2020年6月29日更新

名脇役俳優35人を紹介!【作品を支える実力派バイプレイヤー】

滝藤賢一
©️ciatr

作品を陰で支え、主役とは違った重要な役割を持つ脇役。そんな脇役を、高い演技力から務めることができる「名脇役」俳優を35人挙げてみました。長く役者の世界で活躍する大物から、芸を磨き続ける中堅まで、様々な実力派をご紹介します!

目次

作品に色を添える実力派脇役俳優を35人紹介!

映画やドラマ、多くの作品で欠かせない「脇役」という存在。主役を引き立てるのはもちろんですが、作品に色を添え、深みを加える重要な存在であり、高い演技力と個性が求められます。ときには主役以上の存在感を示すことも!? 最近は、そんな脇役俳優にもスポットライトがあたり、幅広い人気を持つ人も多くなりました。 そこで今回は、名脇役・名バイプレーヤーとも呼ばれる俳優を、35人紹介しましょう。

1. 滝藤賢一(たきとう けんいち)

滝藤賢一は、1976年11月2日生まれ、愛知県出身です。もともとは映画監督を目指し上京しましたが、映画『バレット・バレエ』のオーディションに合格したことで俳優の道に進みます。1998年からは俳優養成所「無名塾」に在籍。舞台を中心に活動を続け、2010年には映画『踊る大捜査線THE MOVIE3』に出演したことをきっかけに知名度が上がり、その演技力と繊細な存在感が広く認められるようになりました。 2013年にはドラマ『カラマーゾフの兄弟』での入江悟史役、とりわけ大ブームとなったドラマ『半沢直樹』での近藤直弼役は高く評価され、注目を集めました。 2018年のドラマ『探偵が早すぎる』では、主演を務めています。

2. 野間口徹(のまぐち とおる)

野間口徹は、1973年10月11日生まれ、福岡県出身です。大学時代に先輩からの誘いがきっかけで演劇活動を始め、俳優を目指すようになります。卒業後上京しますが、CMやドラマの端役といった下積み生活が長く続きます。ようやく2007年になって、ドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四系』の田中一郎役で注目を集めました。 その後は、2012年のドラマ『ダーティ・ママ!』で警察官・赤石平介役、2013年のドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』第2シリーズで医師・鶴田匠役など、たくさんの作品で活躍。最近の映画でも、『シン・ゴジラ』立川始役、『海賊とよばれた男』柏井耕一役、『キセキ −あの日のソビト–』の売野役など、話題作への出演が続いています。

3. 甲本雅裕(こうもと まさひろ)

甲本雅裕は、1965年6月26日生まれ、岡山県出身です。ミュージシャンとして活躍する甲本ヒロトの弟としても有名。1989年から劇団「東京サンシャインボーイズ」に俳優として在籍、全公演に出演し演技力を磨きました。1994年以後、同劇団からは充電期間に入りますが、1997年にドラマ『踊る大捜査線』で緒方薫役を演じたことから注目を集めるようになりました。 その後は、2003年のドラマ『ブラックジャックによろしく』における医師・久米憲一役、2010年のドラマ『てのひらのメモ』の裁判員役など、役柄に応じて演じ分ける独特の個性と演技力で作品を支えています。

4. 田中哲司(たなか てつじ)

田中哲司は、1966年2月18日、三重県出身です。上京後は専門学校に通っていましたが、20歳の時に日本大学芸術学部演劇学科に入学し、いよいよ俳優を目指すようになります。1994年ころから蜷川カンパニーやZAZOUS THEATER、tptなどの公演をはじめ数々の舞台に出演、また同年には愛の劇場『ぽっかぽか』でドラマデビューしました。 TBS月曜ミステリー劇場での刑事役をはじめ、ドラマ『ゴーストライター』での雑誌編集長など数々の作品で、名バイプレーヤーとして活躍していくようになります。2015年には舞台『RED レッド』のマーク・ロスコ役で第50回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞し、その高い演技力が評価されました。 2014年には、ドラマでの共演がきっかけで知り合った仲間由紀恵と結婚しました。

