映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のあらすじ・キャスト【アカデミー主演男優賞受賞作】

2017年7月6日更新

ケイシー・アフレック、ミシェル・ウィリアムズ出演の映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が2016年にアメリカで公開。サンダンス映画祭で高く評価された本作のあらすじやキャスト、最新情報などをご紹介します。

2017年5月13日公開、映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

ケイシー・アフレック、ミシェル・ウィリアムズ共演のヒューマンドラマ『マンチェスター・バイ・ザ・シー』が2017年5月13日公開となります。

サンダンス映画祭でプレミアが行われた本作はアカデミー主演男優賞、脚本を受賞した注目作。『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』『ゴーンガール』など数多くのヒット作を抱えるベン・アフレックの弟として知られる、ケイシー・アフレックの新たな代表作となるかもしれません。

今回はこの注目作のあらすじやキャスト関連情報などをまとめてご紹介します。

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のあらすじは?

Congratulations to #ManchesterByTheSea on 2 Academy Award wins including Best Actor. #Oscars

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兄の死後、弟のリー・チャンドラー(ケイシー・アフレック)は、兄の息子であるパトリック(ルーカス・ヘッジス)の後見人に指定されていたことを知ります。

仕事をやめ、パトリックの世話をするためにしぶしぶマンチェスター・バイ・ザ・シーへ戻ったリーは、妻のランディ(ミシェル・ウィリアムズ)や、自分が生まれ育ったコミュニティと離れるきっかけとなった過去と向き合うことになるようです。

壮絶な過去をもつ主人公リーを演じるのはケイシー・アフレック

Congratulations to Casey Affleck on his @FilmIndependent Spirit Award Best Male Lead win for #ManchesterByTheSea!

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暴力的で無愛想な主人公リー・チャンドラーは甥の後見人に選ばれ、生まれ育った町に帰ることになります。そんな彼は家族にまつわる壮絶な過去がきっかけで血の気の多い、暴力的な性格へと変貌してしまったのです。

リーを演じるのはアメリカの俳優ケイシー・アフレックです。ケイシーは2016年公開の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』ブルース・ウェイン役などで活躍するベン・アフレックの弟です。

2008年公開の『ジェシー・ジェームズの暗殺』ロバート・フォード役でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされたほか、2014年公開の『インターステラー』トム役などで活躍しています。

その他脇を固めるキャストを紹介

『ブロークバック・マウンテン』などで活躍するミシェル・ウィリアムズ

Michelle Williams receives her 4th #AcademyAward nomination for Best Supporting Actress for #ManchesterByTheSea.

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リーの妻ランディを演じるのは、アメリカの女優ミシェル・ウィリアムズです。

14歳の時から女優として活動を始めた彼女は2006年公開、アン・リーがメガホンをとった『ブロークバック・マウンテン』アルマ・ビアーズ役でアカデミー賞助演女優賞にノミネート、2011年公開デレク・シアンフランシスがメガホンをとった『ブルーバレンタイン』シンディ・ヘラー役ではアカデミー賞主演女優賞にノミネートされるなど、演技力を高く評価されています。

『ゼロ・ダーク・サーティ』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などで活躍するカイル・チャンドラー

“Kyle Chandler is wonderful.” His cadenced performance in #ManchesterByTheSea is moving.

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リーの兄で、息子のパトリックを遺して死ぬジョー・チャンドラーを演じるのは、キャスリン・ビグロー監督作『ゼロ・ダーク・サーティ』ジョセフ・ブラッドレー役やレオナルド・ディカプリオ主演作『ウルフ・オブ・ウォールストリート』パトリック・デナム役などで活躍するカイル・チャンドラーです。

アメリカではテレビドラマに多く出演しており、『フライデー・ナイト・ライツ(原題)』や『ブラッドライン(原題)』でプライムタイムエミー賞を5回受賞しています。

『ムーンライズ・キングダム』や『グランド・ブダペスト・ホテル』などに出演したルーカス・ヘッジズ

#Regram from @roadsideattractionsfilms: Looking sharp, Lucas Hedges! The #ManchesterByTheSea Red Carpet premiere is underway!

