2022年9月13日更新

「ホビット/ロード・オブ・ザ・リング」を観る順番は?全あらすじやドラマとシリーズのつながりも解説

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ロード・オブ・ザ・リング
© New Line Cinema

J・R・R・トールキンの傑作ファンタジー小説を原作とした映画「ロード・オブ・ザ・リング」3部作および前日譚の「ホビット」3部作。この世界を熱狂の渦に巻き込んだシリーズの前日譚ドラマが、Amazonプライム・ビデオで配信開始されました! 2022年9月2日(金)からAmazonプライム・ビデオ独占配信中の『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』では、今まで描かれなかった物語が明かされることに。 世界中で人気を誇るシリーズですが、どの順番で観るのがいいのでしょうか?各作品のあらすじやキャラクターを紹介しながら、解説していきます!

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「ホビット」「ロード・オブ・ザ・リング」を観る順番は?

各シリーズは単独でも楽しめる?

「ホビット」と「ロード・オブ・ザ・リング」の各3部作は、それだけでも理解できますが、すべて観たほうが細かい伏線や世界観をより楽しめるでしょう。

公開順

今すぐ 観る
1 ロード・オブ・ザ・リング /旅の仲間
2001年
Amazonプライムビデオ
2 ロード・オブ・ザ・リング/二つの搭
2002年
Amazonプライムビデオ
3 ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
2003年
Amazonプライムビデオ
4 ホビット 思いがけない冒険
2012年
Amazonプライムビデオ
5 ホビット 竜に奪われた王国
2013年
Amazonプライムビデオ
6 ホビット 決戦のゆくえ
2014年
Amazonプライムビデオ
7 ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪
2022年Amazonオリジナルドラマ
Amazonプライムビデオ

※配信状況は9月13日時点のものです。

おすすめは公開順から!

映画は「ロード・オブ・ザ・リング」3部作が公開された約10年後に、その前日譚となる「ホビット」シリーズが公開されました。 時系列をさかのぼる形になりますが、「ロード・オブ・ザ・リング」より「ホビット」の方がストーリーも映像も進化しているので、編集部のおすすめは公開順です!

時系列順

指輪が 作られる ドラマ 『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』
ホビットが 一つの指輪を見つける ホビット3部作 ①「思いがけない冒険」 ②「竜に奪われた王国」 ③「決戦のゆくえ」
指輪戦争が起こる LotR 3部作 ①「ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間」 ②「二つの搭」 ③「王の帰還」

先に公開された「ロード・オブ・ザ・リング」3部作では、ホビットが隠し持っていた「一つの指輪」をめぐる壮大な指輪戦争と、強大な悪のパワーを持つ「一つの指輪」を破壊するための冒険が描かれます。 「ホビット」3部作で描かれるのはそれより約60年前の、ホビットが指輪を手に入れた冒険の物語です。舞台となる世界・中つ国(ミドル・アース)の歴史を最初から整理したいなら、時系列順に観るのもアリ!

ドラマ「力の指輪」の位置付けは?

2022年9月2日(金)から配信スタートのドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」や「ホビット」よりも3000〜6500年前の中つ国が舞台です。つまり時系列はさらに遡ることに。 ドラマでは20個の「力の指輪」の誕生や、サウロンの台頭などが描かれます。

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「ロード・オブ・ザ・リング」3部作のあらすじ

「ロード・オブ・ザ・リング」旅の仲間(指輪の仲間)
© Warner Brothers / Photofest / Zetaimage

映画「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の主人公は、ホビットの青年フロド・バギンズ。ホビットが持っていた「一つの指輪」が、勢力を取り戻し始めた闇の冥王サウロンに嗅ぎ付けられたところからスタートする、指輪をめぐる最後の戦いの物語です。 ひょんなことから「一つの指輪」を託されたフロドは、仲間たちとともに指輪を破壊するために“滅びの罅裂(かれつ)”を目指す旅へ出発します。

①『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』あらすじ

『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』
©︎ NEW LINE CINEMA / All Star Picture Library / Zeta Image

