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実写映画化!『羊の木』あらすじ・キャスト【錦戸亮主演】

2017年7月6日更新

錦戸亮主演で実写映画化し2018年の公開が決まった『羊の木』。吉田大八監督は原作とは全く異なるエンディングを用意していると言っていますが、どのようなストーリーになるのでしょう?映画『羊の木』のあらすじ・キャストを紹介します。

ギャク漫画の巨匠2人がタッグを組んだ漫画『羊の木』の実写映画化が決定!

ギャグ漫画の巨匠・山上たつひこ×いがらしみきおがタッグを組み、漫画雑誌「イブニング」で3年にわたり連載された人気作『羊の木』。2014年度の文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞しています。

魚深市という架空の地方都市に元凶悪犯罪者を住民として受け入れるところから物語は始まります。映画では原作と全く異なる映画オリジナルのエンディングを用意しているのだとか。一体どのようなストーリーになるのでしょう?

新作映画『羊の木』のあらすじ・キャスト・見どころをお届けします。

『羊の木』のあらすじ

凶悪犯罪者が町にやってきた!元受刑者たちと町の人々の違和を描く

政府の要請で過去に凶悪犯罪を犯した者たちを秘密裏に受け入れることになった地方都市・魚深市。気持ちを切り替える余裕もないまま受刑者たちの受け入れが始まります。

傲慢な態度をとる釣り船屋の杉山勝志、過去に二度中絶の経験がある太田理江子、同棲中のDV彼氏を撲殺した栗本清美。一癖も二癖もある連中ばかりです。受入れ窓口を申し付かった市の職員・月末一は誠意で乗り切ろうとするのですが・・・。

元受刑者と住民たちの間に流れる得体の知れない違和感、恐怖。凶悪犯がすぐ側にいるという非現実が現実になった時人はどうするのか?揺れ動く人間の姿を描き出しています。

映画『羊の木』の実写キャストが気になる!

主人公・月末一(つきすえはじめ)役に関ジャニ∞の錦戸亮

魚深市の職員で元受刑者の受入れ窓口となる月末一役を演じるのは関ジャニ∞の錦戸亮。サスペンス作品に挑戦するのは今回が初となります。

関ジャニ∞としても忙しく活躍している錦戸亮ですが、俳優としても2004年NHK連ドラ『てるてる家族』の桑原和人役で日刊スポーツ・ドラマグランプリ新人賞。2008年『ラスト・フレンズ』の及川宗佑役でザテレビジョンドラマアカデミー助演男優賞を受賞しています。

ヒロイン・石田文役にインスタグラムフォロワー100万人超えの木村文乃

主人公が思いを寄せる同級生・石田文役を演じる木村文乃は東京都出身、1987年10月19日生まれの女優です。2011年「ちふれ化粧品」のCMで見せた透明感のある美しさが話題となり、桑田佳祐の相手役を務めた「NTTドコモ」のCM出演で人気に拍車がかかりました。

2016年は12月公開予定の『RANMARU神の舌を持つ男』を含め4本の映画に出演(ナレーション作品含む)、Instagramフォロワー数100万人を超える注目の人気女優です。

釣り船屋・杉山勝志役に名バイプレーヤー北村一輝

北村一輝

元受刑者の1人、傲慢な釣り船屋・杉山勝志役を演じる北村一輝は大阪府出身、1969年7月17日生まれの俳優。時には主役を食ってしまうほど魅力的な名バイプレーヤーとして知られています。

彫りの深い顔立ちを生かし古代ローマ人役を演じた映画『テルマエロマエ』シリーズ、2009年NHK大河『天地人』では堅物の戦国大名・上杉景勝、2014年『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』のワイルドな画家と多様な顔を見せてくれる魅力的な俳優です。

セクシー介護士・太田理江子役に優香

優香

元受刑者の1人、色気のある介護士・太田理江子を演じる優香は東京都立川市出身、1980年6月27日生まれの女優です。デビューしてしばらくはグラビアアイドルとして活躍していましたが、2000年頃からバラエティ番組を中心としたタレント業に主軸を変更。

