『テニスの王子様』手塚国光(てづかくにみつ)の魅力を解説!まずはプロフィールを紹介
手塚国光(てづかくにみつ)は、青春学園3年生で主人公越前リョーマの先輩にあたる人物です。 テニス名門校である青春学園においてキャプテンを務めており、中学テニス界でその名前を知らない人はいないと言われるほどの高い実力の持ち主。作中では初期に圧倒的な強さのキャラとして登場し、以降も常に最強クラスの人物としてあり続けています。 座右の銘は「敵は己の内にあり」。そのとおり真面目で妥協を許さない性格の持ち主です。キャプテンとして部の規律を乱した者にはグラウンドを走らせており、自分になにか過ちがあった場合は「グラウンドを何周でも走る、好きな数字を言ってくれ」と言うほど自分にも厳しい人物です。 部にとってプラスになることは積極的に取り入れ、主人公である1年生のリョーマを校内のランキング戦に参加せるなどの柔軟性も持ち合わせているようです。 また知的な見た目通りに文武両道で、青春学園では生徒会長を務めています。
強すぎるが故に怪我に悩まされる……
その実力に疑いの余地はない手塚ですが、その反面度重なるケガに悩まされています。 1年の頃にはすでに部内の誰よりも強かった手塚は、先輩との試合で手加減して利き腕で戦わなかったことで怒らせてしまい、左ひじを殴打されて負傷。その負傷によりかばいながらプレイしていたことで、左腕に爆弾を抱えてしまいました。そのため実力を一部封印しながらの戦いなどを強いられていたものの、長期治療で本編途中に完治を果たします。 左腕は回復させた手塚ですが、実は故障していたことで知らぬ間にイップスを抱えており、完治後も左腕をかばう形でフォームを崩していました。そのせいもあって跡部と対戦した際、今度は肩を故障してしまいます。 この負傷により治療のため大会途中でチームを離れることになるなど、強すぎるが故の不遇なところもありました。しかし全国大会ではイップスと肩の故障も治し、なんとかチームに戻ってきています。
強すぎる!手塚国光の必殺技!
最強の実力者である手塚は、試合においてさまざまな必殺技を使用しています。そんな必殺技について紹介します。
手塚ゾーン
球に回転をかけて、相手打った球がすべて自分のところに引き寄せる技です。
手塚ファントム
「手塚ゾーン」の応用で、球に回転をかけ、相手の球を全てアウトにしていまいます。腕の負担が激しく、使う頻度が多いと腫れてしまうことがあります。
無我の境地
己の限界を超えたときに至る境地であり、過去に戦った相手の技を発動できるようになります。この境地になると、身体からオーラが放出するような姿で描写されます。
百錬自得の極み
無我の境地で得られるオーラを片腕に集め、相手の球を倍にしてうち返すことができるようになる技です。オーラを一ヶ所に集めるため他がおろそかになるという弱点もありますが、「手塚ゾーン」と組み合わせることでその弱点を補っていました。
才気煥発の極み
無我のオーラで頭脳を活性化させ、相手の戦術を脳内シミュレートすることで未来の展開を描くことができるようになる技です。
天衣無縫の極み
純粋にテニスを楽しむという気持ちから絶対的な無我の力を引き出すというものです。手塚は青春学園の元部長である大和祐大との戦いで、自分のために楽しいテニスをしてほしいと諭され使えるようになりました。
手塚国光の熱い名セリフ
「油断せずに行こう」が口癖で、試合前のエールや事あるごとにメンバーにこの言葉を掛けています。真面目な性格で、全く笑ったことのない手塚からこの一言をかけられると気が引き締まりますね。 主人公の越前リョーマには「青学の柱になれ」と託し、この言葉は『テニスの王子様』の中では有名な名言となりました。手塚はテニス部に入部した1年生の時にはすでに強く、当時の部長と戦った際、勝利をおさめます。その後、手塚自身も当時の部長に「青学の柱」を託されていたのです。 先輩に託され青学テニス部の柱となり、重要な責務を果たしている熱い男の言葉は重みがあります。
手塚国光の声優は置鮎龍太郎(おきあゆりょうたろう)
シリーズ大好きだと言う事を何処かでキャッチされたらしく、#スペースチャンネル5VR のシークレット体験会にお招きいただきました♪
— 置鮎龍太郎 『劇場版名探偵コナン緋色の弾丸』公開中! (@chikichikiko) November 16, 2019
その模様はランズベリーアーサー君のTwitterで♪(会えなかったけどw)
ただただ、楽しそうな私(笑)#スペースチャンネル5#スペースチャンネル5VR pic.twitter.com/ddSLKJycqG
置鮎龍太郎(おきあゆりょうたろう)は1990年『ドラゴンクエスト 勇者アベル伝説』のリリパット役で初出演を果たしました。 後に『SLAM DUNK』三井寿役や『BLEACH』朽木白哉役など人気アニメの主要キャラクターに数多く出演し、演技の幅も広いベテラン声優です。 低めのセクシーな声は魅力的で、一度聞くと置鮎龍太郎だと分かるくらい特徴があります。
『テニスの王子様』手塚国光のセクシーなキャラソンが人気
『テニスの王子様』は様々なキャラクターソングが出ていて人気を集めています。手塚国光もその中の一人で、いつもクールな手塚が歌う声は特に女性ファンには高評価です。 手塚のキャラソンは他よりも数が多く、2003年の「Never Surrender」から2015年の「Decide」まで全9作発表していて、アルバムも発売されています。 中でも「抱きしめてしまいそうさ」や「Kiss」が人気があり、「バレンタイン・キッス」は元は国生さゆりが大ヒットした曲を歌い好評です。この曲は『テニスの王子様』キャラクターの多くが歌い、「バレンタイン・キッス」のアルバムが出きてしまいました。 あと、ユニット眼鏡's(メガネーズ)が歌う「真夏の眼鏡's」は夏を感じさせる曲調ですが、手塚を含むメンバーが夏にはミスキャストでアンバランスが愉快で人気があります。
『テニスの王子様』手塚国光(てづかくにみつ)の今後の活躍にも期待!
これまで、手塚国光の強さや魅力、キャラクターについて紹介してきました!多くの新たな強敵が登場しても、常に最強レベルのポジションに君臨し続けている手塚。 続編である『新テニスの王子様』ではさらなる実力アップのためにドイツへと留学しており、そこでさらに強さを身につけているであろう様子も描写されています。 これからも、主人公越前リョーマのライバルとして、また作中最強キャラクターとしての手塚の活躍に期待です!