偉大な力を秘めた一つの指輪。それは闇の冥王サウロンが世界を滅ぼす魔力を封じた指輪でした。 中つ国では、かつてその指輪の持つ闇の力の支配下にさらされていましたが、1人の勇者がサウロンの指を切り落としたことにより、国を救うことに成功します。その後指輪は様々な人の手に渡りつづけましたが、いつしか伝説となり人々の記憶から忘れ去られるようになります。 それから数千年の時を経た中つ国で、指輪はホビット族のもとにありました。ある日その指輪を託されたホビット族のフロド。しかし指輪とともに生き残っていたサウロンの魂が、ふたたび世界を闇の支配下に置くために取り戻そうとしていることが判明します。 指輪を破壊し、世界を救う方法はただ1つ。滅びの山の火口に指輪を投げ込むしかありません。滅びの山の火口・滅びの罅裂に指輪を投げ込むために9人の仲間が結成され、フロドたちの冒険の旅が始まるのでした。

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『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』の見どころ・感想

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映像が壮大で圧巻!世界観がすごく良くて、ファンタジーはこうでなくちゃ!いろんな種族のキャラクターがいて、それぞれ魅力的。展開も読めなくて、ヒヤヒヤしながら観ました。

(20代男性)

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原作がとにかく長いのでどうなるかと思ってたけど、上手くまとまってたと思う。多少駆け足な感じはするけど、フロドの仲間のホビットたちやアラゴルン、ガンダルフもイメージに近くてすごく良い!映像や音楽が壮大な物語にぴったりマッチしていて楽しかった。

(30代女性)

②『ロード・オブ・ザ・リング/二つの搭』あらすじ

『ロード・オブ・ザ・リング /二つの塔』
©︎ NEW LINE CINEMA / All Star Picture Library / Zeta Image

闇の勢力が増大し続ける中つ国。離れ離れになってしまっていた旅の仲間たちのうち、フロドとサムは、執拗な追手につけられながらも2人で滅びの山へと旅を続けていました。 一方メリーとピピンはサルマンの手下により連れ去られてしまいます。アラゴルンとレゴラスとギムリの3人は連れ去られたメリーとピピンの後を追いますが、途中ガンダルフの指示によって、サルマンに狙われたセオデン王の国・ローハンを訪ねます。 様々な困難が待ち受ける中、サルマン軍勢との戦いがはじまります。

『ロード・オブ・ザ・リング/二つの搭』の見どころ・感想

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戦いのシーンが全部かっこよすぎる!雄大なロケ地、人数が多くてスケールが大きいのと、ここぞとばかりに盛り上げる音楽。絆が深まったレゴラス・アラゴルンのコンビが最高にかっこよくて尊い。サムはすごくいい人。

(20代女性)

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1作目よりもさらにスケールが大きくなった3部作の2作目。特にサウロンの軍団との戦いは大迫力で、テンション爆上がり!前作で別々の道を歩むことになってしまった3グループの物語が並行して進んでいく展開も素晴らしかった。

(30代男性)

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③『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』あらすじ

『ロード・オブ・ザ・リング /王の帰還』
©︎ NEW LINE CINEMA / All Star Picture Library / Zeta Image

中つ国でのサウロンの攻撃はますます勢力を増し、フロドとサムの滅びの山への旅もますます困難を極めていました。さらに山が近づくにつれて指輪の魔力が強まり、フロドは自分を見失いそうになります。 衰弱し続けるフロド。サウロンの闇の勢力や指輪の魔力が強まる中、滅びの山へたどり着き、指輪を破壊することはできるのでしょうか。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ3部作の最終章が幕を開けます。

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の見どころ・感想

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長い、長かった……。でもそのぶん世界観にどっぷり浸ることができた。前の2作もそうだけど、映像が壮大で圧巻!ガンダルフもアラゴルンもかっこよすぎる。ゴラムの最期はゴラムらしかったけど悲しかったなあ。

(30代女性)

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3部作通しての圧倒的MVPはサム。実質主人公はフロドじゃなくアラゴルンでは?死を覚悟して最後の戦いに臨む仲間たちの表情が切ない。3時間超えはつらいかと思ったけど、びっくりするほどあっという間だった。

(20代女性)

「ホビット」3部作のあらすじ

『ホビット 思いがけない冒険』 ドワーフたち
©︎ NEW LINE CINEMA / All Star Picture Library / Zeta Image

