日本の50代俳優はかっこいいおじさん揃い!ベテランランキングTOP20

2017年7月13日更新

映画やドラマなどで活躍する、円熟した50代の俳優たち。キャリア上の実績はもちろん、人生の波風を経た渋さのあるかっこよさはとても魅力的です。ここでは輝いた50代を送っている日本の俳優20人を、芸歴の長さによるランキング形式でご紹介します。

渋い演技で作品を支える、かっこいい50代のおじさん俳優たち!

映画・ドラマ・舞台など数々の作品における華やかな実績をひっさげ、いよいよ円熟味を増す50代を迎えた俳優たち。フレッシュでみずみずしい若手にはない渋い個性や安定感は、50代俳優ならではの魅力だと言えるでしょう。 ここでは、2017年7月現在50代の俳優20人をご紹介しますが、あえて年齢順ではなく、芸歴の長さによるベテランランキング形式で並べてみました。すると意外に早いデビューの人や、逆のパターンなど思いも寄らぬ事実が判明するかもしれません。 またデビューの経緯や略歴だけでなく最近の活躍にも注目し、かっこいい50代俳優たちの今と魅力に迫ってみたいと思います。

同率19位:石丸幹二

石丸幹二は1965年8月15日生まれで愛媛県新居浜市出身です。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後、1990年に劇団四季のミュージカル『オペラ座の怪人』でラウルを演じ、俳優デビューしました。 17年間看板俳優として活躍後、2007年の退団後はテレビドラマや映画にも挑戦します。石丸の名を一躍有名にしたのが、2013年の大ヒットドラマ『半沢直樹』で演じた強烈な悪徳支店長の浅野匡役でした。その熱演が高く評価され、同じく池井戸潤原作の『ルーズヴェルト・ゲーム』でも三上文夫役に抜擢されています。 その後は大河ドラマ『花燃ゆ』や朝ドラ『とと姉ちゃん』にも出演するなど、人気俳優として様々な話題作に出演しています。また、藝大で学んだクラシックの素養を生かし、2017年4月からは人気音楽番組『題名のない音楽会』の司会者を務めています。

同率19位:神保悟志

1962年12月3日静岡県に生まれた神保悟志は、歯科技工士の専門学校で学ぶため上京しましたが、実は高校の頃から俳優志望でした。1990年に大河ドラマ『翔ぶが如く』で俳優デビューします。明治編の第二部に神林吾郎という端役での出演でした。 地味な役柄続きながらも堅実にキャリアを重ね、2003年にいよいよ神保の当たり役と呼ばれることになるドラマ作品に出会います。『相棒』のseason2から警視庁の警務部首席である大河内春樹を演じて人気沸騰。以後レギュラーとして出演を続けています。 他方、様々な連続ドラマや2時間サスペンスなどで個性的な演技を披露し、独特のクールな存在感を放つ名バイプレーヤーの地位を築きました。私生活では、ドラマでの共演をきっかけに、元宝塚の女優・鮎ゆうきと2001年に結婚しました。2人はおしどり夫婦として有名です。

同率17位:上川隆也

上川隆也は1965年5月7日生まれで東京都出身です。大学在学中から演劇に熱中し、1989年に「演劇集団キャラメルボックス」に入団しました。同年に『サンタクロースが歌ってくれた』の平井太郎役で役者デビューを果たしています。 劇団の看板俳優として活動するかたわら、1995年に主演したNHKドラマ『大地の子』の陸一心役が注目されて高い評価を得ます。その後の活躍は目覚ましく、2006年には大河ドラマ『功名が辻』の主人公・山内一豊役に抜擢されるに至りました。 2009年には「キャラメルボックス」を退団しますが、引き続き舞台でも2010年の『ヘンリー六世』で読売演劇大賞優秀男優賞を受賞するなど確かな実績を残しています。シリーズとなったドラマ『花咲舞が黙ってない』の相馬健役などのほか、人気バラエティ『ぐるナイ』のレギュラーとして活躍していたのも記憶に新しいでしょう。

同率17位:豊川悦司

1962年3月18日大阪府八尾市に生まれた豊川悦司は、大学在学中から演劇を始め、渡辺えり子の「劇団3○○」に入団してキャリアをスタートさせました。1989年に映画『君は僕をスキになる』、ドラマ『嫁・姑・大姑・3』で役者デビューを果たしています。 1995年のドラマ『愛していると言ってくれ』が高視聴率を記録し、常盤貴子演じるヒロインの相手役・榊晃次を演じた豊川も一躍人気俳優に躍り出ました。同年には映画『Love Letter』で秋葉茂を演じ、こちらでも数々の賞を受賞しています。その他の代表作には『愛の流刑地』の村尾菊治役、『20世紀少年』のオッチョ役などがあります。 2017年には2部作となった話題の映画『3月のライオン』において、主人公・桐山零の師匠・幸田柾近役で登場しました。どこか武骨なクールさが漂う存在感は今も変わりません。

16位:香川照之

香川照之は、1965年12月7日に歌舞伎役者・二代目市川猿翁と女優・浜木綿子の間に生まれました。東京大学文学部卒業の翌1989年に大河ドラマ『春日局』における小早川秀秋役で正式デビューを果たします。が、その前年から端役での出演経験がありました。 ドラマや映画で様々な役柄をこなし、大河ドラマ4作目の出演となった2002年の『利家とまつ』の豊臣秀吉役で広く知られるところとなります。映画『ゆれる』やドラマ『坂の上の雲』における正岡子規役などを経て次第に頭角を現し、2013年の大ヒットドラマ『半沢直樹』で演じた強烈な大和田常務役で、演技派随一の地位を確立しました。 2011年9月には九代目市川中車を襲名し、香川照之名で行う俳優業と二足のわらじで活躍しています。2016年の映画『クリーピー 偽りの隣人』におけるサイコパスな隣人役、2017年放送のドラマ『小さな巨人』における小野田義信役など、近年の作品でも変わらず香川らしい強い存在感を残す怪演をみせています。

