実話ベースのトラウマ人形ホラー映画『アナベル 死霊館の人形』
『アナベル死霊館の人形』は2014年『ソウ』のジェームズ・ワン製作、『死霊館』、『インシディアス』でジェームズ・ワンとコンビを組んだジョン・R・レオネッティが監督した
です。
ジェームズ・ワンの前作『死霊館』に続く実話ベースの物語で、エドとロレイン・ウォーレン夫妻と言う超常現象研究家シリーズとも言える作品なのです。
監督のレオネッティは『チャイルド・プレイ』も監督しており、人形系で恐がらせる名人です。もちろん、チャッキーよりも本作の人形アナベルの方が数段恐いですが・・・・。
『アナベル 死霊館の人形』のあらすじ
時は1967年。ジョンとミアのゴードン夫妻は子供を望みながら暮らしていました。ある日、ジョンが人形好きのミアがずっと探していたアンティーク人形をプレゼントします。
人形を手に入れて暫くした日、ゴードン夫妻の家に男女の強盗が入ります。女は手にアンティーク人形を持っていました。
警察と夫の手によって殺された強盗の1人は隣家のヒギンズ夫妻の娘、アナベル・ヒギンズで男はその恋人でした。彼等は悪魔カルトの一員でアナベルは両親を殺害した上に、ゴードン夫妻を襲った事が判ります。
その後も人形による怪異があり、夫はミアに人形を捨てる様に言います。ミアも言われた通りにし、やがて2人に娘が出来、一家は引っ越す事に。
しかし、荷ほどきすると、その中には捨てた筈の人形があり、再び怪異が一家を襲います。悪魔カルトの2人の強盗が魂を悪魔に捧げ悪魔を呼び出した事で人形に取り憑いていたのです。
夫婦はペレス神父に相談して教会へ人形を持っていって欲しいと依頼します。教会へ人形を持ち帰った神父だったがアナベルの亡霊と悪魔に襲われ、人形は消えてしまうのです。人形はゴードン一家へと向かっていました。一家の運命は・・・・。
映画『アナベル 死霊館の人形』は実話を基にしたストーリー
実際に起きた事件をモチーフにしている『アナベル死霊館の人形』ですが、それはどんな話なのでしょうか。
怪しげな人形
1970年、大学生のドナが誕生日に母親からラガディ・アン人形のヴィンテージ品をプレゼントされます。当時、ドナは友人アンジーとルームシェアでアパート暮らしをしていました。ドナが人形を貰ってからそのアパートに怪異が起こります。人形が置いてある場所から移動しているのです。
人形が巻き起こす怪異
アパートに良く訪れていた男友達のルーは、その怪異に何かあるに違いないと人形を燃やす事を提案します。しかし、2人は信じずルーをからかっていました。その後も怪異は止む事がなく、ついには自分達が持っている筈もない古い羊皮紙にメッセージが残される様になります。流石に事態を重く見た2人は霊媒師に相談する事にします。霊媒師はかつてこの地に住んでいた7歳で亡くなったアナベル・ヒギンズと言う少女の霊が人形に憑いていると語りました。
可哀想に思った2人はそれでも人形を手元に置いておく事にします。それ以降、ルーが毎夜人形に襲われる夢を見る様になります。
ついに襲いかかる人形
そんなある日、3人でドライブ旅行に行く事になり、2人のアパートへルーが迎えに行く事に。アパートを訪れたルーは妙な物音に気付き、音がする方へ行くとある部屋の隅にアナベル人形を見付けました。
人形は動き出し、ルーに向かってきます。人形が近付くにつれ、ルーは胸に激しい痛みを感じます。部屋を出たルーはシャツをめくるとそこには獣の爪痕の様な傷が7つも残されていました。
そして悪魔払いへ…
ここにきてようやく2人は本気で人形を何とかせねばと超常現象研究家のエドとロレインのウォーレン夫妻に依頼します。2人は善良な少女の霊が憑いているのではなく、悪魔が憑いていると結論付け、クック神父に悪魔祓いを依頼しました。
人形は悪魔祓いをされ、夫妻のオカルト博物館に厳重に保管されることになりました。ですが、未だに怪異は続いていると言う事です。
マンガ家犬木加奈子が書き下ろした『アナベル 死霊館の人形』のポスターが恐い
日本のスペシャルポスターをホラーマンガ家犬木加奈子が書き下ろしています。このポスターがまたトラウマ級の恐怖だと話題になっています。