『君の名は。』で注目を集めた”セカイ系”アニメ8選

2017年5月29日更新 4967view

映画『君の名は。』の大ヒットによって、最近また注目を集めている「セカイ系」アニメ。「セカイ系」アニメの特徴と、アニメ業界に大きな影響を与えた、ぜひ押さえておきたい代表的「セカイ系」アニメ8作品をご紹介します。

”セカイ系”アニメって?

エヴァンゲリオン

“セカイ系”とはアニメや漫画などのジャンルの一つであり、主人公とヒロインなどの個人の関係が世界の危機などの大問題に発展するストーリー展開を持つ作品のことを総じて呼びます。

主人公のモノローグが多い、経済や社会情勢などのリアルな情報が極めて少ない、ヒロインが世界の未来を左右する、などの特徴があります。今回はそんな“セカイ系”のアニメを8つご紹介します。

1.『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)

新世紀エヴァンゲリオン劇場版シト新生

セカイ系アニメの元祖ともいうべき存在の『新世紀エヴァンゲリオン』は、1995年に公開された庵野秀明監督によるSFアニメ映画です。

人型の兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとして、敵である「使徒」と戦うことを命じられた碇シンジと仲間たちの壮絶な戦いを描いた近作品は、国内外で空前のヒットとなりました。セカイ系アニメの先駆けであり、アニメブーム、ジャパニメーションの火付け役ともなった、絶大な影響力を持つ作品です。

2:『涼宮ハルヒの憂鬱』(2006年)

涼宮ハルヒ

世界を大いに盛り上げるために結成されたSOS団。SOS団の団長・涼宮ハルヒの非日常的な言動と、平凡な男子高校生キョンのありふれた日常が交差する、学園セカイ系アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』。

2006年4月から第1期が放送開始され、斬新なストーリーとクオリティの高さで瞬く間に話題作となります。2009年からは第2期が放送され、2010年には劇場版アニメ『涼宮ハルヒの消失』が公開されました。

3:『ペルソナ3』(2006年)

ペルソナ3

『ペルソナ3』は、RPGゲーム『ペルソナシリーズ』の三作品目で、小説や漫画、アニメなどにこのゲームを原作とした作品が誕生しています。『ペルソナ3』を基にしたテレビアニメ『ペルソナ 〜トリニティ・ソウル〜』が2008年に放送されました。

ペルソナという特殊能力を使って謎の怪物、シャドウと戦うゲーム『ペルソナ3』に基づいたアニメ『ペルソナ 〜トリニティ・ソウル〜』。怪奇事件の数々を主人公の神郷諒がペルソナを使って解決していきます。富山県の綾凪市に暮らす特殊能力ペルソナを持つ神崎三兄弟と、怪奇事件に関わりを持つ秘密組織との対決を描いたセカイ系アニメです。

4:『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年)

『魔法少女まどか☆マギカ』

女子高生、鹿目まどかが見た不思議な夢に出てきた少女・暁美ほむらが、実際に転校生としてあらわれたところから物語は始まります。まどかに魔法少女になることをやめるように忠告するほむら。まどかの夢では、不思議な生き物キュウべぇから魔法少女になる契約を迫られていました。

ほむらの忠告に従うまどかでしたが、友人が次々と魔女の世界に迷い込み、魔法少女へと変貌していく姿を見て、憧れを募らせるようになります。

テレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』は、2011年の1月から4月まで放送されました。不思議な生き物と契約し魔法少女となってしまった友人の姿を傍観する主人公、という斬新なストーリー構成のセカイ系魔法少女アニメです。

5:『少女革命ウテナ』(1997年)

少女革命ウテナ

王子様になりたいと密かに願っている少女、天上ウテナが「薔薇の花嫁」姫宮アンシーを手に入れるべく奮闘する学園セカイ系アニメです。生徒会役員のライバルたちと戦い、その背後の謎の敵「世界の果て」に立ち向かっていきます。

放送されたのは1997年ですが、アヴァンギャルドかつ奇抜な展開のストーリーとキャラクター設定が新しさを感じさせます。

6:『交響詩篇エウレカセブン』(2005年)

セブン交響詩篇エウレカ

『交響詩篇エウレカセブン』は、2005年に放送されたSFロボットアニメで、後にゲームなどが発売される「Project EUREKA」の中心となる作品です。

荒廃して人類がほとんどいなくなってしまった地球で繁殖していく謎の生命体、スカブ・コーラル。人類とコミニケーションを摂るため人型のコーラル、エウレカを生み出します。世界を支配している塔州連邦軍に反発する反政府組織・ゲッコーステイトに入隊したエウレカは、ある惑星に落下し、そこで少年レントンと出会い恋に落ちます。

エウレカの誘いを受けてゲッコーステイトの一員となったレントンと、塔州連邦軍との闘い、そしてエウレカとの恋物語を壮大なスケール感で描いている作品です。

7:『ぼくらの』(2007年)

ぼくらの

地球を守るために巨大ロボットで戦う少年少女たちの姿を描いたSFロボットアニメ、『ぼくらの』。2007年の4月から9月まで放送されていました。

夏休みに子供たちが出会ったのは、ココペリと名乗る奇妙な人物。子供たちをゲームに誘うふりをして、地球を滅ぼそうとする謎の敵と戦う契約を結ぶことに成功しました。

巨大なロボット、ジアースを操縦して謎の敵と戦わなくてはいけなくなってしまった子供たちは、戦闘を続けるうちに様々なことに気づかされていきます。

8:『最終兵器彼女』(2002年)

最終兵器彼女

北海道の街で静かに愛を深め合っていた恋人同士のシュウジとちせ。二人の暮らす街が突如として謎の敵に襲撃され、ちせは体の一部が武器へと変化した「最終兵器」となってしまいました。敵と戦うことを余儀なくされたのです。

徐々に人間らしい感情や肉体を失っていくちせを守るために街を出るシュウジでしたが、戦争が終わりを見せることはなく、ちせの存在も二人の愛情も壊れていきます。

『最終兵器彼女』は、2002年にテレビアニメが放送され、その翌年にはゲームソフトが、2005年にはオリジナル・ビデオアニメ『最終兵器彼女 Another love song』が発売されました。