2017年7月6日更新

アニメ『舟を編む』あらすじ・登場人物・声優キャスト

このページにはプロモーションが含まれています
舟を編む

AD

2012年本屋大賞受賞作『舟を編む』アニメ化!

本作は2016年10月からフジテレビで深夜にアニメを放送しているノイタミナ(木曜24時55分~枠)で放送予定となっています。この作品は、2012年に三浦しをんが同名小説で本屋大賞を受賞、2013年には同名タイトルで映画化(主演・松田龍平)されました。 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『東のエデン』など、人気アニメが数多く放送されているノイタミナでの放送ということで、期待が高まります。

ヒロイン・香具矢の姿が公開!

アニメの放送に先駆けてPVが公開され、徐々に『舟を編む』の詳細が明らかになってきています。 またLeolaが手がけるエンディングテーマ「I&I」が初公開となりました。優しく透明感あふれる歌声が魅力的です。

『舟を編む』あらすじ

23万語の辞書の編集部

定年間近のベテラン編集者である荒木は、玄武書房で23万語を予定している国語辞典『大渡海』の編集をしています。自分の後継者探しをしたい荒木はスカウトしたい人物を見つけました。同じ部署で働く西岡の同期で営業部で働く馬締(マジメ)です。

「人をつなぐ ― 舟を編む」

口下手でぼさぼさ頭の馬締は社内でも浮いた存在でありましたが、辞書の編集に携わる事にします。口下手なために人に物事を上手に伝える事が出来ない馬締ですが、人に伝えたい、人と繋がりたいと思ったのです。そして不器用ながら23万語という膨大な言葉を編んで辞書(舟)を完成させようと走り出します。

登場人物・声優キャスト

口下手な馬締光也 / 櫻井孝宏

馬締は対人能力が低く人とコミュニケーションを取る事が苦手。営業部に在籍していて成績も上がらず厄介者と思われています。その中で言葉に対する感覚に光るものがあると編集部の荒木よりヘッドハンティングされます。 そんな馬締光也は声優の櫻井孝宏が演じます。櫻井孝宏は1996年に声優としてデビューし、ナレーションやアニメ、ラジオパーソナリティー、劇団の運営などを行っています。代表作は『化物語』シリーズの忍野メメ役、2015年『おそ松さん』松野おそ松役などです。

馬締の影響で編集に没頭するようになる西岡正志 / 神谷浩史

馬締とは正反対でコミュニケーション能力は長けいて、要領よく仕事をし辞書の編集には興味がありません。ただ、馬締の言葉に対する熱心さに影響されて自身も辞書の編集作業に没頭するようになります。 この西岡役を神谷浩史が務めます。代表作は『化物語』シリーズの主人公阿良々木暦役で、本作の主演櫻井孝宏、坂本真綾と『化物語』シリーズで共演しています。2009年より声優アワードでの受賞が多く、2016年には5年連続でファン投票の最多得票賞受賞をしていて声優アワード殿堂入りを果たしています。

下宿先の大家の孫娘・林香具矢 / 坂本真綾

香具矢は馬締が下宿している早雲荘の大家であるタケおばあちゃんの孫娘です。現在は料理人を目指して修行中、そして早雲荘に住むことになり下宿していた馬締に興味を持ち始める役となっています。 この香具矢役を坂本真綾が演じます。坂本真綾は歌手・女優・声優として活動をしていて、主な代表作はアニメ『化物語』シリーズの忍野忍役、舞台『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役(2003年~2009年)などになります。

追加声優キャストも!

辞書編集のベテラン・荒木公平(cv.金尾哲夫)

辞書づくりに我が人生をささげてきたベテラン編集者・荒木は、『大渡海』を自身の現役最後の仕事と位置付けていました。 声優を務めるのは、俳優・声優として活躍する金尾哲夫。『SUITS』『Xファイル』といった海外ドラマの吹き替え声優も務めています。

ベテラン国語学者・松本朋佑(cv.麦人)

荒木と同じく辞書作りのスペシャリストで、監修を担当している松本。 声優を担当する麦人も声優界の大ベテラン。これまで数多くの作品で声優を務めており、2016年も『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』、『Re:ゼロから始める異世界生活』といった人気作品に携わっています。

編集部のスーパーマダム?佐々木薫(cv.榊原良子)

辞書編集部の事務を行うのは佐々木薫。仕事が山積みの編集部で事務を一人で請け負うスーパーウーマンです。 声優にはベテランの榊原良子。『風の谷のナウシカ』のクシャナの声を担当したほか、報道番組のナレーターとしても活躍中です。

オープニングテーマを歌うのは岡崎体育!

アニメ『舟を編む』のオープニングソングを手掛けるのは、今注目の新進気鋭のアーティスト・岡崎体育。「MUSIC VIDEO」で話題となった岡崎が、新曲「潮風」で物語を盛り上げます。 「潮風」は期間限定シングルとして2016年12月に発売される予定です。

ここが楽しみ!アニメ『舟を編む』

原作者も感嘆

原作者である三浦しをんは以下のコメントを出しています。もともと連載していた時に挿絵をしていた雲田はるこがキャラクター原案をするという事で、三浦しをんのイメージ通りの人物像がアニメでも動き回る事でしょう。これは是非作者が思い描いた世界を共感したいものです。
アニメ『舟を編む』、順調に準備が進んでおります。 シナリオ、絵コンテ、美術設定など、どれもこれも感嘆のため息が出てきます。スタッフのみなさまの情熱が詰まった作品になりそうで、とっても楽しみです! しかも、原作の連載当時からイラストを担当してくださった雲田はるこさんに、キャラクター原案としてご参加いただけるとは! 鬼に金棒だ。

原作と映画とアニメで違いを探せ

本屋大賞を受賞した原作、第37回日本アカデミー賞6部門での受賞をはじめ、毎日映画コンクール日本映画大賞、第38回報知映画賞(作品賞)、第26回日刊スポーツ映画大賞(作品賞)などを受賞している石井裕也監督の映画『舟を編む』。これらと合わせて観るのも楽しいかもしれません。 小説が映画になる事はあっても、映画とアニメで放送される事は滅多にありません。是非、これを機に『舟を編む』の世界に入ってみませんか?