『ダイナスティ』伝説のソープオペラの驚くべきトリビア15

2017年5月26日更新 647view

1980年代にアメリカで社会現象まで巻き起こした伝説のソープオペラ『ダイナスティ』は石油王の家族のどろどろの愛憎劇を描いた大人気ドラマです。今回はそんな伝説の本作の驚くべきトリビア15選を大紹介!

1.『ダイナスティ』は「石油」がオリジナルタイトルだった!?

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大人気ドラマ『ダラス』と同様、『ダイナスティ』は石油業界をドラマの中心として設定しています。そのため構想段階でのタイトルは『石油』。しかし制作陣は実際の石油ビジネスよりも、石油王キャリントン一家の物語に焦点を当てることにしたのです。

実際にこのドラマを見ていた人々は石油業界の仕事に興味を惹かれてドラマを見ていたのではなく、石油王一家のどろどろの愛憎劇に魅了されていました。

2.ゲイのメインキャラクターを登場させた最初のドラマ!?

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本作は当時のゴールデンタイムの番組でゲイのキャラクターを主要人物として登場させたという点でかなり革新的でした。

そのゲイのキャラクターとはアル・コーリー演じるキャリントンの次男スティーヴン。コーリーの降板後は人気ドラマシリーズ『HEROES』にノア役として出演したジャック・コールマン が起用されました。

3.肩パッドを再び流行させた!?

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ドラマの衣装デザインを担当したのはノーマン・ミラー。彼はドラマの衣装を制作するにあたり、1930年代に大活躍した女優ジョーン・クロフォードの衣装に強くインスパイアを受けたそうです。彼女はよく細身で体にピタッとくっついていたドレス、ハット、そしてグローブを着用していました。

彼女の衣装にインスパイアされた衣装を制作するためミラーは再び肩パッドのアイデアを1980年代に蘇らせたそうです。

4.議論を呼んだロック・ハドソンの登場

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ドラマには映画『ジャイアンツ』などで知られるロック・ハドソンもスペシャルゲストとして出演。彼はAIDSで死去しますがドラマ出演時にはまだAIDS患者であることを公表していませんでした。

その当時はまだAIDSについての知識は深まっておらず、唾液で感染するという間違った情報を信じる人もいたそうです。

ドラマ内でクリストルを演じたリンダ・エヴァンスとハドソンは情熱的な長いキスをする予定となっていましたが、ハドソンはリンダの唇に自身の唇をそっとつけるだけでした。

後にハドソンはAIDS患者であることを世界で初めて公言した著名人となります。リンダ・エヴァンスは彼が彼女を守ろうとしていたことに気づき、ひどく感動したそうです。

5.ダイアン・キャロルはドラマが人種差別をなくすことを願っていた

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シーズン4でダイアン・キャロルがブレイクの異母妹ドミニク役で登場します。ダイアンはアフリカ系アメリカ人の黒人。そして当時連続ドラマに出演していたアフリカ系アメリカ人はダイアンだけでした。

彼女はこの超人気ドラマへのレギュラー出演が人種差別を取り払うきっかけになることを心強く願っていたそうです。

6.ドラマ関連商品は大ヒット!

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ドラマの人気にあやかり多くの商品が発売されました。

そしてそのほとんどがヒット商品となり爆発的売り上げを記録したのです。商品にはパンスト、「Forever Krystle(クリストルよ永遠に)」という名の香水、タキシード、ドレス、手作りのアレクシスとクリストルの人形などなど。どれも高額な商品ですが驚異的な売り上げを記録しました。

7.こんな偶然も!?

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シーズン9のエピソード8でブレイク・キャリントン(ジョン・フォーサイス)とクリストルが2度目の結婚式を行います。このエピソードが放送された日は、彼らが初めて結婚式を挙げた日からちょうど8年経過した日でした。

8.キャストはシーズン5の終わり方を伝えられていなかった!?

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シーズン5の最終エピソードでウェディング会場にテロリストが潜入して大殺戮が行われます。

シーズン6が始まるまで多くの視聴者が誰が死んで、誰が生き残ったのか分からないモヤモヤした状態が続きました。そしてそのモヤモヤはキャストもまた同じだったのです。

9.エミー賞は1回しか受賞していない!?

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アメリカでは超人気ドラマだった『ダイナスティ』はテレビ界のアカデミー賞と言われるエミー賞に何と24回もノミネートされていました。

しかし、賞を受賞したのはたった1度。さらに衣装デザインでの受賞だけでした。

10.あの象徴的なシーンの撮影秘話!?

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ドラマ内で最も有名なシーンの1つとしてクリストルとアレクシス(ジョーン・コリンズ)が深い池の中で喧嘩を行うシーンが挙げられます。

しかしこのシーンにはある秘密があったのです。それは池の深さ。ドラマ内では深く見える池ですが、実際はひざ丈くらいのとても浅い池でした。何とこのシーンを撮るのに丸1日かかったそうです。

11.あのライバルドラマの主人公がモチーフのキャラクターがいた!?

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『ダイナスティ』のライバルドラマといえば『ダラス』。2作品とも石油関係の仕事についている大富豪一家の愛憎劇を描いたものです。

本作のメインキャラクター、アレクシスのモデルとなったキャラクターは『ダラス』の主人公J.R.ユーイング(ラリー・ハグマン)だと言われています。

2人とも目的遂行のためなら悪事も行う、性的に魅力的であるなどの共通点を持っていました。

12.あの大女優がクリストルを演じていたかもしれない!?

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実はリンダ・エヴァンスにクリストル役をオファーする前、制作陣がオファーしていたのは大女優アンジー・ディキンソンだったそうです。

彼女がオファーされた時、ドラマタイトルはまだ「オイル」でした。彼女は役を断り、プロデューサーにドラマはどうなったのかと尋ねます。彼女はドラマが『ダイナスティ』という名に変わって放送されていることを知らなかったのです。

アンジーはTVシリーズ「女刑事ペパー」の主人公ペパー役で広く知られていました。他に1959年公開の映画『リオ・ブラボー』、1980年公開の映画『殺しのドレス』などが代表作です。