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都市が都市を飲み込む!『モータル・エンジン』あらすじ・最新情報【ピーター・ジャクソン新作】

2018年1月5日更新

大人気SFファンタジー小説『移動都市』がなんと『モータル・エンジン』として映画化されることが決定。制作陣に名前を連ねるのは『ロード・オブ・ザ・リング』、『ホビット』三部作で知られるあの大物監督ピーター・ジャクソンです。今回はそんな『モータル・エンジン』のあらすじ、キャストを含めた最新情報を紹介します。

SFファンタジー小説の金字塔が『モータル・エンジン』として映画化!

作家フィリップ・リーヴのSFファンタジー小説『移動都市』が『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで知られるピーター・ジャクソンを迎え『モータル・エンジンズ(原題)』のタイトルで映画化されることが判明しました。この作品はフィリップの4作から構成される移動都市シリーズの第1作目。 今回はベールに包まれた映画の最新情報を大公開します。

映画『モータル・エンジン』予告編が解禁!気になるあらすじは?

映画版の詳細なストーリーは未だ明かされませんが、大筋は原作に沿っています。 舞台は「60分戦争」で文明が荒廃しきった1700年後の地球。かつて人々が暮らした都市は、巨大な機械の生き物のようになって地球上を歩き回っています。そこでは都市同士の喰うか喰われるかの争いがおきていて、まるで弱肉強食とでもいうように大きな都市が小さな都市を飲み込んでいくのです。 ある日、巨大な移動都市ロンドンに住むトム・ナッツワーシーは彼の憧れの歴史家サディアス・ヴァレンタインを襲おうとした少女と出会います。ヘスター・ショウと名乗る少女の顔には醜い傷があり、サディアスとは因縁の関係にあるといいます。 史学ギルド長という立派な地位にたつサディアスは、60分戦争以前に地球に存在した兵器を探しているのでした。彼の思惑に気づいたトムとヘスターの冒険の物語です。 予告映像をみるかぎり、地球を闊歩する移動都市という奇妙で印象的な設定が、スチームパンクのテイストを加えて見事に映像化されているように思います。

『モータル・エンジン』登場人物・キャスト

トム・ナッツワーシー/ロバート・シーハン

小説の主人公トム・ナッツワーシーは幼いころに両親を亡くしたロンドンに住む15歳の少年。憧れの男ヴァレンタインを救いますが、彼の手によって移動都市ロンドンから荒野へ突き落されてしまいます。歴史家を尊敬していて、好奇心旺盛な性格です。 そんな原作の主人公を演じるのは、1988年生まれアイルランド出身の俳優ロバート・シーハンです。 15歳で映画デビューを果たした彼は、2009年スタートのテレビドラマ『Misfits/ミスフィッツ 俺たちエスパー!』のネイサン役で英国アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、一躍有名になりました。同じくテレビドラマの『Love/Hate』のダレン役やルパート・グリントと共演した映画『Cherry bomb』など、着実に俳優としてのキャリアを積み重ねてきました。 さらに2016年の『Banshee Betty』や『Jet trash』ではプロデューサーも務めており、彼の多才さを伺わせます。 彼の公式ツイッターには本作の原作を楽しんでいる姿も投稿されていて、トム役への意気込みを感じさせますが、一体どんなトムに仕上がっているのか、今から楽しみですね。

ヘスター・ショウ/ヘラ・ヒルマー

ヴァレンタインの命を狙う顔に酷い傷がある少女ヘスター・ショウはヴァレンタインとの間に何か因縁があるようです。小説ではトムと共に行動し、ヒロインとして活躍します。 そんな彼女役に抜擢されたのは、アイスランドの女優ヘラ・ヒルマー。彼女もまた1988年生まれです。 女優の母と映画監督の父の間に生まれた彼女は幼少期から父親の作品に出演していました。2011年にロンドンの演劇学校を卒業後、2013年から放送されたテレビドラマ『ダ・ヴィンチと禁断の謎』のヴァネッサ役や2014年に主演をつとめたアイスランド映画『Life in a fishball』で名前が知られるようになりました。 本作の予告映像に登場する赤い布で顔を覆った少女が彼女の演じるヘスター・ショウです。強い意志を孕んだ眼差しが印象的で、本作が彼女のキャリアを大きく押し上げるのだろうと予感させます。

