高嶋政伸、華麗なる芸能一家出身の俳優に迫る！【月9『カインとアベル』出演決定！】

高嶋政伸は、1966年10月27日生まれ東京都出身の俳優です。世間でも有名な芸能一家で、父親は司会者の高島忠夫、母親は元タカラジェンヌで女優の寿美花代、兄は俳優の髙嶋政宏、親戚に音楽プロデューサーの高嶋弘之とバイオリニストの高嶋ちさ子がいます。高身長一家の高嶋家ですが、高嶋政伸の身長は180cmだそうです。 学生時代から自主映画制作をしており、その費用をかせぐため俳優の仕事を始めたそう。その後は、めきめきと役者としての才能を発揮しました。

いわゆる2世俳優ですが、持ち前の演技力で俳優として着実に実力をつけていた高嶋政伸。真面目に仕事に向き合いゴシップなどほとんどなかった彼に世間の注目が集まったのは、元妻・美元との離婚でした。 高嶋政伸は、2008年に元・準ミスユニバースジャパンのモデル美元と結婚します。わずか2年ほどの結婚生活で、二人の間に分かちがたい溝が生じ離婚となりました。世間の注目を集めたのは、離婚したい高嶋政伸と、離婚したくない美元がモメにモメたこと。 裁判の様子もニュースで報道されるほど世間の関心を引くことになりました。2012年に離婚成立し、2015年に高嶋政伸は一般女性と再婚しています。

芸能一家に生まれ育った、高嶋政伸。1980年代に放送されたバラエティ番組『スター爆笑Q＆A』には、親子で出演したこともあるそうです。実は兄・髙嶋政宏の前に男の子がいましたが、生後5カ月のときにお手伝いさんに殺害されてしまいます。家族はもちろん、母親の寿美花代は相当なトラウマを抱えることになったそう。 また、父・高島忠夫は仕事のストレスなどからうつ病を患っていた時期がありました。現在は回復に向かっているそうですが、家族総出で高島忠夫の回復をサポートをしていたそうです。

高嶋政伸の代表作といえば1990年からTBSで放送開始されたドラマ『HOTEL』です。大ヒットドラマとなったこの作品は、第5シリーズまで放送が続き、スペシャルドラマを合わせると2002年まで続いた人気ドラマでした。 高嶋政伸が主演を務めたのは、都内の一流ホテル「東京プラトン」のホテルマン・赤川 一平役です。まだ若干24歳だった高嶋政伸でしたが、新人俳優ながらの大抜擢。 松方弘樹、紺野美沙子、菊池桃子、伊藤かずえ等、ベテラン共演陣に囲まれながら、主人公の赤川 一平の役柄そのままに爽やかでガッツのある演技をしていました。

その後も民放各局でドラマに出演していった高嶋政伸ですが、ベテラン俳優となり最近では「怪演」ぶりを発揮するように。「怖い」「気持ち悪い」「悪役がハマリすぎ」などの口コミが広がり、次第に視聴者からは「怪演」を期待されるようになっています。 特に話題になったのは、2015年テレビ朝日で放送された『DOCTORS〜最強の名医〜』シリーズ。主演の沢村一樹とともに、外科医を演じました。高嶋政伸が演じたのは、院長の甥で次期院長候補の森山卓役。プライドが高く自信過剰で、感情の起伏も激しく、周りからは少し距離を置かれてしまっている人物です。 『HOTEL』シリーズで演じてきた爽やかな好青年役からの転向は、元妻との離婚が影響を与えているとか、いないとか。本人も楽しんで悪役を演じているように見えますよね。

高嶋政伸はこれまでNHK大河ドラマに、5作品出演しています。1991年『太平記』足利直義役、1996年『秀吉』豊臣秀長役、2003年『武蔵 MUSASHI』柳生兵庫助役、2009年『天地人』樋口惣右衛門役、2016年『真田丸』北条氏政役です。 最新作の『真田丸』では、高嶋政伸演じる北条氏政役の「怪演」ぶりが話題になりました。高嶋政伸は、国内外の将軍たちを参考に北条氏政の役作りをしたそうです。

この際参考にした作品は、映画『クォ・ヴァディス』でピーター・ユスティノフが演じた皇帝ネロ、大河ドラマ『武田信玄』(1988年)で中村勘三郎さんが演じた今川義元などだと明かしています。

高嶋政伸の最新作は、2016年10月17日（月）9時に放送開始する、フジテレビ系ドラマ『カインとアベル』です。主人公の高田優をアイドルグループHey! Say! JUMPのメンバー山田涼介が、兄の隆一を俳優の桐谷健太が演じ、二人の父親役を、高嶋政伸が務めます。兄弟をひいきしてしまう父親で、ドラマの中では重要なキャラクターです。 もしかすると再びあの「怪演」が見られるかもしれません！楽しみに待っていましょう！