2017年9月4日更新

柿原徹也、ドイツが生んだ大人気声優について気になる事実9選

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柿原徹也

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1:2003年に『アソボット戦記五九』で声優デビューした柿原徹也

柿原徹也は、未来の世界を救おうと少年サンゾウが、第一世代アソボット五九達とジパングへ旅するアニメ『アソボット戦記五九』でアナウンサー役を勝ち取り声優デビューしました。 実はアニメ声優デビュー前に声の仕事を始めていて、本当のデビューは学生時代の2001年にさかのぼります。ある作品のオーディションを受けた時、ラジオのスタッフに柿原自身のキャラクターが認められて、文化放送のラジオ番組に抜擢されます。その時から現在まで、自分を見つけ出してくれたラジオ番組が大切な仕事のひとつになりました。

2: 実はドイツ育ちの帰国子女!

1982年に生まれた柿原徹也はドイツのデュッセルドルフで少年時代を過ごしました。両親の実家が日本にあるため、度々日本に里帰りしてはマンガを大量に買い込んでいて、子供の頃から日本のアニメやマンガに親しんでいました。 ゲーム『ときめきメモリアル』をきっかけに声優を志して、家出同然に単身日本へ帰国。18歳で日本の声優学校に入ります。また言葉がドイツ語なまりだったため、きれいな日本語を身に付けるために定時制高校に入学、後に学習院大学に進学しました。

3:多くの豪華な役でアニメに出演している!

柿原徹也は、アニメ『天元突破グレンラガン』のシモン役で広く人気を獲得。外国語が堪能なこともあり、外国人や、帰国子女、留学生など演じる機会も少なくありません。また、声の特徴を生かして、少年期~青年期の登場人物を演じることが多いようです。

『フェアリーテイル』/ナツ・ドラグニル役

2009年に放送されたアニメ『フェアリーテイル』。本作でゼレフによって創られ「冥府の門」のマスターであり、ゼレフ書最強最悪の炎の悪魔でもあるナツ・ドラグニルの声を担当しました。 ナツ・ドラグニルは幼い頃に炎竜王イグニールに育てられ「火竜(サラマンダー)」の異名を持ち、いなくなってしまったイグニールとの再会を待ち望みます。右肩に赤い紋章があり、トレードマークのマフラーはイグニールからもらった物です。

『テニスの王子様』/リリアデント・クラウザー役

2007年に放送された『テニスの王子様』。本作では、名古屋星徳中学7人の外国人留学生の内の1人で公式イケメンキャラ、リリアデント・クラウザーの声を担当。 「アイスマン」の異名を持つほど冷徹非道なプレイをしますが、赤眼化、悪魔化した切原赤也との対戦で、逆転負けしてコートに沈みました。新テニスの王子様では日本に帰化し“リリアデント蔵兎座“という名前で登場します。

『C:THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』/宣野座功役

2011年に放送されたアニメ『C:THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』では慈善活動家でNPO法人「コンコード・ゲイン」代表、宣野座功の声を演じました。 慈善活動をする反面、金融街でも巨大な力を持つ有力者です。金融で儲けた金は様々なボランティア活動に使い、“ボランティア王子”と呼ばれています。

『弱虫ペダル』/東堂尽八役

2013年に放送された『弱虫ペダル』。本作で箱根学園三年生で自転車競技部のエースかつ副主将、東堂尽八の声を演じます。 自らを臆することなく「天才」「美形」と称す、ナルシストでポジティブシンキングの持ち主。しかし眉毛は三角かつ長めで残念なイケメンとも・・・。自信家の余り、「~せねばならんな」と言った時代錯誤的な話し方をします。

『聖闘士星矢Ω』/龍座の龍峰役

マンガ『聖闘士星矢』を原作としたアニメ『聖闘士星矢Ω』では龍峰の声を担当します。 龍峰は先代のドラゴンの青銅聖闘士、紫龍と春麗の息子。穏やかで優しく、女性のキャラクターを含め一番小柄で華奢、虚弱体質ですが、誰よりも豊かな才能を持ち、戦いを嫌いながらも徐々に戦闘能力を高めていきます。奪われた天秤座の黄金聖衣を奪還することも旅の目的となりました。

4:多趣味な柿原徹也

多趣味で知られている柿原。 バイクやスノーボードといったものから、変わり種としては手品や社交ダンスなどもあります。社交ダンスはドイツ時代に卒業式で踊ることを予想し、ライセンスまで取ってしまったのだそうです。 アウトドアからインドアまで多彩なラインナップ。彼のプライベートな時間は、これらの趣味に磨きをかける充実したものなのでしょう。

5:柿原徹也の彼女は誰?

