バック・トゥ・ザ・フューチャーがもっと面白くなる21の事実

2017年7月6日更新

1985年にアメリカで公開されて以来、多くの人々に愛され続けているSF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(BTTF)3部作。そんな不朽の名作に関する意外な21の事実を紹介します。

1:タイムマシーンはボックス型だった

タイムマシーン

製作者の頭のなかでは、最初はタイムマシーンはボックス型の設定だったとか。小型の冷蔵庫タイプにするか大型の洗車マシーンタイプにするかで迷っていたところに、自動車タイプという画期的な第三のアイデアが浮かび、ストーリーに大きな躍動感を与えることになりました。

2:ドクのペットはチンパンジーだった

アインシュタイン

科学者ドクのペットといえば犬のアインシュタインですが、製作者は本当は犬ではなくチンパンジーを使いたかったそう。しかし入手や調教の難しさなどを考慮して犬に変更されました。

3:ビフのモデルはドナルド・トランプ!

ビフ『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 ドナルド・トランプ

出典: matomame.jp

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズに登場する、ビフ・タネン。

ヒルバレーに住む、ジョージやロレインの高校時代の同級生です。シリーズを通して悪役に回っている人物で、PART2では登場し、高層カジノのオーナーをしている大富豪として登場しています。

この大富豪の姿の元ネタは、なんと第45代アメリカ大統領(2016年11月12日時点では当選、就任予定)のドナルド・トランプだったのです。カジノの形はトランプ・プラザホテルにそっくりで、本作の共同脚本ボブ・ゲイルもその影響を認めています。

4:メジャーなスタジオから40回以上断られた

BTTF二人

映画の企画書を持って映画会社を回った製作者。しかしコロンビアピクチャーズやディズニーなどのメジャーなスタジオからは40回以上断られてしまったそうです。

特にディズニーの幹部は、脚本を読み「近親相姦的な映画だ」とカンカンに怒ったとか。どうやらタイムスリップしたマーティが若いころの母親とキスするシーンが、そう捉えられてしまったようです。

5:PART1と2は2本でひとつの作品

BTTF3セット

製作者は最初、PART1と2の内容で1本の映画を作る予定だったそう。しかし長過ぎるので2本に分割したそうです。つまりPART1と2は二つで一つの作品。その続編がPART3ということのようです。

6:PART4は絶対に作られない

PART4

監督のロバート・ゼメキスは言い切ります。

「3はドラマチックな数で、この映画は3部構成であることに意味があるんだ。4なんか作ったらありきたりで退屈だろう?」

7:スピルバーグはPART3がお気に入り

Steven Spielberg

ロバート・ゼメキス監督が一番気に入ってるのはPART2。自身の最高傑作と考えているそうです。

一方、製作総指揮を務めたスティーブン・スピルバーグの意見は、

「実はPART2はあまり好きじゃないんだ。少しダークで悲観的だから、観客の反応も微妙だったしね。私はPART3が一番好きだよ。楽しくて希望の持てる内容だからね。皆もそう思うだろう?」

みなさんはどう思いますか?

8:幻のアンハッピーエンドバージョンがある

アンハッピー

製作者の二人、ロバート・ゼメキスとボブ・ゲイルの頭のなかでは、当初エンディングに関していくつかの異なるバージョンのアイデアが浮かんでいたそう。

そのアイデアの中には「核戦争が起きる」とか「未来に絶望したマーティが自殺する」というかなりアンハッピーなものもあったとか。しかし脚本を書きすすめるうちに「どのキャラクターも殺したくない」という気持ちになったそうです。

9:暗すぎてクビになったマーティ役

BTTFエリック・ストルツ

製作者が最初にマイケル・J・フォックスに主人公マーティ役のオファーを出したときは、スケジュールの都合で断られてしまいました。

かわりにマーティ役に選ばれたのが、現在はプロデューサーや監督としても活躍するエリック・ストルツ。ところが撮影開始から6週間が経ってからエリックは降板させられます。理由は、彼の演技が暗すぎてコミカルなテンポのBTTFには合わないから。

そして再度マイケル・J・フォックスに頼み込み、なんとかスケジュールを調整して引き受けてもらったそうです。

10:ドク役候補に名前のあがったスターたち

ドク

出典: i.ytimg.com

マーティの親友で科学者のドク役には、さまざまな俳優の名前が候補として挙がっていたようです。

『愛と追憶の日々』で知られるジョン・リスゴー、『ミスター・アーサー』で知られるダドリー・ムーア、『ジュラシック・パーク』や『インデペンデンス・デイ』でも科学者を演じているジェフ・ゴールドブラムなど、錚々たる面々です。結果的に当時『カッコーの巣の上で』で知られていたクリストファー・ロイドが演じましたが、ドク役は彼の当たり役となりました。

11:ティム・ロビンスがビフ役の候補に

ティム・ロビンス

出典: si.wsj.net

『ショーシャンクの空に』やクリント・イーストウッド監督の『ミスティック・リバー』で知られる、アカデミー賞受賞俳優ティム・ロビンス。身長195cmという大柄な体格をかわれ、当初ビフ役の候補として名前が挙がってたそうです。実際はやはり長身のトーマス・F・ウィルソンが演じました。

12:身長差を感じさせないための工夫が

身長差

製作者の当初の希望どおりマーティ役を引き受けることになったマイケル・J・フォックス。しかし問題がありました。そもそも他のキャストはエリック・ストルツがマーティ役をすることを前提に選ばれていたため、さまざまなアンバランスが生じてしまうのです。

特にスタッフを悩ませたのが、マイケルとドク役のクリストファー・ロイドとの20cm以上の身長差。劇中では二人の身長差を感じさせないよう、さまざまな演出上の工夫が行われています。