「パワーパフガールズ」は個性的なキャラクターも愛おしい?
パワーパフガールズを取り巻く個性豊かなキャラクターたち。誰もがアクが強くて一筋縄ではいかないのですが・・・。どこか抜けていて憎めないキャラクターばかりなんですよね。
立派な犯罪者になることを夢見ているのに、いつまで経っても犯罪者になれないアメーバ・ボーイズ。子供たちに嘘をつき町中を騙してお金を掠め取ろうとした詐欺師、気まぐれウィリーなど。ダメキャラすぎて呆れさせられますがどこか愛すべきところがあるのです。
パワーパフガールズ・エクストリーム
ユートニウム博士の友人・ディックが、パワーパフガールズそっくりに作った劣化版のガールズです。同じ材料で出来ているとはいえ、大量生産しようと材料をケチるうちにどんどん本物から離れていき、最終的にはかなりグロいエクストリームになってしまいました。
ガールズとの戦いの中で偽物たちは自分たちが愛されていないことを思い知り、ガールズとユートニウム博士を助けます。その後、自分たちはディックとともに消えてなくなる道を選びました。
メイジャーマン
タウンズヴィルに現れた偽物のヒーロー、メイジャーマン。
第6話「正義のメイジャーマン!?」ではタウンズヴィルに火災が発生し消火に向かうガールズたちに先んじて火を消し止めます。次々に町の困難を救ったメイジャーマンにより、ガールズはヒーローの座を奪われれしまいました。しかし彼は事故が起こるように自分で仕向けており、あたかも最速でかけつけたヒーローのように演じていたのです。
最終的にはガールズに追い詰められ、自作自演であったことを白状させられることになるのでした。
ラウディラフボーイズ
ガールズに対抗するために作られた男の子3人組。スーパーパワーを持つため戦闘能力も高く、ガールズを凌ぐほどなのですが・・・。囚人の腋毛、カタツムリ、犬の尻尾にトイレの汚水を混ぜて作られたという悲惨な誕生秘話をもっています。
オナラ攻撃で一時はガールズを追い込むことに成功しましたが、ガールズのキス攻撃という反撃に遭い爆発、バラバラになってしまいました。その後もカレの手で度々復活し、その度にガールズに負けています。
パワーパフガールズクラブ
「スーパーマン戦争」を機に発足したパワーパフガールズのファンクラブ。ファンクラブ結成後は、会員のしるしとしてガールズたちと色違いの衣装を着ています。
アメリカンヒーローのグローリー大佐やヴァル・ヘイレン、イギリスのヒーローのビッグ・ベン、日本のヒーローのE‐メイルらが所属しています。
ファム・ファタル
フェミニストを掲げている女強盗です。女性参政権のために尽力したスーザン・アンソニーが刻印されている、1ドル硬貨を狙っています。
女性差別を訴えるファム・ファタムにパワハフガールズも同調しそうになりましたが、ミス・ベラムとキーン先生に止められて目を覚ますことが出来ました。
エルマー
エルマー・スグルー(エルマー糊という意味)。ガールズが通う幼稚園の同級生で、糊を食べる癖があり幼稚園のガキ大将ミッチーやバターカップたちから虐められています。放射能で汚染されたハエを誤って食べしまったエルマーは、糊のモンスターになってしまいます。暴れるエルマーに対してバターカップが謝ったことで元に戻ることができました。
アメーバ・ボーイズ
パワーハフガールズの敵キャラ。病原菌をふり巻いたりガールズの誕生日プレゼントにプードゥーの呪いの人形を送りつけたり、やることは大胆なのですが上手く使いこなせないためいつも失敗に終わっています。犯罪者になることを心から願っているにもかかわらず、悪事を働く能力すらない小物なのです。
気まぐれウィリー
「気まぐれウィリーのワンダフルワールド」という子供向け番組のメインキャスターと思われていたのですが・・・。その実態は詐欺師で、キャスターにバケた脱獄囚と手を組んで視聴者たちを騙していたのです。
番組の中で「ドリーム横丁から悲しみの雲を取り除くためにはハッピーペーパー(100ドル札)が必要」と嘘の呼びかけをして町中を混乱させます。すっかり騙されたバブルスは市役所のお金を持ち出してしまいますが、ブロッサムとバターカップの機転で事態は収束、ウィリー逮捕となりました。
ミリストリー・オブ・ペイン
昔々、第二次世界大戦の頃に活躍した悪役3人組。かつてタウンズヴィルを恐怖に陥れたこともありますが、それはあくまでも昔の話で現在は老人ホームにのんびり暮らすお年寄りです。
ところがガールズたちの活躍を見て昔が懐かしくなり活動を開始。年寄り相手に戦うことも出来ず困ったガールズたちは、かつての宿敵を引っ張り出して相手をさせることにしました。しかし年寄り同士、共倒れすることになってしまいました。
セデューサ
定期的にガールズの前に現れる敵、セデューサ。ミス・グッドレディーと称する女性に変装し博士を誘惑したり、ミス・ベラムそっくりに変装し市長を誘惑したりと、初めは姿を明かさないことが多いです。髪の毛を操って能力を発揮するので、髪が濡れてしまったり短く切るととたんに弱くなります。
ミス・ベラミともみ合いになった末プールに転落し髪が濡れてしまったことで弱体化。捕まった後に自慢の髪を切られ刑務所に入れられてしまいました。
ダイナモ
ユートニウム博士がガールズたちのために作った戦闘用の巨大ロボット。ガールズ3人の特徴を盛り込んだような姿をしていて、頭部に乗り込んで操作するようになっています。
全身から発射するミサイル攻撃、おさげ髪型の掘削ローラー、リボン型のハサミと博士の愛を感じるロボットなのですが、いかんせん性能に問題があり実戦で使えないのです。博士に脅されて嫌々起動させますがタウンズヴィルを焼け野原にしてしまったため使用禁止となりました。