5. ムロツヨシ

ムロツヨシは、1976年1月23日生まれ、神奈川県出身です。東京理科大学に入学するも、たまたま観た舞台に感銘を受けたことから大学を中退し、俳優養成所に入ります。養成所を卒業してからは小劇場のオーディションを受けながら、地道に端役での俳優活動を続けるという、長い下積み生活を送りました。 2005年のドラマ『踊る大捜査線』の倉橋大助役や、映画『サマータイムマシン・ブルース』の石松大悟役が注目され、次第にドラマや映画への出演が増えていきます。毎クール連続してドラマに出演するようになり、2017年冬期には『スーパーサラリーマン左江内氏』に小池役で登場しています。 また、2008年からは自身が脚本・演出・出演を務める舞台「muro式」をスタートさせ、ルーツでもある舞台でも引き続き活動しています。 2018年にはドラマ『大恋愛〜僕を忘れる君と』に主演。2020年の『親バカ青春白書』にも主演を務めます。

6. 吉田鋼太郎(よしだ こうたろう)

吉田鋼太郎は、1959年1月14日生まれ、東京都出身です。高校時代より役者に憧れ、大学に入学するも中退。劇団四季や様々な劇団を転々としたのち、1997年に演出家・栗田芳宏と共に劇団「AUN」を立ち上げました。舞台での活動を中心に俳優として活躍していましたが、その高い演技力と圧倒的な存在感から、次第に映像の世界でも注目されるようになります。 2013年には大ヒットドラマ『半沢直樹』で正義感ある上司・内藤寛役を熱演。2014年にはNHK連続テレビ小説『花子とアン』の嘉納伝助役で魅力的な大人の男を演じ、一躍人気俳優となりました。 2018年からは、「おっさんずラブ」シリーズで男性部下に恋する部長を演じ、これまでのイメージを覆しました。

7. 松重豊(まつしげ ゆたか)

『孤独のグルメ』

松重豊は、1963年1月19日生まれ、福岡県出身です。大学卒業後の1986年、劇団「蜷川スタジオ」に入団。劇団退団後は事務所に所属せず、地道にフリーとしてVシネマを中心に俳優活動を続けていました。下積み時代は長く、会社員をしながら生活費を稼ぐという生活も送っていたようです。1992年公開の映画『地獄の警備員』に出演したことがきっかけとなり、少しずつ脇役として注目を集めていくようになりました。 2012年には、主演・井之頭五郎役を演じたドラマ『孤独のグルメ』が大ヒット。また、2014年には人気ドラマ『HERO』の第2シリーズで検事・川尻健三郎役を演じ、注目を集めました。今や、実力派俳優として様々な作品でなくてはならない存在です。 2017年から2018年に放送された「バイプレイヤーズ」シリーズや、2019年のドラマ『アンナチュラル』などでも知られています。

8. 荒川良々(あらかわ よしよし)

荒川良々は、1974年1月18日生まれ、佐賀県出身です。劇団「大人計画」に所属し、1999年ごろからドラマ・映画・舞台に出演するようになります。非常に個性的な雰囲気と、ポッチャリ体型の坊主頭といった見た目の印象の強さから個性派俳優として注目を集め、CMのサブ・キャラとしてもしばしば登場するようになります。 2006年には映画『嫌われ松子の一生』で松子の自殺を止め恋人となる男性・島津賢治を演じ、注目されます。そして、2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』における北三陸駅・副駅長の吉田正義役で、一躍人気俳優となりました。 2016年にはドラマ『重版出来!』でコンプレックスを持った漫画編集者・壬生平太を演じるなど、コミカルな役からシリアスな役までこなす名脇役として個性的な存在感を放っています。 2019年には大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』や、『俺のスカートどこ行った?』などに出演しました。

9. 佐藤二朗(さとう じろう)

