコでも、イカでもない!?
タコのようなイカのようなキャラクター “イカルド・テンタクルズ”はイカでもタコでもないようです。なぜならイカルドの足の数は8本でも10本でもなく6本。
イカルドの足の数が6本になった理由は、6本以上足を描くとビュジュアル的に重くなるとアニメーターが判断したためだと言われています。
5.元々はゲスト声優を避けていた!?
元々、ヒーレンバーグは『スポンジボブ』に有名人をゲスト声優として招くことに反対していました。それは『シンプソンズ』と比べられることを嫌がったためと言われています。
しかし、例外として最初の3シーズンでトム・コンウェイとアーネスト・ボーグナインがスポンジボブのお気に入りヒーロー“マーメイドマン”とフジツボボーイの声優を務めています。
また、ヒーレンバーグがシリーズを去ってからは、ティナ・フェイやジョニー・デップなど名だたるスターが頻繁にゲスト出演するようになりました。
6.スポンジボブキノコ!?
2011年、サンフランシスコ大学の研究者たちが新種のキノコを発見。海面動物と似ていたためスポンジボブからとって“スポンジフォーマ”と名付けました。
7.プロットはてきとうな名詞から!?
シーズン2制作時、フレッシュなストーリーを生み出すため新たにストーリーエディター“メリーウェザー・ウィリアムズ”が招聘されました。
彼女はレイ・ブラッドベリのエッセイ“ブラッドベリがやってくる-小説の愉快”のコピーをライターたちに配り、プロット案作りの参考にさせていたそうです。
その後、“名詞ゲーム”というプロットを生み出すプロセスが生み出されました。
ライターたちに数個名詞を紙に書かせ、その紙を帽子の中へ。そして、帽子から紙をランダムに1枚取り出し、紙に書かれた名詞をもとにプロットを考えていたと言われています。
8.巨大な人形が制作されていた!?
2006年公開の映画『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ・ザ・ムービー』にはデヴィッド・ハッセルホフが本人役で登場します。
ハッセルホフ登場シーンは彼が契約にサインする前に書かれたものだったため、もしもの時のためにハッセルホフの巨大マネキンが制作されていたそうです。
製作終了後マネキンはハッセルホフが所有していましたが、最近になってオークションに出品されました。
9.スポンジボブは三十路!?
運転免許証から意外な事実が明らかになっています。スポンジボブは1986年7月14日生まれの現在30歳。スポンジボブは思ったよりもずっと年齢を重ねていたようです。
10.”マイレッグ”キャラには名前があった!?
シーズン1のエピソード4で初登場して以来、シリーズを通して“マイ・レッグ(my leg)”と叫ぶギャグをかます謎の魚キャラクターが『スポンジボブ』には欠かせない存在となりました。
彼には“フレッド”という名前があるそうです。
11.制作にはかなりの労力が必要!?
『スポンジボブ』はアニメーションを1話分制作するために50人が携わり、11分の映像を完成させるまでに9ヵ月もの月日がかかるそうです。
また、ライターたちは自分たちの幼少期の思い出をストーリーによく取り入れていたと言われています。
12.パロディポスターのクオリティが高い!
2015年公開映画『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』のアメリカ版ポスターはマミーポルノとして社会現象となった『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』をパロディにしたものでした。
構図やキャッチコピーまでほぼ完全コピーしています。
13.スポンジボブとカレンは夫婦!?
スポンジボブの声優トム・ケニーとジェームズ・プランクトンのコンピュータの妻カレンの声優を務めたジル・ティレイは夫婦です。
14.『スポンジボブ』は記録を破った!
エピソード数が200を超える『スポンジボブ』は人気アニメシリーズ『ラグラッツ』がそれまで保持していた172エピソードを超えて、ニコロデロン製作アニメの中で最長のシリーズとなりました。
15.パトリックが怒りっぽい性格!?
スポンジボブの親友ヒトデのパトリック・スターといえば、のんびり屋で穏やかな愛すべき存在です。
しかし、元々ヒーレンバーグとドライモンはパトリックを怒りっぽいバーのオーナーとして登場させる予定だったそうです。