高木渉が大河ドラマ『真田丸』で大活躍!『名探偵コナン』の声優がついに俳優デビュー!

2017年7月6日更新

アニメやゲーム、吹替えや様々なキャラクターの声を演じてきた高木渉が、NHKの大河ドラマ『真田丸』で木村佳乃の夫役でついに俳優デビュー!今話題のベテラン声優・高木渉の知られざる魅力をご紹介します。

高木渉のプロフィール

高木渉

出典: mantan-web.jp

高木渉(たかぎわたる)は1966年生まれの声優。デビューは1987年『ミスター味っ子』の作業員役から始まり、その後はアニメだけでなく、特撮の声やゲーム、洋画やアメリカのTVドラマの吹替えで担当する俳優もジャック・ブラックやジム・キャリーなど多数で、ベテラン声優としてマルチプレイヤーぶりを発揮しています。

そんな声優としてキャリアを十分に積んだ高木渉ですが、2016年放送開始の大河ドラマ『真田丸』に出演しており、アニメファンを中心に反響を呼んでいます。

2016年、NHK大河ドラマ『真田丸』で俳優デビュー!

高木渉・木村佳乃

出典: mantan-web.jp

高木渉は2016年から放送がはじまったNHK大河ドラマ『真田丸』の小山田茂誠役に抜擢されました。主人公の真田幸村の姉である松を演じる木村佳乃の夫で、第1回から出演しています。

高木渉 真田丸

出典: laughy.jp

第一話から、自身の主君である武田勝頼に一族の裏切りを泣きながら伝える演技で、一躍話題になりました。

高木渉 真田丸

また、主君を裏切った一族として追われる身となり、真田信茂の前に再び現れた際には、ぼさぼさの髪とボロボロの服という落武者姿で登場したため、多くの視聴者に衝撃を与えました。

高木渉は『真田丸』の脚本家である三谷幸喜演出の舞台『桜の園』に出演した経験があり、人前での演技は初体験ではなく、同じく三谷幸喜が脚本したNHKの人形劇『新・三銃士』や『シャーロックホームズ』で『真田丸』のプロデューサーも関わっていたこともありキャスティングされたそうです。

舞台俳優の活動もあったという高木ですが、テレビドラマへの出演はこれが初めて。堂々とした役者顔負けの演技で放送後はネットでも演技を絶賛する声が相次ぎました。

アニメ『名探偵コナン』では主要キャラ2人に声を当てている!

高木渉・小嶋元太

出典: www.ytv.co.jp

1996年から続いているアニメ長寿番組『名探偵コナン』で、高木渉は少年探偵団の小嶋元太と警視庁刑事部捜査一課強行犯捜査三係の巡査部長の二役のキャラクター声優を担当しています。

そのほかにも『笑ゥせぇるすまん』、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』、『銀魂』など、数々の有名作品で声優を務めています。

作品のなかでは一人で何役も務めることも少なくはなく、1997年放送のアニメ『金田一少年の事件簿』ではシリーズを通して8役を務めたことも。

アフレコでアドリブを入れることで有名な高木渉

高木刑事

大ベテランでアドリブが得意と評判の高木渉。声優業界では、高木がアドリブを入れることが定着してきており、高木のアドリブによって台本が書き換えられることもあるほど、影響力があるそうです。

『名探偵コナン』で名前がついていない刑事の声をしていると、目黒警部役の茶風林に名前を聞かれ「高木です」と自分の名前で返事をして、そのまま「高木渉」が役名として使われることになり、脇役からレギュラーにまでなりました(画像右)。アニメのオリジナルキャラだった高木刑事は逆輸入で原作のマンガに登場することになります。また、千葉刑事も声優の千葉一伸の名前がつけられました。

大御所声優として多数のキャラクターに命を吹き込む

GTO(鬼塚英吉)

高木渉は水木しげる原作の『ゲゲゲの鬼太郎』で1996~1998年の第4シリーズのムジナ、高男、黄金虫、逆柱などの妖怪を担当したほか、2007~2009年の第5シリーズではレギュラーキャストのねずみ男の声もしています。『頭文字D』では健二、御木、『GTO』では主演の鬼塚英吉を演じ、アニメ声優として脇役から主要キャストまで半端ないキャリアを積み重ねています。

ゲーム版『ジョジョ』の虹村億泰役でも有名

ジョジョの奇妙な冒険

荒木飛呂彦の原作『ジョジョの奇妙な冒険』は1986年から連載がはじまり、現在でも続いている大人気マンガですが、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』と『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』のゲームで、高木渉は第4部『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』の虹村億泰役で声を担当しています。

第4部は2016年4月からアニメ化が予定されており、高木渉はアニメの方も声を引き継ぐことが発表されています。

山寺宏一と共に「面白黒人」枠で人気?

トレイシー・モーガン

洋画の吹替えで「面白黒人」枠との代表格といえば、山寺宏一と高木渉。お調子者で憎めないキャラ、ヒップホップのノリで黒人との声の同調率が高く、ウィル・スミスやエディーマーフィーのマシンガントークの印象が強い山寺宏一。一方の高木渉は『悪党(ワル)にもラブソングを! 』(2008年)という映画で人気コメディアンのトレイシー・モーガンの吹替えをしています。また、脇役でも妙なハイテンショでインパクトがある黒人キャラが出現すれば、この二人が声を当てているかもしれません。

高木渉、『真田丸』への出演でお茶の間で大ブレイク!?

高木渉

出典: www.nhk.or.jp

NHKの大河ドラマ『真田丸』の放送がはじまると、検索キーワードで「真田丸」に続いて「高木渉」が急上昇でランクイン。公式のホームページでは、登場人物紹介の、高木の役がクリック数1位を記録するなど、異例のことが続きました。

この大きな反響についてインタビューされたときに。高木は以下のようにコメントしています。

いやあ、もう、とにかくびっくりしましたね。『真田丸』のホームページが開設されて、僕の顔写真が出たときも結構、検索数が上がったらしいんです。僕は声優という仕事をしているので、アニメファンやゲームファンの方々が大河ドラマに注目してくれているのだなあ、とすごくうれしかったんです。それが、第1回の放送と同時に検索数がグンと上がっちゃった(笑)。1位真田丸、2位高木渉、3位飛んで、4位が武田勝頼……という感じでしょう。『真田丸』が、みなさんに注目されていると改めて感じました。

映像出演をきっかけに活躍の場を広げている声優の高木渉。大河ドラマ『真田丸』以降の俳優としての映像作品への出演はまだ未定ですが、今後の高木渉の俳優としての活躍にも注目していきたいですね!