佐藤二朗は、1969年5月7日生まれ、愛知県出身です。大学卒業後、俳優養成所へ入りますが、劇団への入団試験に失敗し一時期はサラリーマンに。しかし、俳優への想いは断ちがたく、1996年に自身が作・出演も務める演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げします。その後、劇団「自転車キンクリート」へ入団したことをきっかけにサラリーマンを辞め、本格的に俳優の道に進みました。 30代からは、舞台だけでなくドラマ・映画にも出演するようになり、活動の幅を広げていきます。2011年にはドラマ『勇者ヨシヒコと魔王の城』に出演し、旅のお告げを伝える仏の役でコミカルな演技をみせ注目を集めました。 今や映画やドラマで引っ張りだこの名脇役となり、2017年には映画『恋妻家宮本』の五十嵐幸次役、そして実写版『銀魂』で武市変平太役を務めました。2017年の『過保護のカホコ』や2019年の『今日から俺は!!』でも存在感を示しています。

10. 安田顕(やすだ けん)

安田顕は、1973年12月8日生まれ、北海道出身です。大学時代から演劇研究会に所属し、1996年に大学の後輩でもある大泉洋らと劇団ユニット「TEAM-NACS」を結成します。 北海道を拠点として活動していましたが、TEAM-NACSのメンバーが出演するバラエティ番組『水曜どうでしょう』が大ヒット。その人気は全国に広がり、東京での仕事も増えていきます。安田顕も、個人での仕事や、本業である俳優としての活動が増えていきました。 2006年の大河ドラマ『功名が辻』の宇喜多秀家役、2013年のドラマ『みんな!エスパーだよ!』教授役、2015年の大ヒットドラマ『下町ロケット』山崎光彦役など、多彩な役柄を演じ分けることのできる中堅名脇役として活躍しています。 2019年には朝ドラ『なつぞら』にも出演しました。

11. 戸次重幸(とつぎ しげゆき)

戸次重幸は、1973年11月7日生まれ、北海道出身です。大学時代から演劇研究会で演劇を学び、1996年に大泉洋・安田顕らと劇団ユニット「TEAM-NACS」を結成します。2000年からは芸能事務所に所属し北海道のローカルタレントとして活動開始、2001年には舞台デビューも果たしました。2005年、ドラマ『1リットルの涙』に出演したことをきっかけに東京での仕事が多くなっていきます。 2008年頃からはドラマでのレギュラー出演も増え、2016年には『孤独のグルメ』を手掛けたスタッフらが制作した異色ドラマ『昼とセント酒』で主人公・内海孝之を演じ、話題になりました。 2019年には『おっさんずラブ-in the sky-』に出演し、さらに多くのファンを獲得しています。

12. 鈴木浩介(すずき こうすけ)

鈴木浩介は、1974年11月29日生まれ、福岡県出身です。小学生の頃から俳優・西田敏行に憧れ、西田と同じ舞台に立ちたいがため、劇団「青年座」の研究生になりました。なかなか役者として芽が出なかったものの、2007年にドラマ『LIAR GAME』への出演でブレイク。通称・キノコこと福永ユウジを演じ、癖のあるキャラクターで視聴者に強い印象を残しました。 その後は、2012年のドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』原守役や、2014年のドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』における笹本俊介役など、数々のヒット作に出演。個性的なキャラクターを演じ、作品を盛り上げる存在として注目を集めています。

13.寺島進(てらしま すすむ)

寺島進は、1963年11月12日生まれ、東京都出身です。デビューする前から、殺陣師・宇仁貫三のもとに弟子入りし殺陣について学んでいました。その稽古場に訪れた俳優・松田優作に見初められたことをきっかけに映画『ア・ホーマンス』に出演し、俳優デビューを果たします。 さらに、北野武初監督作品『その男、凶暴につき』のオーディションに合格し、殺し屋の手下・織田役を演じて注目を集めます。その後は北野作品の常連となり、『ソナチネ』『HANA-BI』などでは独特の存在感を放ちました。 Vシネマへの出演も多く、極道や悪役の印象が強いですが、2010年には土曜ワイド劇場『再捜査刑事・片岡悠介シリーズ』でコミカルな刑事・片岡悠介役を演じ、2016年には戦闘ヒーロー作品『動物戦隊ジュウオウジャー』で彫刻家のおじさん・森真理夫役を演じるなど、様々な役柄を演じ分ける実力派として高く評価されています。

14.勝地涼(かつじ りょう)