「ホビット」3部作の主人公は、フロドの養父であり、フロドに「一つの指輪」を託したホビットのビルボ・バギンズです。 まだ青年だったビルボが、当時どうして指輪を手に入れたのか、そして死んだと思われていたサウロンの悪の力がどのように復活してきたのかが描かれます。壮大な冒険は、ワクワクと危険でいっぱいです。

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①『ホビット 思いがけない冒険』あらすじ

『ホビット 思いがけない冒険』マーティン・フリーマン
©Supplied by LMK/Zeta Image

ホビット族の青年ビルボ・バギンズは魔法使いのガンダルフに推薦され、邪竜スマウグに奪われた故郷と財宝の奪還を目指すドワーフの一行に「忍びの者」として参加することに。 トロールとの遭遇やオークの襲撃を乗り越え、半エルフのエルロンドが治める「裂け谷」にたどり着いた一行。ガンダルフはそこで魔法使いの長サルマンと、エルフの奥方ガラドリエルに闇の勢力が復活しようとしていると報告します。 そして「裂け谷」を出発した彼らに、さらなる困難が待っていました……。

『ホビット 思いがけない冒険』の見どころ・感想

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ホビット庄かわいくて「ここに住みたい!」と思った。ドワーフのみんなの名前がなかなか覚えられないけど、1作目ではそこまで問題ないかな?アクション多めのガンダルフやトーリン様がめちゃめちゃかっこいい。ここでビルボが偶然拾った指輪が後々あんな大変なことになるなんて……。

(30代女性)

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映像は相変わらずすごい。ロード・オブ・ザ・リングとこういうふうにつながるのかー!ってなるところも多くて楽しい。いろんな種族混在で終盤ようやくまとまった感じだけど、2作目ではチームとして強くなるのかな。次が楽しみ。

(20代男性)

②『ホビット 竜に奪われた王国』あらすじ

『ホビット 竜に奪われた王国』
© NEW LINE CINEMA/zetaimage

闇の森のエルフに捕まってしまった一行は、ビルボの機転でなんとか急流への脱出に成功。湖のほとりにたどり着いた一行は、船頭のバルドと出会い、彼が暮らすエスガロスの町に入国します。 かつてエレボールの前に栄えた谷間の国デイルの王族の末裔であるバルドは、スマウグを刺激し「はなれ山」を奪還しようとするトーリンを非難しますが、財宝目当てのエスガロスの統領は一行を歓迎。そして彼らは統領の協力で「はなれ山」にたどり着くことができました。

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『ホビット 竜に奪われた王国』の見どころ・感想

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ビルボ大活躍だし、リズミカルなドワーフたちの連携プレイが可愛い!LotRよりも話が暗くないからか観やすいなと個人的に思います。明るくて頑固なドワーフたちのキャラも観やすいひとつかもしれません。

(20代女性)

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アドベンチャーの中にいるようなドキドキの2作目、樽の激流シーンとか見応えありまくり。みんな大好きレゴラスの感じ悪さよ……。でも戦闘シーンにエルフが関わってくると、やっぱり華やかでかっこいいんだよなあ。キーリがドワーフとは思えないほどイケメンな理由がわかった。

(30代男性)

③『ホビット 決戦のゆくえ』あらすじ

『ホビット 決戦のゆくえ』
©︎ NEW LINE CINEMA / All Star Picture Library / Zeta Image

ついに「はなれ山」を奪還した一行でしたが、スマウグはエスガロスに飛来し町を攻撃。しかしバルドがスマウグの弱点を射抜くことに成功します。 彼はエレボールを訪れ、エスガロス復興のために財宝を分けてほしいとトーリンに頼みますが、「竜の病」に侵され財宝に執着し始めたトーリンは申し出を断ります。 そこへ同じく財宝の所有権を主張するエルフの軍勢も加わり、人間・エルフ・ドワーフ三つ巴の戦争が始まろうとしていました。

『ホビット 決戦のゆくえ』の見どころ・感想

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大円団!まさかの序盤でのドラゴンとの闘い。そして、オークとの戦。今作は泣ける。つらいところもあったけど満足感高い冒険。続けてまたロードオブザリング観たくなる。

(20代男性)

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ドラゴンがあっさり退場。それからはトーリンが竜の病に罹りますが、終盤にしっかり戦ってくれたのは良かった。レゴラスは強いしかっこいいし、魅せてくれます。結末は全て上手くいったとは言わないが無事終わって良かったです。