サディアス・ヴァレンタイン/ヒューゴ・ウィーヴィング

ロンドンの史学ギルド長でありハンサムな冒険家サディアス・ヴァレンタインはトムだけではなく若い史学ギルド見習いたちが尊敬をする人物。今作の悪役である彼と少女へスターの間には何やら秘密がありそうな予感です。演じるのは、ヒューゴ・ウィーヴィング。 ヒューゴ・ウィーヴィングといったら、まず思い浮かぶのは『マトリックス』シリーズのエージェント・スミスでしょうか。きっちりとしたスーツに身を包み、黒いサングラスをして襲ってくる姿は多くの映画ファンの記憶に焼き付いているでしょう。 『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』のエルロント卿、『Vフォー・ヴェンデッタ』のミステリアスな男「V」、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』でのレッド・スカル、さらには『トランス・フォーマー』シリーズにおけるメガトロンの声など、彼の経歴の多彩さには驚きます! 顔を見れば「あの役ね!」となるほどの知名度を誇る彼が本作で演じるサディアス・ヴァレンタイン。これまでもたくさんの魅力的な悪役を演じてきたヒューゴ・ウィーヴィングが作り上げるキャラクターに期待が高まります。

シュライク/スティーブン・ラング

トムとヘスターを追跡し襲撃する殺戮マシーン、シュライクを演じるのはスティーブン・ラングです。 映画史に残る興行収入をおさめた『アバター』ではナヴィの開拓に対する使命感を胸に強硬手段に出る軍人、マイルズ・クオリッチ大佐を演じました。『ドント・ブリーズ』では盲目でありながら次々と侵入者を抹殺していく老人を怪演しています。 60代とは思えない鍛え抜かれた身体で繰り出すエネルギッシュなアクションは、きっと本作でも活かされるのでしょう。

レイア・ジョージ・ドノフリオも出演

主要キャストに期待の若手俳優たちを迎えて制作されている本作には、レイア・ジョージ・ドノフリオも出演するようです。役柄は、サディアス・ヴァレンタインの娘キャサリン。まだ出演作は少ない彼女ですが、俳優ショーン・ペンとの熱愛報道で名前を知っている方もいるのではないでしょうか。 そんな彼女の父親はなんとヴィンセント・ドノフリオ。『フルメタル・ジャケット』や『エド・ウッド』『メン・イン・ブラック』『マグニフィセント・セブン』など多くの作品に出演し様々な役を演じ分ける名俳優です。 父親も女優としての娘を認めているようで、この作品が彼女の代表作の一つになるかもしれません。

『ロード・オブ・ザ・リング』のピーター・ジャクソンがプロデューサー・脚本を務める

今作でプロデューサー・脚本を務めるのは世界的大ヒットを記録したファンタジー巨編『ロード・オブ・ザ・リング』3部作で監督を務めたピーター・ジャクソン。 実は彼は映画『ホビット 決戦のゆくえ』が2014年に公開された後、様々な映画プロジェクトに関わっていると噂されていました。今回その一つが『移動都市』だということが明らかになったのです。 脚本を担当しているのはピーターだけではありません。 ほかの脚本担当者には彼の妻フラン・ウォルシュ、フィリッパ・ボウエンも名を連ねています。 脚本を務める3人は『ロード・オブ・ザ・リング』3部作、『ホビット』3部作でも脚本を担当しました。今作は『ロード・オブ・ザ・リング』のスタッフが大集結するかもしれません。

メガホンをとるのはクリスチャン・リバーズ

なんと今作でメガホンをとるのはピーター・ジャクソンではありません。監督を務めるのは今作が長編映画監督デビューとなるクリスチャン・リバース。 彼はピーターと10年以上共に仕事してきた仲です。 2013年公開の映画『ホビット 竜に奪われた王国』、2014年公開の映画『ホビット 決戦のゆくえ』の制作にも関わっていました。 またピーターが監督を務めた2005年の映画『キング・コング』にも参加し、アカデミー賞視覚効果賞を見事に受賞しました。ピーター・ジャクソンはクリスチャンについて次のように述べています。

「クリスチャンは私の最も親しい共同作業者の1人だ。感情と驚くべきビジュアルのコンビネーションが必要な『モータル・エンジン』は、彼の監督デビューにも完璧なものだろう。クリスチャンの手にかかるとフィリップ・リーヴの驚くべきストーリーが独創的で素晴らしいものになるはずさ。」

映画『モータル・エンジン』の気になる公開日は!?

映画『モータル・エンジン』の撮影は2017年春にニュージーランドで開始されます。ニュージーランドといえば『ロード・オブ・ザ・リング』3部作と『ホビット』3部作のロケ地として有名。またあの美しい自然がスクリーンに戻ってくることが期待されますね。 期待の新星たちの脇をベテラン俳優が支える、と言ってもいいような本作のキャスト陣。原作の作者フィリップ・リーヴは制作現場に招かれて、キャストとセットに感銘を受けたといいます。これからの新たなスター誕生も予感させる期待作ですね! 全米公開は2018年の12月14日、日本では2019年の公開を予定しています。 さらなる続報を待ちましょう!