勝地涼は、1986年8月20日生まれ、東京都出身です。スカウトをきっかけに芸能界に入り、2000年にドラマ『千晶、もう一度笑って』に出演。14歳頃のデビューだったため、主人公の少年役などで数々のドラマに出演するようになります。演技に対しては負けず嫌いといった一面を持ち、着実に実力をつけながらキャリアを積んでいきました。 2005年には映画『亡国のイージス』如月行役で日本アカデミー賞新人賞を受賞します。そして、2013年のNHK連続テレビ小説『あまちゃん』における、あだ名「前髪クネ男」のアイドル・TOSHIYA 役で、一躍注目を集めました。 その後は2015年のドラマ『ど根性ガエル』五郎役、2014年の映画『クローズEXPLODE』小岐須健一役や『バンクーバーの朝日』ケイ北本役など、続々と話題作に出演。 2007年の人気ドラマ『ハケンの品格』につづき、2020年に放送がはじまった第2期にも出演してます。

15. 平山浩行(ひらやま ひろゆき)

平山浩行は、1977年10月17日生まれ、岐阜県出身です。高校卒業後に上京しますが、劇団などには所属せず、アルバイトをしながら役者のオーディションを受けるという生活を送っていました。2003年、ついにドラマ『高原へいらっしゃい』のオーディションに合格し、ホテルの従業員役でデビュー。以後、芸能事務所に所属し、様々な作品に脇役として出演を重ねていきました。 端整な容姿とクールな演技は次第に注目を集め、2014年のドラマ『S-最後の警官-』における警察官・速田仁役、ドラマ『ディア・シスター』で主人公の深沢葉月の結婚相手・萩原陽平役などで人気を得ます。演技力はもちろん、爽やかなルックスは女性からも人気が高く、これからますます活躍が期待される俳優です。 2017年の映画『昼顔』や、2019年のドラマ『これは経費で落ちません!』への出演でも知られています。

16. 田口トモロヲ(たぐち ともろを)

田口トモロヲは、1957年11月30日生まれ、東京都出身です。1978年に劇団「発見の会」に入団し、1982年に映画『俗物図鑑』で俳優デビューを果たしました。1985年には演劇集団「劇団健康」の立ち上げに参加するも、3回の公演で退団。 俳優としてピンク映画を中心に出演を重ねていましたが、1989年に放送された実話ドラマ『シャボン玉の消えた日』で植木等役、さらに映画『鉄男』の主演で、大きな注目を集めました。 その後は、映画を中心に、またドラマや舞台で幅広い活動を続けていますが、最近は俳優業だけに留まらず、ナレーターとしての活躍が目立ちます。NHKの人気ドキュメンタリー番組『プロジャクトX~挑戦者たち~』、ドラマ『ハケンの品格』や『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズなどで、渋い声を披露しています。

17.新井浩文(あらい ひろふみ)

新井浩文は、1979年1月18日生まれ、青森県出身です。「有名になりたい」という理由で高校を中退し上京します。行きつけの屋台で映画監督・荒戸源次郎に偶然会ったことをきっかけに、まず女優・大楠道代の付き人を務めることになりました。その後、2001年に映画『GO!』元秀役でついに俳優デビューを果たしています。 2012年のNHKドラマ『開拓者たち』で演じた開拓移民役が高評価を受け、また同年、映画『アウトレイジ ビヨンド』で木村一派の小野を演じ、第22回東京スポーツ映画大賞男優賞を受賞しました。 その後は、2013年の映画『永遠の0』景浦介山役、2014年の『百円の恋』狩野祐二役、ドラマでは2015年の『下町ロケット』富山敬治役やNHK大河ドラマ『真田丸』加藤清正役など、数々の話題作に出演しました。

18.大倉孝二(おおくら こうじ)

大倉孝二は、1974年7月18日生まれ、東京都出身です。舞台芸術学院を卒業後、劇団「ナイロン100℃」の入団テストに合格。1995年に舞台デビューを果たし、以来、同劇団の看板役者として活躍しています。 1998年、ドラマ『踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル』出演がきっかけで、映像の世界にも進出します。2002年の映画『ピンポン』における奇抜なアクマ役で、その独特の存在感が一躍注目を集めました。 2007年公開の映画『舞妓Haaaan!!!』大下役や、2011年のドラマ『デカワンコ』柳誠士郎役など、数々の話題作出演が続き、映像と舞台の両方で幅広く活躍する演技派として高い評価を受けています。 2018年にはドラマ『アンナチュラル』、2019年の『俺のスカート、どこ行った?』に出演。映画では『検察側の罪人』(2018年)や『見えない目撃者』(2019年)などに出演し、その活躍はとどまるところを知りません。

