2018年9月15日更新

『ちびまる子ちゃん』に登場する個性豊かなキャラクターを紹介

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ちびまる子ちゃん

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『ちびまる子ちゃん』に出てくるキャラクターを改めてご紹介!

静岡県清水市出身の漫画家・さくらももこ自身の少女時代をもとに生み出された『ちびまる子ちゃん』。桜の代表作として知られる本作は、1990年から放送されているフジテレビのアニメ版も、いまや国民的アニメとして親しまれています。 そんな『ちびまる子ちゃん』に登場する数々のキャラクターを、プロフィール付で一挙ご紹介。意外な事実が隠されているかもしれませんね。

まる子/さくらももこ

みなさんお馴染み、まる子、まるちゃんというニックネームで呼ばれている小学校3年生の女の子。アニメ『ちびまる子ちゃん』の主人公で、原作者でもありエッセイスト、漫画家のさくらももこ自身がモデルとなっています。 1965年5月8日生まれで、静岡県清水市に住んでいます。ニックネームの理由は、背が低くて丸顔なので「ちびまる子」ちゃんなんだそうです。 まる子の声を演じたのは、声優、ナレーターのTARAKO。『ちびまる子ちゃん』の放送開始から20年以上、まる子の声を演じ続けています。バラエティ番組などでナレーションをしていても、まる子の声というイメージが根強く、まるでまる子がしゃっべっているように聞こえてしまうときもあります。

たまちゃん/穂波たまえ

まる子の大親友、クラスでも隣の席に座っている女の子は穂波たまえ、通称たまちゃんです。 トレードマークは、メガネとおさげの髪型。よからぬことを思いつくまるちゃんに、的確なツッコミを入れる存在でもあります。中学校では、まる子と別々の学校に進学しますが、高校で再び同級生になるそうです。 たまちゃんの声は、声優の渡辺菜生子が務めました。癒し系の声が特徴で、愛知万博のマスコットキャラクターを取り上げたNHK番組『モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!』のキッコロの声も担当しています。

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花輪くん/花輪和彦

まる子のクラスメイトでお金持ちの花輪くんは、性格もすてきなイケメンの男の子です。 英才教育を仕込まれているらしくバイオリン、ピアノ、フランス語、インド哲学、お茶、お花、英会話を習っているそうです。両親が海外赴任していることは有名ですが、一人日本に残されさみしい気持ちに耐えているエピソードは、見ているこちらも切なくなりましたよね。 声を担当しているのは、声優の菊池正美です。2005年からTBSで放送されたアニメ『ああっ女神さまっ』では、主人公の大学生・森里螢一の声も担当しました。

丸尾くん/丸尾末男

まる子のクラスの学級委員長丸尾くんの本名は、丸尾末男といいます。 塾にも通っていて勉強は得意ですが、歌や運動をすることは苦手なんだそうです。委員バッジが宝物で、母親のことを「かあさま」と呼びマザコンっぽい設定です。 丸尾くんの声を担当した飛田展男は、『機動戦士ガンダム』シリーズ、1985年から放送された『機動戦士Ζガンダム』の主人公カミーユ・ビダンの声優としても有名です。

永沢くん/永沢君男

玉ねぎのような変わった髪型のクラスメイト、永沢くんのフルネームは、永沢君男です。 卑怯な性格として知られているキャラクターですが、初期のアニメや映画では、ただ暗くて不器用、空気を読むのが苦手な小学生という設定でした。親友の藤木君とは、中学卒業後に仲たがいしてしまうというエピソードが存在しています。 声優の茶風林が、永沢くんの声を担当しています。茶風林は、これもフジテレビのご長寿アニ番組『サザエさん』の2代目波平役としても有名で、2014年から務めています。

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野口さん/野口笑子

「くっくっく」といつも教室の隅で笑っている野口さん。フルネームは、野口笑子といいます。 ラジオが好きで小学生ながらハガキ職人だったり、崇拝しているお笑いタレントは坂田利夫だったり、お笑いが好きすぎて一人で寄席を見に行くなど、余程小学生とは思えない個性の強いキャラクターです。 野口さんを演じているのは、女性声優の田野めぐみです。じつは、クラス一番の美人・城ヶ崎姫子の初代声優も務めていました。

ブー太郎/富田太郎

まる子のクラスメイト、富田太郎はみんなからブー太郎というニックネームで呼ばれています。 口ぐせは「~~だブー」で、はまじの親友でもあり、クラスのイケメン男子大野くんと杉山くんに弟子入りもします。家族そろってそっくりな顔をしており、両親、妹と暮らしています。 ブー太郎の声は、これまで複数の声優が担当していて、歴代声優は、摩味、青木和代、大塚海月、永澤菜教です。

