2017年7月6日更新

小柳友、実は元ワンオクのドラマーだったイケメン2世俳優を紹介

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小柳友

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小柳友のプロフィール

小柳友は1988年8月29日生まれ、東京都出身です。血液型はA型で、星座は乙女座。趣味はアートクラフト、バスケットボール、スノーボードなどで、ドラムとクリフクライムを特技としています。文武両道といったところでしょうか。 3歳のころから子供モデルをしており、現在も甘いマスクに身長187㎝と大変な長身です。堀越高等学校在学中の16歳の頃、モデルから俳優に転身します。

2006年に『タイヨウのうた』で映画デビュー

2006年、大ヒットを記録した映画『タイヨウのうた』で、ついに俳優として映画デビューを果たします。 色素性乾皮症を患うミュージシャンの少女・雨音薫と一人の少年・藤代孝治のラブストーリーで、二人をYUIと塚本高史が演じました。小柳友は、孝治の親友・大西雄太に扮しています。

バブルガム・ブラザースのブラザートムの息子

外見は少し違いますが、父はバブルガム・ブラザースのブラザートムです。旧芸名は小柳トムであり、父がハワイのマウイ系アメリカ人、母が日本人のハーフですから、小柳友はクォーターということになります。

兄も同じく俳優

ちなみに一歳上の兄・小柳心も俳優として活動しています。映画『ごくせん THE MOVIE』や『ハッピーネガティブマリッジ』などに出演しています。

『トウキョウソナタ』では高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞

『タイヨウのうた』以後、いくつかの映画やドラマへの出演を続けていましたが、2008年の映画『トウキョウソナタ』の演技が一躍注目されます。 両親と二人の息子、それぞれ事情と背景がある家族が崩壊し、再び結びついていく過程を描いたドラマで、監督黒沢清の代表作にもなりました。第61回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品され、審査員賞を受賞するなど国際的にも高い評価を受けました。
トウキョウソナタ
父を香川照之、母を小泉今日子、次男を井之脇海、そしてアメリカ軍に入隊する長男の佐々木貴を小柳友が熱演しました。小柳友は、本作で第23回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞し、俳優としても転機になったと語っています。
「監督によってこんなにも違うんだと思うほど、それまでの現場とは違うものを感じました。照明、撮影、録音などのスタッフの方々は、黙々と作業しているんだけど、でも、この現場を愛しているんだということがひしひしと伝わってきたんです。もの作りを楽しむってこういうことなんだと、その現場の雰囲気から学びました」

『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』で映画初主演を飾る

2010年の映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』では、主人公のランを演じ、見事、映画初主演を果たします。 ウルトラマンシリーズ45周年記念作品として、ウルトラマンゼロとベリアル銀河帝国との闘いを柱に描きます。 小柳友が演じた主人公のランは、惑星アヌーに住む青年で、ウルトラゼロブレスレットに格納したウルトラゼロアイによって変身します。物語では、ランの成長や仲間との関係も深く描かれました。

実はONE OK ROCKの元ドラマ―

ファンからは「ワンオク」とも呼ばれる、 2005年結成の人気ロックバンドがONE OK ROCKです。結成当時、小柳友はドラム担当としてメンバーの一人でした。 You(ユウ)の名で、活動していましたが、俳優業に転身するため、2006年6月30日に脱退しています。脱退のラストライブは六本木のMorphで行われました。

役作りのために10kg増量

道尾秀介の推理小説を原作に、2012年に映画化され話題を呼んだ作品が『カラスの親指』です。 難あり詐欺師の二人と、あるきっかけで同居することになった姉妹と姉の恋人の5人が巻き起こす騒動を描きます。詐欺師を阿部寛と村上ショージ、姉妹を能年玲奈と石原さとみが演じ、小柳友は石原さとみの恋人・石屋貫太郎を演じました。 原作に描かれた石屋貫太郎がデブだと描写されていたことから、3カ月かけて10kgもの増量に取り組んだそうです。
毎晩寝る前にラーメンを食べて、朝起きて3合のご飯を炊いて食べる。最高で12キロまで太ったんですよ。おかげで、顔も丸々となって……。映画のための役づくりだと知らない友達に会ったら、「友、お前、何かあったのか!?」って(笑)

大河ドラマ『平清盛』にも出演していた小柳友

現代的な青年役の印象が強いですが、2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』では、平知盛を演じ、時代劇においても確かな存在感を示しました。 平知盛は、松山ケンイチが演じた主人公・清盛の四男で、当時の高貴な衣装もよく似合っていました。 単なる二世タレントに留まらず、俳優として着実にキャリアを重ねている小柳友の今後に注目です。