19. 遠藤憲一(えんどう けんいち)

遠藤憲一は、1961年6月28日生まれ、東京都出身です。高校を中退して役者の道を目指し、劇団『無名塾』の選抜試験に見事合格。俳優として活動をスタートさせましたが、劇団の規律の厳しさなどから10日で離脱し、劇団フジ・東京宝映(現在の宝映テレビプロダクション)に移籍しました。1983年、『壬生の恋歌』でドラマデビューしています。 それからは主に時代劇やVシネマといった作品で、悪役として出演を続けます。2009年、強面ながらも小心者というパン屋の店主・村上康史を演じたドラマ『白い春』が大ヒットし一躍注目を集めました。 その後は、2014年の映画『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』赤桐一美役や、2016年のドラマ『お義父さんと呼ばせて』大道寺保役など、シリアスな役からコミカルな役まで様々な役柄を演じわける実力派として、高い人気を誇る俳優となりました。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』では上杉景勝を演じ、強い印象を残しました。 2017年の朝ドラ『わろてんか』や2018年の大河ドラマ『西郷どん』、2019年には『ラジエーションハウス〜放射線科の診断レポート〜』にも出演し、コンスタントに活動をつづけています。

20. 矢柴俊博(やしば としひろ)

矢柴俊博は、1971年10月2日生まれ、埼玉県出身です。大学在学中から演劇サークル「劇団森」やパントマイム集団「舞夢踏」に所属。 1994年には「劇団森」出身者を中心に演劇企画ユニット「CAB DRIVER」を結成しました。大学卒業後は損保会社で働きながら俳優活動を続けます。2004年に演出・出演を務めた舞台『七部袖、ほくろ』がパルテノン多摩小劇場フェスティバルでグランプリを獲得したことから芸能事務所に入り、本格的な俳優活動に入りました。 2004年に出演したみずほ銀行のCMで注目を集めます。その後は、ドラマ『Ns’あおい』佐伯龍之介役や、ドラマ『救命病棟24時』第4シリーズで野口昭光役など、ヒット作への出演が続き、キャリアを重ねていきました。今や様々なドラマや映画で、強い印象を残す名脇役の一人として高く評価されています。 2019年には朝ドラ『まんぷく』や、『きのう何食べた?』など話題作に出演しました。

21. 生瀬勝久(なませ かつひさ)

生瀬勝久は、1960年10月13日生まれ、兵庫県出身です。同志社大学入学後、槍魔栗三助と名乗り「喜劇研究会」「第三劇場」「そとばこまち」といった劇団で俳優活動を開始。 大学卒業後、1988年には劇団「そとばこまち」の4代目座長として、俳優のみならず劇作家・演出家としても活動するようになっていきます。1990年代半ばに活動拠点を関西から関東へと移し、映像の世界へと進出することになりました。 2000年のドラマ『トリック』で警部補・矢部謙三役を演じ、一躍注目されます。その後は、数々のドラマ・映画に抜擢される演技派俳優として評価を得ていきました。 2009年には映画『ヤッターマン』でボヤッキー役という個性的なキャラクターを演じ、2016年にはドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』で鍋島久志という刑事役でシリアス演技を見せるなど、どんな役柄をこなす名バイプレーヤーとして活躍しています。 2013年の『八重の桜』勝海舟役はじめ、NHK大河ドラマにはこれまで7作品に出演。3作品目となるNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』では、ヒロインの父親・坂東五十八役を演じています。 2019年に出演したドラマ『あなたの番です』も注目を集めました。

22. 梶原善(かじはら ぜん)