(30代男性)

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ドラマ『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』あらすじ

『ロード・オブ・ザ・リング: 力の指輪』
(c)Amazon Studios

世界中から大きな注目を浴びている「ロード・オブ・ザ・リング」の新シリーズであるドラマ版。舞台は映画版で描かれた“第三紀”よりも数千年前となる“第二紀”の中つ国です。 平穏だった中つ国で、恐れられていた悪の再来が現実のものとなり、おなじみのキャラクターやドラマオリジナルのキャラクターたちが立ち向かうことになります。 20個の「力の指輪」が鋳造され各種族に分けられた経緯、戦士たちの命をかけた戦い、そして最強の悪の存在であるサウロンが中つ国を支配し闇で覆った時代が描かれることでしょう。また映画版にも名前が登場した、かつて存在したヌーメノールの島やヌーメノールの民も登場します。 映画『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』のプロローグを見ると少しだけ予習できますよ!

詳しくはこちら

シリーズの主要キャラクター&キャスト

「ロード・オブ・ザ・リング」3部作の主要キャラクター&キャストを紹介

フロド(ホビット)/イライジャ・ウッド

イライジャ・ウッド
©Lionel Hahn/AbacaUsa/Newscom/Zeta Image

人間よりも背が低く若干長寿なホビット族は、牧歌的な暮らしを好み「ホビット庄」という場所に暮らしています。その袋小路屋敷に養父のビルボと住む青年フロドが「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの主人公です。 ビルボから彼の若いころの冒険譚を聞いて育ったフロド。33歳の成人を祝う日に、ビルボが屋敷に残していた指輪が全てを統べる力を持つ「ひとつの指輪」だとわかり、指輪保持者としてそれを葬る使命をひとりで負うことになります。 フロドを演じたイライジャ・ウッドは、本作で一躍世界的に有名になりました。

サム(ホビット)/ショーン・アスティン

ショーン・アスティン
©Brian To/WENN.com/Zeta Image

袋小路屋敷おかかえの庭師で、フロドのよき友人でもあるサム。指輪についてのフロドとガンダルフの話をうっかり聞いてしまったために、フロドと共に旅に出ることに。「フロドから決して離れない」というガンダルフとの約束を胸に、使命の重圧と指輪の魔力に苦しむ彼を支え続けます。 1985年公開の映画『グーニーズ』で主人公マイキーを演じ有名となったショーン・アスティンが演じています。

ガンダルフ(魔法使い)/イアン・マッケラン

イアン・マッケラン
©Pacific Press/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

灰色の長髪とヒゲ、とんがり帽子と杖がトレードマークのガンダルフ。「灰色のガンダルフ」と呼ばれることも。 ホビット庄の村人達には腕のいい花火師くらいに思われていますが、真の姿はサウロンと戦う中つ国の人々を助けるため、西の海の果ての国から遣わされた魔法使いです。知恵と闇の勢力に対抗する魔力で、フロド一行を助け導きます。 ガンダルフを演じたのは「X-MEN」シリーズのマグニートー役などで知られるイギリスの名優、イアン・マッケランです。

アラゴルン(人間)/ヴィゴ・モーテンセン

ヴィゴ・モーテンセン
©Anthony Behar/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

勇敢な剣の達人アラゴルンは、ブリー村でフロド達の危機を救い、旅の一行に加わりました。 野をさすらう野伏の身なりで「ストライダー」と名乗っていた彼は、かつて冥王サウロンと対峙し、指輪を奪うことに成功するも、その魔力に囚われ命を落とした王、イシルドゥアの子孫でした。指輪を巡る戦いの中、王の子孫たる自身の運命と向き合うことになります。 アラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセンも本作で世界的に知名度を上げました。その後2008年の『イースタン・プロミス』と、2016年の『はじまりへの旅』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされています。

レゴラス(エルフ)/オーランド・ブルーム

オーランド・ブルーム
©︎WENN.com

レゴラスは闇の森を統べるエルフ、スランドゥイル王の息子で、一発必中の弓の名手。エルフとドワーフは仲が悪いとされていますが、ドワーフのギムリとは戦いを通じて深い友情で結ばれます。原作と比べ、映画版では活躍シーンが大幅に増やされたキャラクターです。 演じたオーランド・ブルームは本作で一気にブレイクしました。