15位:阿部寛

1964年6月22日神奈川県横浜市に生まれた阿部寛は、大学在学中から『メンズノンノ』などのカリスマモデルとして若者に絶大なる人気を誇っていました。モデル業と並行し、1987年には映画『はいからさんが通る』の伊集院忍役で俳優デビューも果たします。 しばらくは単純な二枚目の役柄ばかりでしたが、つかこうへいの芝居『熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン』で演じたバイの刑事役が注目されます。2000年のドラマ『トリック』で演じた三枚目の上田次郎役により人気俳優の地位を築き上げました。独特のコメディセンスを開花させ、2006年の主演ドラマ『結婚できない男』や2012年の『テルマエ・ロマエ』を大ヒットさせています。 その後は映画・ドラマとも堂々と話題作で主演を飾っています。ドラマでは2015年の『下町ロケット』の主人公・佃航平役、映画では2017年公開の『恋妻家宮本』で天海祐希と共演し話題になりました。モデル出身者の中でも最も成功した俳優の一人です。

14位:寺島進

寺島進は1963年11月12日東京都生まれです。スタントマンなど裏方を経て、1985年のドラマ『私鉄沿線97分署』で俳優デビュー、翌年に松田優作監督作『ア・ホーマンス』の組員役で映画デビューも果たしています。 性格俳優として寺島の名が広く知られるようになったのは一連の北野武監督作です。1989年の『その男、凶暴につき』、93年の『ソナチネ』など北野映画になくてはならない俳優の一人となりました。 得意とするヤクザやチンピラ役で強烈な個性を放つ一方、次第に演技の幅を広げて名バイプレーヤーとして活躍するようになります。『踊る大捜査線』シリーズで演じた木島丈一郎役は寺島の当たり役となり、木島を主人公に据えたスピンオフも製作されるほど人気者となりました。

同率11位:吉田鋼太郎

吉田鋼太郎は1959年1月14日生まれで東京都出身です。学生の頃から演劇サークルに所属し、大学中退後は劇団四季やシェイクスピア・シアターなど経て1997年に劇団AUNを結成するなど舞台中心の活動を続けてきました。デビューそのものは、端役で出演した1985年のドラマ『子供が見てるでしょ!』です。 舞台における名役者の地位を確立する一方、2010年前後から積極的にテレビや映画に出演するようになります。2013年の大ヒットドラマ『半沢直樹』で演じた主人公の上司・内藤寛役、さらに翌年の朝ドラ『花子とアン』で演じた嘉納伝助役で、幅広い層に知られる人気俳優となりました。 その後の引っ張りだことも言える目覚ましい活躍ぶりは驚くばかりです。2016年1月には4回目の結婚を発表するなど、プライベートでもモテ男ぶりを発揮しています。

同率11位:堤真一

1964年7月7日兵庫県西宮市に生まれた堤真一は、高校卒業後に千葉真一の「ジャパンアクションクラブ」に所属し、 1984年のミュージカル『ゆかいな海賊大冒険』で役者デビューしました。下積み時代は一時、真田広之の付き人をしていたこともあります。 1996年のドラマ『ピュア』の沢渡徹役、2000年の『やまとなでしこ』における中原欧介役などトレンディドラマにおけるヒロインの相手役で一躍に注目を集めるようになります。2005年の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で演じた熱き父親・鈴木則文役で数々の賞を受賞し、実力派俳優の地位を確立しました。その後の活躍は目覚ましく、『クライマーズ・ハイ』や『容疑者Xの献身』など数多くの話題作に主演しています。 最近はコミカルな一面も披露し、2017年のドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』の主人公や、またCMなどでもユニークな個性を発揮しています。

同率11位:哀川翔

哀川翔は1961年5月24日徳島県に生まれましたが、父親の仕事の関係で全国を転々としながら育ちました。路上でパフォーマンスを繰り広げる「劇男一世風靡」の一員となり、1984年に「一世風靡セピア」のメンバーとして正式デビューを果たします。 同グループは1989年に解散するまで数々のヒット曲を放った一方、それと前後して哀川は次第に俳優としても注目される存在になります。1988年のドラマ『とんぼ』で演じた水戸常吉役がきっかけとなり、様々な映画やドラマの主要キャストに抜擢されるようになりました。とりわけVシネマでは『借王』など数多くの人気シリーズに主演し、「帝王」の異名を持っています。 プライベートでは5人の子を持つ良き父親として、バラエティ番組などにもたびたび出演し、人気俳優の顔とはまた違う一面を披露しています。次女の福地桃子も女優デビューを果たし、親子共演が話題になりました。

同率6位:松重豊

松重豊は1963年1月19日生まれで福岡県出身です。大学で演劇学を学び、三谷幸喜の「東京サンシャインボーイズ」に参加して1983年に舞台デビューしました。大学卒業後は蜷川幸雄の劇団で経験を積み、退団後は舞台、テレビ、映画など様々な場で地道にキャリアを積んできました。 実力のある名脇役として徐々にその才能が認められる中、2012年にスタートした『孤独のグルメ』に井之頭五郎役で主演し、一躍幅広い知名度を得ることになります。ドラマは2017年現在も続く人気シリーズとなり、文字通り松重の代表作となりました。 映画では2012年公開『アウトレイジ ビヨンド』の繁田役が高い評価を受けたほか、『深夜食堂』の剣崎竜役も印象に残る演技でした。2017年の月9ドラマ『貴族探偵』では、執事の山本役で登場しました。