(画像左) 梶原善は、1966年2月25日生まれ、岡山県出身です。1985年、知人だった松重豊の紹介で劇団「東京サンシャインボーイズ」の公演に参加し、その後は正式に劇団員として活動を開始します。数々の舞台を踏み、劇団が活動を休止してからも主宰者である三谷幸喜が監督を務める作品に多数出演していくことになります。 ドラマでは『古畑任三郎シリーズ』や『王様のレストラン』、映画では『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』『清洲会議』など。三谷幸喜作品以外にも、2010年のNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』戌井慎二役や、2015年のドラマ『サムライせんせい』小見山喜一役など、味わいのある独特の存在感で、個性を発揮しています。 2019年には、ドラマ『わたし、定時で帰ります』にも出演しました。

23. 相島一之(あいじま かずゆき)

相島一之は、1961年11月30日生まれ、埼玉県出身です。大学在学時、劇団の入団テストに合格し演劇の世界に進みます。1987年には三谷幸喜が主宰する「東京サンシャインボーイズ」に入団し、本格的に俳優の道へと進みました。 1991年の映画『12人の優しい日本人』や2006年の『THE 有頂天ホテル』など三谷作品はもちろん、様々な映画やドラマの脇役で活躍しますが、2008年に病気のため一時俳優を休養しました。 無事復帰後は、2011年の映画『ステキな金縛り』、2012年のドラマ『サマーレスキュー~天空の診療所~』岡村忠志役や、2015年のドラマ『掟上今日子の備忘録』敷原館長役など、病気前と変わらぬ独特の存在感で数々の脇役を演じ、作品を盛り立てています。 2020年の朝ドラ『エール』にも出演しています。

24. 要潤(かなめ じゅん)

要潤は、1981年2月21日生まれ、香川県出身です。高校卒業後に俳優を目指して上京。バイト先でスカウトされ芸能界入りを果たしました。2001年に『仮面ライダーアギト』の主演・氷川誠/仮面ライダーG3役で俳優デビューします。2002年放送の昼ドラ『新・愛の嵐』で鳥居猛役を演じたことがきっかけとなり、一躍人気俳優の仲間入りを果たしました。 その後、2006年の映画『UDON』における青木和哉役や、2015年のドラマ『エイジハラスメント』佐田航一役など、数々の映画やドラマに出演。その他、CMやバラエティー番組でも活躍しています。NHKの『タイムスクープハンター』における沢嶋雄一役も、人気を博しました。 2018年には映画『スマホを落としただけなのに』、2019年には人気マンガの実写映画『キングダム』にも出演しています。

25. 柄本佑(えもと たすく)

柄本佑は、1986年12月16日生まれ、東京都出身です。父は柄本明、母は角替和枝という俳優一家に生まれ、子供の頃から芸能界を身近な環境として育ちました。2001年、15歳の時に映画『美しい夏キリシマ』のオーディションで主人公役を勝ち取り、俳優デビューを果たします。その後、映画監督の勉強もするため、早稲田大学芸術学校の空間映像科に通いながら、俳優業を続けました。 性格俳優として、様々な役柄を幅広く演じ分ける若手実力派として、デビュー後も多くの映画やドラマに出演し続けています。2014年の映画『青天の霹靂』、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の眉山惣兵衛役も話題になりました。 2010年に映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』で共演した安藤サクラとの結婚。 2019年には朝ドラ『なつぞら』と、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』にも出演しました。

26. 中村靖日(なかむら やすひ)

中村靖日は、1972年11月15日生まれ、大阪府出身です。武蔵野美術大学に入学後、一学年上の監督による卒業制作映画に俳優として出演したことがきっかけとなり、演技の道へと進むことになります。大学院修了後の1997年に映画『東京夜曲』に出演し、本格的に俳優としての活動をスタートさせました。 2005年には映画『運命じゃない人』の宮田武役で主演し、一躍注目を集めます。2007年からはNHKのコントバラエティ番組『サラリーマンNEO』にレギュラー出演し、演技の幅を広げると同時に俳優としても人気を集めていきました。その後、脇役として様々な映画やドラマに出演し、特異な存在感を放っています。

27. 井浦新(いうら あらた)