その後タレント業に加え女優としての活躍の機会も増え、2016年は『人生の約束』、『オーバーフェンス』と2本の映画に出演しています。

人見知りの清掃員・栗本清美役に市川実日子

市川実日子

元受刑者の1人、人見知りの清掃員・栗本清美役を務める市川実日子は東京都大田区出身、1978年6月13日生まれのファッションモデル・女優です。雑誌「Olive」の専属モデルとして脚光を浴び1998年に女優デビューしています。

ナチュナルな飾らない雰囲気が魅力の市川実日子。『スイカ』『めがね』『レンタネコ』等、小林聡美、もたいまさことの共演が多いことでも知られています。2003年には主演映画『blue』でモスクワ国際映画祭で最優秀女優賞を受賞しました。

気弱な理髪師・福元宏喜役に水澤紳吾

元受刑者の1人、気弱な理髪師・福元宏喜を演じる水澤紳吾は仙台市出身、1976年9月2日生まれの俳優です。知名度はそう高くありませんが、『サイタマノラッパー』のMC TOM役など独特の存在感を示し一度見たら忘れられない俳優と言われています。

大森南朋が推挙し自身の初の主演映画となった『ぼっちゃん』では日本映画新進男優賞を受賞しました。

寡黙なクリーニング屋・大野克美役に田中泯

元受刑者の1人、寡黙なクリーニング屋の大野克美役を演じる田中泯は1945年3月10日生まれのダンサーです。自らを「舞踏家」でも「俳優」でもなくダンサーだと称し1966年よりモダンダンサーとして活躍しています。

2002年の映画『たそがれ清兵衛』の余吾善右衛門役で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞。『永遠の0』の景浦介山役、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の曽田健二役と作品のスパイスとなるような渋みのある存在感を持つ俳優です。

宅配業者・宮腰一郎役に松田龍平

家森さん、今夜最終回ですよっ! 一生くんと#カルテット

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元受刑者の1人、宅配業者・宮腰一郎役を演じる松田龍平は1983年5月9日生まれの俳優です。中学3年生の時、大島渚監督から直接声を掛けられ映画『ご法度』に出演。デビュー作でブルーリボン賞新人賞ほかその年の新人賞を総なめにしました。

映画をメインに活動してきましたが2007年あたりからテレビドラマにも出演するようになり、2013年NHK朝ドラ『あまちゃん』で演じたマネージャー役が注目を集めました。同年映画『舟を編む』でアカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しています。

メガホンをとるのは誰?『桐島、部活やめるってよ』で知られる吉田大八監督

実写映画版で監督を務める吉田大八は大学卒業後、CM制作会社に入社し20年間CMディレクターとして活躍。長編映画デビュー作となる2007年公開『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』がカンヌ国際映画祭の批評家週刊部門に招待され一躍有名になりました。

2012年アカデミー賞最優秀作品賞・監督賞を受賞した『桐島、部活やめるってよ』では橋本愛、松岡茉優、東出昌大等若手俳優ブレークのきっかけを作ったことから、役者の魅力を引き出す監督として注目されています。

なんと今回、実写映画版は原作とは違うエンディングを用意しているとか。個性豊かな俳優陣をいかに切りさばくのか楽しみですね。

「羊の木」の意味とは?

羊

実写映画『羊の木』とはどういう意味なのでしょう?原作によると、コロンブスの時代ヨーロッパの人々は木綿は羊のなる木からとれると思っていたようです。「植物性」だという情報と「ウール(羊の毛)」に似ているという感覚から出た極めてシンプルな発想。

元凶悪犯罪者を受け入れるということはそう単純には捉えられないですよね。「元受刑者」というカテゴリーにも様々な罪状があるように、人格も多種多様。良い人悪い人ときっちり分類できるものではありません。

単純な考え方の象徴である『羊の木』というタイトルを冠して作者は何を問いかけているのでしょう?