映画『フッド・ザ・ビギニング』タロン・エガートン主演で描く新たなロビン・フッドの物語【あらすじ・キャスト】
映画『フッド・ザ・ビギニング』!ロビン・フッドがスクリーンに再び!!
シャーウッドの森に住む弓矢の名手でアウトローの頭領、もしくはお金持ちから物を盗んで貧しい人々にそれを分け与える義賊としてのロビンフッドをほとんどの方が知っているのではないでしょうか。 これまで幾度となく映画化されたキャラクターですが、そんなロビンフッドを主人公とした映画が2019年10月に再び公開されます。 今回は映画『フッド・ザ・ビギニング』のあらすじ、キャストなど最新情報を紹介します。
あらすじはどうなる?
物語は十字軍遠征から帰ってきた戦士ロビン・フッドが故郷シャーウッドの森が悪事に溢れているさまを発見するところから始まります。そしてロビンはアウトローたちとグループを組みシャーウッドの森を正しいものにしようと悪と戦うことを決意。 今まで映画化されたロビンフッド作品に2008年公開の映画『ダークナイト』のような要素を組み合わせたものになると発表されています。 これまでに彼を描いた映画は数多くあります。2010年にリドリー・スコット監督で映画化され、フランス軍と戦うロビン・フッドをラッセル・クロウが演じました。 『ダークナイト』は「ダークナイト・トリロジー」の2作目。監督はクリストファー・ノーランが務めました。 ストーリーはバットマン(クリスチャン・ベール)とジョーカー(ヒース・レジャー)の壮絶な戦いを描いたもの。 圧巻のアクションシーンと壮大な映像美を持つスケールが大きい映画になることが期待されますね。弓を射るシーンのCG撮影ではAK銃並みの高速連射で敵を倒し、迫力のある映像になっているそうです。
『フッド・ザ・ビギニング』キャスト
ロビン・フッドを演じるのはハリウッドの若きホープ”タロン・エガートン”
ロビン・フッドを演じるのはタロン・エガートン。代表作は2015年公開の映画『キングスマン』です。映画で彼は主演のスパイ、ゲイリー・“エグジー”・アンウィンを演じます。映画は大ヒットし出世作となりました。 なんとロビン役のオーディションを受けた俳優の中には2013年の映画『アメリカン・ハッスル』に出演したジャック・ヒューストンや『メイズ・ランナー』シリーズで主役を演じたディラン・オブライエンもいたそうです。 しかし今作で監督を務めるオットー・バサーストがどうしてもタロンに演じてほしかったのだそうで、映画『キングスマン2』の撮影が終わるまで本作の撮影は延期されていました。
あの超有名歌手の娘イヴ・ヒューソンがマリアンを演じる
ロビン・フッドの彼女マリアンを演じるのはイヴ・ヒューソン。彼女はスティーブン・ソダーバーグ監督のテレビドラマシリーズ『The Knick』の看護師のルーシー役でよく知られています。何と彼女の父親は世界的ロックバンドU2のボーカル、ボノ。
アカデミー賞受賞俳優のジェイミー・フォックスも参戦!
ジェイミー・フォックスも本作への出演が決定しています。彼は2004年公開になった映画『Ray/レイ』で実在のミュージシャン”レイ・チャールズ”を演じアカデミー主演男優賞を受賞しました。他にも2014年公開の映画『アメイジング・スパイダーマン2』、2012年公開の映画『ジャンゴ 繋がれざる者』などの話題作に出演しています。 彼が演じるのはロビンフッドの相棒で怪力が自慢のリトル・ジョン。また十字軍のベテラン兵士でもあります。当初はロビンを信用していませんが、最終的には忠誠を誓い、右腕として大活躍する男です。
ジェイミー・ドーナンの出演も決定!!
何と映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』でクリスチャン・グレイを好演したジェイミー・ドーナンの出演も決定しました。彼が演じるのはウィル・スカーレット。剣の達人で、赤い服がトレードマークのスタイリッシュな戦士です。 ジェイミー・ドーナンは2015年公開の映画『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で大躍進を遂げた今最も注目されている俳優の1人。映画は若き御曹司クリスチャン・グレイとアナ(ダコタ・ジョンソン)の関係性を刺激的な描写を含んで描いたもの。 2017年には続編『フィフティ・シェイズ・ダーカー』、そして2018年秋にはシリーズ最終作の『フィフティ・シェイズ・オブ・フリード』に出演しました。
プロデューサーにレオナルド・ディカプリオ
レオナルド・ディカプリオが、彼の設立した製作会社アピアン・ウェイと共同で今回の映画のプロデューサーを務めます。ちなみに彼はジェイミー・フォックスと「ジャンゴ つながれざる者」で共演しています。
ロビン・フッドについておさらい
ロビン・フッドは中世時代のイングランドの伝説上の人物。皆さんがよく知っている彼は緑色の服を着ている弓矢の名手ですよね。実はこの設定は19世紀あたりから描かれるようになった新しい設定。 住処はイギリス、ノッティンガムにあるシャーウッドの森。映画ではこのシャーウッドの森が舞台となります。また彼にはアウトロー集団の頭領で義賊という設定もあります。映画では十字軍遠征から帰ってきたロビンがアウトロー集団の頭領となるまでの経緯も描かれそうです。