井浦新は、1974年9月15日生まれ、東京都出身です。大学在学中にスカウトされモデルとして活動を開始します。その後、1999年に公開された映画『ワンダフルライフ』のオーディションに合格し、主人公・望月隆役で幸運な俳優デビューを果たしました。2002年に映画『ピンポン』で演じた月本誠役が話題となります。メガネ姿で人気を集め、「メガネ男子」という言葉も流行しました。 モデルらしいスタイルと甘いルックスで、女性からの人気も高く、2010年の映画『ソラニン』における元ミュージシャン・冴木隆太郎役、2010年の映画『君に届け』における教師・荒井一市役など、ラブストーリーを引き立てる大人の男性として活躍しています。また、NHK Eテレの『日曜美術館』におけるMCなど、芸術に対する造詣の深さもよく知られています。 2018年のドラマ『アンナチュラル』や、2019年の『ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー』でも、存在感を見せつけました。

28. 吉沢悠(よしざわ ひさし)

吉沢悠は、1978年8月30日、東京都出身です。高校卒業後の1997年、夢カラオケオーディションで準グランプリを受賞し、芸能界入りします。1998年にはドラマ『青の時代』で木村マサシ役を演じ、俳優としての活動をスタートさせました。2005年には約1年間、仕事を見つめ直すなどといった理由から芸能活動を休止しますが、その後復帰し、着実にキャリアを重ねていきます。 2014年ドラマ『明日、ママがいない』朝倉亮役や、ドラマ『コウノドリ』小泉大介役など、重要な役柄を演じることが多く、今やドラマや映画で欠かせない演技派として活躍しています。 2020年には、スペシャルドラマ『半沢直樹Ⅱ・エピソードゼロ〜狙われた半沢直樹のパスワード〜』に出演しました。

29. 山崎樹範(やまざき しげのり)

山崎樹範は、1974年2月26日生まれ、東京都出身です。大学在学時の1995年に劇団「カムカムミニキーナ」に参加し、俳優としての活動をスタートさせました。下積み生活が長く続きますが、2002年にドラマ『天体観測』で初のレギュラーを務めてからは、ドラマ・映画への出演が増えていきます。 ドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズにおける三上新一役、『電車男』の浅野真平役などの他、2時間サスペンスドラマにも多数出演しています。また、ドラマや映画以外にもバラエティー番組への出演も多く、軽妙な会話を得意としています。

30. 古田新太(ふるた あらた)

古田新太は、1965年12月2日、神戸市出身。少年時代から俳優を志し、大阪芸術大学芸術学部のミュージカルコースに進学しますが、のちに除籍。大学の先輩でもある俳優の渡辺いっけいから誘われ、劇団☆新感線の公演「宇宙防衛軍ヒデマロ」に出演したのを皮切りに、同劇団で公演を重ね、看板役者に成長します。 その後、関西を中心にテレビやラジオでも活躍するようになり、NHKの大河ドラマや朝ドラにも出演する人気者に。大人気ドラマの『あまちゃん』や『逃げるは恥だが役に立つ』では、切れのあるダンスセンスも披露しています。 映画でも、「20世紀少年」シリーズや『信長協奏曲』など、数多くの話題作で脇役ながら存在感を発揮。癖の強い大げさな演技もナチュラルにこなしてしまうのは、舞台で培った確かな力量のなせる業なのでしょう。 2019年には、ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』で主演を務めました。

31. 柄本時生(えもと ときお)

柄本時生は1987年10月17日、東京都出身。父は俳優の柄本明、母は女優の角替和枝という俳優一家の次男で、実兄の柄本佑も名バイプレーヤーです。2020年には、女優の入来茉里と結婚しました。 2005年公開の映画『すべり台』に主演し、俳優デビュー。独特のルックスと親しみやすさを持ち味に、数多くの映画やドラマで存在感を放つ売れっ子に。映画では『蟹工船』『アウトレイジ』『愛の渦』などの話題作に出演し、作品のスパイスとなっています。 脇役でのイメージが強い彼ですが、2008年の『俺たちに明日はないッス』、2009年の『アフロにした、暁には』と、立て続けに主演映画が公開されたこともありました。2016年には『初恋芸人』で連ドラ初主演も果たしています。

32. 八嶋智人(やしま のりと)