サルマン(魔法使い)/クリストファー・リー

クリストファー・リー
©WENN/Zeta Image

「白のサルマン」と呼ばれ、強大な力と英知を持つ魔法使い。サウロンに対抗するガンダルフが彼に助言を請うなど偉大な魔法使いとしての尊敬を集めています。 サルマンを演じたクリストファー・リーは『吸血鬼ドラキュラ』(1958)で一躍有名となり、怪奇映画の大スターとして名を馳せました。90歳を超えてからも生涯現役で活躍。250本以上の作品に出演し、「最も多くの作品に出演した俳優」としてギネスブックに記載されています。

サウロン/サラ・ベイカー

モルドール(影の国)を治める冥王。かつて世界の全てを支配する力を持つ「一つの指輪」を作り、強大な力を得ました。イシルドゥアに討たれ指輪を奪われた後は燃え盛る巨大な目に姿を変えますが、滅ぶことはなく再び力を蓄え、指輪を奪い返すためフロド達旅の仲間を追い詰めます。

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「ホビット」シリーズ主要キャラクター&キャストを紹介

ビルボ・バギンズ(ホビット)/マーティン・フリーマン

マーティン・フリーマン
Sthanlee Mirador/Sipa USA/Newscom/Zeta Image

フロドの養父で、「ホビット」シリーズの主人公。故郷での平穏な生活を楽しんでいたビルボは、ガンダルフにけしかけられてドワーフたちの「はなれ山」への冒険に「忍びの者」として同行することになります。ホビットには珍しく冒険を好む性格です。 ビルボを演じたイギリスの俳優マーティン・フリーマンは、BBCのテレビシリーズ「SHERLOCK」のジョン・ワトソン役で世界的に人気を獲得しました。その後はマーベルの『ブラックパンサー』に出演するなど、活躍をつづけています。

トーリン・オーケンシールド(ドワーフ)/リチャード・アーミティッジ

リチャード・アーミティッジ
©FayesVision/WENN.com/Zeta Image

かつて樫の木の盾を使って穢れの王アゾクに勝利したため、「オーケンシールド」の二つ名を持つドワーフの王トーリン。ドワーフの仲間12人とビルボ、ガンダルフとともに「はなれ山(エルボール)」へ冒険に出ます。 トーリンを演じたのは『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)などにも出演しているリチャード・アーミティッジ。彼はその後『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』(2016)や『オーシャンズ8』(2018)などに出演しています。

スマウグ(ドラゴン)/ベネディクト・カンバーバッチ

ベネディクト・カンバーバッチ
©JIM RUYMEN/UPI/Newscom/Zeta Image

スマウグは「はなれ山」をドワーフから奪い取った邪悪なドラゴンです。巨大な翼と頑丈な鱗を持ったスマウグは非常に強欲で、過去にはなれ山を襲撃し、ドワーフ王国と財宝を奪いました。それ以降、財宝に囲まれて、引きこもって暮らしています。 ベネディクト・カンバーバッチは、モーションキャプチャを使った顔の動きと声でスマウグを演じました。BBCのテレビシリーズ「SHERLOCK」で世界的に有名になったカンバーバッチは、本作に出演したあとも、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)や『ドクター・ストレンジ』(2016)などで活躍しています。

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「ホビット」「ロード・オブ・ザ・リング」の順番・あらすじはこれでばっちり

『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』ゴラム/アンディ・サーキス
© New Line Cinema/Zeta Image

「ホビット」は「ロード・オブ・ザ・リング」の前日譚ですので、ストーリーとしてすっきりと理解するには、時系列順に観たほうがいいでしょう。 しかし、公開順に観ることで「ロード・オブ・ザ・リング」で不明だったことの謎が解けたり、前シリーズとのつながりや人気キャラクターの再登場を楽しむこともできます。 ストーリーを重視するのか、エンターテインメントとしての楽しさを重視するのかによってベストな鑑賞順は違ってくるのではないでしょうか。もちろん、公開順に観てからもう一度時系列順に観なおすことで、ストーリーの理解も細かな点での楽しさも深まっていきます。 ぜひ自分なりの鑑賞順で、「ロード・オブ・ザ・リング」「ホビット」シリーズを楽しんでください!