シリーズ第3弾、「インフェルノ」公開!
『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』に続く、ダン・ブラウンの同名小説を原作とする人気シリーズの待望の新作『インフェルノ』が2016年10月に公開されました。
先の2作で壮大な歴史ミステリーが描かれてきましたが、今作ではさらにパワーアップ。主人公ロバート・ラングドンは、前作を上回るほどの恐ろしい歴史的事件に巻き込まれてしまうのです。
『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』そして『インフェルノ』と主人公はロバート・ラングドン。歴史の闇がひしめく難事件を解決していくロバートは、一体どのような人物なのでしょうか。
1:ハーバード大学教授、ロバート・ラングドン
主人公ロバート・ラングドンはハーバード大学の教授で、専攻は宗教象徴学です。
シリーズ第1作である『ダ・ヴィンチ・コード』では、ルーブル美術館の館長が変死体で発見された祭、ロバートは宗教象徴学の専門家として意見を求められる形で事件に関わっていきます。
2作目の『天使と悪魔』では、ヴァチカンの新教皇候補である4人の枢機卿が誘拐される大事件に、ロバートはヴァチカン警察の要請を受け関わっています。
キリスト教と歴史の闇に鋭く迫るサスペンスであるストーリーにさらに深みを持たせる、宗教象徴学教授というロバートのキャラクター。宗教の専門家ならではの鋭く深い見解に思わず引き込まれてしまいます。
2:狭いところが苦手?ロバートの弱点
ハーバード大学教授、という権威あるロバート・ラングドンですが、実は閉所恐怖症であり狭いところが苦手という意外な一面を持っています。
ロバートは5歳の時に井戸の中に落ちてしまうという事故にあいます。5時間あまりも救出されず、暗く狭い井戸の中で立ち泳ぎをしてなんとか一命をとりとめたという経験から、大人になっても狭いところが苦手になってしまったようです。
『ダ・ヴィンチ・コード』、『天使と悪魔』のストーリーの中でのロバートには、狭いエレベーターを嫌がったり図書館で居心地が悪そうにするなど、閉所恐怖症の症状がはっきり見受けられます。
3:ミッキーの時計がお気に入り!
ロバートにはお気に入りのアイテムがあります。それは、なんとも可愛らしいミッキーの時計。文字盤に描かれたミッキーの両手が短針、長針となっている「ミッキーマウスウォッチ」です。このデザインは「ミッキーマウスウォッチ」の初代のレアアイテムであるらしく、ロバートのミッキーに対する強い愛情が感じられます。
『天使と悪魔』では、このロバートお気に入りのミッキー時計が活躍しますので、ぜひ注目して見てみてくださいね。
4:独身のロバート、恋人は?
ロバート・ラングドンは40代後半の独身男性。イケメンエリートであるロバートなので、モテてもおかしくはなさそうですが、恋人はいるのでしょうか。
シリーズ1作目の『ダ・ヴィンチ・コード』では、共に事件解決に当たるソフィーとなんとなく良い雰囲気になっているようには感じられますが、はっきりと恋愛感情を見せているわけではありません。『天使と悪魔』でもヒロインのヴィットリア・ヴェトラとの恋愛は描かれておらず、ロバートの恋愛関係は謎に包まれています。
シリーズ最新作の『インフェルノ』では、ロバートは記憶喪失となり病院のベッドで目を覚まします。担当医でもあり、その後に起こる事件を共に解決していくヒロイン、シエナとの恋愛関係は期待できるのでしょうか。
5:ロバートは水泳が得意?
ロバート・ラングドンは、飛び込みや水泳が得意です。大学では水球の選手として活躍しており、生徒たちからはイルカの愛称で親しまれています。5歳の時に井戸の中に落ちてしまうという悲惨な事故にあったロバートですが、救出されるまでの間立ち泳ぎで乗り切ったというのですから、いかに水泳が得意であるかが良くわかりますね。
6:トム・ハンクスがストレートヘアで熱演
ロバート・ラングドンを演じているのはトム・ハンクスです。トムはもともと天然パーマの髪質ですが、ロバート役を演じるにあたり、ロン・ハワード監督がストレートヘアに矯正することを要望しました。これは、ロバートのキャラクターを、ストーリーを引き立たせるためによりシリアスなものに演出したいがためでした。
天然パーマのヘアスタイルの印象が強いトム・ハンクスがストレートヘアで熱演するロバート・ラングドン教授は、ロン・ハワード監督の狙い通りとてもシリアスでかっこいいですね。