八嶋智人は1970年 9月27日生まれ、奈良県出身。「小柄な眼鏡」という覚えやすい見た目や愛嬌のあるキャラクターを持ち味に、ドラマやバラエティなどでマルチに活躍。芸能界で唯一無二のポジションを確立し、2004年には、「日本メガネベストドレッサー賞」も受賞しています。 1990年に劇団カムカムミニキーナを旗揚げし、俳優活動を開始。『古畑任三郎』や「HERO」シリーズなど人気テレビドラマの出演を重ね、名脇役として知られるようになります。アナウンサー顔負けのトーク力で『水10! ココリコミラクルタイプ』『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』といった人気バラエティ番組に抜擢され、お茶の間の人気者となりました。  映画の脇役として、『検察側の罪人』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』などに出演。アニメ声優やナレーターとしても活躍しています。

33. 浜野謙太(はまの けんた)

浜野謙太は1981年8月5日生まれ、神奈川県出身。人気ミュージシャンであると同時に、個性的なキャラクターと高い演技力で俳優としても目覚ましい活躍を見せています。 2006年公開の映画『ハチミツとクローバー』以降、映画やドラマにコンスタントに出演。NHKにゆかりが深く、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』『まんぷく』で名脇役ぶりを発揮したほか、大河ドラマでは『西郷どん』、『いだてん〜東京オリムピック噺〜』と2作連続で伊藤博文を演じたことでも話題となりました。 2019年の配信ドラマ『夫のちんぽが入らない』の怪演も見事でした。自身のルーツであるミュージシャンとしては、星野源をリーダーとするインストゥルメンタルバンド「SAKEROCK」(2015年解散)のトロンボーン奏者として活躍し、リーダー兼ボーカルを務める「在日ファンク」もコアな人気を集めています。

34. 浅利陽介(あさり ようすけ)

浅利陽介は1987年8月14日、東京都出身。子役時代から渋いポジションで着実にキャリアを重ね、「コード・ブルー」シリーズなどの人気作にも多数出演しています。 4歳でCMデビュー後、子役として大河ドラマや連続テレビ小説にも出演。2001年の人気ドラマ『キッズ・ウォー3~ざけんなよ!~』の不良少年役で、知名度を上げました。 2008年以降は、「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」にレギュラー出演します。山下智久、新垣結衣ら若手スターたちと肩を並べてフライトドクター役を熱演し、子役からの脱却に成功しました。 大河ドラマの出演も多く、2010年代は『軍師官兵衛』『真田丸』『麒麟がくる』に出演。2010年公開の『手のひらの幸せ』で映画初主演を飾っています。

35. 大杉漣

大杉連は1951年9月27日生まれ、徳島県出身。幅広い役柄を見事に演じ分けることから「300の顔を持つ男」「カメレオン俳優」の異名を取りました。2018年、66歳で急死するまでに数多くの代表作を遺した名脇役中の名脇役です 大学を中退し、22歳で舞台デビュー。ピンク映画やVシネマの出演を重ねる長い下積み時代を経験しました。北野武監督の『ソナチネ』のヤクザ幹部役が転機となり、知名度が上昇。同監督の『HANA-BI』の演技が絶賛され、日本アカデミー賞優秀助演男優賞、ブルーリボン賞助演男優賞などを獲得し、名脇役として確固たる地位を築きました。 晩年に出演した『シン・ゴジラ』の優柔不断な総理大臣、『アウトレイジ 最終章』の人望がないヤクザの親分などで、記憶に残る名演技を披露しています。ペットを溺愛する温かい人柄も多くの人に愛されました。

名脇役俳優たちの「いい仕事」をチェック!

人気と実力を兼ね備えた名脇役俳優のオンパレード、いかがでしたか。 主演の引き立て役に回ることの多い彼らですが、彼らの「いい仕事」があるからこそ、作品が成功します。彼らの個性や魅力が、作品の良しあし、好き嫌いを決定づけることすらあります。 どの俳優も、映画やドラマで一度は目にしたことがあったかもしれません。「この人、知らなかった!」「ちょっと気になる!」という俳優がいれば、この記事を参考に、彼らの「いい仕事」をぜひチェックしてみてください。