はまじ/浜崎憲孝

みんなから、はまじと呼ばれて親しまれている長身の男の子はフルネームを浜崎憲孝といいます。クラスの中心的存在で、いつもブー太郎と面白いことをして同級生たちを笑わせています。 密かに音楽家になるという夢を持っていますが、大人になってからのエピソードではタクシー運転手になっているそうです。 そんなはまじの声を初代担当したのは、なんと女性の声優、折笠愛でした。その後、男性声優カシワクラツトムに引き継がれています。

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みぎわさん/みぎわ花子

花輪くんのことが大好きで、それを周りにも隠さない女の子はみぎわさんです。 レギュラーメンバーの中では、珍しく実在するモデルがいないキャラクターなんだそうです。自己中な性格を見せるときもありますが、まる子やたまちゃんにも優しく、クラスの学級委員でみんなをまとめようと頑張っています。 演じる声優は、ならはしみきで。爆笑問題の田中裕二は、従弟なんだそうです。みぎわさん以外の代表作は、アニメ『クレヨンしんちゃん』シリーズの主人公・野原しんのすけの母・野原みさえ役です。

山田くん/山田笑太

いつも口を開けて笑っているイメージのある山田くん。フルネームを山田笑太といい、同じく笑いのイメージがある野口さんに似た名前をつけられています。 バカ正直に生きており、楽天家のまる子でさえ呆れてしまうときもありますが、純粋な心を持っていて確信をついたセリフを言うこともあります。 山田くんの声を担当しているのは、女性声優の山本圭子です。昭和や平成初期の大ヒットアニメに抜擢されており、フジテレビ『サザエさん』花沢花子や、『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズの砂かけ婆の役などが有名です。

お姉ちゃん/さくらさきこ

まる子のお姉さんの名前は、さくらさきこ、といいます。お姉ちゃんはまる子と同じ小学校へ通う、6年生の女の子です。 錦野旦や西城秀樹など、アイドルのファンでテレビを欠かさずチェックしています。まる子よりは、落ち着いていて物知りなところもありますが、血は争えず、あわてんぼうな面を見せる時があります。 お姉ちゃんの声を演じていた声優は、水谷優子。初期から変わらず担当していましたが、2016年に体調不良のため降板、51歳乳癌でこの世を去りました。その後、2代目お姉ちゃん役として豊嶋真千子が引き継いでいます。

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お父さん/さくらヒロシ

まる子のお父さんの名前は、さくらひろし、といいます。1934年6月20日生まれの40歳という設定で、お酒と野球が大好きなキャラクターです。 まる子以上に楽天家でのんびりしたところがあり、まる子やお母さんたちの怒りを買うこともありますが、そのマイペースさ故みんなから愛されています。 声を担当しているのは、声優の屋良有作です。アニメでお父さん役を担当することが多いそうで、1988年から1996までフジテレビで放送されていた『キテレツ大百科』でもキテレツのお父さんの声を演じていました。

お母さん/さくらすみれ

さくら家で一番しっかりしているお母さん、さくらすみれです。旧姓はこばやしで、神奈川県横浜市で生まれました。 トレードマークはパーマの髪型、いつも台所にたって美味しいご飯を作り、とても料理上手です。専業主婦なので、家計のこともしっかり考えて節約しています。こっそり貯めているへそくりは、二人の娘の成人式の着物を買うためだそうです。 そんなお母さんの声を担当するのは、女性講談師の一龍斎貞友(いちりゅうさいていゆう)です。2004年に、真打に昇進し、講談を披露しています。

おじいちゃん/さくら友蔵

日本で一番有名なおじいちゃん、まる子を溺愛しているさくら友蔵は76歳です。何があってもまる子の味方で、一緒に山口百恵のテレビ番組を見ることを楽しみにしています。 原作者のさくらももこ曰く、名前は実在するさくらももこの祖父からとっていますが、性格は真反対で、漫画では理想のおじいちゃんとして描かれているそうです。 担当している声優は2016年現在3代目の島田敏です。それ以前は、富山敬、青野武が担当していました。

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おばあちゃん/さくらこたけ

まる子とさきこの優しいおばあちゃんの名前は、さくらこたけといいます。 「おばあちゃんの知恵」が豊富でいつもまる子やお姉ちゃんたちにアドバイスをしてくれます。さくら家のテレビの調整が悪いときは、おばあちゃんの腕の見せ所で、たたいて直すことができます。 おばあちゃんの声を担当していたのは、声優の佐々木優子です。洋画の吹き替えも担当していることが多く、特にメグ・ライアンの吹き替えを担当しています。