映画『死霊館』の裏に隠されていた恐ろしい実話とは!?【アナベル人形は実在した!?】

2017年5月12日更新 3741view

2013年に公開されたホラー映画『死霊館』。実在の心霊研究家夫妻を主人公に、彼らが実際に体験した事件をもとにした物語となっています。この作品に隠された実話を探っていきましょう。

ホラー映画『死霊館』は恐ろしい実話を基にしていた!?

2013年に公開された『死霊館』は、実際の事件をもとにしたホラー映画です。『ソウ』シリーズなどで知られる映画監督ジェームズ・ワンがメガホンを取り、実在の心霊研究家夫婦を主人公に、彼らが実際に体験したなかでも最も邪悪で恐ろしいという事件を映像化しました。

つまり、この『死霊館』&『アナベル』シリーズには恐ろしい実話が隠されていたということです。この記事では、本シリーズの基となった実話をご紹介します。

『死霊館』のあらすじ

『死霊館』

1971年、ロードアイランド州の田舎町にある古い屋敷に引っ越してきたペロン一家。念願のマイホームを手にいれた喜びも束の間、引っ越し翌日から彼らは奇妙な現象に悩まされることに。家に入ろうとしなかった愛犬の死。家中の時計が3時7分で止まり、妻キャロリンの体には日に日にアザが浮かぶようになります。夜中に扉がひとりでに閉まったり、異臭がするなどの奇妙な現象が起こりまじめました。

5人の娘にも危害が及ぶようになり、ペロン夫妻は有名な悪魔研究家であるウォーレン夫妻に調査を依頼することに。ウォーレン夫妻はペロン一家の母親に特に邪悪な霊が取り憑いていることを突き止めます。

実在の心霊研究家ウォーレン夫妻

本作の主人公は非聖職者で唯一カトリック教会が公認した悪魔研究家である夫のエドと、霊能力者の妻ロレインのウォーレン夫妻です。彼らは、アメリカでは非常に有名な夫婦で、1979年に映画化された『悪魔の棲む家』の元ネタとなったアミティヴィル事件など、多くの超常現象を調査したことで知られています。ウォーレン夫妻は日本でも超常現象の調査を行なったことがあるそうです。

映画『死霊館』は、これまで1万件以上の超常現象を調査したウォーレン夫妻が「あまりにも邪悪」と封印してきた1971年の事件が映像化されたことで、物議を醸しました。

悪霊が取り憑く原因となった戦慄の事件

ペロン一家に調査を依頼されたウォーレン夫妻は、この家の暗い歴史を明らかにしていきます。

1863年、家を建てた農家の男の妻は、生後7日の我が子と悪魔の生贄に捧げました。夫からそのことを責められた彼女は「土地を奪うものを呪う」と叫び、午前3時7分に首をつって自殺します。その後、1930年代にこの家に住んだ夫婦の息子が家の裏の森で失踪し、母親は地下室で自殺。他にもこの土地の住人が自殺や不可解な死を遂げていました。

彼らは最初に子供を殺した女とともに、霊となって家に留まっていたのです。

ロレイン・ウォーレンと被害者一家の長女が脚本を監修

『死霊館』の脚本は、事件を調査したウォーレン夫妻の妻ロレインと被害者一家の長女であるアンドレア・ペロンが監修しました。2人とも映画は実際に起きた事件に沿っており、過剰な脚色はされていないと認めています。

また被害者であるペロン一家は、撮影現場も訪れたそうです。

呪いの人形の原点を描く前日譚『アナベル 死霊館の人形』

この作品に登場する悪霊の取り憑いた人形を題材としたスピンオフ作品『アナベル 死霊館の人形』が2014年に公開されました。『死霊館』の物語が始まる前の前日譚でアナベル人形のルーツを探るものとなっています。

この作品で、実際のアナベル人形は現在コネチカット州にあるウォーレン夫妻のオカルト博物館に収蔵され、月に2度、神父が清めの儀式を行なっていると説明されています。

イギリスの事件をもとにした続編『死霊館 エンフィールド事件』

ウォーレン夫妻を主人公にした続編『死霊館 エンフィールド事件』は2016年に制作・公開されました。本作は、恐ろしいポルターガイスト現象が世界で最も長期間続いたとして知られる「エンフィールド事件」を題材としています。

1977年、イギリスのロンドン北部の町エンフィールドでは、4人の子供と暮らすシングルマザーが奇妙な物音に悩まされていました。ある日、11歳の娘ジャネットが老人のような声で話し、その真偽を確かめるためウォーレン夫妻が調査に向かいます。