映画『死霊館』シリーズを相関関係を含めて徹底解説【アナベル】

2017年7月6日更新

実在の心霊研究家ウォーレン夫妻を主人公とし、大ヒットとなった実話ベースのホラー映画シリーズ『死霊館』。今後2017年と2018年にもスピンオフ作品の公開が予定されています。この記事では本シリーズの相関関係を時系列に沿って解説します。

映画『死霊館』シリーズの相関関係を徹底解説!

実在する心霊研究家エドとロレイン・ウォーレン夫妻を主人公に、『ソウ』シリーズなどで有名なジェームズ・ワン監督が手掛けるホラー映画シリーズ『死霊館』。2017年と2018年にもスピンオフ作品の公開が予定されています。

人気の『死霊館』シリーズの相関関係を時系列に沿ってご紹介します。

1.呪いの人形の起源が明らかに?『アナベル2(原題)』

2017年8月に公開が予定されているスピンオフ2作目で、シリーズ通算4作目となる作品です。第1作目である『死霊館』に登場した呪いの人形、アナベルの起源が描かれるようです。まだ公開はされていませんが、時系列的には本作が最も古くなります。

『アナベル2(原題)』のあらすじ

20年前に幼い娘を失った人形作家とその妻。彼らは閉鎖された孤児院で暮らしていた少女たちと、その世話をしていた修道女を一時的に家に迎えることに。その直後から、孤児たちがアナベル人形の餌食になっていきます。

『アナベル2(原題)』のキャスト・監督は?

人形作家の妻役で『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『宇宙戦争』で知られるミランダ・オットー、孤児たちの世話をする修道女シャーロット役で『007 スペクター』のステファニー・シグマンが出演します。

監督は2016年に『Lights out(原題)』で長編デビューを果たしたデヴィッド・F・サンドバーグに決定し、『死霊館』シリーズで監督を務めたジェームズ・ワンはプロデュースに回ります。

2.『死霊館』以前に人形に何があったのか!?

2014年に公開されたスピンオフ作品。シリーズ通算では2作目に当たります。『死霊館』で撮影を務めたジョン・R・レオネッティが監督を任されました。

『死霊館』に登場した呪いの人形アナベルが、それ以前にどのような事件を起こしてきたのかを描きます。『死霊館』の冒頭、1968年にウォーレン夫妻のもとに人形の調査を依頼した男女3人のインタビューがありますが、その直前の事件であり、本作にウォーレン夫妻は登場しません。

『アナベル 死霊館の人形』のあらすじ

1967年、アンティークドールのコレクターであるミアは、ある日夫のジョンから以前から欲しかった人形をプレゼントされます。しかしその日の夜、隣家の夫婦が悪魔崇拝のカルトに入信した娘とその恋人に殺害され、異変を察知して様子を見に行ったミアも襲われてしまいます。両親を殺した娘はミアの人形を持ったまま自殺を図りました。

その後、子供を産み引っ越したミアは捨てたはずの人形を新居で見つけ、身の回りで奇妙なことが次々と起こり始めます。ミアは危険を感じ、教会の神父に人形を預けることにするのですが…。

3.超常現象研究家夫婦の活躍を描く!

シリーズ第1作目で、実在の超常現象研究家であるウォーレン夫妻が「最も邪悪な事例」として封印していた事件を描いています。この作品で、呪いの人形アナベルが登場しています。

『死霊館』のあらすじ

非聖職者で唯一カトリック教会から公認を受けた悪魔研究家のエドと、その妻で霊能力者ロレインのウォーレン夫妻。彼らは超常現象研究家として有名になり、不可解な事件の調査をしていました。1971年のある日、彼らのもとにロードアイランド州に住むペロン一家から調査依頼が舞い込みます。念願のマイホームを手にいれたペロン一家は、引っ越し翌日から不気味な現象に悩まされていました。

4.ウォーレン夫妻イギリスへ

心霊研究家として世界的に有名になったウォーレン夫妻が、イギリスで起こった事件の調査に乗り出します。ポルターガイスト現象が、史上最長の2年2ヶ月に渡ってつづいたとされる実際の事件をもとにしています。『死霊館』の続編で、シリーズ通算では3作目となります。

『死霊館 エンフィールド事件』のあらすじ

イギリスのエンフィールドに住むシングルマザーのペギーとその4人の子供たちは、1977年のある日を境に、家の中の不可解な現象に悩まされるようになりました。教会から彼らの家の調査を依頼されたウォーレン夫妻は、危機感を抱きながらも調査に訪れます。事件はペギーの娘、ジャネットのいたずらということにされてしまいますが、真相を見抜いたウォーレン夫妻は一家を助けに向かいます。

時系列不明:『ザ・ナン(原題)』

2018年7月に公開が予定されているスピンオフ3作目で、シリーズ通算5作目となります。『死霊館 エンフィールド事件』に登場した、修道女の姿の悪魔を描く作品です。

『ザ・ハロウ 侵食』(2016)で一躍注目株となったイギリスの新鋭映画監督、コリン・ハーディがメガホンを取ります。前日譚になるか後日談になるかは今のところ不明ですが、オリジナルシリーズの監督ジェームズ・ワンと『アナベル 死霊館の人形』『アナベル2(原題)』の脚本家であるギャリー・ダウベルマンが脚本を担当しています。

実在の超常現象研究家ウォーレン夫妻が活躍!

『死霊館』シリーズの主人公、エドとロレインのウォーレン夫妻は、実在する有名な超常現象研究家です。1974年に起こった「アミティビル事件」の調査・解明などで有名になった夫妻は、これまでに1万件以上の超常現象を調査したことで知られています。

夫のエドは2006年に亡くなりましたが、妻ロレインは現在も超常現象の調査や過去の調査で得た証拠を展示する博物館の管理などを続けており、シリーズ第1作目の『死霊館』では、脚本の監修も手がけました。

ウォーレン夫妻が活躍するシリーズ3作目の可能性も!?

”死霊館3”について、シリーズの監督を務めてきたジェームズ・ワンはその可能性を認めています。ウォーレン夫妻が調査した超常現象はまだまだたくさんあるため、何作でも作ることができると考えているようです。しかし、ワン自身はDCコミック原作の『アクアマン(原題)』の監督が決まっており、シリーズへの復帰は今のところ難しいようです。

”もし運良く3作目を作ることができるなら、他の映画監督に『死霊館』の世界を引き継いでもらいたいと思っています。運が良ければね”
引用:collider.com

また、もし3作目を作るなら80年代を舞台にすることが理想的だと考えているようで、1981年の映画『狼男アメリカン』やシャーロック・ホームズの「バスカヴィルの犬」のようなテイストにしたいとも語っています。