最初に交際が噂されたのは、声優、ナレーターとして活躍している能登麻美子です。きっかけは仲良く写っているツーショット写真の公開でしたが、その後は何の進展もなく仲の良い女友達のまま現在に至るようです。 次に名前が挙がったのが、声優、歌手、ナレーターの井上麻里奈です。柿原とは元々大学の先輩後輩という関係でしたが、アニメ『グレンラガン』共演がきっかけで急接近した、と言われています。しかしこちらもお付き合いの確たる証拠もなく、友人説が優勢です。 妹を持つ柿原は、自ら重症なシスコンを公表していて、「シスコン系変態星人」と自称しています。その他ラジオのトークでは下ネタを乱発していて、「変態王子」とも呼ばれているそうです。こんな性格の特異さもあり、“残念なイケメン”と言われ、縁遠い理由とされています。声優は私生活が見えにくいようで、結果、柿原の私生活も謎に包まれているようです。

6:実は映画『監督・ばんざい!』に声の出演をしていた

『監督・ばんざい!』は2007年に公開された北野武監督作品のコメディ映画です。ビートたけし演じるキタノ・タケシ監督が得意ジャンルを封印して、様々な映画を撮影することに挑戦するものの何も上手くいかず、いよいよ詐欺師の親子を使ったSF映画を製作し始めます。そこで・・・。 この映画の中で柿原徹也はなんとアヒルの声を担当しました。劇中、思いの外たくさん鳴いています。

7:パーソナリティを務めるラジオが大人気!

生ワイド番組『ユニゾン!』は、2015年に始まり、4人の人気男性声優がパーソナリティとして、日替わりで同じ企画、同じコンテンツを使い、出演者、リスナーとの共感を楽しむラジオ番組です。 柿原徹也は火曜日パーソナリティを担当しています。他の曜日は、月曜日は関智一水、水曜日は寺島拓篤、木曜日は鈴村健一が担当しています。

8:歌手としても活躍している柿原徹也

柿原徹也は2010年11月にソロ歌手デビューを果たしています。2013年『String of pain』『GENERATIONS』、 2015年『咲いちゃいな』に引き続き2016年6月には新シングルが発売される予定です。 その他フルアルバム1枚、ミニアルバム4枚を発売し、参加したキャラクターソングは実に多数に上ります。くせの強い独特な歌い方で、ファンの心をがっちり掴んで離さないようです。

9:柿原徹也おすすめアニメ8選

2006年『プリンセス・プリンセス』(豊実琴)

つだみきよの漫画が原作。名門私立男子高校が舞台でそこにある姫制度という特殊な制度に巻き込まれ成長していく物語です。 容姿の優れた一年生が女装をしてアイドル的な活動を行い乾いた学生生活を潤すという「姫」のひとりで、姫の仕事が嫌いで音痴な豊実琴を演じています。

2007年『天元突破グレンラガン』(シモン)

人類が地中で穴を掘って生活している世界。ある少年が小さなドリルと大きな顔面を見つけ地上に出て、出会いや別れのなかで成長し、やがて宇宙にまで至るSFロボットアクションです。 柿原徹也は、引っ込み思案ですが誰よりもまっすぐやり抜くことが出来る少年シモンを演じています。物語後半では自信を持った青年となったシモンを演じ分けています。

2008年『鉄のラインバレル』(早瀬浩一)

清水栄一・下口智裕によるロボット漫画が原作です。アニメ化においていくつかの設定などが変更されています。世界支配をたくらむ組織とそれを阻む組織との抗争を描いています。 柿原徹也は事故に巻きこまれロボットのパイロットになる少年早瀬浩一を演じています。気弱で下層スクールカーストですが特別な力を手に入れてからは傲慢に振舞ったりする、ある意味人間味溢れる演技が魅力です。

2010年『機動戦士ガンダムUC』(アンジェロ・ザウパー)

福井晴敏による小説が原作で人気SFロボットアニメガンダムシリーズのひとつで、一番最初のTVシリーズ『機動戦士ガンダム』から直接繋がりのある物語です。宇宙に進出した人類の、地球を中心とした勢力と宇宙に定住した勢力との争いを描いています。 柿原徹也は、地球政府と争う組織ネオ・ジオンのパイロットで悲惨な過去からくる狂気を滲ませた役を演じています。

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2011年『DOG DAYS』(ガウル・ガレット・デ・ロワ)

中学生が召還された異世界は戦の只中だったのですが、戦というよりはスポーツ興行な獣耳獣尻尾一杯なほのぼのバトルアクションです。 柿原徹也は、主人公の敵国王子で戦ってからは仲良くなるライバルポジションのガウルを演じています。

2013年『血液型くん!』(AB型くん)

Real Crazy Manによる韓国の4コマウェブコミックが原作。血液型を類型的に分けてキャラクター化したあるあるネタで構成されたアニメです。 柿原徹也は独創的だがマイペースでパーソナルスペースにこだわるAB型くんを演じています。

2014年『少年ハリウッド -HOLLY STAGE FOR 49-』(甘木生馬)

橋口いくよの小説が原作で、小説の15年後がアニメの舞台です。かつて伝説的なアイドルが活躍した劇場を舞台に、新たに集まった5人の成長と活躍の物語です。 柿原徹也は、すこしヤンキーで芋っぽいジャージ装備、他のメンバーよりリズム感が足りない最初のセンター甘木生馬を演じています。

2015年『SHOW BY ROCK!!』(ヤイバ)

サンリオのキャラクターメディアミックスのうちのアニメ版です。主に子供向けが多いサンリオですが、『SHOW BY ROCK!!』は比較的年齢の高い層をターゲットにしています。 バンド活動に憧れる女子高生が、ゲームの世界に引きずり込まれてしまい、そこでバンド活動や等身の低い獣姿でバトルをしたりする作品です。 柿原徹也は劇中バンドのひとつで中二病ビジュアル系「シンガンクリムゾンズ」のベース担当ヤイバを演じています。口癖が「故に」ですが、本来の意味を外れて悲鳴や叫びに使っていたりもします。