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ジョーの息子で、リーに世話をされることになるパトリックを演じるのは、2013年公開の『ムーンライズ・キングダム』レッドフォード役や2014年公開の『グランド・ブダペスト・ホテル』でのガソリンスタンドの店員役などウェス・アンダーソン作品常連のルーカス・ヘッジズです。

彼は2016年現在19歳で、10歳の頃から子役として活躍しています。

監督はケネス・ロナーガン

#Regram from @roadsideattractionsfilms: #ManchesterByTheSea director Kenneth Lonergan and his beautiful wife, J. Smith-Cameron are here!

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『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の監督をつとめるのは、劇作家や脚本家としても活躍するケネス・ロナーガンです。

彼はロバート・デ・ニーロとビリー・クリスタルの出演した1999年公開の『アナライズ・ミー』や2002年公開のマーティン・スコセッシ監督作『ギャング・オブ・ニューヨーク』などで脚本を担当しています。

監督が出演!?

監督が本作のどこかにカメオ出演しているらしいので、是非とも探してみてください。

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の関連情報をチェック!

マット・デイモンとジョン・クラシンスキによりスタートしたプロジェクト

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は、もともとケネス・ロナーガン監督の劇や映画で共演したマット・デイモンとジョン・クラシンスキが企画したものでした。ロナーガン監督は企画を持ちかけられた時のことをこう語っています。

(マット・デイモンとジョン・クラシンスキ)がアイデアを持ってきたんだ。私はマットが監督をし、ジョンが出演すると思っていた。彼らは私に脚本を書いてほしかったんだ。

2人は最終的には手を引いて、他の仕事をしなければならなくなったが、私は最初のアイデアが本当に気に入っていた。だから3年間このプロジェクトに取り組んだんだ。

最終的にマット・デイモンは制作、ジョン・クラシンスキは制作総指揮としてこの作品に関わっています。

マンチェスター・バイ・ザ・シーってどんな街?

マンチェスター・バイ・ザ・シーは、アメリカ合衆国の北東部マサチューセッツ州にある海に面した街です。州都はボストンで、ロナーガン監督はケイシー・アフレックにボストンなまりで話すよう指示したそうですが、ケイシーはなかなか聞き入れなかったそう。

ケイシー・アフレックには困らせられたよ。彼はボストンのアクセントを全く使いたがらなかったんだ!私は何週間もマンチェスターをリサーチした。知らない土地だし、ちゃんと地域のことを理解したかったからね。

ボストンのなまりがあると感じたが、ケイシーは「40歳以下の人間はそんな風にしゃべらないよ。俺は絶対に(ボストンなまりで)しゃべるつもりはない」と言った。

ちなみにその直後、セットに迷い込んだ地元の少年がボストンなまりで話しているのを2人は耳にすることになり、監督は再度ケイシーに要求したようです。

アカデミー2部門受賞

2017年アカデミー主演男優賞にノミネートされたのは、デンゼル・ワシントン、アンドリュー・ガーフィールド、ライアン・ゴズリング、ヴィゴ・モーテンセンなどそうそうたるメンバー。そんな中、見事主演男優賞のオスカー像を手にしたのは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のケイシー・アフレックでした。

これまでも話題作に出演し、一定の評価は受けていたものの、やはり世間のイメージはベン・アフレックの弟。今回の受賞でベン・アフレックが、ケイシーの兄と呼ばれる逆転現象が起きるかもしれませんね。

さらに、本作は『ラ・ラ・ランド』『ロブスター』などの強豪を抑え、見事アカデミー脚本賞も受賞しています。

アカデミー賞で高い評価を受けた『マンチェスター・バイ・ザ・シー』の気になる公開日は?

There’s no stronger bond than brotherly love. Don’t miss #ManchesterByTheSea in theaters November 18.

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『マンチェスター・バイ・ザ・シー』は2016年1月に行われたサンダンス映画祭で公開され、ケイシー・アフレックの演技とケネス・ロナーガンによるディレクションが高く評価されています。

また、エマ・ストーンはこのローナガン監督作品の大ファンとなり、アカデミー名誉賞などの授賞式であるガバナーズ・アワードでパトリックを演じたルーカス・ヘッジズに紹介されたときにはとても喜んだそう。

2016年11月18日全米公開となった、本作の日本公開日は2017年5月13日です。