2017年8月25日更新

関智一、スネ夫から千秋センパイまで多彩なキャラをこなす声優に注目!

このページにはプロモーションが含まれています
のだめカンタービレ

AD

関智一のプロフィール

関智一は東京都出身、1972年9月8日生まれの声優・俳優でアトミックモンキーに所属しています。子供の頃から公園に友達を集めてモノマネを見せたり、学校で寸劇を発表したりと、演技を身近に感じながら育ってきたそうです。そんな関智一が、卒業アルバムに書いた将来の夢は声優。 また声優の他にもう一つ、漫画家になりたいという思いもあったそうです。高校受験で普通科の高校と美術学校の両方にチャレンジしてみた結果、合格したのが普通科だったため漫画家の道を断念。結局は普通科の高校だけでは物足りずに、声優養成所に通い始めることになりました。 声優デビュー作は1991年、海外アニメ『レポーター・ブルース』の農夫役の吹き替え。1993年の『機動戦士Vガンダム』のトマーシュ・マサリク役が初のレギュラーキャラクターとなりました。

『機動武闘伝Gガンダム』ドモン・カッシュでブレイク

1994年4月から1995年3月末まで放送されたガンダムシリーズの1作で略称「Gガン」。 「格闘ゲームの要素を入れてほしい」というバンダイのリクエストに応え、国を代表する格闘家たちがモビルファイターを用いてガンダムファイトを行うという、これまでにないストーリーになりました。 関智一が演じたのは主人公のドモン・カッシュ。オーディションからの帰り道、雪道で滑って転倒してしまったことから落選を覚悟していたとか。関智一はこの時デビューから4年目。人気に定評のあるガンダムシリーズの主役の座を射止めブレイクのきっかけを掴んだのです。

『ドラえもん』のスネ夫の声優に

『ドラえもん』テレビ放送・映画製作ともに25周年を迎えるのを機に、声優陣が一新されることになりました。オーディション開催にあたり関智一の元に届いたオファーはなんとドラえもん役でしたが、本人も予想した通りドラえもん役には落選し、代わりと言っては何ですがスネ夫役に選ばれたのです。 そもそも関は以前からスネ夫のキャラクターを気に入っており、過去のドラえもん劇場作品においてもスネ夫に類する役を演じてきました。2000年『おばあちゃんの思い出』では幼少期のスネ夫役、2004年『のび太のワンニャン時空伝』ではイヌ人間4人組の中でスネ夫のポジションに当たるダク役を演じています。

『のだめカンタービレ』では千秋先輩に

2007年から3期にわたってアニメ放送された『のだめカンタービレ』。関智一はオーディションに合格し主人公・のだめのパートナーである千秋真一を演じることになりました。千秋はフランス生まれ、容姿端麗、頭脳明晰な天才指揮者です。 関智一は千秋の声を担当するにあたって、フランス語の指導を受けたり自宅で指揮棒をふる練習をしたりして役作りをしたとか。のだめ役の川澄綾子が音大出身であったことから、現場では千秋(関)がのだめ(川澄)に音楽について教えを乞うていたそうです。

関智一の性格は?

好奇心が強く思い立ったら即行動!そんな関智一の性格を物語るエピソードをいくつか紹介します。小学校低学年の時のこと。声優の田中真弓が好きでどうしても会いたかったので、NHKに電話を入れレギュラー番組のスタジオ見学をさせてほしいと申し入れたそうです。 結果は見学OK。スタジオに関智一だけが招き入れられ収録を堪能した後はサインをもらって帰ったとか。他にも同じような話があります。漫画家の永井豪のファンで事務所に直接電話をして見学の許可をもらい仕事場を訪ねたようです。 漫画家の水木しげるに電話をして、自分が書いた妖怪漫画のキャラクターの相談をしたこともあるそうです。好奇心も行動力も半端ないですね。

関智一は仮面ライダーが好きすぎる!?

特撮をこよなく愛し中でも「仮面ライダー」マニアであることは有名な話です。仮面ライダー35周年にあたっては、1号からZXまでの主題歌・挿入歌をカバーしたCD「関智一の勝手に祝うライダー35周年!」を制作。 脇役キャラのテーマソングを作詞作曲したり、歴代ライダーのコスプレをジャケット写真にしたりとマニアぶりを遺憾なく発揮しています。平成ライダーシリーズにも声優として参加してますよ。